「sr400」のオイル交換ノウハウ。安全に行おうためのポイント

「sr400」のオイル交換ノウハウ。安全に行おうためのポイント

2018.02.27

Share :

オイル交換をする頻度

3,000kを目安に推奨されている

一般的にバイクのオイル交換の目安は、3,000kmといわれています。もちろん、バイクごとにメーカーが推奨しているオイル交換のインターバルはありますが、sr400のオイル交換の目安も3,000kmがよいでしょう。 この目安は、メーカーが想定しているバイクの基本的な使い方を、逸脱しないための範囲となっています。そのため、カスタマイズや回転数の好みが、基本的なバイクの操縦から少しでも逸れてしまう場合は、それに合わせてオイル交換をするようにしましょう。 3,000kmの目安は、エンジンにとても優しい基準となっているため、長くバイクを愛用したいという人や、ディーラーはこの目安を推奨してくれることでしょう。

回転数を上げて走行する人は早めの時期に

バイクの回転数というのは、エンジンの回っている速さのことです。rpm(レブ・パーミニット)という表記が使われており、1分あたりに何回転しているのかがこれによってわかります。回転数を上げて走るということは、スピードを出して走るということです。アクセルをひねるとエンジンの回転数は上がり、出力が上がるため、バイクはスピードが出るのです。 ただし、この回転数はオイルが新しいものよりも、少し時間が経って粘度が柔らかくなったもののほうが上がるため、交換頻度が高すぎると、エンジンに負荷がかかりやすいともいわれています。自分のバイクの乗り方で、オイル交換の時期を考えておくようにしましょう。

オイルが減っていたら補充又は交換する

エンジンオイルは、使えば使うほど減っていきます。1度使った程度では、目で見て減った量を確認することは難しいですが、バイクを使う習慣があると、交換の期間も見極めやすくなります。また、エンジンに故障や劣化が見られる場合は、よりエンジンオイルが減りやすくなるため注意するようにしましょう。よって、目で見てわかるほどオイルが減った場合は、補充や交換をするようにしてください。 エンジンオイルは、潤滑や冷却といった機能があり、正常にバイクを動かすことと、動かし続けることの役割があります。オイルが減るとこの機能が下がり、運転に危険が伴うため、どれくらいオイルが減っているのかを、乗る前に必ずチェックするようにしましょう。

オイル交換に必要なこと

ガスケットは消耗品なので毎回交換

ガスケットの役割は、バイクの排気ガスを外に漏らさないようにすることです。ゴムパッキンと同じ役目を持っており、似たような性質も持っています。ガスケットは金属と金属の間をふさいでいるため、常に強い圧がかかっている状態となり、長期間使っていると経年劣化を起こし、硬化やひび割れなどを起こしてしまいます。そのためガスケットは、一定期間で消耗品として交換する必要が出てくるのです。 ガスケットを長年放置してしまうと、排気ガス漏れにもつながってしまうので、オイル交換の際に必ず確認するようにし、可能であれば毎回交換するようにしましょう。オイル交換のときに、一緒に交換するといったサイクルを作ることによって、劣化を防ぐことができます。

ドレンボルトは必ずトルクレンチで締め直す

ドレインボルトとは、エンジンオイルの排液口をふさぐネジのことです。オイルパンや燃料タンクについているため、オイル交換やフィルタ交換の際に外します。 このドレインボルトを、規定の力で締め付けるために必要なのが、トルクレンチです。ボルトは、それぞれ適正な締め具合が決められています。この適正値を守るために必要なのが、トルクレンチとなるのです。 トルクレンチは繊細な道具なので、ある程度ボルトを手や通常のレンチで締めてから使うようにしましょう。また、使用後は必ず、最も低いトルク値に下げて保存するようにしましょう。

適正な工具を使い適正値で締める

ドレインボルトのように適正値があるものは、適正な道具を必ず使うようにしましょう。不適切な道具を使うことはリスクを伴います。ドレインボルトも締めすぎると、オイルパンや燃料タンクに傷をつけてしまうことや、ネジ溝を潰してしまうことがあります。取り返しのつかない破損まではいかなくとも、自力で直すことが難しくなると、修理費の負担が増えてしまうのです。 ドレインボルトに限らず、他の部品にあっても適正な道具を使わなかったがために、破損して取り替えなどで、膨大な金額を支払う可能性は大いにあります。自力でオイル交換をするからこそ、道具には気をつかい、破損させないように気をつけましょう。

冬場の交換は暖気をすると廃油が抜き易い

暖気とは、エンジンを低回転低負荷で稼働させることです。エンジンは、ガソリンと空気が混じったことによって発生した混合気が、プラグから出る火花によって点火・爆発することで稼働します。ガソリンは、性質上気温が低いほど気化しにくいもののため、冬場は混合気の内容は、空気の割合が高くなってしまいます。 オイル交換の際にも、冷たいオイルを扱うよりも、先に暖気させてオイルを柔らかくすることにより、廃油を抜きやすくすることができます。

廃油処理箱は必ず用意する

オイル交換の際に出た廃油を捨てる際には、廃油処理箱を必ず用意するようにしましょう。値段としては、一つ数百円で売っているところがほとんどです。廃油箱は、箱の中にオイルの吸着剤が入っているため、オイルを直接固めることができるようになっています。 この廃油は産業廃棄物と認定されているため、捨てる際には自治体に問合わせておく必要があります。自治体によっては、廃油を捨てることができないこともあるため、事前にチェックしておくようにしましょう。 また、ガソリンスタンドでの回収ですが、液体での廃油ではなく廃油処理箱に入れてしまった場合は、回収不可能とされています。もしも、自治体で廃油を捨てることができない場合は、近くのガソリンスタンドに問い合わせるなどして、適正な捨て方を聞いておきましょう。 また、バイク屋によっては回収を行うところもあるため、こちらも事前に問合せをしてみるとよいでしょう。捨てることができずに、不法投棄にだけはならないようにしましょう。

SR400に合ったオイルを選ぶことが大切

エンジンオイルはそれぞれ粘度、規格、成分が違います。基本的には、同じメーカーが販売しているオイルが合うとされています。しかし、値段との兼ね合いもあるため、バイクに合うオイルの中から、購入できる範囲のものを使うようにしましょう。 メーカーの純正オイルは性能も高いため、選ぶ基準がよくわからないなどがあれば、純正オイルを頼ったほうが懸命といえます。オイルも決して、値段が高いものがよいというわけではありません。場合によっては、価格の安いものを複数交換するほうがよいこともあります。また、バイクに入れるオイルは、4輪車用のオイルではなく、バイク専用オイルを使うようにしましょう。

オイルフィルターも毎回又は2回に1度交換

オイルフィルターには、エンジンオイル内にすすや細かいゴミが溜まらないように、ろ過する役割があります。エンジンオイルは、燃焼室内ですすやスラッジが混じりやすい状態であるため、オイルフィルターは不可欠であり、とても汚れやすくなっています。 きれいなエンジンオイルを保つためには、オイル交換のときに毎回交換するか、2回に1回は交換することが推奨されています。ただし、これは定期的にフィルターを交換しており、正常に機能している場合の目安です。もしも、長期間フィルターを変えていなかったなどがあった場合は、もう少し細かくフィルターの様子を見るようにしましょう。

オイル交換が必要な理由

古くなったオイルは潤滑ができなくなる

エンジンの内部は、そのほとんどが金属の部品でできています。そのため、金属どうしがスムーズに動くように、オイルがフォローをして回るのです。オイルが新しい間は、問題なくこの潤滑の役目をすることができます。しかし、オイルが古くなった場合は、オイルの中に含まれている潤滑油添加剤がオイルから分離し、誤作動を起こすため、うまく潤滑ができなくなってしまいます。 オイルの中には、必ずこの潤滑油添加剤が含まれているため、劣化も分離も防ぐことはできません。また、放置しすぎると、分離した成分が金属を腐食させたり、管の中身に影響を及ぼすこともあるので、注意してください。

定期的な交換でエンジンの性能維持

エンジンオイルには、潤滑や冷却のようにさまざまな機能がありますが、その役割をきちんとこなすことができるのは、正規の量があり新しいオイルの間だけです。定期的な交換をしていなければ、ほかの部品に負荷がかかってしまうことや、劣化の促進の可能性が高まります。 また、古くなったオイルやフィルターを放置することによって、内部にふきだまりをつくってしまい、本来の機能を損なうこともあるのです。定期的な交換をすることは、必要最低限、バイクやエンジンを本来の状態に保つことができるということになります。エンジンが動かなくなってしまえば、そのバイクは動かなくなってしまうため、性能維持は重要なのです。

オイルには冷却洗浄防錆の役目もある

エンジンオイルには、潤滑や冷却といった機能のほかに、密封や洗浄、防錆といった5つの役目があります。冷却は高音になったパーツにオイルを当てて、冷却していることをいいます。高温となったパーツを急激に冷やすと、温度変化によって錆が発生しやすくなりますが、同時にコーティングすることにより、オイルは錆を防いでいます。 また、洗浄は摩耗したパーツから剥がれ落ちる破片を、洗い流す作用のことをいいます。オイルは流れ込むことで、一度にさまざまな役目を負っているため、劣化したオイルや悪質なオイルを使うことは、非常に危険といえるのです。

乗っていない間もオイルは劣化している

バイクは載っていない間に、水分とオイルが乳化してしまい、オイル劣化が起きてしまいます。バイク内のオイルは、一定時間オイルが高温になることによって、空気中に含まれている水分を蒸発させ、乳化を防いでいます。あまり乗らないバイクや、乗ったとしても距離を走行しない場合は、水分を蒸発させることができないため、オイルが劣化してしまうのです。 バイクオイルが白色からクリーム色になっている場合は、エンジンを動かさずに乳化したオイルをきれいに拭って、オイルを交換することをおすすめします。また、オイルは半年もすれば、必然的に乳化や酸化を起こしてしまうため、そうなる前に交換するようにしましょう。

量が不足すると焼つきのトラブルになる

エンジンオイルには、さまざまな役割がありますが、オイル自体は消耗品のため、オイル不足が起こることがあります。エンジンを正常に動かすためには、一定量のオイルが保たれていることが重要です。 この量が不足すると、空だきのような状態となり、焼き付きを起こしてしまいます。焼き付いてしまうと、エンジンからおかしな音がする場合や、エンジン音が必要以上に大きくなるなどの異常が聞こえるようになります。こういった異常が起きる前に、オイル量が不足してはいないかを、しっかりチェックしてから乗る習慣を身につけておきましょう。

SR400におすすめのオイル

ヤマハ二輪車エンジンオイル ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA 10W-40 4L

ヤマハの二輪車用エンジンオイルは、ベースオイルに100%化学合成油を使用しており、純正オイルとしての安心感と、どのシーンに対しても最適な性能を見せるハイスペックオイルとなっています。オイルの酸化抑制値が高く、高回転、高付加下での使用も可能です。 また、長期間安定したオイル粘度を保つことができるため、潤滑性能においても優れた性能を発揮できます。エンジンオイルに詳しくない初心者でも、安心して使うことができる純正オイルといえるでしょう。

カストロールエンジンオイル POWER1 4T 10W-4 MA 部分合成油 二輪車4サイクルエンジン用 4L

カストロールのエンジンオイルは、加速性能を強化しており、低速から高速までスムーズな走りをサポートできます。エンジンの始動時に振動を抑え、快適な乗り心地を実現しながら、高温・高回転でも高い性能を発揮します。 加速性能を強化しているため、フリクションを低減することでエンジン内部の摩耗を少なくし、アクセルを踏むと同時に、そのスピード感を体感することができるようになっています。

オイル交換はトラブルから守る大切な作業

オイルにはさまざまな役割があるため、定期的なオイル交換を行っていなければ、その役割を保つことができなくなってしまいます。オイルの劣化や、オイル不足から引き起こされるトラブルを防ぐためにも、オイル交換は大切な作業です。 バイクを乗る頻度によって、オイルを交換する周期は変わってきてしまうので、自分の交換のタイミングを決めておくようにしましょう。バイクは乗らなくても、オイルが劣化する原因になってしまいます。バイクを保持したときには、乗る頻度に関わらず、オイルを気にかける習慣を持つようにしましょう。

category

記事カテゴリー