ロードバイクのチェーンオイルの注油方法やおすすめオイルの紹介 ロードバイクのチェーオイルの注油方法には2種類あり、オイルの種類も長距離やレース、またはそれ以外の走行によって、それぞれに適したオイルが販売されていますので、自分に適したチェーンオイルを選ぶことが必要となります。 ここでは注油方法とおすすめのオイルを、紹介しますので参考にしてください。 チェーンオイルの注油の基礎知識 チェーンはロードバイクの動力部分になりますので、細心の注意が必要です。チェーンオイルは必ず洗浄した後から注油しなければ意味がありません。 またオイルだからといってチェーン以外の部分に注油してしまうと危険を引き起こす原因になりかねないので注意しましょう。ここでは、チェーンオイルの注油の基礎知識について紹介していきます。 洗浄が終わったらオイルを注油する ロードバイクを洗車した後は、注油が必須です。それは、チェーンを汚れやサビなどから守っていたオイルがすべて洗い流されてしまっているからです。チェーンオイルにはウェットタイプとドライタイプがあります。 チェーン以外のヘッドベアリング、BBベアリング、ハブ、ペダルなどはチェーンオイルとは違う特殊なオイルが必要になるので注意してください。 ウエットタイプは耐久性に優れているので、頻繁に注油しない人や屋外に駐輪している人に向いています。粘度が高いのでチェーンの隅々まで浸透するのに時間が掛かりますが、オイルがとれにくいのが特徴です。 ドライタイプはこまめに掃除する人や、注油する人におすすめです。注油してからオイルが各部へ浸透し定着するスピードはウェットタイプよりも早いのですが、揮発性が高いので、チェーンのリンクの奥に届く前に定着してしまうので、多めの注油が必要となります。水で簡単に流されてしまうという特徴もあります。 チェーンを一周させながら注油する スプレータイプではなく、ボトルタイプで注油するのがおすすめです。スプレータイプはチェーン以外の部分にオイルが飛び散ってしまうため、汚れの原因になるからです。 注油はぺダルをくるくる回してチェーンを一周させながら行いましょう。ギアを変えてどの段階でも、オイルが馴染むように行います。その際、チェーンへの注油のしすぎには気をつけましょう。注油しすぎると、余分な汚れが付着する危険性があるからです。ウエスなどをあてがって、余分なオイルはしっかりと拭き取りましょう。 300〜400キロ走ったら注油する 注油のタイミングは、300〜400キロを目途に考えましょう。チェーンから音が聞こえるようになってしまったら、注油するタイミングを逃してしまっているので、ディグリーザーでチェーンの汚れをきれいに洗い流してから注油するように心がけましょう。 注油してはいけない箇所がある ロードバイクには注油してはいけない箇所があります。例えばブレーキシューに注油してしまうとブレーキが効かなくなる恐れがあります。 また、グリスが注入されているヘッド部分には粘度の低いチェーンオイルを注油してしまうと、グリスが溶け出してしまう可能性があるので気をつけましょう。その他にも、ボトムブラケット、ペダル、ハブにも専用のグリスが注入されていますので、チェーンオイルの注油は厳禁です。 注油が終わったら30秒クランクを回す 注油が終わったら、オイルをチェーンの各部にまんべんなく染み込ませるため30秒間クランクを回します。この際、クランクが回りにくかったり、きしむような音が聞こえた場合は、オイルが足りていない可能性がありますので、もう一周オイルを塗ってから、再度クランクを回してみて、スムーズにチェーンが回っているかをを確認しましょう。 チェーンオイルには種類がある チェーンオイルにはボトルタイプと、スプレータイプの2種類があります。それぞれに特徴がありますが、ボトルタイプのほうがチェーンにオイルをしっかり注油することができます。ここではその違いを紹介します。 ボトルタイプの特徴 ボトルタイプは、チェーンのリンクのローラー部分に1滴ずつ注油していくことができますので、そこから隣接する部分にオイルをしみ込ませていくことが可能です。 スプレータイプのように、チェーン以外の部分に飛び散ったりしないので、汚れの原因を作り出しません。また1滴ずつ注油していくので経済的です。 スプレータイプの特徴 スプレータイプは、チェーンの注油には不向きかもしれません。狙ったところに適量を注油することがとても難しいからです。汚れの原因を作ってしまう可能性が高いですし、狙ったところ以外にもオイルが飛び散ってしまうので、オイルの減りもボトルタイプに比べ、早く無くなる可能性があります。 おすすめのロードバイク向けチェーンオイル ここではお薦めのロードバイク向けチェーンオイルをご紹介します。選定には、Amazonで購入可能な自転車専用のチェーンオイルで、手入れに最適なボトル式であることを基準に選びました。 KURE 自転車専用チェーンルブドライ KURE(呉工業) 自転車専用チェーンルブドライ No.1602 ドライタイプのチェーンオイルで、浸透力に優れているます。チェーンの細部まで浸透するので、優れた潤滑効果を発揮します。また、このオイルはチェーンの摩擦抵抗を低減しますので、スムーズな走行を実現してくれます。 また、汚れやホコリなどの付着を抑えますので、チェーンを摩耗から防ぎます。湿気や水分を除去する働きもあり、サビの発生も防ぎます。 シマノ PTFE LUBE ボトル入り シマノ PTFE LUBE ボトル入り 100ml ドライタイプでフッ素を配合しているのでべとつきが少ないのが特徴です。 AZ BIc-004 自転車用 チェーンルブ AZ (エーゼット) BIc-004 自転車用 チェーンルブ ロードレースSP(スペシャル) 110ml (チェーンオイル/ チェーン潤滑剤/チェーン 油/チェンオイル) CH082 潤滑性抜群のロードレース用スペシャルオイルです。この高性能のオイルは、高級特殊合成オイルをベースにプロフェッショナル用として開発され、極圧剤など各種添加剤を配合しているため、急な雨でチェーンが濡れても、耐水性が落ちることが少ないオイルとなっています。 FINISH LINE セラミック ウエット ルーブ FINISH LINE(フィニッシュライン) セラミック ウエット ルーブ 120ml プラボトル TOS06602 レースや長距離向けのロードバイクに適しています。超微粒子セラミックを配合しており、耐久性や滑らかさ静粛さは群を抜いています。過酷な走行においても潤滑効果が落ちにくいので、自転車の性能を最大限に発揮することができます。 チェーンオイルにも様々な種類がある チェーンオイルには、大きく分けて、ドライタイプとウェットタイプに分かれ、使う人のスタイルによって、選択が異なってきます。また、ボトルタイプとスプレータイプがあり、注油の仕方でもタイプが分かれていますが、ロードバイクを汚すことなく、きれいにまんべんなく注油できるのはボトルタイプでしょう。 また、メーカーによっても、オイルの性格が異なり、長距離やレースなどに向いているプロフェッショナル専用のチェーンオイルなどもあることから、自分自身がどんなスタイルでロードバイクを楽しみたいかによっても、使用するチェーンオイルが異なってくるでしょう。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05