日本の自転車メーカーのスポーツバイク。軽快なサイクリングをしよう

日本の自転車メーカーのスポーツバイク。軽快なサイクリングをしよう

2018.02.27

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長距離をスピーディーに走行するロードバイク、乗り心地のよいクロスバイク、悪路も走破する丈夫なマウンテンバイク。日本の自転車メーカーには、価格も手頃で素敵なスポーツバイクが揃っています。かっこいいスポーツバイクでサイクリングに出かけましょう。

信頼できるメーカーを探す

日本のメーカーの自転車は、日本人の体型に合うように制作されています。また、日本のあらゆる道を、自転車の種類によって走行しやすいように配慮されています。ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、ミニベロなど、サイクリングする場所に合わせて、走行しやすい自転車を選びましょう。 【画像ページ引用~http://www.anchor-bikes.com/stories/index.html~】

日本のおすすめ自転車メーカー

アンカー

ブリヂストンが展開する自転車メーカーです。日本のメーカーならではの、日本人の体に合った自転車のフレーム設計、サイズが配慮されています。女性用のロードバイクは、身長145cmからでもサイズ対応が可能です。オーダーメイドで自分の自転車を作る、パーソナルマッチング方式の自転車もあり、自転車パーツのグレードアップをオーダーすることもできます。 安全規格であるヨーロッパの「EN規格」、国内の「JIS」のみならず、パーツとフレームの組み合わせなど、独自の300項目以上の安全検査を行い、安全と高品質の自転車を製作しています。

パナソニック

電機メーカーのパナソニックは、電動アシスト付自転車とロードバイクが代表的な自転車です。自転車フレームの製造メーカーとしては老舗で、クロモリ全盛の頃は、ツール・ド・フランスのステージ優勝の記録があります。自転車フレームからフルオーダーメイドの自転車もあります。 パナソニック独自の技術で開発されたチタンフレーム、クロモリレースバイクの伝統を受け継ぎ、さらに進化させたクロモリ・テクノロジー、オリジナルブレンドしたチューブなど、高品質なパーツと高度な技術によって製作されています。

ミヤタ

1890年に日本で初めて自転車を工場生産した、一番老舗の自転車メーカーです。1970年代後半から、アメリカ、ヨーロッパへ高級フレームとスポーツバイクを輸出しています。ミヤタのクロモリロードバイクは海外の愛用者も多く、世界的な知名度があります。 2017年に販売開始したフリーダムロードは、ドロップハンドルと25Cタイヤ、16段変速を装備したエントリーロードバイクです。剛性が高いクロモリフレームを使用し、本格的なスポーツ走行が楽しめます。

丸石サイクル

120年の歴史ある自転車メーカーです。自転車はライフスタイルの中で身近な乗り物であり、健康にも環境にもよい地球にやさしい乗り物であること、すべての人の命への想いを乗せるものであることを大切にしています。 丸石サイクルの伝統あるスポーツバイクのブランド「エンペラー」は、おしゃれで人気なロードパイク、クロスバイクが豊富です。

アラヤ

アラヤの自転車は、日本を走るための、日本を知り尽くしている自転車です。スポーツ車として、ハードの向上だけでなく、持っていることが嬉しく、乗ることが楽しい自転車を目標としています。代表的な自転車は、「フェデラル」、「エクセラスポルティフ」、「スワローランドナー」などです。一般店の店頭には置いていないので、入手に時間がかかります。剛性があり、長距離など、自転車での旅に適しています。 アラヤの始まりは、1093年、石川県の初代社長である新家熊吉によって、日本で初めての自転車用木製リムが制作されました。その年代は、自転車の入手は海外から購入する方法しかありませんでした。そして、アラヤの元となる「ツバメ自転車」がスタートしました。当時は、高品質の自転車として、一般の自転車の2倍の値段でした。1982年、日本で初めてのマウンテンバイク「マディフォックス26-DX」が誕生しました。

自転車の種類

長距離特化のロードバイク

ロードバイクは目的によって大きく2系統に分かれています。長距離ツーリングに特化した、安定性、剛性、快適性にすぐれたモデルと、競技用の軽さ、反応のよさにすぐれたモデルです。自転車のレースは、長距離を走行することが多いので、長距離に特化しているということでは、共通しています。 軽快に走る細いタイヤ、操作が自然にできて疲れないドロップハンドル、運動効率のよい前傾姿勢などは、ロードバイクの大きなメリットです。さらに、空気抵抗が少なく、最高速度を優先したエアロロード、長距離を楽しむロングライド、軽さを最優先しヒルクライムに適したもの、振動を吸収する太めのタイヤで安定性の高いグラベルロードなど、用途によるカテゴリーもさまざまです。

山道はお任せのマウンテンバイク

マウンテンバイク(MTB)は、山道の走行、レースに使われるオフロード専用のスポーツバイクです。剛性と耐久性にすぐれ、こわれにくいように設計されています。太いタイヤで安定性がよく、路面からの衝撃を吸収するサスペンションを装備しているので、段差に強く、舗装されていない凸凹道を走ることができます。 オフロードレース用のクロスカントリー、急な下り坂を走るダウンヒルレース用のダウンヒルバイク、オフロードバイクを楽しむオールマウンテンのトレイルライド、フリーライドなどがあります。

いいとこ取りのクロスバイク

クロスバイクは、マウンテンバイクとロードバイクの中間くらいで、幅広く使いやすいスポーツバイクです。外見もシティサイクルに近く、ロードバイクやマウンテンバイクより価格もお手頃です。軽快な乗り心地で、自転車通勤にもサイクリングにも使えるところが魅力です。 フラットハンドルで、前傾は少なく、シティサイクルに近い姿勢で乗れます。視界が広く、サイクリングで景色を楽しみながら走行するのに適しています。

?コンパクトなミニベロ

ミニベロは小径自転車で、20インチ以下のホイールサイズです。一番小さいものでは、12インチのホイールサイズもあります。タイヤは細いものから太いものまでさまざまで、折り畳み式の自転車、ハンドルの形が違うものなど、用途に合わせて幅広く制作されています。 長距離には向きませんが、ホイールサイズが小さくて車体が軽いので、小回りが利きます。自転車の性能とデザイン性を優先したミニベロが多く、おしゃれな雰囲気のミニベロで、街中を楽しく走ることができます。

選ぶ際のポイント

適正なフレームサイズ

スポーツバイクはメーカーごとに、フレームによって適正な身長が決まっています。あるスポーツバイクで、フレームが500mmで、適正な身長は約170cm~185cmだとしても、違うメーカーでは160cm~168cmと違う身長サイズになっているので、メーカーの車種ごとにサイズ表を確認しましょう。 サドルの支柱からハンドルまでの長さも、自分に合った長さで乗ることが大切です。姿勢が不自然になったり、無理がある運転にならないように、わからないときは自転車屋さんの店員さんに聞いてみましょう。

?パーツ交換で乗りやすくする

スポーツバイクは、さまざまなパーツを自分好みに付け替えて、カスタムすることができます。それには専門的な知識も必要とするので、自転車屋さんに依頼して、乗りやすくカスタムすることが可能です。 ハンドル、ペダル、タイヤなど、乗るときに気になっているパーツを、変えたら見違えるほど乗りやすくなることもあります。バーツ交換によって乗りやすくなるかどうか、自分で交換のしかたがわからないときは、自転車屋さんに相談してみましょう。 ハンドルは、大きく乗り心地が変わるパーツのひとつです。ロードバイクに主に付いているドロップハンドル、マウンテンバイクやクロスバイクに付いているフラットバー。 フラットバーの場合は、パイプカットによって乗り心地がよくなることがあります。乗る人に合ったサイズにハンドルを切断して、長さを調節するカスタムです。そのほかに、ネットショップでもいろいろなハンドルが販売されています。現在のハンドルで乗り心地がいまひとつな人は、ハンドル交換を検討してみるのも有効です。

試乗する

クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクなど、乗りたい車種が決まったら、試乗を申し込んでみましょう。試乗するときは、運動しやすい服装で、スニーカーなどを履いて行きます。所持していれば、ヘルメット、グローブなども持っていきましょう。試乗のできるお店では、それぞれの体格に合わせてスポーツバイクをセッティングしてくれます。ブレーキ、変速の使い方なども説明してくれるので安心です。 初心者でも安全に走行できるコースをスタッフが案内してくれるので、候補のスポーツバイクを何台か乗り比べてみると、違いもよくわかります。

必要なアイテムを揃える

スポーツバイクに必要なアイテムは、最低限よく使うアイテムで2万円くらいで揃えることができます。ヘルメット、ベル、鍵などです。

ペダル

ペダルは、完成車に付属していないことがあります。初心者はフラットペダルで乗ってみましょう。

空気入れ

スポーツバイクのメンテナンスをするのに、一番重要なアイテムです。スポーツバイクにはフランス式のバルブが使われているので、一般的な空気入れではなく、ロードバイク、クロスバイク専用の空気入れを用意しましょう。タイヤの空気は、乗らなくてもしだいに抜けていくので、空気入れはよく使うアイテムです。

フロントライト

夜間走行するときには欠かせないアイテムです。暗くなってからの自転車通勤の帰り、昼間の走行でもトンネルの中などでは必要です。100ルーメン以上の明るいライトが使いやすいです。

リアライト

後ろの車に自分の存在を知らせるためのライトです。自転車のライトは、前方は白、後方は赤と法律で決められています。電池が長くもつリアライトを選びましょう。

スタンド

スタンドは、自転車を立てておくためではなく、メンテナンスのときに使います。フレームを持ち上げてひっかけると、簡単に立てて固定しておくことができます。家での保管用にも役立ちます。野外で駐輪のために使うことは、風などで倒れることがあるので、自転車が傷むおそれがあります。屋内だけで使いましょう。

ヘルメット

スポーツバイクは速度が出るため、ヘルメットを必ずかぶることが大切です。万が一転んだり、事故にあったときに、ヘルメットをかぶっていることで被害を軽減することができます。ヘルメットは長い時間かぶっていても、蒸れないように快適な工夫が配慮されています。スポーツバイクに乗るときには、ヘルメットをかぶることを習慣にしましょう。

ベル

一般的な自転車用のベルは、ドロップハンドル、フレームに付けることができません。ロードバイクのドロップハンドルなどに付けられる、専用のベルを装備しましょう。

スポーツバイクは性能がよくて高価なので、防犯対策が必要です。スポーツバイクはスタンドがなく、立てかけておくと本体ごと盗難されるおそれがあるので、リングロックは防犯効果がありません。立てかけた柵などとロックするか、駐輪場の固定レールに乗せてロックする方法があります。チェーンカバーは目立つ色のものを使い、ダブルロックしておくのも盗難防止に有効です。

どんなタイプの自転車を買うか見極めてから購入

長距離を乗りこなし、眺めのよいツーリングを楽しむ、自転車レースでスピード競技、山道もワイルドに走破、少し遠いところも自転車で通勤、街中をおしゃれな自転車で走るなど、自分の自転車の楽しみ方に合ったスポーツバイクに乗りましょう。国産の自転車メーカーのスポーツバイクは、老舗も多く、性能もすぐれ、快適な走行ができることに加えて、価格もお手頃です。 デザインも、スポーティーなものからクラシックな雰囲気のものまで豊富です。お気に入りのデザイン、カラーの自転車で、自転車に乗ることを楽しみましょう。よい季節に、好きなサイクリングコースで、スポーツバイクに乗って快適なツーリングを満喫しましょう。

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