金持ちが選ぶ車のラインナップは?高級感のある特徴を知ろう

金持ちが選ぶ車のラインナップは?高級感のある特徴を知ろう

2018.02.27

Share :
高級車といえば、金持ちの人が持つ趣味のひとつといえます。しかし、一口に高級車といってもその種類は多く、豊富な知識が必要とされます。そのため、安全性や機能性以外に、高級車に求められるステータスは車種ごとでさまざまとなっています。

高級車の魅力

乗り心地がよい

高級車は、内装の素材も一級品のものばかりを使っているため、乗り心地がよい車ばかりです。シートの材質や手触りといったものはもちろん、長時間座っていても苦痛にならない設計になっています。スプリングやシートのくぼみなどが、運転席はもちろん、後部座席も乗り心地がいいように作られています。 また、スピーカーなどもカスタムすることができるため、購入者にとっては第二の自室として、過ごしやすい空間に作ることができます。

静寂性が高い

高級車は普通車に比べて、防音対策がしっかりとしているため、静寂性が高いつくりとなっています。車は走行する中で、かならず音が発生するようになっています。高級車は、遮音性の高い素材吸収剤などを、ふんだんに使うことができるため、静寂性を保っています。 高級車になると、この遮音のための素材や吸収剤などが、車の重みの1割から2割だといわれているほどです。普通車とは、比べ物にならない量の素材を使うことにより、静かな車内でドライブを楽しめるようになっています。

装備が充実している

高級車には、普通車に乗っているだけでは想像がつかないような、さまざまな装備がついています。例として、マジックボディコントロールと呼ばれる、道のでこぼこを事前に察知するカメラがあります。また、冷蔵庫や、ビタミンCの入った風を送る機能なども有名です。高級車の中には、ほぼ自動走行ができる装備がついているものも。 自動走行の一環として、自動サイドブレーキがついており、坂道を楽に走ることができます。制御システムとしては、横風の自動防御システムなど、普通車では見たことのない機能が充実しています。このように、ドライブをより楽しめるように、便利な機能が満載となっていることが、高級車のメリットでしょう。

耐久性が高い

高級車は、そのほとんどがスポーツカー、またはスポーツカー由来となっています。強い風の抵抗がある中でも、走行できるように作られているため、耐久性が高いつくりとなっています。また、それぞれの部品にも、一級品が使用されているため、安全性を守りながら耐久性を高めてつくられています。 頑丈なつくりであるということは、車のステータスの一つです。海外の車は、モータースポーツに名乗りをあげている高級ブランドも多く、安全性は当然重要視されています。最大限まで耐久性をあげているものが、高級車になるためには必須です。

ネームバリューがある

高級車は、あまり車に価値を見いださない人でも、一目見て、その高級感に気が付くことができ、車種を特定できるという利点があります。また、高級な車に乗っているということは個人のステータスにもなります。ある程度、値段の相場が知られているため、ステータスの想像がしやすいからです。 当然、車を好きな人にも、そのステータスは十分に伝わるということも利点の一つです。誰もにわかりやすく自慢することができるため、デートなどでも気後れせずに、女性を乗せることができます。

排気量が大きい

高級車の多くは、排気量が大きい車種となっています。スポーツカー由来であるため、馬力の強い車としてつくることは、高級車としてのステータスともいえます。排気量が高ければ、回転数が少ない状態で、安定した運転ができるため、なめらかな走行が可能です。 高速道路などで、なめらかに走り出すことができ、車内は静かな状態で走行することができます。馬力の高さは、より高い静寂性にもつながるため、快適なドライブにつながります。ロングドライブをする場合でも、乗り心地よく過ごすことが可能です。

中古で売るときに高い

高級車は中古で売るときにも、普通車よりも高い値段で買取りされます。車が趣味である人ほど、別の車種の購入を検討するものです。何台も車を持つタイプの人もいますが、駐車場の関係などで、特に好きな1台だけを持つこともあるでしょう。 その場合、以前まで乗っていた車が、高値で売れることはとても大きなメリットです。次の車を買うための資金として、直接活用できます。また、自分が気に入って手に入れた車を手放すときに、高額で売れたなら心残りも少なくなります。

高級車のデメリット

維持費が高い

高級車の維持費は、普通車に比べて高くなります。まず普通車に比べると、高級車のほうが保険費用が高いということがあげられます。また、不用意な保管をすることはためらわれるため、しっかりとした車庫を持つ必要があります。万が一破損してしまった場合には、その部品代や修理費が普通車よりも高いものとなります。 高級車は購入したあとに、購入時のステータスを保つことが大変だといえます。外観を美しく保ち、車内にたくさんある装備に不備がないように、保っていかなければならないからです。

燃費が悪い

国産車に比べると、輸入車は燃費が悪いものです。そして、輸入高級車になると、燃費の悪さはさらにあがります。理由としては、燃費のよさに国産車が力を入れているということもありますが、輸入高級車は、装備に割く動力が大きいということもあげられます。 自動制御システムが多いことやカメラはもちろん、冷蔵庫などを車内に置いていた場合は、普通車に比べてはるかに多くの動力を使うこととなります。ただでさえ、国産車と比べて燃費が悪い上に、さらにさまざまな部分に、動力を自動的に割いてしまうことになるため、燃費は悪くなる一方となります。

修理費が高い

高級車のデメリットの一つとして、万が一部品を破損してしまった場合に、修理費が高いということがあげられます。部品一つ一つが高級品であるため、修繕費に加えて部品代がかかると、その修理費は莫大なものになります。 また、部品も純正メーカーからの取り寄せになる場合が多いため、日数がかかることも懸念されます。車というのは、どうしても走らせるほど痛むものです。購入時の金額に加えて、後に発生する可能性のある修理費用も、把握しておいたほうがよいでしょう。

納車に時間がかかる

高級車は外装はもちろんのこと、内装にもこだわることができるため、納車に非常に時間がかかります。高級車というのは、そのほとんどがオーダーメイドです。シートの色や素材などを、購入時に選ぶことができ、さまざまなオプションを取り付けることができるためです。 購入してから、オーダーメイドの車を作りあげて納車するため、すぐに乗ることは難しくなります。また、それまでに乗っていた車を手放してから、新しい高級車を購入することも難しいです。場合によっては、車検の時期などを計算してから、車の購入に踏み切るようにしましょう。

真のお金持ちしか乗れない車

加速力が魅力のマイバッハs600

マイバッハランドレーは、最高グレードでは1億5,000万円近い値段のものもある、ハイクラスの高級車です。最も低い値段であるマイバッハs600でも、その値段は2,600万円と、気軽に手を出せるような値段ではありません。特筆すべきは、後部座席の乗り心地の良さです。 広い空間が設置されているマイバッハの後部座席は、ファーストクラスの空間が演出できるため、同乗者にもその高級感を伝えることが可能です。マッサージ機能やヒーターの機能も完備されているため、快適な移動手段としても選ばれる車となっています。

有名なロールスロイスファントム

有名車種の一つであるロールスロイスのつくるファントムは、パルテノン宮殿をモチーフとした大型のフロントデザインで、他車を圧倒しています。高級車の代名詞ともいえる、観音開きのドアも完備されているため、運転する車としてはもちろん、最高のもてなしを可能にする車だともいえます。 超高級車ともいわれており、その価格は最低で5,000万円からとなっています。内装も広々とした空間に、高品質のオーディオや高性能の静粛性と、申し分のないつくりとなっています。

ボディが美しいトヨタ2000GT

トヨタ2000GTは、1960年代にトヨタとヤマハの共同開発でつくられた、スポーツカータイプの高級車です。以前は、北米市場向けのみに製造していたため、その希少性はとても高いものとなっています。根強いファンも多く、旧式のものしか販売していないため、取引額においては1億円を超える場合もある、超高級車となっています。 車のデザインも趣向を凝らしており、3ドアハッチバッククーペという、スポーツカーとしては愛らしくて、独特なデザインとなっています。映画「007」で一躍有名になった国産車のため、新型の予想も未だ根強い車種となっています。

希少なフェラーリのラフェラーリ

フェラーリのラフェラーリは、2013年に販売されたフェラーリの新型車種ですが、その台数が世界で限定499台となったことから、稀少性で有名となりました。このラフェラーリは、限定台数でもあったため、車の価格が公表されておらず、車好きの中では「およそ100万ユーロ」だとも予想されている高級車です。 また、販売対象の選別を独自かつ秘密裏に行っており、関係者や正規販売代理店にも非公開となっていることも、話題を集めた要因です。車のデザインは、スポーツカーらしさもあるなめらかなラインで作られています。持っているだけで、真の金持ちだと判定できる奇跡の車が、このラフェラーリです。

内装が豪華な高級車

後席が広いメルセデスベンツSクラス

認知度の高いメルセデスベンツのSクラスは、外装内装ともにぜいたくかつ華やかなつくりになっており、後部座席も広く、乗り心地のよい車です。高級車として知名度の高いベンツですが、その性能は遮音性、耐候性ともに高いつくりとなっています。アコースティックソフトトップのつくりになっているため、晴れた日には、風を受けて快適なドライブが可能です。 また、耐候性を高めるために、ステアリングと連動して作動する、シートヒーターが採用されています。車内が快適に保てるように、ウイルス除去ができるエアバランス装置などもつけられており、まさに走らせるための高級車となっています。

北欧デザインのボルボS90

北欧スウェーデンの高いデザイン性でつくられた、ボルボS90も知名度の高い高級車の一つです。すべてのシートをこだわりを持った材質でつくりあげ、ロングドライブも快適で過ごせるつくりとなっています。サウンドシステムや、内装の色調などにもこだわってつくられており、ウッドパネルなども採用されています。 また、制御機能として安全性を高めるために、15種類以上の先進安全・運転支援技術を搭載しています。車内カメラや自動ブレーキなど、高級車ならではの装備がふんだんに使われています。

上品なメルセデスベンツEクラス

メルセデスベンツのEクラスは、世界最高峰の安全機能を搭載している高級車です。2017年には約7年ぶりにフルモデルチェンジがされ、さらに注目度のあがった車となっています。一目でメルセデスベンツだとわかるデザインを残したままに、より曲線を使ったデザインは、見る人を魅了するつくりとなっています。 実機能として、空気抵抗が抑えられており、車内の静寂性が保たれたまま走行することが可能です。制御装置もさまざまなものが搭載されており、自動ブレーキやステアリング操作のアシストなど、安全面に重きを置いて設置されています。

シンプルなボルボXC90

ボルボXC90は、シンプルなつくりにこだわりながらも、高級車としてふさわしい機能をふんだんに使ってつくられています。ロングドライブも快適に過ごせるように、人間工学に基づいて設計されたシートは、乗り心地抜群です。車内には、さまざまな制御装置のほかに、SENSUS(センサス)と呼ばれるタッチアクションや、ボイスアクションでコントロールできるパネルが搭載されています。 手持ちのiPhoneにアクセスできる機能もついている、ボルボ独自の特殊AIです。また、最先端の安全性が確保できるように、自動ブレーキシステムや夜間での検知システムなどが、ふんだんに装備されています。

イギリスのランドローバー レンジローバー ディスカバリー

イギリスの高級車である、ランドローバーレンジローバーディスカバリーは、その設計に多様性を求められても応えられるつくりとなっています。よりオーダーメイド感がでるように、シートセッティングも七つのレイアウトから選べます。広い空間で快適なドライブができるように、後部座席までこだわりぬける車です。 また、2017年4月から限定モデルを販売しており、注目度も高まっています。新デザインはロングホイールベースとなっており、曲線を生かしたなめらかなベルトラインとなっています。

エリートサラリーマンが乗りたい最高級外車

ハンドリングのよいポルシェのカイエン

ポルシェのカイエンシリーズは、知名度の高いシリーズの一つです。家族で楽しむことができる、大型のスポーツカーとして人気を博しています。高性能ハイパワーの車でありながら、オフロードでもハンドリングの良さを保っています。 2014年以降は、ハイブリッド車としても販売されており、より低い燃費でドライブを楽しめるようになっています。広い後部座席は、大人3人が乗っても余裕の広さであり、ファミリーでのお出かけを可能にします。カイエンSクラス以上であれば、さらにシートにこだわることもできるためおすすめです。

5人乗りのアウディのSQ5

アウディSQ5は、スポーツカーにも匹敵するパワーのある高級車です。新開発のパワーエンジンに、最新のセーフティ機能が搭載されています。8速ティプトロニックを搭載しており、スムーズなギアチェンジを可能にしているため、なめらかな走行が可能です。SQ5は5人乗りの車ですが、ホイールベースが長くなったため、ゆとりのあるスペースが確保されています。 また、オートマチックテールゲートを採用していることにより、両手がふさがっていても、足をバンパーにかざすだけで、荷物を積み込むことができます。ファミリーでの外出が、より便利になるように工夫がされている高級車です。

5人乗りか7人乗りか選べるBMXX5

ディーゼルエンジンの車種の中でも、知名度の高いBMWのBMXX5は、モデルチェンジを繰り返してつくられている、デザイン性も高い高級車です。乗用人数も、5人乗りか7人乗りかを選ぶことができる珍しい車となっています。ディーゼルエンジンとはいえ、低燃費を考えてつくられており、少ない回転数でも快適な乗り心地となっています。 ロングドライブに耐えられる、十分な内装設備があるほか、年間走行距離が多い人にもおすすめしやすい車となっています。また、海外の厳しい排出ガステストにも耐えられるように、特殊フィルターにこだわってつくられた車でもあります。

モダンなデザインのメルセデス・ベンツ E-Class Sedan

モダンなデザインのイメージを崩さない、メルセデスベンツのEクラスセダンも、知名度の高い高級車の一つだといえます。変わらない高級車のイメージのまま、広い内装で快適なドライブを楽しむことができます。搭載されている機能の一つに、タッチコントロール式のステアリングが可能な機能があります。ドライバーがステアリングから手を離さなくても、操作できる便利な機能です。 また、音声認識や電話機能なども、ふんだんに搭載されています。ほかにも制御装置として、高速道路などでの渋滞中の自動運転機能もつけられており、よりロングドライブが楽しめるようになっています。

スポーティーなアウディ A7 Sportback

クーペを思わせるフォルムをしている、スポーティーな高級車といえば、アウディのA7Sportbackです。広い車内で5人がけとなっているため、ファミリー向けの車でもあります。搭載されているエンジンは、最新型のパワフルなものとなっているため、力強い加速が可能となっています。 また、装備にも最新鋭の技術がふんだんに使われており、タッチパネルを介して、オペレーターにつなぐことができます。通話から、レストランやホテルの予約まで行える便利な車ですが、その価格は716万円からと、高級車の中でも手に入れやすいものとなっています。

都会的なジャガー XJ LUXURY SALOON

ジャガーのXJは、スポーツカーをベースにつくられた、ラグジュアリーな高級車となっています。車内はひろびろと設計されており、ライトやオーディオが快適空間を演出しています。また、後部座席それぞれにモニターが設置されるなど、ロングドライブでも飽きさせない工夫が凝らされています。 エンジンパフォーマンスを高めるために、3種類のガソリンエンジンを揃えていることもXJの特徴です。そのエンジン全てに制御装置がつけられており、スポーツタイプでありながら、低燃費やCO2削減を実現しています。

素敵な高級車を見つけよう

高級車といってもその種類は多く、よほどの車好きでなければ、その特徴すべてを覚えることはできません。まずは、見た目や機能など、自分が気に入る部分から探すほうがよいでしょう。自分が求める高級車であるほど満足度が高く、愛着を持って所有できます。 高級車は、整備や維持に高額な費用がかかるため、購入するときには妥協せずに、手間をかけられるものを選ばなければなりません。満足できる高級車で、ドライブを楽しみましょう。

category

記事カテゴリー