四輪バギーの魅力とは
四輪バギーは、一般公道はもちろん走行可能です。そして、一般公道以外にも砂浜や山道などのオフロードでも楽しむことのできる車です。この、オンロードでもオフロードでも軽快に乗りこなすことができるということが、四輪バギーの一番の魅力といえます。 また、四輪バギーはそのエンジン音と、ボディデザインも魅力の一つです。渋いエンジン音を鳴らしながら颯爽と山道を駆け抜けるのは気持ちがよさそうです。 四輪バギーの後輪軸は、左右がつながっているので左右が常に同じ回転数で回転する、自動車とは違う独特な仕組みになっています。そのため、乗り方にも独特なテクニックが必要になり、運転するのは難しそうと感じる人もいるかもしれませんが、四輪バギーはほとんど転倒することはなく、16歳以上なら女性でも高齢者でも誰でも簡単に運転できるのです。 運転する場所の地形に合わせて速度調節をしながら、同時に体全体を使って体重移動をしながら走行するのは、自動車とは違う運転の仕方なのでいつもとは違ってワクワクします。四輪バギーのおすすめポイント
オンロードでもオフロードでも乗れることや、エンジン音などが魅力の四輪バギー。まだまだ乗っている人は少なく、情報もあまりないのが現実です。もっと四輪バギーの詳しい魅力や、そのほかのおすすめのポイントを押さえて、四輪バギーについての知識を深めていきましょう。リアキャリアにたっぷり荷物が詰める
四輪バギーのうしろにはリアキャリアを取り付けることができます。このリアキャリアにはゴムネットなどを付ければさまざまな荷物をたっぷり乗せて走ることができ、とても便利です。オフロードのコースも楽々走れる
車では走ることの難しい、砂浜や山道などのオフロードでも楽々と走れてしまうのは、四輪バギーの特徴です。体がむき出しの状態で険しい道を走行し、普段では味わうことのできないスリルを味わってみましょう。水深が約30cm~35cm位までで地形が凸凹でなければ、川の浅瀬なども走ることも可能です。ゴツゴツした岩を乗り越えてみたり、水たまりにバシャーンと突っ込んでみたりと、泥だらけになって走るのもいいですね。ハンドルが取られそうになるのを必死で運転するのも、なかなか味わえないスリルです。 冬には雪が降るところで雪道に挑戦してみたり、季節を問わず楽しめるところも魅力的です。全国各地では愛好家達が集まるレースが季節を問わず開かれていて、その技術を競い合っています。大きなレースでは、全国から100近いチームが集まって盛大に開かれているものもあります。そのようなレースを見に行くと、いろいろなテクニックが見られるので楽しいかもしれません。四輪バギーではどのようなことができるのか、みることができますね。オンロードでも軽快に走る
オフロードとは反対の一般公道やサーキットなどのオンロードでも、もちろん走行可能です。一般公道を走行すると目立ってしまうかもしれませんが、かっこよく乗りこなして自慢してしまいましょう。 サーキットで思いっきり走り抜けるのも非日常を味わえてストレス解消にもなります。おもちゃのような遊び心がある
四輪バギーは車です。しかし普通の車よりもコンパクトなボディに、バイクのようなハンドル、まるで大きくしたラジコンに乗り込んだような気分にさせてくれます。ラジコンを操作する感覚で乗りこなせる四輪バギーは、車というよりおもちゃのように楽しめる乗り物です。 おもちゃのようでありながら、一般公道も走ることができるなんて、こんなにウキウキして乗れる乗り物はほかにはないかもしれません。アクロバティックな動きが可能
片輪走行やウィリー走行なども、四輪バギーでは可能です。素人が車では絶対にまねできないような走行も、四輪バギーではできるようになるのは嬉しいですね。 一般公道では決してやってはいけませんが、オフロードを走行した際は、ドリフトなどをしてみるのも楽しみの一つになります。慣れてきたらぜひアクロバティックな走行にもチャレンジしてみてください。四輪バギーがおすすめの人
ではどんな人にとって四輪バギーはおすすめな乗り物なのか、詳しくみていきましょう。アウトドアによく行く
四輪バギーはオフロードでも余裕で走ることができるので、キャンプによく行く人にはとてもおすすめです。バイクのような感覚で行けるのに荷物はたっぷり運べるし、ガタガタの道でもタイヤを取られることなくガンガン進んで行けるのはとても魅力的です。アクティブな遊びが好き
例えば、スノーボードは斜面を体むき出しで風を切りながら滑り降りていきますよね。バギーも体がむき出しなので、車で走るのと違って風を感じながら走ります。 そのため、スノーボードのような爽快なスリルを味わうアクティブな遊びが好きな人にとって四輪バギーは、お気に入りの遊びに加わること間違いなしです。風をきって爽快に走ればストレス解消にもつながりそうです。1人で行動するのが好き
最低限の荷物を持って、四輪バギーで一人旅もいいですね。四輪バギーは車ですが、バイクのように一人で乗ることが多いので、一人でいろいろなところを走りたいという人におすすめです。 風を肌で感じ、音楽を鳴らしながら颯爽と走れば、一人の贅沢な時間の出来上がりです。四輪バギーを体験してみたい
海外では四輪バギー体験をよく目にします。日本にはないのかと思うかもしれませんが、日本にも四輪バギー体験があるところはあります。 インストラクターが同行し、オフロードを泥まみれになりながらガンガン進んでいくような体験スポットや、森の中をゆっくりと走るコースを体験するスポットもあります。また、四輪バギーはレンタルをすることもできます。これなら乗ってみたいと思ったら、すぐに体験できるのでいいですね。どちらも値段的にそんなに高くはないので、手軽に挑戦することができます。 乗ってみたいと思った人は、とりあえず一回体験してみましょう。一度乗ったら、やみつきになってしまうかもしれません。目立つことが好き
四輪バギーで一般公道を走行すると、間違いなく目立てます。みんなに振り返られるでしょう。エンジン音も素敵なので、それだけでも注目されます。そんな、目立つことが大好きな人は、ぜひ四輪バギーに乗って、みんなの視線を独り占めしてしまってください。 最近ではSNSも流行っていますが、四輪バギーならSNS映えの写真を写すことも可能です。一般公道だけでなく、SNS上でも目立てること間違いなしです。四輪バギーを選ぶコツ
四輪バギーが欲しいと思ったら、以下のポイントを確認しましょう。排気量が50CC以下
四輪バギーには、排気量50cc以下の、公道を走ることのできるバギー(kw)と、排気量50ccを超える、公道を走ることのできないオフロード専用のバギー(atv)の二種類があります。 公道走行可能にするためナンバー取得をしようと思うと、排気量が50cc以下の四輪バギー(kw)にする必要があります。市区町村役場にて第1種原付自転車ミニカー(水色ナンバー)にて登録が可能になります。ナンバー取得のためには、排気量が50cc以下と限定されているため、それ以上の排気量の四輪バギーではナンバープレートの交付をしてもらえません。 国産の四輪バギーは110ccや、200ccのものもあるので、しっかりと確認することが大切です。そのような排気量の大きい四輪バギーは専用のコースなどで走って楽しむことしかできません。やっぱりそのようなコースより、一般公道を走ってみんなの視線を釘付けにしたいですよね。保安装置を装備している
ナンバー取得のためには、排気量以外にも標準装備で保安装置(日本の規定でブレーキランプ、ヘッドライト、ウィンカー類、等)を装備していることが条件です。売られている四輪バギーは、この保安装置を装備していることが多いですが、全て装備されているか、ご自身でもしっかり確認してから購入してください。もし装備されていないものを購入するときは、漏れがないように装備してください。 排気量や保安装置の装備がしっかりとされていて、必要な書類を提出すると、書類登録をして15分ほどでナンバーがもらえます。ナンバーをもらうために、この2点は気をつけましょう。組み立てや整備がされている
四輪バギーは純正の部品ではなくても、日本で販売されている原付バイクと共有している部品も多くあります。機械に慣れている人は部品やパーツの交換などできるかもしれませんが、初めはきちんと整備がされているものを選ぶのがいいでしょう。 また、四輪バギーは基本的には2ストです。なのでオイル交換などは不要です。ですがエンジンオイルは使用していて、それが少しずつではありますが減っていくので、たまにエンジンオイルの補充をしなければいけません。エンジンオイルも最初はしっかり補充されているものを選びましょう。自分でカスタマイズが可能なモデル
車より手軽にカスタマイズを楽しめるのが四輪バギーの魅力の一つでもあります。人気車種であれば交換パーツも多数あるので、デザインからパワーアップまで、さまざまなカスタマイズが可能です。 ラジコンに乗っているかのような感覚になる四輪バギーですが、カスタマイズもできるとは本当に大きなラジコンのようです。自分の好きなようにカスタマイズした、世界にたったひとつの四輪バギーを楽しみたい人は、カスタマイズ可能なモデルを選びましょう。おしゃれな人にとっては、バギー自体をファッションアイテムの一つとして楽しむのも、魅力の一つになります。 車体カラーやデザインにとことんこだわったり、ひたすらパワーを上げることにこだわったりと、自分の好きなところに力を入れてカスタマイズしてください。価格が安すぎない
四輪バギーの価格は2万円ほどと安価なものから、100万円近くの高価なものまでさまざまです。新品では高いと思う人は、中古で買うのもいいかもしれませんが、あまり安すぎるものは注意してください。オフロードなど危険な道も走る四輪バギーなので、安全なものかよく確認してください。 中古の4輪バギーを購入するときは、サスペンションなどの足回りの安全性は保たれているか、不具合はないかなどを販売店の人に相談したり確認をしたりして、購入するようにしてください。もう一つ、中古の4輪バギーの購入にはショックの確認が必要です。 ハンドルを握り、4輪バギーを下向きに押したとき、正常な場合には押すとゆっくり跳ね返ってきます。しかし、ショックが抜けている場合にはすぐに跳ね返ります。分かりやすいので、ご自身でしっかり確認することが重要です。中古で4輪バギーを購入する場合には、足回りとショックをよく確認してください。初めての購入におすすめの四輪バギー
では、おすすめの四輪バギーを4つご紹介します。四輪バギー50CCATV SB50HG
出典 | 楽天 バギートライクショップセブン
- エンジン:空冷4ストローク単気筒
- 排気量:48cc
- 始動方式 : セルスターター
- 駆動方式:チェーンドライブ
- ギア:前進3速バック付
- 燃料タンク容量:3L
- 重量:92kg
- フロントブレーキ:ダブルドラムブレーキ
- リアブレーキ:油圧ディスクブレーキ
- タイヤ:フロントタイヤ16×8-7リアタイヤ16×8-7
- 車両寸法:全長1,550mm 全幅1,000mm 全高1,150mm シート高650mm
四輪バギー50CCATV SB50B
出典 | 楽天 ICE BEAR
- エンジン:空冷4ストローク単気筒
- 排気量:48cc
- 始動方式 : セルスターター
- 駆動方式:チェーンドライブ
- ギア:セミオートマ(前進3速バック付)
- 燃料タンク容量:3L
- 重量:90kg
- フロントブレーキ:ダブルドラムブレーキ
- リアブレーキ:油圧ディスクブレーキ
- タイヤ:フロントタイヤ16×8-7リアタイヤ16×8-7
- 車両寸法:全長1,400mm 全幅900mm 全高980mm シート高630mm
四輪油圧ディスクDF 50ccバギーX1412W
- エンジン:高性能4ストローク
- 排気量:48cc
- 始動方式 : セルモーター
- 駆動方式:チェーンドライブ
- ギア:変速ギア(前進3段・後進1段)
- 燃料:ガソリン
- 燃料タンク容量:約6.7L
- 重量:145kg
- ブレーキ:4輪油圧ディスク
- タイヤ:フロントタイヤ235/30-14 リアタイヤ235/30-14
- 車両寸法:全長約1,850mm 全幅約1,160mm シート高約630mm
四輪油圧ディスクDF 50ccバギーX1212W
出典 | aucfan
- 排気量:48cc
- 燃料:ガソリン
- 始動方式 : セルモーター
- 駆動方式:チェーンドライブ
- ギア:変速ギア(前進3段・後進1段)
- 燃料タンク容量:約6.7L
- 重量:143kg
- ブレーキ:4輪油圧ディスク
- タイヤ:フロントタイヤ205/30-12 リアタイヤ205/30-12
- 車両寸法:全長約1,850mm 全幅約1,160mm シート高約630mm