キャンプで使うナイフを買おう。3種類の特徴を知って使いこなそう

キャンプで使うナイフを買おう。3種類の特徴を知って使いこなそう

CAMP 2018.07.24

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アウトドア用のナイフは小型のものが多い

夏といえばやはりアウトドアのシーズンです。キャンプやバーベキュー、トレッキングなどさまざまなアウトドアで盛り上がる季節です。テントや寝袋、飯盒やバーナーコンロなどアウトドアに必要な道具やグッズはたくさんあります。 今回その中でも注目するのがナイフです。俗に言うサバイバルナイフと呼ばれるもので、木やロープなどを切ったり、釣った魚を捌いたりとさまざまな使い方ができます。サバイバルナイフの種類によっては向き不向きがあります。では、アウトドアに向いたナイフとは一体どのようなものなのでしょうか。

アウトドア用のナイフの種類

アウトドア用にナイフは大きく分けて3種類あります。一つ目は折りたたみができない刃が固定された折りたたみができないシースナイフ、刃を折りたためるフォールデーイングナイフ、さまざまな機能をもつ十徳ナイフがあります。では、その3種類のナイフにはどのような違いや特徴があるのでしょうか。

折りたたみができない固定刃のシースナイフ

まずシースナイフは刀身が固定されており、折りたたみができないナイフです。耐久性に優れており、細めの木であれば簡単に切れます。その他にもロープを切ったり食材を下処理をしたりなどさまざまなアウトドアの場面で活躍します。 ほかのフォールティングナイフや十徳ナイフではできない刃渡りが必要な作業に力を発揮し、シースナイフ1本アウトドアに持っていけば大変重宝します。しかし折りたたみができないため、持ち運びしににくいのが難点です。

キャンプ場での使用にぴったりなフォールディングナイフ

フォールディングナイフの一番の特徴は折りたたみができるので持ち運びしやすいことです。シースナイフのように木を切るといったことはできませんが、小枝程度なら十分切ることができ、ロープを切ったり食材の下処理なども十分できます。 折りたたみができて携帯しやすい分シースナイフよりは丈夫さは劣りますが、キャンプ場として整備されたところで使うにはフォールディングナイフで十分です。

さまざまな機能を持つ十徳ナイフ

十徳ナイフはその名の通りさまざまな使い方ができるナイフのことです。ナイフとしての機能だけではなく、ハサミやドライバー、栓抜きやコルク抜きといったアウトドアの中であると便利な機能がたくさんついたナイフです。 シースナイフやフォールディングナイフのような使い方はできませんが、バーベキューで袋を開けたいときやワインなどのコルクをあけたいときに、ハサミや栓抜きの機能がついた十徳ナイフがあれば快適にバーベキューを行えます。折りたたみ式なので小さく、軽量なので他のナイフより携帯しやすいです。

和式ナイフの肥後の守

十徳ナイフやシースナイフ、フォールディングナイフ以外にも和式ナイフの肥後の守といったものもアウトドアにおすすめです。和式ナイフの肥後の守はシンプルな構造をしているため、簡単にそして安価に製造できます。耐久性にも優れ、ほとんど壊れることなくアウトドアで使えます。 刀に近い形状で、使い心地も刀に近いです。安価に長持ちするナイフがほしい場合は和式ナイフの肥後の守がおすすめです。

おすすめのフォールディングナイフ

折りたたみができ、携帯に便利なフォールディングナイフですが、どのような商品があるのでしょうか。2,000円台で買えるおすすめのフォールディングナイフを3つ厳選しました。

BODA KNIFE ボーダナイフ

まず一つ目はボーダナイフの重厚なフォールディングナイフです。ボーダナイフの特徴である重厚感あふれる質感と造形美が美しいナイフで、4mmの厚さがあるブレードは切れ味抜群です。ハンドルには天然ウッド材を使っており、握り心地は抜群です。 ワンハンドサムスタットを装備しており、片手で瞬時に開閉ができるので効率的に作業を行えます。実用性が高いので山歩きやキャンプの他にもさまざまなフィールドワークでも活躍します。

バック/BUCK バンタム 折畳み ナイフ 284

バックのフォールディングナイフです。閉じた時の長さが9.5cm、重さが約43gと非常に軽く持ち運びがしやすいのが特徴です。厚さ2mm長さ6.2cmの420HCステンレス製のブレードは切れ味抜群でアウトドアのさまざまなシーンで活躍します。 そして、ドロップポイントブレードダンクにはBUCKと刻印されているのが特徴的です。

ドイツ ゾーリンゲン ハーバーツ社製 ロックバック式 折りたたみナイフ

ドイツの老舗ナイフメーカーハーバーツ社製のフォールディングナイフです。約150年以上の歴史を持つ老舗ナイフメーカーで、自社製品の製造販売だけではなく世界各国のナイフブランドと提携し正規総代理店としてドイツ国内の独占販売権を持っています。 品質には折り紙付きで、420ステンレス鋼でできたブレードは切れ味抜群です。ブレードが折りたたまれた状態では長さが9.7cmで持ち運びしやすい大きさです。

おすすめのシースナイフ

続いて、おすすめのシースナイフについてです。5,000円以内で購入できるものを3つ厳選しました。どのようなシースナイフがおすすめなのでしょうか。

BOKER マグナム エルクハンター シースナイフ BOM

ステンレスでできた長さ9.cmBあるブレードは切れ味抜群で、パールウッド材を使ったハンドルは大変持ちやすいです。登山やキャンプといったさまざまなアウトドアシーンで活躍し、便利なナイフです。 重量は約160gとやや重めですが、重みを利用して木などを切れるので気にならない重さです。

MOSSY OAK 2pc 高品質シースナイフ サバイバルナイフ

MOSSY OAKの高品質サバイバルナイフ・シースナイフです。錆に強いステンレスを使ったブレードは切れ味抜群で、革の張っている持ち手は持ちやすく触り心地が良いのが特徴です。ブレードにはレーザーでブランド名のMOSSY OAKが彫られており、専用のナイロン製収納ケースが付属しています。 狩猟をはじめバーベキューや山歩き、キャンプと幅広いアウトドアシーンで活躍する便利なシースナイフです。

シースナイフ サバイバルナイフ ウトドア 登山

錆びに強いステンレスをブレードに使ったシースナイフです。錆びに強く切れ味抜群のナイフで、天然のウード材を使ったハンドルは触り心地がよく持ちやすいです。 専用の皮ケースが付いており、狩猟をはじめ山歩きやキャンプなどのアウトドアで活躍する便利なナイフです。

おすすめの十徳ナイフ

最後に、ナイフ以外にさまざまな機能を兼ね備えたおすすめの十徳ナイフです。1万円以内で購入でき、使い勝手がいいものを中心に3つ厳選しました。

VICTORINOX(ビクトリノックス) スパルタン ウッド

ビクトリノックスの十徳ナイフです。ラージブレードとスモールブレードのナイフの他にコルク栓抜き、缶切り、栓抜きといったバーベキューの時にあると便利な機能を含めて10種類の機能を搭載しています。 アウトドアの時にあると便利な1本です

Leatherman [ レザーマン ] Skeletool スケルツール Standard Sheath

二つ目は海外製の十徳ナイフです。2008年にギア・オブ・ザ・イヤーを受賞した商品で、使いやすいスプリング付きのハサミをはじめ、ワイヤーカッターや栓抜き、マイナスドライバーなどさまざまな機能を搭載した十徳ナイフです。 キャンプのアウトドアだけではなく、日常生活でちょっとしたときに使えます。

VICTORINOX(ビクトリノックス) ハントマン ウッド

? 最後のおすすめ十徳ナイフはビクトリノックスのハントマンウッドです。ラージブレードとスモールブレードの2本のナイフの他にコルク栓抜きや缶切りをはじめ、ハサミやのこぎり、マイナスドライバーといった作業系のツールも搭載しています。 大きさも大きくなく持ち運びしやすい大きさです。 ? ??

キャンプにはアウトドア用のナイフを持ち歩こう

ここ数年グランピングという一つのキャンプの楽しみ方が人気が出てきましたが、やはりキャンプの醍醐味は豊かな自然の中に自分たちでテントを張り、火を起こして食事を作ることです。そしてそのキャンプの時にアウトドア用のナイフを持っていくことによってより充実したキャンプにできます。 十徳ナイフ、フォールディングナイフ、シースナイフそれぞれの特徴をしっかりと理解し、自分にあったナイフを見つけて今までよりもより充実したキャンプを楽しみましょう。

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