ロードバイク初心者でも楽しめる魅力と分かりやすい選び方と楽しみ方

ロードバイク初心者でも楽しめる魅力と分かりやすい選び方と楽しみ方

2018.09.16

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初購入を考えているロードバイクについて知りたい

初購入を検討中なら、まずロードバイクについて知ることから始めましょう。詳しく知ったうえで選び方や乗り心地を楽しむことで、より一層魅力を理解することができます。 ここでは、初心者にも分かりやすい基本や歴史、選び方、楽しみ方など、ロードバイクの魅力をたっぷり解説します。 ロードバイク

ロードバイクの歴史と魅力を知っておこう

まずロードバイクを始めるために、歴史や技術、魅力を知りましょう。基本をマスターすることで、ロードバイクの素晴らしさが理解できます。

ロードバイクの歴史

ロードバイクと一言でいっても、自転車をよく知らない人はバイクなの?オートバイなの?と思われてしまう事もあります。レースなどでも使用されるスポーツ自転車のことをいいますが、その歴史や技術革新はかなり深く知れば知るほど魅力的な自転車になるでしょう。

起源は1860年代のフランス

1860年代ペロシ—ドと呼ばれた、自転車の祖先といわれる前後の車輪の大きさの違う二輪の乗り物が広まり、スピードを争い合う競技に発展し1868年にペロシ—ドによる世界初の公式レースがフランス・パリで開催されました。 その後、ペロシードの高重心で不安定なデメリットを解消し、1985年にハンドルとペダルが人間の体の自然な位置に配置され操作性が増しました。ローバーセイフティバイシクルが誕生したことで、ロードバイクに近い2輪車に発展したといわれています。

ツール・ド・フランスによる人気と技術の発展

世界最大の自転車レースとして知られるツール・ド・フランス。1903年からフランスで始まり開催回数100回以上の長い歴史を誇る自転車ロードレースです。第1回の開催では、参加者60人程度の小規模な自転車愛好家によるレースでしたが、現在では路上観客だけでも1,000万人を超す世界的大規模のレースとなっています。 ツール・ド・フランスの過酷なレースにも耐えられる持久力や、走行性能などのロードバイクの技術革新は、毎回開催されるたびに、より新しい技術が各メーカーやブランドから試作され、今日のロードバイクの技術革新の基準となっています。

長距離をより速くより楽に走るために

ロードバイクを選ぶ選択の1つとして、コンポーネントによる選択方法があります。コンポーネントとは、ロードバイクのクランクセットやブレーキ、変速レバーやぺダルなど自転車を構成する部品のセットをいいます。 コンポーネントの誕生は、ロードバイクの精密さと性能を大幅に発展させる大きな要因となり、長距離をより早く安全に楽に走行できるロードバイクの革新的飛躍にもつながりました。

ロードバイクの魅力

歴史を知ったところで、次はロードバイクの魅力を解説します。スピード感やその優美で繊細なフォルムであるデザイン性などからも、魅力の要因があげられます。

人力では最速の乗り物といわれるスピード

人力の自転車の中で、最も速く走れる自転車がロードバイクです。ツール・ド・フランスなどのロードレースの平均速度は、街中の自動車の制限速度とほぼ同じ40km/hになります。一般的に日常利用することが多い、ママチャリと呼ばれる自転車の平均速度が約14.6km/hと考えると、ロードバイクはかなり速いスピード運転が実現されていることが分かります。 一般的な素人ロードレーサーの平均速度が20〜30km/hといわれ、平均30km/hオーバーで走行していればバイクの速度記録アプリの表示では、上位にランキングできるスピードです。 性能では理想的な環境で、平坦な道で70km/h、下り坂なら100km/h、ロードバイカー同志が連なって空気抵抗をなくして走行するスリップストリーム状態なら200km/h超えの記録もあるほど、ロードバイクは、人力での最速の乗り物になります。

機能美に優れたデザインとフォルム

タイムを競ったり長距離を走行する目的で、作られているロードバイクはより速く走るために、軽量化されたデザインで無駄のないフォルムが魅力の1つ。ただ軽いだけでなく、より速く長時間快適に走行するために、空気抵抗や振動吸収性など、さまざまな機能面を計算して設計されています。 細くキャシャなフレームは、長距離走行に適した軽量感であり、極限まで細くしたタイヤは、路面抵抗をなくし、踏み出しの軽さと高速走行を実現するために設計されています。長時間の走行でも疲労を低減させるドロップハンドルなど、採用されているデザインやフォルムは、ロードバイクの魅力の1つといえます。

自分なりのカスタマイズが可能

魅力は、自分なりのカスタマイズが楽しめる点にもあります。フレーム以外のパーツでホイール、タイヤ、ペダル、ハンドルなどの性能や機能性を自分に合うアイティムを、アップグレードしたり。各パーツのカラーリングを意識して、見た目の楽しさをアレンジするのも魅力です。 ロードバイク

初心者にわかりやすいロードバイクの選び方

歴史や魅力が分かってきたところで、初心者でも分かりやすい選び方を解説しましょう。各ポイントを抑えることで、自分に合うロードバイクが選びやすくなります。

目的別に選ぶ

選び方のポイントの1つに、使用する目的で選ぶ方法があります。ここでは、数パターンの目的別におすすめのロードバイクを見てみましょう。

通勤通学に使用するならエントリーモデル

朝の電車のラッシュを回避するためや、運動不足やダイエットを考えて10km〜15km程度の通勤通学用にロードバイクを使用する人も多くなっています。 通勤通学では、信号や歩道の段差、人の飛び出しなどで何度も止まる必要があるため、ブレーキの効きが良いことも重要なポイントになります。最低限の走行性能を備えつつ、コストを抑えたエントリーモデル程度がおすすめです。

ロングライドならシマノ製の105が基本

ロングライドでは、路面からの振動による疲労が多くなります。このような場合は、振動吸収性が良く軽量のロードバイクがおすすめします。フレームはなるべく軽量がよいですが、コスト面から考えてアルミフレームでも十分な重量範囲だといえます。 コンポーネントは断然シマノ製がおすすめです。世界的にも、ロードバイクの約8割が標準コンポーネントとして、シマノ製が採用されているほどの信頼性や、人気のあるメーカーであり初心者のロングライドにはシマノ製105グレード程度が、コスパ的に考えても十分な品質と性能です。

レースで速さを競うならカーボンフレーム

将来的にロードレースに出場するなど、速さで競うためのロードバイク選びは、軽量でありながら乗り心地、耐久にも優れたカーボンフレームがおすすめです。カーボーンフレームのロードバイクは完成車価格としても平均20万円以上のものが多くなり、ロードバイクの中でも高額な部類に入ります。 カーボーンフレームのメリットは、軽さと剛性もありながら、自転車としての性能力を考えた形状や太さが自由にデザインできる点です。ロングライドでも快適性や操作性、安定感が高いレベルで実現できる点にあります。 中でも速さを徹底的に追求したエアロ・ロードモデルは、空気抵抗・路面抵抗を極限まで抑え高速で走り続けられるように設計されてます。フレームは空気抵抗を考え形状で、ハンドルはライダーの持ち方によりポジションが変更でき、最も細いタイヤが使用され超高速走行を可能にするロードバイクになります。

予算から選ぶ

ロードバイク選びには予算から選ぶ方法もあります。予算別に初心者におすすめなポイントを解説しましょう。

10万円以下のアルミフレーム

アルミフレームは、製造コストが安いので10万円以下のモデルが多くあります。安価で軽量であり、雨でも錆びにくく手入れが楽なことがポイントで、初心者には扱いやすいロードバイクの価格帯です。 軽さで定評のアルミですが、同じ価格帯には衝撃吸収力に優れたクロモリ(スチール)フレームもあります。クロモリはアルミより衝撃を吸収するので、走行時の振動面での疲労は低減できますが、重量的にはアルミより重くなるのが多いです。

10万円以上の性能をアップしたモデル

10万円以下のエントリーモデル、ロードバイクに比べ10万円以上の価格帯は、コンポーネントやフレームの品質もアップグレードしたモデルが多くなります。レースやロングライドにも使用できる性質を持ったロードバイクなども選べる価格帯になります。 フレームには軽量のアルミ製が多くみられるグレードですが、中には軽量で耐久性にも優れた高価なカーボン素材が使われているモデルもあるので、ロードバイク選びが楽しくなります。

20万円以上のカーボンフレーム

高級車やレーシングカーなどにも使用されることが多い、超軽量で高剛性のカーボンフレーム仕様のロードバイクが多い価格帯となります。本格的に楽しむことになったら選びたいバイクがそろっています。 コンポーネントにも、最上級クラスのメーカー品が使用されているバイクが多くなります。レースでの高速走行や長時間走行でも、十分な楽しみを味わうことのできるクラスがある価格帯です。

自分の身体に合ったサイズで選ぶ

目的や価格帯のほかに、自分の身体のサイズに合わせて選ぶ方法もあります。乗る本人の身体の大きさに合わせたジャストサイズのロードバイク選びがおすすめです。

サイズを選んでからデザインを選ぶ

身体の大きさのサイズに合わせて買いましょう。長く乗るときは1日中乗っていることもあるロードバイクなので、サイズが合っていないと正しい乗車姿勢にならず、安全性を損なうだけでなく腰や腕、ひざに負担を掛け痛める危険性もあります。

メーカーの適性身長を参考にする

各メーカーで販売されるロードバイクには、適正身長によるサイズ表記がありますが、適正身長のサイズはあくまでも参考程度にすることがポイントです。同じ身長でも、手足の長さには個人差があるからです。 手の長さからのハンドルの位置、足の長さからサドルの位置、ひざ下の長さからクランクの位置など身長だけでない、身体に合わせたサイズが必要なため、初めてロードバイクを購入する際は実際に店舗のスタッフに相談しながら適正サイズのロードバイクを選ぶことをおすすめします。 ロードバイク

初心者にもおすすめのロードバイクの種類

各メーカーから初心者向けのモデルが発売されています。まず、初心者向けのモデルの中から選んでみることもよいでしょう。

各メーカーが設定しているエントリーモデル

各メーカーから初心者用として、エントリーモデルがあります。初心者でもロードバイクになじみやすく、価格帯もコスパがよく、性能面や安全面でもバランスのとれたモデルがそろっているのが特徴です。

安定性重視のグラベルロードというモデル

近年流行している新しい規格の初心者向けロードバイクモデルとして、グラベルロードモデルがあります。太めのタイヤが標準装備され、直進性が高く、未舗装の道を長距離走行できるように設計された安定性に優れ乗りやすいモデルで、人気となっています。 ロードバイク

ロードバイクの楽しみ方

ロードバイクを始めるうえで、購入後も楽しくなければ続けることはできません。ここでは、楽しみ方についてご紹介しましょう。

街乗りを楽しむ

お洒落に街乗りを楽しむことができるのもロードバイクの楽しさの1つ。クラシカルなデザインの多い細く金属質なクロモリ製のフレームは、街でもお洒落で目立ちます。 ロードバイクならではの走行性能は、混雑する街中を爽快にカッコよく走り抜ける楽しさもあります。日頃は車で通り過ぎてしまう街並みも、バイク走行なら新しい発見があります。街乗り用のお洒落なバックパックや、泥除けなどを付けてカスタムを楽しむこともおすすめです。

ロングライドや自転車旅行を楽しむ

休日に仲間や友人と、ロングライドや自転車旅行を楽しむのもおすすめです。上体を起こしたポジションをとれるタイプは、ロングライドによる身体の疲労を、分散させることができるのでおすすめです。長い距離を走行すると、路面からの振動で疲労が蓄積されます。振動の吸収力に優れたカーボン製のフレームか、フォークの部分だけでもカーボン製になっているものがよいでしょう。 近年、初心者に人気のグラベルロードは、長距離走行でも安定性があり未舗装の道路での走行も可能なタイヤが装備されているので、自転車旅行としても楽しむことができます。

ライド・イベントに参加する

同じ趣味を持つ仲間同士が参加する、ライド・イベントに参加することも楽しみの一つです。ロードバイク初心者でも楽しめるイベントやメンテナンス講座、テクニック講座など、参加することでロードバイクへの楽しさが倍増するイベントです。 春から秋の自転車シーズンには、こういったイベントが各地で開催されているので、参加することで同じ趣味を持つ仲間との交流もできる楽しみが生まれます。

レース・イベントに参加する

サイクルショップによっては、スタッフと一緒に参加できるレース・イベントもあります。レースは不安という方も、サイクルショップのスタッフがサポートしてくれるので安心です。 筑波8時間耐久レースや箱根ヒルクライム、ツール・ド・おきなわや、東扇島トライアスロンなど、スタッフと一緒に楽しみながらチャレンジできるレース・イベントの参加もできます。

カスタマイズを楽しむ

ロードバイクの楽しさは、カスタムできるパーツが各メーカーから多種販売されているので、自分なりのカスタマイズが可能なことです。自分専用に1つずつカスタマイズされていくロードバイクは、世界に1つのオリジナルバイクになります。ここでは、代表的なカスタマイズポイントを見てみましょう。

ホイールを替える

ロードバイクの走行性能を左右する重要なパーツといえるホイールは、種類も多く価格も5万円以下〜50万円以上のものまで、選び始めたらキリがないといったくらい豊富な種類があります。 選ぶポイントは、軽量なだけでなく路面の段差などの衝撃ですぐに凹んだり曲がらない、丈夫さのあるものを選びましょう。初心者におすすめは、丈夫で手入れも楽なシマノのデュラエースC24です。価格も15,000円程度とコスパによいのもおすすめ理由です。

タイヤを換える

ロードバイクの走行性能を左右するホイールに付属され、地面との接点となるタイヤを交換することで、走行が全く違う印象になる効果を実感できるパーツです。ホイールほど高価でなく、違いが直ぐに実感できるのでカスタムポイントとしては、とても効果的です。 タイヤ選びのポイントは、耐パンク性能と転がり性能のバランスが肝心です。初心者におすすめなタイヤは、ミシュランのパワーコンプになります。バランスやタイヤパンク性、文句をつけるところがない走行性であり価格帯も7,000円程度なので、コスパもよく初心者向けタイヤです。

ペダルを変える

ロードバイクのペダルは、靴とペダルがガチッとハマる構造のビンディングペダルですが、ペダル選びのポイントは、力の伝達効率、ベアリングのスムーズさ、軽量性、耐久性、着脱の使いやすさになります。すぐに着脱できるパーツなので、自分でもカスタムしやすいパーツとして楽しむことができます。 初心者におすすめなビンディングペダルは、シマノのデュラエースR9100シリーズです。ビンディングの王道であり性能性も優れているペダルになります。定価は35,000円程度ですが、探してみるともっと安く購入できる自転車ショップやネットサイトもあります。

ハンドルバーを変える

羊の角のような形状のロードバイクのドロップハンドルを、街乗りバイクのようなストレート状のフラッパーハンドルにカスタマイズすることもできます。ハンドルの変更には、ブレーキやグリップなども変更するので、カラーやデザインでこだわった自分なりのカスタマイズを楽しむことができます。価格は20,000円程度から楽しむことができます。 ロードバイク

ロードバイク購入時の注意点

ロードバイクを購入する際に、注意するポイントがあります。ポイントをおさえてロードバイクの購入に役立てましょう。

コンポーネントは妥協しない

ロードバイクの主要部品となるコンポーネントを、初めての購入だからと安価なもので妥協すると、いざというときにブレーキが利かなくなったり、ギアチェンジができなくなったりと不具合の原因になる場合もあります。壊れたからコンポーネントの交換をしようとしても、コンポーネントだけでも高価なだけでなく交換工賃も約20,000円ほどかかってしまう事もあり、結局コスト的に悪くなることになりかねません。 初めてのロードバイクのコンポーネントは、ある程度の信頼性のあるものを選びましょう。世界的にも標準装備されていることの多い、シマノ105やティアグラグレードは6段階の中間グレードであり、コスパも品質もよく安心なコンポーネントです。

本体とあわせて必要な付属品を購入する

ロードバイクは、フレームとコンポーネントだけのセットで販売されていることが多く、何でも標準装備されているママチャリとは違い、1つ1つ自分で追加して行かなくてはいけません。 最低限必要な付属品としてのライト、ペダル、鍵、ロードバイク用の空気入れなど、付属品だけでも合計約3万円程度の費用が必要になることを頭に入れておきましょう。

ヘルメットを購入する

法律上では、走行にヘルメットの着用義務はありません。しかし、20km/h〜30km/hのスピード走行で転倒した場合、致命傷を受ける可能性もあります。またビンディングペダルに慣れていない初心者は、ペダルに引っかかり、そのまま転倒する場合も多いのでヘルメットも用意しましょう。 デザインやタイプ、カラーもバリエーション豊富にそろっているので、自分のお気に入りのカラーコーディネイトも楽しめます。

最低限のメンテナンスを覚えること

放って置いてもいつでも乗れるママチャリと違い、ロードバイクの場合は最低限のメンテナンスが必要になります。メンテナンスを怠れば錆びてしまったり、パンクしてしまう事もあります。 日常的や乗車前のメンテナンスとして空気の入れ方、タイヤの外し方、タイヤのチューブの交換方法、パンクの処理やネジの緩みなど、最低限自分でできるメンテナンスを覚えましょう。

適切なサイズ感に調整してもらうこと

ロードバイク自体の対応身長サイズもありますが、身長だけでは細かなサイズが適合しているのかはわからないことが多いので、初めてのロードバイクはショップに行き、スタッフに自分の身体のサイズに合わせながら調整してもらいましょう。 ロードバイク

初心者でもできるロードバイクのお手入れ

パーツをすべて分解し手入れすることができる、セルフメンテナンスが可能なバイクです。初心者でもできる最低限のメンテナンス方法を覚えることは、ロードバイクに愛着が持てるとともに、各パーツの寿命にも違いがでてきます。違いも生まれてきます。

スタンドを用意する

ママチャリのように、キックスタンドが付いていないロードバイクは、メンテナンスや自宅で保管する際にも便利なスタンドを用意しましょう。スタンドがあると、固定できるのでメンテナンスをするにも、効率的で楽な姿勢で行うことができます。

車体をきれいに拭く

車体全体を綺麗に拭いていつもベストな状態を保ちましょう。走行後は泥汚れやホコリ、雨水などが付着したままの状態で放置すると、錆びの原因やタイヤゴムの劣化を早めてしまう場合があります。 毎回走行後にはロードバイクを拭くことを習慣づけることが肝心です。毎回車体を拭くことで、いつもと違う不具合が生じた箇所を早期に発見できるメリットもあります。

ボルトのゆるみがないかチェックする

各パーツが繊細にできているため、ボルト1つの締め付け次第で締めすぎればひびが入ってしまったり歪んでしまう可能性や、緩んでいれば走行中の転倒の原因になる場合もあります。 微妙なバランスの調整もあるので、ボルトの緩みを発見したら自分で入念に緩みを補うか、不安な場合はバイクショップで緩みの原因を相談してみることをおすすめします。

チェーンに油をさす

走行するために必要なチェーンは、円滑なギアチェンジがスムーズに行えるように、油をさしてメンテナンスすることが必要です。油が不十分だと、ギアチェンジがうまくいかずチェーンが外れてしまったり、最悪の場合は切れてしまう事もあります。 走るたびに油は消耗していくので、月に1〜2回程度のペースでチェーン専用の油をさすことも肝心。油にはチェーンのサビ止め効果もあるので、メンテナンスで油が不足しているようなら足しておくことがポイントです。

タイヤの空気を入れる

ロードバイクのタイヤは、タイヤごとに適切な空気圧が定められています。適正空気圧は、タイヤの側面に記載されていることが多いので、空気圧を測定しながらタイヤの空気を入れることが必要です。 細いタイヤが多いロードバイクのタイヤは、マメに空気圧のチェックを行う必要があります。空気圧が不十分だとゴムの劣化を早めてしまったり、地面の凹凸で避けてしまう場合や、空気圧が高すぎればバーストしてしまう可能性もあります。タイヤに合った適正な空気圧を常時保つことが肝心です。 ロードバイク

初心者におすすめ10万円までのロードバイク

初心者が初めて購入する、おすすめの10万円迄のロードバイクをご紹介しましょう。10万円以下でも信頼できるブランドであり、初心者でも扱いやすく高評価のロードバイクを集めてみました。

トレック ドーマンAL2

世界のトップブランドであるトレックの入門タイプ。ドーマンAL2は、ロードサイクリングにこれから挑戦する人におすすめな、高品質で低価格なロードバイクのエントリーモデルです。安定性、軽さ、カスタマイズや走行性の楽しさに優れたモデルです。 搭載するシマノの16段変速のギアシフトは、ブレーキバーと一体型なので変速のためにハンドルから手を離す必要がなく、初心者でも楽に操作が可能です。軽量なAlphaアルミフレームは、ラックとフェンダーマウントが備わりカーボンフォークの採用で、軽量であり剛性も実現されたモデル。総重量9.72kgで価格は79,000円。 【参考:トレック ドーマンAL2

ドッペルギャンガー タラニス

大阪のファブレストメーカーブランドであるドッペルギャンガーは、個性的なアウトドア用品を選べる人気があるブランドです。ドッペルギャンガーのタラニスは、適応するオプションアクセサリーの選択が楽にできるので、初心者でも悩まずに購入することができるロードバイクです。 日本人の身体に合わせたアナトミックシャロ—形状のドロップハンドルや、アルミ製のエアロダイナミックフレーム、ジャイロ効果を生み出すディープリムホイールなど、お洒落な街乗りにもおすすめなロードバイクです。総重量10.7kgで価格は65,000円。 【参考:ドッペルギャンガー タラニス

ジオス ファニーチェ

イタリアの自転車フレームメーカー、ジオスのファニーチェは、お洒落なジオスブルーのロードバイクになります。メインコンポは、シマノの新ClarisであるR2000と、振動の吸収に優れたクロモリ製のフレームとスチールフォークを採用し、タイヤはVittoria Zaffiroの700×25cで、街乗りからロングライドまで幅広く楽しめるエントリーモデルになります。重量は10.2kgで価格は88,000円。 【参考:ジオス ファニーチェ

フェルト F95

ツール・ド・フランスでも有名なレーシングブランドであるフェルトのF95は、フェルトの代名詞となるFシリーズで、高強度で高価な7005アルミ合金をバテッド、テーパー、ハイドロフォームを駆使し、高い反応性と快適性を持つレーシングフレームを採用しています。 他社メーカーのハイエンドモデルに匹敵する、カーボンレイアップを施した高品質のカーボンフォークや、上位グレードのシマノコンポーネントやブレーキもシマノSoraをフルスペックで標準装備し、初心者でもレーシング参加を目指せる、おすすめのモデルです。重量は9.31kgで価格は99,800円。 【参考:フェルト F95

アイカン エアロ007

2009年に中国シンセンで生まれたブランド、アイカンのエアロ007は、高価な上位モデルに採用されるカーボンフレームを採用したことで軽量と剛性を実現し、コンポーネントにはシマノ製105グレードを搭載し、初心者でも安心できる装備のロードバイクです。 ただし注文の際には、自分で組み立てが必要となるので、自分で組み立てに自信がない場合はバイクショップに相談する必要があります。カーボンフレームで軽量なことから、ロングライドやヒルクライムレースにもおすすめなロードバイクモデルです。重量は7.85kgで価格は51,250円。 【参考:アイカン エアロ007ロードバイク

初心者におすすめ20万円までのロードバイク

初心者におすすめな20万円までのロードバイクには、信頼できるブランドであり初心者だけでなく、中級者クラスのバイカーでも扱いやすいロードバイクを集めてみました。

キャノンデール シナプスディスク ティアグラ

キャンデールは、1971年に創業されたアメリカの老舗自転車メーカーです。シナプス・ディクス・ティアグラは、ロングライドでも不快な振動がなく安定感があります。アップライトなハイポジションのエンデュランスレースジオメントリ—です。コンポーネントにはシマノ製のティグラを搭載し、機械式ディスクブレーキで制動力をアップしているにもかかわらず、初心者の入門ロードバイクとしても嬉しいコスパです。 ロングライドを目的としたロードバイク初心者にもおすすめな逸品。タイヤサイズは700×28c 価格135,000円。 【参考:キャノンデール シナプスディスク ティアグラ

スペシャライズド ドルチェ エリート

初心者や、ワンランク上のレベルへ移行したいライダー向けです。最適なモデルのスペシャライズドのドルチェ・エリートは、小柄な体形の方にも適した低めのスタンオーバーを提供し、どんな地形でも快適に走行でき、安心感をもつロードバイクです。 コンポーネントにはシマノ105グレードを搭載し、ライダーの漕ぐ力が路面に直接伝わるように、A1アルミ合金フレームを使用し安定性とハンドリング向上、快適性を実現したモデルです。タイヤサイズは700×25C 価格は150,000円。 【参考:スペシャライズド ドルチェ エリート

フジ ジャリ1.5

輸入販売業であるフジは、日本発祥のブランドであり1928年にフジとして生まれた老舗自転車ブランドです。ジャリ1.5は、近年人気のクランベルロードモデルより高い運動性能と拡張性を持ったモデルで、優れた振動吸収性と速度安定性が特徴なロングライドにも適したロードバイク。 超高剛性C-10のフルカーボンモノコックフォークに、緩いカーブの独自開発シーテッドシートステー、ロングホイールは優れた巡航性能をもたらし、ジオメントリ—には長距離走行に適した安定した速度維持を持たらすエンデュランスタイプを採用し、コンポーネントにはスラム・フォース1Xを搭載し、A6-SLアルミ二ウム合金のフレームで軽量化、走行性能と実用性を兼ね備えたおすすめロードバイクです。タイヤサイズは700c、重量10kg。価格は180,000円。 【参考:フジ ジャリ1.5

チネリ イクスペリエンス 105

3大イタリアンバイクブランドの一角である憧れのブランド、チネリのイクスペリエンス105は、20万円以下のコスパの良さと高性能さは、初心者でも嬉しいモデルのバイクです。 シマノ105コンポーネントを搭載した重量、剛性のバランスのよいコンプリートモデル。アルミフレームらしい高い瞬発性能と戦闘的なスピード性能のデザインに特徴があるモデルです。エンデュランス系としても抜群の乗り味を実現できる、高いスペックのロードバイクです。重量15kg、価格190,000円。 【参考:チネリ イクスペリエンス 105ロードバイク

ロードバイクの魅力を知り趣味の世界を拡げよう

ロードバイクを楽しむには、歴史を知り、実際にロードバイクを購入し、走行して楽しさを体感することにより、その魅力ある世界の扉を開くこになります。 画像や動画を見ただけでは味わえない、風や空気、太陽の光を受けてロードバイクに乗ることにより、いままで体験したことのない、魅力的な世界をより一層拡げていきましょう。

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