自然に溢れている茨城県で楽しめるキャンプスポットを紹介
茨城県は首都圏からも行きやすく、キャンプ好きには堪らない豊かな自然を満喫できるキャンプスポットがたくさんあります。友達と一緒にワイワイと楽しいキャンプ、家族みんなで行くキャンプ、ソロキャンプまで幅広い楽しみ方ができるのもポイントです。
中には無料で利用できるキャンプ場などもあって、思い立って気軽にキャンプすることもできます。茨城県にある人気のキャンプスポットを、シチュエーション別に見ていきましょう。
茨城県のキャンプ場の特徴
茨城県にはキャンプ場がたくさんあると知っていても、行ったことがない地域は不安もあるでしょう。まだ茨城県でキャンプをしたことがない人に、茨城県の特徴や魅力を紹介します。
都心からのアクセスが良く自然が充実している
都心に住んでいる人からすると、茨城県はちょっと遠くて田舎というイメージがあるかもしれません。人口は全国で11位、面積は全国で4位、年間日照時間は全国第5位、平均気温は約14度とイメージよりもずっと過ごしやすく、キャンプ好きにも絶好のスポットがたくさん揃っています。
国内ではNo2.となる大きさを誇る、霞ヶ浦も有名です。夏はクルージングなどもできますし、湖のほとりでノンヴィリとキャンプも楽しめます。湖では釣りも楽しめるので、釣りを兼ねてキャンプしたい人にもおすすめです。
観光スポットも多い
茨城県には有名な観光スポットもありますし、自然豊かな場所ということもあって美味しい食べ物も充実しています。キャンプのついでに周辺を観光することも可能。キャンプに欠かせないバーベキューをするなら、地元で食材を調達するといいでしょう。
車でのアクセスが良い
キャンプに行くなら車が便利です。茨城県までは、北関東自動車道や常盤自動車道、首都圏中央道路自動車道など交通アクセスも便利で、IC近くにもいくつかキャンプ場があるので初めてでも行きやすいのがいいところです。
場所にもよりますが、首都圏から2時間前後で行けるところが多いので、イメージよりは近くて便利と言っていいでしょう。キャンプ場にもいくつか種類はありますが幅広いニーズに対応できるスポットが揃っているので、目的に合わせて最適な場所を選べます。
茨城県のおすすめキャンプ場
茨城県には、海・山・川と豊かな自然が豊富です。キャン場も各エリアにありますが、どこでキャンプをするかによって交通アクセスや、準備しておきたい物が変わってきます。各エリアごとにおすすめのキャンプ場を紹介します。
海の近くのキャンプ場
Campo giardino (キャンプ・ジャルディーノ)
車の横にテントを張って楽しめるのが、オートキャンプ場のメリットです。たくさんの荷物があっても、テントの真横に車を置いておけるので、離れた駐車場から重い荷物を運ぶという苦労はなく気楽です。雨が降ってきた場合は、車に避難することも可能。
一番の魅力は、1日5組限定という特別感があるところでしょう。利便性がいいことから、ここ最近はオートキャンプ場人気が高まっています。せっかくの楽しいキャンプも、大勢の人でごった返していたらちょっとがっかりです。Campo giardinoは1日5組しか利用できないので、優雅にのんびりキャンプを満喫できます。
神栖市営日川浜オートキャンプ場
東関東自動車道の潮来ICから、約18kmのところにある全面芝生のオートキャンプ場です。道順もわかりやすく、初めてでも迷わず行けるでしょう。日川浜海水浴場に隣接しているので、夏は海水浴を兼ねてキャンプを楽しめます。
もちろんそれ以外の季節も海を感じながらキャンプできるので、海好きにもおすすめのスポットです。海水浴場まですぐ行けますので、昼間は海水浴を楽しんで、夜にバーベキューというプランも人気となっています。
オートキャンプ場となっていますが、キャンプサイト・テントサイト・キャビンなどもあって、目的に応じて選べるうようになっています。バーベキュー広場や、炊事場、シャワー室なども完備されているので、初心者~上級者まで幅広く楽しめるでしょう。
山にあるキャンプ場
石岡市つくばねオートキャンプ場
筑波山近くの丘陵地帯の、標高300mのところにある景色のいいオートキャンプ場です。なだらかな丘陵地には赤松林があり、アスレチック場や芝すべりなどのアトラクションも楽しめます。最近流行りのオートキャンプ場には、車の乗り入れが可能だから安心です。
広大な敷地には、オートキャンプが20区画、デイキャンプが10区画、ケビンが4棟あります。駐車場も完備されていて、言い型バス2台と普通車32台まで駐車可能となっています。バーベキュー広場では、バーベキュー炉が用意されていて、調理器具や食材も全て用意してもらえます。手ぶらでバーベキューできるから、買い出しや下ごしらえなどしなくても、すぐに美味しいバーベキュー料理が食べられます。
食材メニューはいくつかコースが用意されているので、人数や予算に合わせて選べます。キャンプ用品のレンタルもあるから、手ぶらでキャンプも可能です。
大子広域公園 オートキャンプ場グリンヴィラ
大子広域公園の中にある、オートキャンプ場です。敷地内には、アスレチックやテニスコートなど、キャンプのついでにさまざまなアクティビティを楽しめます。テントサイトやキャビンサイトも用意されているので、お好みのスタイルでキャンプができるのもポイント。
キャンプやバーベキューに必要な道具は、ほとんどがレンタル可能だから、まだキャンプの経験が浅く道具が揃っていない人も、キャンプを堪能できます。
全面フラットな芝生のエリア、清潔感のあるサテライトハウス、キャビンサイトはクオリティーが高く、高齢者やハディキャップがある人も安心して利用できるようバリアフリーに対応しているなど、充実した設備が特徴的です。子供から高齢者まで、誰もが安心して利用できるキャンプ場ということもあって、大変人気があります。
近くに河川があるキャンプ場
上小川キャンプ場
久慈川沿いにあるキャンプ場は、テントサイトが120区画、バンガローが35棟の広大なスペースを誇るキャンプ場です。バンガローは人数に合わせて6種類から選べます。貨車をリメイクしたハウスや、カントリーハウス、山小屋のようなウッディタイプなど見た目にも違うハウスが揃っています。全てに電灯とコンセントが付いているので、スマホやビデオカメラの充電などもできます。
バンガローサイトは約200人、キャンプサイトは約400人、バーベキューハウスは約120人まで収容可能です。人が多いシーズンも、広大な敷地だからあまりゴミゴミした感じがないのは嬉しいところでしょう。
泊りがけでいけない人もデイキャンプができますし、2歳以下とペット、テントやタープの持ち込み無料だから気軽に利用できます。ただし料金については、各エリアやプランによって違いがあるので、詳しいことは施設に直接問合わせてください。
御前山青少年旅行村
茨城県内では最大級となる、公営キャンプ場です。交通アクセスもよく、都心から車で2時間あれば行ける距離です。公営ということもあって、リーズナブルな価格で利用できるのがポイント。
テントサイトは15区画あって、75名まで利用できます。炊事場やシャワーも完備されているので安心。コテージは3棟、ケビンが22棟とテント以外の宿泊も可能です。コテージは4人用、ケビンは6人~10人まで人数に合わせて4種類用意されています。
広大なスペースを活かして、55人用のカントリーホームや、50人用のグリーンハウスという、大人数でも宿泊できる施設は、合宿や研修などにも利用可能です。
茨城県の無料で楽しめるキャンプ場
茨城県には無料で利用できるキャンプ場もあります。公営施設として管理されているため、環境も良く気軽に利用できるのがポイントです。キャンプをしたいけれど何かとお金がかかるので、できるだけ節約したいという人には無料キャンプ場をおすすめします。
辰ノ口親水公園
事前に辰ノ口親水公園ふるさと館への申請が必要ですが、それさえ済ませておけば公園内で無料キャンプができます。手続きも全て無料ですし、当日申請も可能です。駐車場からサイトまで徒歩30秒という便利な場所。
炊事場もありますが屋根はなく、元々は公園のためキャンプ場としての設備は期待できないものの、無料でデイキャンプなども楽しめるのはメリットと言っていいでしょう。公園内の一部をキャンプ場として貸し出す形のため、スペースはあまり広くないものの、早めに行けばいい場所を確保できます。
小滝沢キャンプ場
花貫渓谷の上流部にあるキャンプ場で、夏は森林浴、秋は紅葉など季節によって表情を変える自然を満喫できます。もちろん無料だから、気軽にキャンプしたい人にもおすすめです。川沿いにあるので、浅瀬なら子供の水遊びにも最適。
常磐自動車道の高萩ICから、約20分ほどと、交通アクセスにも便利です。駐車場からキャンプ場までは、少し離れていて途中には階段などもあるので、荷物の持ち運びには少しだけ苦労しますが、無料で利用可能ならここは我慢です。
屋根付きの炊事場があったり、綺麗に掃除されたトイレがあったりと意外に設備は整っています。炊事場の近くには東屋があって、ここにも屋根が付いているので食事をする場所としても利用できます。予約などは必要ないので、思い立ったらキャンプ場というのも可能です。
キャンプ場が充実している茨城県で自然を満喫しよう
茨城県は自然を満喫しながらのんびりと過ごせるキャンプ場が多数あります。都心からの交通アクセスもよく、遠いように感じても行ってみると意外に近くて便利です。キャンプ好きはもちろん、キャンプ初心者でも十分に楽しめるスポットが充実していますので、是非一度足を運んでみてください。