筋肉を強化できるスクワット
「スクワットで得られる効果があるのか。また、スクワットのやり方や、いつ頃スクワットの効果が表れ始めるのか知りたい」「スクワットをどのくらい行えばいいのか」そんな疑問をお持ちのあなたに、スクワットの効果やスクワットのやり方の注意点、スクワットの効果が表れる時期や効果的な回数と頻度をお伝えします。スクワットの効果
それではスクワットの効果をみていきましょう。太ももや足全体が引き締まる
スクワットは背中や腹筋をはじめ、腕の筋肉まで刺激する全身トレーニングです。そのため全身の筋肉を鍛えられ、全身痩せが期待できるのです。 「スクワットでももが太くなるのではないか」と不安に思われ、特に女性を中心にスクワットは敬遠されがちです。しかし太ももは太くなりにくい筋肉なので、一心に鍛えないと太くなりません。一般的な方法でスクワットをすればむしろ脚全体が引き締まりますので、スタイリッシュな体型に仕上がるのです。基礎代謝アップによるダイエット効果
スクワットは初心者でも気軽に行えるエクササイズで、特に大腿四頭筋(だいたいしとうきん)や大臀筋(だいでんきん)、つまりお尻や太ももなど下半身の大きな筋肉を効果的に刺激できます。 そして大きな筋肉を発達させることで基礎代謝を上げられるから、脂肪を燃焼させやすい。つまり痩せやすい身体を作ることができ、ひいてはダイエット効果が期待できるというわけなのです。腰痛や肩こりの症状が緩和する
スクワットを行うと骨盤が正しい位置に収まります。そうすると背筋も自然に伸びますので、猫背もいつの間にか解消されるのです。つまりスクワットの効果で背筋の伸びが改善され、その結果、腰や肩のストレスが軽減され、腰痛や肩こりといった症状の緩和が期待できます。免疫力の向上などの健康によい効果
他にもスクワットには、さまざまな健康効果があります。例えば、基礎代謝量を上げて太りにくい体質にする、血行を改善して脳梗塞・糖尿病のリスクを下げる、免疫力を上げる、認知症を予防するなどです。 またある実践者いわくスクワットを続けているので、階段を颯爽と駆け上がられ、気持ちも明るくなり、日々を快活に過ごせるようになったそうです。つまり、スクワットは単に足腰の鍛錬にとどまらず、さまざまな効果が期待できる運動といえます。スクワットの効果的なやり方と注意点
ここまでスクワットの効果をみてきました。次に効果的なやり方と注意点をみていきましょう。正しいフォームで行おう
スクワットは、太ももやお尻、体幹など、一度に沢山の筋肉を刺激するので、短時間で効果を実感できる優れたトレーニング方法です。しかし、間違ったフォームでスクワットをすれば、効果は出てきません。以下に誰でも簡単にマスターできる正しいスクワット方法を挙げておきます。エクササイズの際の参考にしてください。- 1.足を肩幅より少し広くして、爪先を15度外側に開いて立つ。
- 2.両肩の前に握りこぶしを作って、両肘を曲げてセット。
- 3.お腹とお尻を意識して胸を張る。
- 4.背中を真っ直ぐにしたまま、肘が太ももにつくまで、後ろにある椅子に座り込むような感じでゆっくりしゃがむ。この時、肘は膝上5センチくらいの場所を目指す。
- 5.立ち上がったら、再びお腹とお尻を引き締めて姿勢を正す。
- 1〜5の動作を繰り返す。