岩手三陸のおすすめ釣りスポットと釣れる魚を紹介

岩手三陸のおすすめ釣りスポットと釣れる魚を紹介

2019.02.12

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岩手は自然豊かで様々な釣りが楽しめる

岩手県宮古市を境に、南部ではリアス式海岸と呼ばれる、複雑な入り組んだ地形が続いているのも、この地域の最も顕著な特徴と言えるでしょう。こうした地形は、波が低く海が深い為、港を建設するのに都合がよいと言われます。また、海が豊かになりやすく、優秀な漁場も多い為、岩手は自然豊かで様々な釣りが楽しめると言われるのもうなずけます。

岩手は三陸の美味しい魚を釣って楽しめる

岩手県宮古市を境に、南部ではリアス式海岸と呼ばれる、複雑な入り組んだ地形が続いているのも、この地域の最も顕著な特徴と言えるでしょう。こうした地形は、波が低く海が深い為、港を建設するのに都合がよいと言われます。また、海が豊かになりやすく、優秀な漁場も多い為、岩手は自然豊かで様々な釣りが楽しめると言われるのもうなずけます。

海が美しく、魚影が濃いという事は、それだけ海が富んでいる証拠です。海が豊かになるのは、岩手の陸地からの栄養分が、川から海へとスムーズに流れている事も意味しています。そんな岩手三陸では、遊漁船に乗って舟釣りを楽しむ姿も、昔からの風物詩として受け止められています。

また、大船渡の越喜来湾や吉浜湾は、舟釣りが盛んで、カレイとヒラメやアイナメ、ソイなどが釣れ、夜釣りでは夏はアナゴ、冬にかけてはイカ釣りを楽しむ姿も多く見受けられます。

岩礁が多い三陸でロックフィッシングを楽しむ

岩手県でも、特殊な地形と言われる三陸リアス式海岸は、宮越を境にして南部の海岸沿いに広がる景色となっています。

この複雑に入り組んだ特殊な地形は、海が豊かな半面、津波が起こりやすいという事を意味しています。こうした岩礁帯の広がる地形を生かした釣りも、やはりリアス式海岸の恩恵ともいえるもので、岩場に多く集まり潜む習性のあるアイナメやメバル、ソイなどの根魚たちを狙った独自の釣りが楽しめるのも、この地ならではのものでしょう。

初心者なら防波堤でサビキ釣りを楽しむ

海岸周囲一帯が、複雑な地形という事もあり、波が激しいといった印象を受けやすいものですが、日本海側に比べると太平洋側である岩手海岸では、さほど高い波はありません。

また、港の周囲や防波堤などでも、気軽に釣りを楽しむ事ができ、子供や女性でも夏場以降はアジやサバ、イワシなどの小魚を簡単に釣る事が出来ますので、家族連れで行っても十分に楽しむ事ができるのです。

岩手の自然に囲まれた川で釣りを楽しむ

岩手の海は、良質な漁場に恵まれている為、どうしても海釣りに目を向けがちですが、海以外にも目を向けてみると、海以上に豊かな自然に囲まれている事がお分かりいただけるでしょう。

岩手と聞けば、山間の田舎町を思い浮かべますが、実際にそうした自然にあふれる世界が広がり、豊かな大地が広がっている事がよくわかります。そして同時に、山あいに囲まれた山村では、舟遊びや川釣りを楽しめる自然も多く残されています。

イワナやヤマメの渓流釣りが楽しめる川

渓流釣りといえば、清らかな川でしか生息しないイワナやヤマメを思い浮かべますが、岩手の山間部もそうしたきれいな川が多く流れています。特に、北上川本流と支流の和賀川や猿ケ石川、雫石川や稗貫川は秘境というイメージが強く、衣川や胆沢川も自然環境豊かな場所として知られます。

また、豊沢川や砂鉄川なども、密かな渓流釣りスポットで、秋も深まってくると紅葉が実に綺麗な久慈渓流などは、釣り以外でも散策で楽しむ事ができます。

絶景の渓谷で舟下りや釣りを家族で楽しむ

岩手県は、日本の都道府県の中でも、手つかずの自然が多く残る場所が多く、日本百景に選ばれた「猊鼻渓」のある砂鉄川では、景観を眺めながら川遊びを楽しむ事が出来る事でも知られています。

そうした渓谷と呼ばれる場所は、実に自然美豊かでありのままの風景を楽しめるとあって、観光目的での舟下りも楽しむ事ができます。こうした自然の多い環境は、キャンプやピクニックにも適している為、家族で釣りを楽しみながら、一家だんらんのひと時を過ごすのも一興でしょう。

寒い冬にはテントの中でワカサギ釣りを楽しむ

暖かな九州以南では、とても考えられない事ですが、寒い東北地方ならではの釣りを楽しめるのも、この地域ならではのぜいたくと言えるのではないでしょうか。

1年を通じて、温暖な九州や四国などでは、ほとんどありませんが、氷の張った湖で釣りを楽しむといった醍醐味を味わえるのも、岩手ならではの事です。氷の張った湖での釣りといえば、間違いなくワカサギ釣りの事をさしますが、テントの中で過ごすひとときも、とても味わい深いものです。

極寒の岩洞湖は氷上ワカサギ釣りのメッカ

本州の中でも、一段と寒さが厳しいと言われている岩洞湖は、県内外からの多くのワカサギ釣りファンが訪れる事で有名です。ワカサギ釣りのだいご味は、やはり分厚い氷の張った氷上での、穴釣りと言えるでしょう。

普通の釣りとは異なり、ワカサギ釣りはタナさえ確実に合わせておけば、どなたでも簡単にワカサギ釣りを楽しむ事ができます。ワカサギ釣りは、大量に釣れる事も多く、女性や初心者でも気軽に釣りを楽しめます。

岩洞湖でのワカサギ釣りの楽しみ方

岩手での極寒の冬場は、昔であれば畑仕事もできず、男なら山で狩りを行い、女性は家で細々と針仕事を行うのが常でした。現在では、もちろんこのような事はありませんが、冬の厳しさは東北随一と言われるほど、山間部はかなりの冷え込みを見せます。

そんな中で、極寒を楽しみに待ちわびるのが、岩洞湖でのワカサギ釣り。ワカサギ釣りでにぎわうこの時期には、県内は及ばず各所から熱心なワカサギ釣りマニアが集まるのです。

11月頃に解禁され5月のGW頃まで楽しめる

岩洞湖でのワカサギ釣りは、比較的漁期が長く、11月頃に解禁されますが、5月のGW頃まで楽しめるものです。もちろん、氷の張っていない季節は、完全予約制のドーム船で釣りを楽しむ事ができますので、ご家族連れであっても十分にワカサギ釣りを満喫する事ができます。

また、おおよそですが、極寒の醍醐味ともいわれる氷上のワカサギ釣りは、例年1月上旬頃に解禁されますが、現地の情報を確認しておく必要があります。

手ぶらで行っても安心して楽しめる

現在、岩洞湖でのワカサギ釣りのように、釣り場が整備されているような場所では、手ぶらで行っても安心して楽しめるような仕組みができあがっています。岩洞湖も当然、ワカサギ釣りのメッカとして知られていますので、釣りを行う道具などを持ち込む必要もないのです。

岩洞湖での釣りは、「岩洞湖レストハウス」で釣り具等のレンタルが出来ますので、問題はありませんが、くれぐれも寒さ対策を万全にしておく必要があります。

釣りを満喫したら温泉で疲れを癒す


旅行の楽しみの一つとして、温泉を上げる事ができますが、岩手には本場の温泉地のように、三陸沿岸は湧き出る高温の温泉はありませんが、豊富な鉱泉が湧き出している事はあまり知られていないようです。

実はこうした場所には、立ち寄り湯や日帰り入浴ができる施設が沢山あり、岩手沿岸の大船渡や陸前高田、ほかにも釜石と山田や宮古で釣りを楽しんだ帰りに、こうした温泉に寄り道する事ができ、旅の疲れを思うぞんぶんいやす事もできます。

岩手の海や川で釣りを満喫しよう

岩手の観光名所としては、平泉の中尊寺金色堂は国宝であると共に、周辺地域が世界遺産になっていることはあまりにも有名ですが、観光以外でも楽しめるという事がお分かり頂けたでしょう。特に、岩手の海や川、そして湖など様々な釣りが楽しめますので、これを機会にご家族や友人たちとで、楽しい釣り計画を立てられてみてはいかがでしょうか。

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