自転車のハンドルの種類とタイプ。好みで選びサイクリングを楽しもう

自転車のハンドルの種類とタイプ。好みで選びサイクリングを楽しもう

2018.08.23

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自転車のハンドルの種類を知りたい

「新しい自転車を購入したい」「ハンドルをカスタマイズしたい」という人は、自転車のハンドルの種類について理解を深めておきましょう。この記事では、自転車のハンドルの種類と印象やスポーツ用・シティサイクル向けなど、さまざまな側面からハンドルについて知っておくことが大切です。 自転車 ハンドル

自転車のハンドルの種類と印象について

自転車のハンドルにはさまざまなカラーがあるだけではなく、デザインや素材もバラエティー豊かです。種類によっては見た目をスタイリッシュに変えることができたり、乗り心地がグッとアップすることもあるでしょう。自転車のデザイン性や走行性において、ハンドルは重要な役割を担っています。用途別にハンドルの種類を変えることも無視できません。 シティサイクリング

スポーツ用の主なハンドルの種類

スポーツ用の主なハンドルの種類は、フラットバー、ドロップハンドル、ブルホーンハンドル、ライザーバーがあります。それぞれメリット・デメリットがありますので、自分好みのハンドル選びにお役立てください。

シンプルな直線形のフラットバー

フラットバーは、オーソドックスなハンドルです。形はシンプルであり、真っ直ぐ。ブレーキがかけやすく操作性に優れている種類で、クロスバイクやマウンテンバイクなどに使われていることが多いでしょう。広い視界になることもメリットですが、ずっと同じ姿勢を保つため、長い距離を走行する際は、疲れを感じやすいです。また、速いスピードで走れないこともデメリットになるでしょう。

半円の形をしたドロップハンドル

ロードバイクなどに使用されているドロップハンドル。半円・下向きの形状をしており、ハンドルを握る位置によって、姿勢を変えることができます。そのため、疲れにくく、前かがみであれば、速いスピードで走行することができるでしょう。しかしながら、慣れないうちは乗りにくいというデメリットがあります。スピードアップしていない状態では、安定性に乏しいリスクもあるでしょう。

ブルホーン化に必須のブルホーンハンドル

ブルホーンハンドルは牛の角のような独特な形状をしている種類です。ブルホーンバーを取り付けることによりブルホーン化した自転車にカスタマイズできるでしょう。ブルホーンハンドルの特徴は、見た目をクールな印象に変更できるだけではなく、握るポジションによって姿勢をさまざまな姿勢をとることができるでしょう。

両端が斜め上に持ち上がっているライザーバー

両端が斜め上に持ち上がっているライザーバー。握る場所が少し高くなっている種類です。ライザーバーであれば、苦しいライディングポジションになることはないでしょう。曲がっているデザインのため、衝撃をしっかりと吸収することもできます。デメリットは、立った状態で走行する際、フラットバーよりも乗りにくいでしょう。 マウンテンバイク 

ドロップハンドルとブルホーンハンドルの種類にこだわる

前述したドロップハンドルとブルホーンハンドルは、さらに種類を細分化できます。両方とも3つの種類に分けることができるでしょう。それぞれに特徴がありますので、よりハンドルの種類にこだわりたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ドロップハンドルの種類は3つ

ドロップハンドルの種類には、力を入れやすいシャローがあります。デザイン性に優れているアナトミックや、最新のアナトミックシャローという種類もありますので、それぞれについて詳しくみていきます。

丸ハンとよばれるシャロー

ドロップハンドルの中でトラディショナルな形状と言われるのは、シャローです。丸ハンとも呼ばれ、力を入れやすい種類です。オーソドックスなスタイルを望んでいる人におすすめ。

ドロップ部分の一部が直線のアナトミック

直線になっている部分があるアナトミックは、かっこいいデザインです。しかしながら、ブレーキが遠いというデメリットがありますので、指や手の大きい人向けの種類でしょう。

最新のアナトミックシャロー

アナトミックシャローは、最新のモデルです。手前〜奥までの長さが短い特徴を持ち、下ハンを握っている際は、ブレーキが近いです。そのため、指や手の小さい人向にうってつけです。

ブルホーンハンドルの種類も3つ

ブルホーンハンドルも3種類あります。オーソドックスなスタンダードタイプ、先端がまっすぐのフラットタイプ、肩下がりタイプがあります。それぞれにマッチする自転車の種類がありますので、理解を深めておきましょう。

最も一般的なスタンダード

スタンダードタイプは、バーの先端は曲がっているものの、他の部分はフラットなハンドルです。小径車によく使用されている種類であり、先端のサイズは短いものから長いものまでさまざまです。

先端までに起伏のないフラットタイプ

フラットタイプは、名前の通り、すべてがフラットに作られている種類です。少し下がっているものもあります。トラディショナルなミニベロなどで使用されることが多いでしょう。すっきりした見た目にしたい際は、ブレーキレバーなどを中央部分などに取り付けてください。

個性的なスタイルの肩下がりタイプ

肩下がりタイプは、ハンドルの外側あるいは中央から、名前の通り、肩下がりになっている形状です。スポーティーな見た目をしており、個性派の人はいかがでしょうか。 マウンテンバイク

シティサイクルにもさまざまな種類がある

シティサイクルに適した種類のハンドルもさまざまあります。ママチャリなどに採用されているアップハンドルは安定性があり、力の入れやすいオールランダーハンドルという種類もあります。各々について詳しく見ていきましょう。

形態が選べるアップハンドル

アップハンドルには、真っ直ぐの姿勢で乗ることのできるセミアップハンドルや、ハンドルに高さがあるカマキリハンドルなど、さまざまな形態の中から選ぶことができます。低速でも安定性を確保することができ、お子さまを自転車に乗せたり、前カゴに荷物を置いてもふらつきにくいでしょう。握る部分が高い位置にありますので、楽な姿勢で走行することもできます。

力を入れやすいオールランダーハンドル

オールランダーハンドルは、セミアップハンドルのように握る部分が中央部分よりも高いポジションにある種類ではなく、フラットな形状をしています。 真っ直ぐだからこそ、前かがみになり、上り坂などもスラスラと登れるくらい力を入れることができます。シティサイクルのハンドルの種類に限った話ではありませんが、錆びに強いスチールや軽量のアルミなど、素材について理解を深めておけば、より自分に合ったハンドルを見つけることができます。 マウンテンバイク

自転車はハンドルを変えるだけでかっこよくなる

自転車のハンドルには、色・素材・デザインなど数えきれないほどの種類があります。ハンドル次第で、オシャレな見た目になったり、乗り心地が良くなることもあるでしょう。また、スポーツ用・シティサイクル向けなど、用途別にハンドルの種類を変えることは大切です。 真っ直ぐの形状であるフラットバー、半円のドロップハンドル、牛角のようなブルホーンハンドル、両端が斜め上に持ち上がっているライザーバーはスポーツ向きであり、それぞれに特徴がありますので、理解を深めておくことをおすすめします。 また、ドロップハンドルとブルホーンハンドルは、さらに種類を細分化することができます。シティサイクルにもアップハンドルやオールランダーハンドルという種類があり、それぞれのメリット・デメリットを理解しておくと、より自転車ライフを楽しめるようになることでしょう。

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