Live出版の尾上です。
弊社に応募してくれた方から、よく頂く質問があります。
それは、
「コピーライターってどんな仕事をするんですか?」
という質問です。
コピーライターと聞くと、
文章を書くというイメージは湧くと思います。
では、いったいどんな文章を書くのか?
あなたの家のポストを見てみて下さい。
たくさんのチラシが入っていると思います。
新聞や雑誌を開けば、たくさんの広告が載っていますよね。
これらは何のためにあるのか?
そう、それは何か商品やサービスを販売するためのものです。
簡単に言えば、コピーライターとは
「文章で商品やサービスを販売する」人のことです。
文章といっても、様々な媒体があります。
先ほど挙げた、チラシ、新聞・雑誌広告、サイト、メールなどなど。
どんな媒体を使ったとしても、
買い手に対して「メッセージ」を伝えることが求められます。
■コピーには2つのタイプがある
「売る」ためのコピーには2つのタイプがあります。
ひとつは、イメージを伝えるコピー。
もうひとつは、レスポンスを取るコピーです。
イメージコピーとは、雰囲気を伝えるための文章です。
例えば、
セブンイレブンのコピー
「セブン、イレブン、いい気分。」
味の素
「おいしさ、そして、いのちへ。」
SHARP
「目指してる、未来がちがう。」
企業のイメージを伝えるために、ユーモア、響き、リズム、覚えやすさ・・・などを重視したキャッチコピーです。
しかし、このイメージコピーそのものは販売する力が弱いです。
「セブン、イレブン、いい気分。」と聞いて
よし、セブンイレブンで買おう!とは思いませんよね。
iPhoneのCMなどはまさにイメージ広告。
ハイセンスさ、スタイリッシュなデザインなどが
独特な雰囲気の映像と音で伝えられていますよね。
(ちなみにiPhoneのCMはイメージ広告としては
とてもよく出来ていると思います)
イメージコピーはブランディング戦略でよく使われますが、
イメージコピーを広告やCMで使ったからと言って
すぐに売上が上がるといったものではありません。
■レスポンス型のコピー
ではもうひとつのレスポンスコピーとは何か?
これは、読んで字のごとく、反応を取ることが目的のコピーです。
イメージコピーとは違って、直接、買い手の反応を取るコピーです。
反応とは、購入、申込、問い合わせ、見積もり、、、
といった、利益にすぐ繋がる反応を取ることです。
iPhoneのCMと真逆なのが、ジャパネットタカタのCMです。
商品の魅力を存分に伝え、購買意欲を掻き立て、
今ならいくら値引き、送料無料・・・などなど、
今、あなたがこれを買うべき理由を徹底して伝えています。
これがレスポンス型の広告、コピーです。
そして我々が書いているコピーもこういった、
直接販売につながるタイプのレスポンスコピーです。
■コピーライター1人=セールスマン100人
コピーライティングの力は強力です。
本来、商品やサービスを販売するとしたら、
セールスマンが顧客のところに出向いて、営業を行います。
お客様の悩み相談に乗ってあげながら
商品の魅力を伝え購入してもらう・・・そんな流れです。
しかし、コピーライティングの技術があれば、
セールスマンが必要なくなります。
なぜなら、
一度書いた文章が勝手に顧客を連れてきて、
勝手に商品を売ってくれるようになるからです。
WEBサイト、チラシ、広告。
どんな媒体でも、買い手に対して
購買意欲を最高に刺激できる文章を書ける。
それが弊社で定義するコピーライターです。
コピーライティングの力を一度身に付けると
一生くいっぱぐれることがありません。
なぜなら、紙とペンさえあれば、
すぐにお金を生み出すことが出来るからです。
チラシの文章の内容によって、売り上げが10倍違うこともあります。
また文章がこれから先無くなる、なんてことはあり得ないので
コピーライターの需要がなくなることはありません。
売れるコピーが書ける力は、生きる力とも言えます。
■オススメのコピーライティングの入門書
ジョセフ・シュガーマンという全米NO.1のコピーライターがいます。
彼が実際に作って売れまくったチラシやダイレクトメールを紹介しながら売れる文章とは何なのか?コピーライティングの秘訣を語っている本があります。
これ、本当に面白いので、ちょっとでも興味があれば読んでみて下さい。
amazonでも売ってるし、ブックオフにいけば100円くらいで買えるかも。
オススメです。