九十九里でおすすめの釣り場はどこ?人気スポットとその特徴とは

九十九里でおすすめの釣り場はどこ?人気スポットとその特徴とは

2018.03.27

海水浴場として有名な九十九里浜ですが、実は釣りのポイントとしてもその名が知られています。「片貝漁港」や「飯岡漁港」、関東最大級の広さを誇る「九十九里海づりセンター」など、九十九里のおすすめ釣りスポットについてお伝えします。

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九十九里で釣りを楽しむ

九十九里浜といえば、海水浴で有名ですが、実は釣りのポイントとしても人気のスポットです。 九十九里のなかにもさまざまな釣り場があり、釣り場によって、釣果の種類も変わってきます。釣りに出かける前に、それぞれの釣り場の特徴を把握して、自分の目的に合った釣り場をみつけたいものです。 そこで今回は、数ある九十九里の釣り場のなかから、初心者でも釣りを楽しむことができるスポットを厳選しました。九十九里に釣りに出かけたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。 九十九里浜 【引用URL:https://www.jalan.net/kankou/

作田川河口にある港「片貝漁港」

片貝漁港は、砂浜海岸で知られる九十九里浜のほぼ中央に位置する港です。 作田川河口に作られたおおきな漁港は、初心者や子供連れでも釣りを楽しむことができる釣り場です。 そんな「片貝漁港」について、詳しくみていきましょう。

漁港内に多数ある釣りスポット

作田川の河口に作られている片貝漁港は、作田海水浴場から続いている砂浜から伸びる「北堤防」や、港の南側にある片貝海岸の設けられた堤防など、堤防が複数設けられているほか、河口内の護岸や船溜まりなど、漁港内に釣りスポットがたくさんあるのが魅力です。 堤防の奥の外海側には、大きなテトラポットが設置されているエリアがあります。テトラポットからも釣りをすることはできますが、足場が悪いので、初心者の人は充分に注意しましょう。 堤防 釣り スポット 【引用URL:https://chiba-tsuri.net/chousikujukuri/katakaiko/

狙える魚の種類が多い

釣りスポットが多い片貝漁港は、狙うことができる魚の種類が多いことも魅力のひとつです。港内や河口部では、夏場にはハゼ、秋にはメッキなどを釣ることができます。また作田川河口は、クロダイの釣り場としても有名です。 北側に伸びている北堤防ではクロダイやメジナ、テトラポットから釣り糸をたらすと、カサゴやソイが釣れます。水温が上がってくると、イシモチやシロギスなどの魚も狙うことができます。 片貝海水浴場から海に向かって伸びている「南新堤」と呼ばれる堤防では、アジやキス、イワシなどを釣ることができます。ただし、南新堤の先端は立ち入り禁止とされているので、立ち入らないようにしましょう。

買い物は「海の駅九十九里」で

旧片貝港と片貝港のあいだには、「海の駅九十九里」があります。 海の駅九十九里は、駐車場も広く、トイレもきれいなので、子供連れでも立ちよりやすい施設です。 まず施設に入ると、約3,000匹のマイワシが出迎えてくれます。 直売コーナーでは目の前の片貝漁港で水揚げされた魚介類や、九十九里で採れた新鮮な野菜を購入することができます。 2階にあるフードコートでは、イワシやハマグリなど、九十九里ならではの食材をふんだんに使った料理を楽しむことができます。 九十九里町のイワシ漁の歴史や文化を学ぶことができるイワシ資料館も併設しており、無料でイワシについての知識をえることもできます。おみやげの購入や食事、休憩などに有効活用することができる施設です。   海の駅九十九里   九十九里浜 海の家  

初心者でも楽しめる「飯岡新港」

九十九里浜の北端にある「飯岡新港」は、いいおかみなと公園が近くにあり、足場もいいので、子連れの家族や初心者でも楽しむことのできる釣り場です。 「飯岡新港」には次のような特徴と魅力があります。

飯岡新港の釣り場

飯岡新港は、九十九里の北端にある刑部岬に位置する大きな港です。 刑部岬から沖に長く伸びる東堤防と、港西側にある西堤防に囲まれています。飯岡新港は、釣り場が広いこともあり、他の釣り客と適度な距離を保つことができることから人気があります。 港の東から1,400mにわたって伸びている東堤防は、投げ釣りに最適な場所として知られています。 堤防の外側のテトラポット地帯は、水深がほとんどなく、中央部にいたっては砂底が露出しているほどです。そのため砂地帯に生息する魚が釣りやすい場所ともいえます。西堤防のエリアも、基本的には水深が浅いのが特徴での釣り場です。

飯岡新港で狙える魚

飯岡新港は釣り場が広いので、たくさんの魚種を狙うことができます。 例えば、東堤防の先端付近では、クロダイやスズキ、イシモチを釣ることができます。ルアー釣りで、アオリイカやヒラメを狙う人もいます。初夏には、エギでシリヤケイカを狙いにくる人も多くいます。 西堤防では投げ釣りがメインで、シロギスやイシモチ、カレイなどがターゲットになります。飯岡新港といえば、秋口のハゼ釣りで知られていますが、飯岡漁協近くの護岸では、ハゼだけでなくアジもよく見られます。

夜釣りもできる

夜でも釣りを楽しむことができるのが飯岡新港の特徴のひとつです。 港の右側の堤防や、飯岡漁協近くの護岸には常夜灯が設置されており、手すりも整備されているので、安心して夜釣りを満喫することができます。 ただし、堤防の外側は、足場が悪く、常夜灯の明かりだけでは見えづらい部分があります。薄暗くなる時間帯からは注意が必要です。

いいおかみなと公園が近くて便利

いいおかみなと公園は、飯岡新港の隣に位置する公園です。 園内にはさまざまな遊具が備え付けられており、すべり台やブランコ、鉄棒など、子どもたちは長時間でも遊ぶことが可能です。釣りだけでなく、公園遊びも楽しむことができるので、子連れのファミリーにはおすすめのスポットといえます。 公園のなかには清潔感のある公衆トイレが設置されています。近くにきれいなトイレがある釣り場はなかなかありません。きれいなトイレがある公園が近くにあることも釣り人に人気の理由です。 公園 釣り

関東最大級の広さ「九十九里海釣りセンター」

九十九里には、関東最大級の広さを誇る「九十九里海釣りセンター」があります。九十九里海釣りセンターの魅力についてお伝えします。 九十九里海釣りセンター 九十九里海釣りセンター

手ぶらで楽しめる釣り堀

九十九里海釣りセンターは、陸上にある海の釣り堀です。縦50メートル、横70メートルという釣り堀の広さは、関東最大級といわれています。 横青物、底物、根魚まで50種類以上の魚種を釣ることができる釣り堀は、釣り放題で、釣った魚はすべて持ち帰ることができます。(ただし、マダイのみ1人20枚までという制限があります。) 釣竿のレンタルをはじめ、釣り餌や仕掛け、発泡スチロールの箱などもその場で購入することができるので、手ぶらで行っても釣りを楽しむことができます。 また、センターの近隣にコンビニや飲食店もあるので、食事のことを心配する必要もありません。気軽に釣りをしに出かけることができる施設です。

釣った魚でバーベキュー

釣った魚はすべて持ち帰ることができますが、セットや食材を持ち込めば、その場でバーベキューを楽しむこともできます。 入場料以外に、炭代をプラスすると、釣った魚をその場でバーベキューして食べることができるので、家族連れやカップルに人気となっています。

営業時間と金額

九十九里海釣りセンターの営業時間は8:00(受付開始が8:00。釣り開始は8:30)〜15:00で、毎週火曜日が定休日となっています。 料金には、開園から閉園まで利用できる「1日コース」と、受付した時間から最長4時間利用できる「短時間コース」があります。

1日コースの場合

大人 10,500円 女性・中学生 7,500円 子供 5,500円

短時間コースの場合

大人 7,500円 女性・中学生 5,500円 子供 4,500円 レンタルの竿は1日1,000円、釣り餌はイワシ・オキアミ・イソメがあり、それぞれ500円です。なお、釣り餌の持ち込みは禁止となっています。見つかった場合には退場となることもあるので、持ち込んだ餌を使わないように注意しましょう。 釣り バーベキュー

自分に合った釣り場をみつけよう

釣りというと、本格的な道具をそろえなくてはいけないと考えてしまう人もいますが、そうとは限りません。自分のこだわりアイテムを持って、狙ったターゲットを確実に捕らえる釣りを楽しむ人もいれば、レンタルの竿で、放流した魚を釣ることを楽しむ人もいます。 自分に合った釣り場をみつけて、魚を釣る喜びを味わいましょう。そして、釣った魚なありがたく、おいしくいただきましょう。

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