抜け毛が多い原因には何がある?スマートな対策方法で抜け毛予防

抜け毛が多い原因には何がある?スマートな対策方法で抜け毛予防

CAR / MOTORCYCLE 2018.08.04

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抜け毛が気になる男性に原因と対策を紹介する

抜け毛が多くなると「ハゲてしまうのではないか」と不安になってくることでしょう。そこで抜け毛のメカニズムと原因、予防と対処法など、どんなものがあるのか紹介します。 自分に合ったタイプはどれなのか、どの対策が合っているのかをみていきましょう。

抜け毛のメカニズムについて

まずは抜け毛のメカニズムはどうなっているのかみていきましょう。

ヘアサイクルを知る

髪は毛母細胞が分裂して成長します。そして髪は「成長期」に成長。これが髪の毛の成長とヘアサイクルのメカニズムです。 また、短く細い抜け毛が増えてきたら、薄毛のサインです。薄毛のヘアサイクルは「成長期」が短くなり、髪が短く細いうちに脱毛します。

男性の平均的な抜け毛の本数はどれぐらいか確認

抜ける毛の数は、少ない人で10本以下の人から、多い人では200本以上といわれています。もともと生えている髪が多い人は、そのぶん抜け毛が多い傾向にあります。抜け毛の本数は個人差が大きいようで、結論は数本〜250本という数値です。

急な抜け毛の増加には注意する

気をつけなければいけないのは「急な抜け毛の増加」です。突然の抜け毛が多いと、脱毛症の疑いがあります。年齢や性別の違いに関係なく、この病気はいつ誰が発症してもおかしくないといわれています。 脱毛の症状が現れた場合には、早期に皮膚科、または脱毛症専門外来や毛髪外来などの医療機関を受診し医師に相談するようにしましょう。

抜け毛が多い原因とは

抜け毛が多い原因とはなにかを探ってみましょう。

シャンプー剤が合っていない

シャンプーが合ってないと抜け毛が増えるのでしょうか。結論としては、シャンプーが原因で抜け毛は起こらないらしく、「シャンプーによって脱毛が促進された」ということのようです。

シャンプーの原材料に界面活性剤が使用されている

界面活性剤は洗浄成分であり、洗剤のようなものです。なので保湿成分を保てなくなり、頭髪や頭皮にダメージを与えやすく、抜け毛が多い状態になるのです。

ドライヤーでの乾燥がダメージになる

髪は熱や乾燥に弱い性質があり、これらのダメージを受けると傷んだり抜けてしまうことに繋がります。シャンプー後にドライヤーを使わず、自然乾燥をすることもよくありません。 また、髪をしっかり乾かすためにドライヤーを長時間当てるというのも、乾燥させすぎることになるため、頭皮にダメージが残ります。

ストレスが多い

抜け毛が多くなる原因になりやすいストレスは以下の通りです。

生活環境の変化が抜け毛に影響するのか

生活環境が変わると緊張状態が続き、頭皮が固くなるため、血行が悪くなります。その影響で自律神経のバランスが乱れ、頭皮の毛細血管が縮小してしまい、本来届くべき栄養が頭皮まで行き届かなくなり、抜け毛につながっていくようです。

食生活の乱れはどう影響するのか

髪に必要な栄養が十分摂取されていなかったり、髪を作る部分に十分な栄養が届かない状態になっていると、髪を作り出すための栄養が不足していまい、その結果、髪がしっかり成長できず抜け毛になってしまうのです。

季節の変わり目には抜け毛が増えるのか

秋の抜け毛が1年を通して最も多くなるようです。なぜ秋に抜け毛が増えるのでしょう。

秋に抜け毛が多い原因は夏にある

  • 夏の紫外線ダメージ
  • 皮脂の酸化の影響
  • 夏バテ・体力の低下
  • 暑さや高湿度による睡眠の質の低下
  • 暑さが原因の食欲不振・栄養不足
  • 食生活の乱れによる内臓や代謝機能の低下
など、上記の影響が1カ月ぐらいのタイムラグを経て、表面化し、秋にやってくるといわれています。

喫煙が原因になるのか

タバコには有害物質が含まれています。それによる血行不良が原因で、頭皮の結構状態が悪くなり、抜け毛につながります。そしてタバコの成分であるニコチンは体内のビタミンを破壊します。 ビタミンが破壊されると、毛髪に必要な酸素や栄養の運搬が少なくなり、薄毛につながってしまうのです。また急であり無理な禁煙はニコチン不足によってイライラし、それがストレスとなって男性型脱毛症(AGA)に繋がってしまう場合もあるといわれています。

抜け毛とAGAの関係性について

AGA(男性型脱毛症)についてとその原因についてみていきましょう。

AGAについて

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。成人男性によくみられ、髪の毛が抜け落ちてしまう状態というより、むしろ髪の毛が太く長く育たずに、1本1本が細くて短い毛になっていき、本数は変わらないのに、髪が薄く見えるようになってしまう状態になります。 AGAは、思春期以降に始まり、徐々に進行していきます。成人男性の5人に1人はAGAであるといわれ、いつ誰が発症してもおかしくない身近な症状といえるでしょう。

AGAの原因

ヘアサイクルの成長期の期間が短くなり、髪が十分に太く長く育たないことでAGAになります。一般的に、遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられているようです。AGAは治療によって改善することができる症状なので、何もせずに諦める必要はありません。 脱毛症は、基本的に皮膚科を受診すれば、AGAの治療を受けることができます。現代では、病院の皮膚科などに「脱毛症専門外来」が設けられている場合もあるので、治療を考えている人は、一度専門医に相談をしてみるとよいでしょう。

生活習慣で抜け毛を予防する対処法

抜け毛を予防するのには、治療や髪の毛の洗い方だけでなく、生活習慣の見直しが必要です。どうすれば抜け毛の予防ができるのでしょう。

抜け毛が多い時のシャンプーは注意する

抜け毛が多いときには、頭皮にダメージをなるべく与えないように、シャンプーに気を使う必要があります。頭皮や髪の細胞がダメージを受けているので、刺激の少ないシャンプーを使用するとよいでしょう。 刺激の少ないシャンプーでおすすめなのは「アミノ酸系シャンプー」や「ノンシリコンシャンプー」です。

ドライヤーの正しい使用法

薄毛・抜け毛を改善するためには、シャンプーを注意することも大切ですが、その後の乾かし方が間違っていては意味がありません。ドライヤーを使った、髪や頭皮を傷めない乾かし方を試してみましょう。その方法は以下の通りです。
  • 1.タオルドライで水分を取ります。このとき、髪をこすらないように軽くたたいて水分を取りましょう。
  • 2.髪の根本から乾かします。毛先は乾きやすく、傷みやすいので髪の根本から乾かしましょう。
  • 3.まんべんなく全体を乾かします。熱風を同じ部分ばかりにあてず、頭から10〜20cm離すようにしましょう。

栄養と体調管理をしっかりする

睡眠不足になると成長ホルモンの分泌量が減少し、ダメージの蓄積や新陳代謝の低下が起こるため、髪に悪影響を及ぼします。また、栄養不足になると、髪が抜けやすくなる原因に。 特に、亜鉛が不足すると、抜け毛につながるといわれています。バランスのよい食生活をして質のよい睡眠をしっかりとりましょう。

帽子の活用して頭皮へのダメージを少なくする

夏の日差しが頭皮にダメージを与えていると、秋に抜け毛が多くなるので、夏には帽子をかぶることがおすすめです。 「帽子をかぶると余計に頭皮や髪に悪影響なのでは」と不安になる人もいるかもしれませんが、通気性のよい素材の帽子をかぶったり、時々帽子を脱いで風通しをよくすることで、蒸れや汗による雑菌を避けることができます。

抜け毛が多くても自然脱毛なら問題ない

抜け毛が多いと禿げてしまうことや病気などが心配になりますが、実は本数よりも抜け毛の状態をチェックすることが重要。 ほとんどはヘアサイクルの一環で自然に抜けてしまう抜け毛が多いようですが、AGAや脱毛症の疑いがあれば専門クリニックや病院も視野にいれるとよいでしょう。

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