スクワットで腰痛にならないために気をつけること
「運動不足解消のためスクワットを始めたら、腰痛になってしまった。腰痛にならないために何に気をつけたらいいのか」そんな悩みがある方もいるでしょう。これからスクワットで腰痛になる原因をみていきますが、せっかくのトレーニングを身体の鍛錬のため有意義な方向に持っていきたいもの。それでは早速みていきましょう。スクワットで腰痛になる原因
スクワットで腰痛になる原因とは、どのようなことがあるのでしょうか。スクワットのフォームが正しくない
まずスクワットで腰痛になる1つ目の原因は、そもそも誤ったフォームでスクワットを行っているため。膝や腰といった一点に負荷が集中してしまうので、膝や腰を傷めてしまうのです。例えばスクワットをするとき、身体が前傾しすぎて背中が丸くなる、前傾姿勢にならないことを意識しすぎて身体が後ろに反ってしまうなど。 スクワットを行うときに上半身が前後に傾くと、背骨や骨盤など曲がった部分に余計な負荷が集中するので腰が痛くなるのです。また膝はデリケートな関節なので、スクワットを行う際に膝部分を意識して動かすフォームは、膝にとってあまりいいフォームではありません。腹圧が抜けている
つぎにスクワットで腰痛になってしまう2つ目の原因は、腹圧を上手く使えていないこと。息を止めてお腹を膨らましてから、腹筋を締めることを「腹圧をかける」といいます。具体的には、息を吸いきった状態で息を止めて「フンッ」と踏ん張る状態のことを指しますが、このように腹圧を高めることで腰回りが安定します。そのため腰の負担を減らせるのです。この腹圧が上手く使えないと、腰を痛めてしまう原因になってしまいます。スクワットの正しいフォーム
スクワットで腰痛になる原因が分かりましたので、次はスクワットの正しいフォームをみていきましょう。- 背中が丸くならない。
- 膝を前に出しすぎない。
- 前かがみなりすぎない。
- 反り腰にならない。
- かかとに重心を置く。
- トレーニングベルトを使う。