海釣りでルアーフィッシングに挑戦。おすすめのルアーと狙える獲物

海釣りでルアーフィッシングに挑戦。おすすめのルアーと狙える獲物

CAR / MOTORCYCLE 2018.07.23

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ルアーフィッシングとは

海釣りの手法のなかでも人気が高い「ルアーフィッシング」。「ルアー」は餌を模した疑似餌のことを指し、本物の餌ではなく疑似餌を使ってターゲットとなる魚を狙います。 ルアーフィッシングに使うルアーには、さまざまな種類があります。その日の海の状況や狙いたい魚によって、使うルアーは変わってきます。ルアーの種類やそれぞれのルアーで狙うことができるターゲットを知ることで、ルアーフィッシングに対する知見を深めましょう。

ルアーフィッシング人気の理由

疑似餌であるルアーを使ったルアーフィッシングはなぜ海釣りの手法のなかでも人気が高いのでしょうか。まずはその人気の秘密を探っていきましょう。

魚や状況に応じてルアーを使い分ける楽しさ

ルアーフィッシングでは本物の餌を使用しません。そのため餌の力で魚を寄せ付けることができません。疑似餌でターゲットとなる魚を釣りあげるためには、それぞれの魚の習性や生態を把握しておく必要があります。 ターゲットとなる魚の特徴とその日の海の状況から、効果的なルアーを選ばなければいけないため、難しい選択を迫られますが、その選択のゲーム性の高さこそがルアーフィッシングの醍醐味ともいえます。 自然を相手にしている以上、正解なんて誰にも分かりません。状況から判断して最適のルアーを選択する過程も、ルアーフィッシングの楽しみの一つなのです。

餌釣りよりも高い釣果がでることも

本物の餌で魚を寄せ付ける餌釣りは、自分の力というより餌の力で釣れたという感覚があります。しかしルアーの場合には、餌の力を借りることができません。そのため、釣りあげたときには、餌の力ではなく、自分自身で釣りあげたという感覚が強くなります。 ときには、餌の力を使った餌釣りよりも大きな釣果を得られることも。その日の状況に合わせたルアーを選ぶのは難しいかもしれませんが、その分釣れたときの満足感は大きいことも人気の要因といえるでしょう。

代表的なルアーの種類

ルアーには、素材や形などの違いによってさまざまな種類があります。まずは代表的なものを押さえておきましょう。

木やプラスティック素材のプラグ系

木やプラスティック素材でできている「プラグ系」ルアーは、小魚の形状をしているのが特徴です。プラグ系のなかでも、生きた魚のような動きをする「ミノープラグ」、水面を逃げている魚を演出できる「トップウォータープラグ」などがあります。 また、小刻みに振動するような動きをする「バイブレーションプラグ」などに細分化されています。

棒状の金属製のジグ系

「ジグ系」ルアーとよばれるものには、「メタルジグ」や「ラバージグ」などいくつかの種類がありますが、一般的に「ジグ系」といえば、金属製で棒状の形をしている「メタルジグ」を指しているケースが多いです。 金属の重さによって到達する深さが変わってくるため、狙うターゲットは異なってきますが、イナダやサワラをターゲットとするときに使われることが多いのがこの「ジグ系」です。

合成樹脂やラバー素材のワーム系

合成樹脂やラバーなどの柔らかい素材でできているものを「ワーム系」ルアーとよびます。動きが大きいルアーを嫌うシーバスやアジ・サバなどを狙うときに使われます。 素材の柔らかさを活かしたソフトな動きが特徴ではありますが、柔らかいのでちぎれやすいという欠点も。取扱いには注意が必要です。

初心者におすすめの釣り魚と人気のルアー

たくさんある種類のなかからルアーを選択するのは経験者でも難しいものです。そこで海釣り初心者の人におすすめのターゲットと、そのターゲットを狙うときに使うルアーのなかでも人気が高いものをピックアップしました。海釣りにでかけるポイント選びと、でかけた先で使用するルアー選びにおすすめです。

ポピュラーなシーバス

海釣りのターゲットのなかでも、ルアーで釣りやすい魚としてポピュラーなのが「シーバス」。ルアーフィッシングの初心者でも比較的釣りやすいため、シーバスをターゲットにするところからスタートする人も多くいます。 大型の魚で迫力があるため、釣りあげたときの満足感が大きいところも魅力です。ルアーにかかって暴れて水しぶきをあげる姿は、アングラーの心を揺さぶります。シーバスを釣るときには次のルアーがおすすめです。

ラパラ ミノー カウントダウン 8g 7cm RH ルアー

圧倒的な釣果で世界中のアングラーの支持を集めているラパラの「カウントダウンシリーズ」は、数あるルアーのなかでも定番のルアーとして知られています。シーバスを始め、ブラックバスやトラウトフィッシングにも適しています。

メジャークラフト ルアー ジグパラ ショート JPS

メジャークラフトの「JIGPARA」ショートシリーズは、掛けることを最優先に考え、フロントとリアに日本製のオリジナルフックを搭載しています。カラーやサイズのバリエーションが豊富で、このシリーズだけみてもルアー選びを楽しむことができるほどです。

海釣りルアー入門しやすいアジ

ルアーフィッシングでアジを狙う通称「アジング」は、その手軽さから海釣りでのルアーフィッシングの入門編として人気があります。アジング用のタックルが数多く販売されているため、初心者でも道具をそろえやすく、チャレンジしやすいターゲットです。 また、メバルもアジと同じタックルで狙うことのできるターゲットです。双方のタックルを共用できるため、アジにトライしたあとにはメバルにも挑戦してみるというメリットがあります。

ダイワメタルジグ 月下美人 プリズナーTG 7g グリーンイカナゴ ルアー

薄型でコンパクトな設計と、高比重でタングステンを使用した素材が特徴のメタルジグです。精密に計算された非対称センターバランスデザインが繰りだす泳ぎがターゲットを魅了します。アジングだけでなく、メバルなどの魚にも効果的なルアーです。

JAZZ メタルジグ ルアー 爆釣JIG2 アジングSP 7g #001

アジのなかでもフィッシュイーター化した良型のアジを狙うべく作られたメタルジグ攻略用のパッケージがこの「爆釣JIG2 アジングSP」。ティンメッキ仕様のトレブルフックを標準装備しているため、リーリングとフォールの釣りにおすすめです。

冬から春にかけて人気のメバル

メバルをターゲットとする「メバリング」もアジングと並んで高い人気を誇ります。メバルは味より引きが強いのが特徴で、冬から春にかけての季節は特に人気です。 メバリング用のタックルもありますが、アジングのルアーと兼用することが可能なため、どちらもターゲットにしたい場合には、まずは兼用するところから始めるといいでしょう。

エコギア マルキュー メバル職人ミノーSS1-1/2

エコギアの「メバル職人シリーズ」は、その名の通り、メバル釣りに特化して厳選されたラインナップです。メバル釣りの初心者からメバル釣りを極めたいベテランまで納得できる実力を誇ります。 コンパクトサイズの「ミノーSS1-1/2」は昼間のデイゲームでも夜釣りでも釣果を期待度が高いアイテムです。

ダイワ ペンシルベイト アジング メバリング 月下美人 澪示威 35S

ペンシルベイトタイプの「月下美人 澪示威 35S」はメバルを狙うメバリングだけでなくアジングにもおすすめ。 35mmの小型スリムボディながら、1.5gという重量を確保しているのも特徴の一つ。小型ボディからは想像できないほどの飛距離と平行ローリングフォールでターゲットを魅了します。

シャクって誘って釣るイカ

エギとよばれる疑似餌を投げてシャクって誘う通称「エギング」。難易度がそれほど高くないため、初心者にもおすすめの釣り方です。主に釣れるのはコウイカやアオリイカ。初心者の場合には、秋によくみられる小型のものを数多く釣る数釣りが適しています。

デュエル エギ:イージーQ マグキャスト

マグキャストシステムを採用したことで、誰でも簡単に超遠投が可能。強い向かい風のときや遠くのポイントを狙うときなど、飛距離をだしたいときには特におすすめです。 釣れる波動を継承した「パタパタフィン」はわずかな潮流でフィンがバイブレーションを起こし、猛烈にアピール。イカの本能を刺激してくれます。

タカミヤ ルアー エギ エギボンバー トリオセット

エギングの釣果で高い実績のあるカラーを選定しているだけでなく、ナイトエギングでも強いアピールができる夜光ボディを採用しています。 独自の全傘二段(ボンバーフック)仕様で、エギに掛かったイカはがっちり逃しません。安価に入手でき、コストパフォーマンスが高いところも魅力の一つといえるでしょう。

海釣りルアーで大量釣果を狙おう

本物の餌を使わず、疑似餌でターゲットを狙う「ルアーフィッシング」。海でルアーを使って釣りをするといっても、狙うターゲットも使う疑似餌もたくさんの種類があります。 また、ターゲットによってそろえるべき道具が変わってきます。ルアーフィッシングを始めるときには、まずは自分が狙いたいターゲットを定めるところから始めましょう。ターゲットに合わせた釣りのポイントを探したあとは、いよいよルアーの出番です。 どんな道具を使ったとしても、必ず釣れるという保証はありません。試行錯誤する過程も楽しみながら大量釣果を狙いましょう。

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