【2023年最新】キーワード選定に役立つ!無料のおすすめツールと目的別おすすめツールを紹介

Webマーケティングスキル・ノウハウ

SEO施策をする上で、どのキーワードを狙っていくかは集客力を高めるためにも非常に重要なポイントになっています。
検索ボリューム、競合性、CVに繋がる、網羅性など様々な観点でキーワードを分析して、どのキーワードを狙うべきかを考える必要があります。

SEO対策を考える上では最初の大事なステップになります。

本記事ではキーワード選定をする際に役立つおすすめのツールを、目的別のおすすめキーワードツールと併せてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

キーワード選定ツールでできること

キーワード選定をする際に欠かせないのがキーワードツールです。
各ツールによって搭載されている機能が異なりますが、主な機能は以下の4つになります。

① トレンドを調べることができる

多くのユーザーは、話題性の高い情報を求めます。

発信する側はいち早く新しいトレンドをキャッチしましょう。
季節要因を含む一時的に数多く検索されるキーワードなどが存在します。

② 検索ボリュームを調べることができる

月間検索ボリュームとは、そのキーワードが1ヶ月でどれくらい検索されているのかを表す数値です。

月間検索ボリュームが高ければアクセスも見込めますし、上位表示をされればアクセスが多い分CV率(コンバージョン率・成約率)も期待が持てます。
ただし、検索ボリュームが高いビッグキーワードを狙えば高いスキルを持ったライバルが多く競争率も高くなるので、難易度が高くなると予想されるので注意が必要です。

検索ボリュームが多く、難易度の低いキーワードが狙い目と言えるでしょう。WEBサイトへの認知や流入のための戦略もはかれます。

機能③ 関連語(サジェスト)を調べることができる

関連語(サジェスト)とは、ユーザーがキーワードから連想する語や、同時に検索するキーワードを指します。例えば「Webマーケティング 」であれば、「副業」「初心者」「SEO」などのキーワードが関連語(サジェスト)になります。

こちらの関連語を自分の予想だけで判断してはいけません。キーワードツールを使用して、関連語を導き出すことで、実際にユーザーが求めている需要を把握し、より効果的なキーワード選定を行うことを可能とします。

機能④ 難易度を調べることができる

難易度を把握することで、競合も少なく効率的に上位表示させるキーワードを見つけることができます。
検索数が多く競合が多いキーワードはSEO難易度が高くなります。
新しくコンテンツを作る際や、なかなか順位がつかない場合など難易度を調べるためにも便利です。

無料でおすすめのキーワード選定ツール4選

ここでは、無料でおすすめのキーワードツール4選を紹介していきます。

① キーワードプランナー

キーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Googleが提供している無料のツールです。
Google広告のアカウントを作成すれば誰でも使用でき、無料の範囲でもキーワードごとの月間ボリュームの分析や、特定のキーワードと関連するキーワードの調査、キーワードごとの競合性などを確認することが可能なので多くの利用者がいます。

調査した関連キーワードのリストなどは、CSVファイルやスプレッドシートなどにエクスポートすることもできるので非常に便利です。

② ラッコキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、サジェストキーワードの抽出に特化したツールで基本的には無料で使用できます。
狙いたいキーワードで検索すると、それに応じたサジェストキーワードを一気に出してくれるので、キーワード選定作業が非常にはかどります。

無料版で使用する場合、一日の使用回数に制限がありますので注意しましょう。

・見出し抽出/共起語取得 合計15回/日
・各種キーワード調査 合計50回/日

より便利に利用したい方や、制限以上に利用されたい場合は有料版もご検討ください!

KeyworldTool

KeywordTool

KeyworldToolは、キーワードプランナーの代わりとして最もよく使われる無料のキーワードツールです。
キーワードプランナーでは取得できない何千ものキーワードを発見でき、SEOの著名人からも評価されている優れたツールです。
無料から利用でき、高スペックの有料版も用意されています。

④ GetKeyword

GetKeyword

GetKeywordは、サジェストキーワードの抽出・キーワード別の難易度チェック・再検索されるニーズワードの抽出ができます。

読者がどこで何回出現したかわかるので、読者が本来何を知りたいのかがわかります。

目的別おすすめキーワード選定ツール

次に、目的別のおすすめキーワードツールを紹介していきたいと思います。

【総合】総合的に機能が備わっているツール

① Googleキーワードプランナー【無料】

キーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、上記でも紹介したようにGoogleの公式の無料ツールです。
関連キーワード・月間検索数・競合の多さ・入札単価を調べることができ、多くの方が利用しているキーワードツールになります。

2016年の仕様変更によって広告費をかけて実際にGoogle広告を利用していないアカウントは、表示されるキーワードの検索ボリュームが曖昧な範囲(100~1000など)での表示になってしまいます。

完全に無料で使用するには曖昧な数値ではありますが、非常に参考になるツールなのでキーワード選定に利用してみてはいかがでしょうか。

② キーワードファインダー【有料】

キーワードファインダーは有料のツールではありますが、自社サイト・競合サイト・メインキーワードを登録するだけで毎日自動で関連語を取得してくれて検索ボリューム、検索順位など様々な情報をチェックできるSEO対策に特化したキーワードツールです。

SEO対策におすすめのキーワードを自動で抽出できたり、もう少しで上位表示できそうなキーワードをピックアップしてくれたりと、サイト・ブログへのアクセスを効率よく伸ばすために必要なキーワードを簡単にチェックすることが可能です。
キーワードプランナーでは曖昧になってしまう月間検索ボリュームも実数表示で確認することができます。

費用:月額55,000円(税込)〜
他のツールと比較してコストが高めのため少しハードルは高いですが、7日間の無料お試し期間があるのでぜひ試してみてください。

③ キーワードアドバイスツール(Yahoo)【無料】

キーワードアドバイスツール(Yahoo)

キーワードアドバイスツールは、Yahoo広告が提供しているキーワードツールになります。

キーワードプランナー同様、広告を出稿する際にキーワードの詳細を調べることができるキーワードツールとなっており、利用するにはビジネスアカウントが必要です。

推定表示回数は検索ボリュームではなく、あくまで広告が表示される予測値となっているため、より広告運用に特化したキーワードツールです。

④ Ahrefs【有料】

Ahrefs

Ahrefsは有料のキーワード選定ツールですが、世界で60万人以上が利用していて多彩な機能を持つSEO分析ツールです。

競合サイトが自然検索で獲得しているワードを細かく確認できたり被リンクなどの分析が得意で、充実したデータが表示されるのでより本格的なキーワード選定ができます。

費用:月額$99〜
有料トライアルのみで料金は7日間$7です。
無料トライアルはありませんが、数ある分析ツールの中でもトップレベルに優れたツールなので、気になる方は是非有料トライアルでお試しください。

【話題・トレンド】話題、トレンドワード(急上昇ワード)を調査するツール

① Googleトレンド【無料】

Googleトレンド

Googleトレンドは、急上昇ワードやいま話題のワード、狙い目のキーワードがどの地域でよく検索されているのか、関連キーワードを含めて調査できるツールです。

期間を絞って月毎の検索数も把握できるため、繁忙期を狙った対策を行う際にも非常に参考になります。

瞬間的に多くのアクセス数を稼ぐなど注目されているコンテンツキーワードをお探しの方におすすめのツールです。

カテゴリや地域を指定することができるので、「どこでどのキーワードが話題になっているのか」「人気度の動向」その関連トピックをもとにリスティングの利用時にエリアを絞ってアプローチするときにも便利です。

【難易度】キーワードの難易度を調べるツール

① SEOキーワード難易度チェックツール【無料】

SEOキーワード難易度チェックツール

SEOキーワード難易度チェックツールは、キーワードに対する上位表示の難易度を簡単にチェックできるツールです。

入力したキーワードに対する関連キーワードを表示して、それぞれのキーワードに対する“月間検索予測数”、“1位の時の月間検索アクセス予測数”をチェックすることができます。

注意点として、チェックするキーワードによって十分なデータがない場合は難易度が表示されません。

② rishirikonbu.jp【無料】

rishirikonbu

rishirikonbu.jpは、SEOキーワード難易度チェックツールと同じく、キーワードの上位表示の難易度を簡単にチェックできます。

検索ボリュームはもちろん、検索順位が1位になった時のアクセス予測数も表示されます。

【検索ボリューム】検索ボリューム(検索数)を調べるツール

同じキーワードで検索したとしてもツールによって結果の数値は異なることがあります。
検索ボリュームはあくまでも参考値にすぎないことを理解しましょう。ですがキーワードのニーズや規模感を知るためにも検索ボリュームを調べることは必要と言えます。

① aramakijake【無料】

Aramakijake

aramakijakeは使い方も非常にシンプルで、簡易的に検索ボリュームをすぐに調べたい人におすすめです。

検索ボリュームを調べたいキーワードを入力してクリックすると、YahooとGoogleの月間検索数が表示されます。

aramakijakeのすごいところは、実際に上位表示した際にどれくらいのアクセス数が見込めるか予想することもできるところです。

② Ubersuggest【無料】

Ubersuggestは、詳細な検索ボリュームを無料で調べたい人におすすめです。会員登録も必要なく、アクセスすれば誰でも簡単に調べることができて非常に便利です。

検索ボリュームを調べたいキーワードを入力してクリックするだけで、各月ごとの検索ボリュームを確認することもできます。季節によって売れ幅が変わる商品などの推移が検索ボリュームからわかります。

Ubersuggestは無料で利用できますが、無料版では1日あたりの検索回数が3回までに制限されています。有料版にアップグレードすると、検索回数の上限が増えて快適に使えるようになります。

③ Googleキーワードプランナー【無料】

キーワードプランナー

3度目の登場ですが、Googleキーワードプランナーは月間検索ボリュームも見ることが可能です。

具体的な詳細を調べるには、少額でも良いので課金して実際にPPC広告を出稿することで詳細な検索ボリュームを調べることができます。

【関連語】関連キーワードを探すツール

①Googleサジェスト機能【無料】

Googleサジェスト機能

Googleサジェスト機能とは、Googleの検索窓にキーワードを入力すると自動でプルダウン表示され、自分だけではなく他のユーザーも含めて頻繁に検索されている複合キーワードを検索候補として表示するものです。
Googleサジェストに表示されるキーワードは、実際にユーザーが検索した回数に基づいているため、ユーザーの心理に沿ったキーワードとして抽出されるはずです。

候補キーワードを需要のあるキーワードとして参考にすると良いでしょう。

② Googleサジェスト キーワード一括DLツール【無料】

Googleサジェストキーワード一括DLツール

Googleサジェスト キーワード一括DLツールはその名の通り、Googleサジェストを一括でチェックできるツールです。
チェックしたいキーワードを入力するだけで、検索キーワードの候補となるサジェストを一括でダウンロードできるので、数多くのキーワード候補を短時間で集めたい場合におすすめです。

サジェスト一覧をコピーして、キーワードプランナーで検索ボリュームを一括チェックできるので、キーワードプランナーと一緒に活用するとより効率が良く便利です。

③ ラッコキーワード【無料】

ラッコキーワード

【2.無料でおすすめのキーワード選定ツール4選】でも紹介したラッコキーワードですが、メインとなるキーワードを入力して「サジェスト」を指定することでGoogle、Yahoo、YouTube、楽天、Amazonなどの様々な関連キーワードをチェックすることができるツールです。その他に月間検索数、Googleトレンドなどのデータもチェックできます。

無料版の他に有料版もあるので、まずは無料版を使用して、必要だと思ったタイミングで有料版に切り替えましょう。

キーワード選定ツールを選ぶ時のポイント

ここまでキーワード選定ツールでできることや、おすすめのキーワード選定ツールについて解説しました。

SEOや広告出稿において高い成果を出すためには適切なキーワード選定ツールを使用する必要があり、ツール選びがSEOの結果を大きく左右します。

ここでは、実際に使用するキーワード選定ツールを選ぶ際に抑えるべき3つのポイントについて解説していきます。

① 改善したい課題や分析したいことを明確にする

まずは改善したい課題や分析したいことを明確にしていきましょう。最適なツールを導入するためには、改善したい課題や分析したいことをしっかりと把握することが重要です。

導入目的が明確になれば、キーワード選定に必要な機能も自ずと決まり、ツール選びもスムーズに進みます。

② ツールの使いやすさ

キーワード選定ツールの中には、SEOに関して知識がある前提で作られたものが多くある一方で、知識が少ない方でも利用できるツールもあります。

利用者のスキルに合ったものを利用すると良いでしょう。

③ 料金

キーワード選定ツールには無料のものと有料のものがあります。無料のものでもキーワード選定はできますが、使える機能が限られてしまいます。

一方、有料のツールは機能が充実しており優秀ですが、価格に非常に幅があり月額数千円のものから数万円のものまであります。継続して利用するものなので、支払い続けることを踏まえて予算とも照らし合わせて検討する必要があります。

キーワード選定の重要性

SEO対策において、キーワード選定はSEOの成果を左右する重要な工程の一つです。

キーワードはなんでも良いわけではありません。キーワード選定を適当にしてしまうと、どれだけ良質なコンテンツを作成してもなかなか成果が上がりづらく、労力が無駄になってしまう可能性があります。

検索結果で上位表示させるためには、Googleから「質の高いコンテンツ」であると評価してもらう必要があります。Googleから高い評価を得るためには、ユーザーのニーズや悩みに対して有益なコンテンツを作成することが大切です。

検索ユーザーのニーズや悩みを想定し、それに関連するキーワードを選定することがSEO対策の要になります。見込み客を集客し、Googleからの評価を得るためにも気合を入れてキーワード選定をしましょう!

まとめ

本記事では、キーワード選定に役立つ無料のおすすめツールと目的別のおすすめツールについてご紹介しました。

キーワード選定ツールを選ぶ時のポイントは以下の通りです。

① 改善したい課題や分析したいことを明確にする
② ツールの使いやすさ
③ 料金

効率的なSEOを行うためには、的確なキーワード選定が必要です。効果的かつ効率的にSEOで結果を出すためにも自分に合うキーワード選定ツールを活用してキーワード選定を行い、ユーザーニーズに合致した質の高いコンテンツを作り、サイトの質を上げながらSEO対策を進めていきましょう。

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