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こんにちは!
Live出版、デザイナーの飯髙です。
近年、日本でも急激に増え続ける「WEBデザイナー」という仕事。
おそらくほとんどの人が、、、
WEBサイトをおしゃれにデザインして…
ロゴやバナーなどを作って…
コードを使ってサイトを作って…
というイメージを持っているでしょうか?
今日はそんなWEBデザイナーという仕事について
お話します。
デザインとアートの違い
デザインとアート。
見た目で人の感性に訴えかけるという点で共通していますが、
この2つの概念には違いがあります。
アートは「創造」、デザインは「計画し構成する」
という意味があります。
世の中には創造されたコンテンツがいくつもあり、
どんなものが人を動かしどんな影響を与えるのかが
経験からノウハウとして蓄えられています。
そのノウハウをうまく取り出し、問題解決や目標達成のために
構成していくのがデザインです。
アートは自己の表現、
デザインは目標達成にフォーカスするという違いがあるのです。
WEBデザイナーとは
WEBサイトを作る人=WEBデザイナー
と思う方も多いかも知れませんが、日本においては
WEBサイトの見た目を作る人=WEBデザイナー
とされるのが一般的です。
海外ではWEBデザイナーが製作をすべて担うことが一般ですが、
日本ではWEB領域の作業がかなり細分化されています。
なのでWEBデザイナーの他に
といった領域に分けられることがほとんどです。
もちろんWEBデザイナーが全て担うこともあります。
よってWEBデザイナーと言っても、
何を・どこまで出来るかというところに
かなり差があるのが昨今の市場の現状です。
WEBデザイナーがやっていること
先程お話した通り状況により差はありますが、
どんな立場でも共通するのが
「WEBサイトの見た目を決める」
という点です。
フォトショップやイラストレーターを使って
WEBサイトの原型となるプロトタイプを作っていきます。
(これをモックアップといいます。)
そこから先も
コーディングをして…
公開後の解析をして…
と続いていきますが、そこは担当するしないが分かれるところです。
UI/UXデザイナー
これだけ担当領域が入り組んでいますが、
なんと、WEBデザイナーにも更に二種類の領域があります、、、
それがUI/UXデザイナーです。
①UIデザイナー
UIとは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略で
一言で言ってしまえば「使いやすいデザインを作る」のに
特化したデザイナーです。
整理された構造、きれいな写真、カラーや文字組みを意識し
ユーザーの使いやすさを目指していきます。
②UXデザイナー
UXとは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で
こちらはユーザーに「楽しい、心地いいなどの体験を与える」のに
特化したデザイナーです。
こちらはWEBそのものというより、WEBに付随する
商品・サポートなどのサービスを高めます。
解析やマーケティング方向に力を発揮しますが、
実際のデザインには詳しくないUXデザイナーも存在しています。
昨今のWEBデザイナー市場
現在WEBデザイナーの数は増加する一方です。
しかし、WEBデザイナー不足に苦しんでいる企業も
少なくありません。
それはなぜか?
その答えは
「企業の求めるスキルを持ったデザイナーが少ない」
からです。
業務の細分化が進んだ結果、
見た目をデザインするだけのデザイナーが
集中的に増えています。
結果、そういったデザイナーが需要過多になっているのが
WEB業界の現状です。
必要とされるWEBデザイナー
ここまでお話した通り、一口にWEBデザイナーと言っても
そのスキルは様々です。
そんな中、今圧倒的に不足しているのが、
『売上を作れるデザイナー』です。
WEBサイトには目的があります。
デザインを売っているのではなく
商品を買ってもらったり、
イベントに来てもらったりして
初めてそのページに意味が生まれます。
そういった反応が取れるデザイナーは、
今や絶滅危惧種となっています。
目まぐるしく変化を続けるWEB業界で
成果を出せるスキルは
一生食いっぱぐれない唯一無二の武器となり
最も重宝されるのです。
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