シーバスロッドの選び方。自分に合う釣り場や種類からおすすめを知る

シーバスロッドの選び方。自分に合う釣り場や種類からおすすめを知る

2018.09.09

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どんなシーバスロッドを使えばいいのか

シーバスロッドは、人気のミドルクラスを中心に初心者用ロッドからハイエンドクラスのロッドまで、どんなロッドを使用すればよいのか悩む方も少なくないでしょう。 どこでも気軽に楽しめるシーバスフィッシング。おすすめのシーバスロッドの選び方や、種類、フィールド別やランク別に初心者でも分かりやすく調べてみました。 釣り具

シーバスロッドの種類

シーバスロッドには大きく分けると、初心者でも扱いやすいスピニングロッドと、船釣りなどでもキャストしやすいベイロッドの2種類があります。ここでは、各種類別に解説していきます。

キャストしやすいスピニングロッド

スピニングロッドはスピニングリール用の釣り竿のことをいい、スピニングロッドを用いたタックルで初心者にもキャストしやすく、取り扱いやすいメリットがあります。繊細な釣りにも適したスピニングロッドは、初心者だけでなく中級者や上級者でも、1本持っていると便利なロッドです。

パワーのあるベイトロッド

ルアーフィッシングの主流となっているベイトロッドは、両軸リール用の釣り竿です。スピニングロッドに比べてパワーがあり、以前はボートで使用されることが一般的でしたが、近年では岸からシーバスを狙うスタイルの流行したことで、陸釣り用のベイトロッドも人気となっています。 ロッドが長いのが特徴的で、足場の悪い不安定なポイントや無理な体制でも、キャストできるメリットがあるロッドになります。 池 釣り

シーバスロッドの長さや硬さ別の特徴

シーバスロッドの特徴から学んでみましょう。基本となるロッドの特徴を知ることで、シーバスを釣る基本を理解することができます。釣りを楽しむために、道具の特徴もマスターしましょう。

シーバスロッドは長さと硬さが違う

シーバスロッドには、さまざまな種類が各メーカーから販売されていますが、主に長さや硬さで種類が分かれています。自分の希望するシーバス釣りのフィールド別や用途別に、長さや硬さからシーバスロッドを選びましょう。間違ったフィールドで向かない種類のロッドを使用すると、釣りづらいだけでなく危険な場合もあるので注意が必要です。

飛距離が出る長いロッド

長いロッドのを選ぶメリットは、狙っているポイントが遠く飛距離が欲しい場合や、足場が高いフィールドで釣る場合や、広範囲でキャストしなくてはならないフィールドの場合に効果的です。 長いロッドのデメリットは、その長さからくる重量の重さにあります。長い分重くなるので長時間の釣りには、腕などの疲労から不向きといえます。

取り回しのいい短いロッド

短いロッドを選ぶメリットは、取り回しの良さから港湾部や橋脚周りなどのキャストしにくい場所や、狭い範囲をピンポイントで狙えるので効果的な点です。また、狭い場所の多くはバックスペースも取れないことも多いため、周囲が狭い場所でも動きやすい短いロッドが便利です。 短いロッドのデメリットは、飛距離が出しにくい点が挙げられます。

アクションが加えやすい硬いロッド

ロッドには、ウルトラライトと呼ばれる柔らかいものから、エクストラヘビーと呼ばれる硬い種類まで7種類の硬さがあります。中でも硬いロッドはヘビーと名前が付く3種類となります。 硬いロッドの特徴は、ルアーにアクションが加えやすく、操作性に優れているので比較的ルアーを激しく動かすことが多い日中の使用がおすすめです。

バイトを乗せやすい柔らかいロッド

柔らかいロッドのメリットは、バイトの時にロッドの先が曲がり、しっかり魚の口に入るため針掛かりしやすく、バチ抜けパターン(バチといわれるゴカイやイソメの子供が水中に浮かんでくる時期)でもバイトを乗せやすい点や、川や海などシーバスが集まりやすい流れの強弱の境目など、水の流れを柔らかいロッドは感度が高く見つけやすくなることが挙げられます。 釣り 竿

基本的なシーバスロッドの選び方

実際に使用するシーバスロッドの基本となる選び方を、見ていきましょう。選ぶ方法には自分の行くフィールドや予算、重さや大きさ別に解説していきます。

行くフィールドに合わせる

自分がよく行くフィールドで選ぶ方法があります。飛距離が必要な大規模河川や、広い砂浜からサーフでシーバスを狙うことが多い場合は、長いタイプのモデル選びがおすすめであり、漁港や河川の橋脚付近のシーバスを狙うのであれば、小回りの利く短めのロッドがおすすめといった具合に、自分のよく行く釣り場や、これから行きたいと思っているフィールド別にシーバスロッドを選びましょう。

予算で決める

予算から決めるのもよい方法です。種類が多いシーバスロッドは、選ぶだけでも時間も労力もかかるため、限られた予算内と設定するだけで、絞り込みやすくなります。上を見たらキリがないロッドですが、初心者の場合は、5,000円〜1万円程度の予算でも、かなりの多くの種類があるので選びやすくなります。

なるべく軽いロッドを選ぶ

シーバス釣りは、ひたすらキャストの繰り返しなので、ロッドが重いと腕や手の疲労が多くなります。なるべく軽いロッドを選ぶことで、シーバス釣りに集中することができるでしょう。ただし、軽いものは素材の性能から高価なものも多いので、自分で決めた予算内でなるべく軽いものを選ぶことがポイントです。

交通機関を利用する場合はコンパクトなものを

釣り場に向かう交通機関によって、ロッドを選ぶ方法もあります。自転車やバイク、電車やバスなどの交通機関を利用して釣り場に向かうことが多い場合は、コンパクトに収納できる「パックロッド」がおすすめです。 つなぎ目に分けて70cm〜80cm程度に、コンパクトに収納することができるので、長いロッドを持参し周囲の人に迷惑になることなく、行き帰りもスマートです。

初心者は凡用性の高い9フィートがおすすめ

初心者には凡用性の高い、9フィートのロッドの長さから選ぶ方法もおすすめです。釣り場所をあまり考える心配もなく、どんなフィールドでも平均的に楽しむことができて、シーバス釣りに用いられるロッドの主流の長さなので、販売される種類も多く選びやすくなっています。 池堀

フィールド別シーバスロッドの選び方

先ほど紹介したフィールド別でシーバスロッドを選ぶ方法も、ご紹介させていただきましたが、ここでは、フィールド別に見たシーバスロッドの選び方と、おすすめのシーバスロッドを細かく解説していきましょう。

漁港や堤防で釣る場合

シーバスの釣り場として、初心者でも釣りやすいフィールドの堤防や漁港などでは、汎用性の高い8フィート〜9フィートの長さで硬さはML(ミディアムライト)程度がおすすめです。この長さのシーバスロッドであれば、さまざまな種類のシーバス用ルアーを利用して投げることも可能であり、シーバスのほかに、ヒラメやクロダイなどの釣りも楽しめることから、初心者にはおすすめの釣り場所です。

サーフや磯で釣る場合

浜辺でのサーフや磯釣りなどの場合は、遠浅の場合や波のブレイクポイントにルアーが届かない場合も考えて、10フィート以上の長めのロッドを選びましょう。汎用的な9フィートのロッドで長さが少し足らないなどと、残念な結果にならないために、サーフの場合は初めから長めのロッドを用意することがおすすめです。

橋の下など狭い場所で釣る場合

港湾部や小さな河川の橋脚や橋の下など、狭い場所で釣りを楽しむ目的なら、短めの7フィート〜8フィートのロッドを選びましょう。ロッドが長すぎると、バックスペースも余りないことから周囲にぶつかったり引っかかり、キャストしずらい場合があります。短めのロッドなら取り回しもよく、狭い場所でもピンポイントでキャスティングを楽しむことができます。

ボートで釣る場合

ボートで釣る場合は、シーバスの釣り方法として遠投重視や穴打重視のゲーム方法があり、どちらのゲーム方法にしても、6フィートクラスでML(ミディアムライト)な硬さが、狭いポートの中でもキャストからルアー操作、ファイトまでトータルで、取り回しがよくおすすめです。 海釣り

初心者におすすめのシーバスロッド

初心者でも楽しめるおすすめのシーバスロッドには、比較的始めやすい安価でコスパのよいロッドで、誰でも扱いやすくバランスのよいものを集めてみました。

ダイワ リバティクラブ シーバス

1958年の創業から50年以上世界のフィッシングをリードしてきたダイワは、人生を豊かにする釣りの楽しさをあらゆる人に伝えてきたトップブランドです。 快適な使い心地と使い勝手の細部にまでこだわった、デザイン品質と基本機能で、初心者におすすめの入門用ロッドです。ダイワのリバティクラブシーバスは、初めてルアーフィッシングにチャレンジする人も、本格アングラーにも快適に使用できる、ダイワロッドテクノロジーを満載した実践主義モデルです。

ダイワ シーバスハンターX

ジャパンクウォリティの精密な技術力と世界のフィッシングをリードする先進性を表現し続けるダイワは、フィッシングの感動を、誰もがより気軽に楽しめる時代にするべく、日々新しい開発をし続けるブランドです。 ダイワのシーバスハンターXは、ネジレを抑える強化構造「ブレーディングX(BRADING X)」や、ガイドへの糸絡みを自動的に解除する「Kガイド」も搭載した、ハイパフォーマンスシーバスロッドです。機能面だけでなくデザイン面でも、オリジナルリールシートや、レッド×ゴールドのアルマイトがデザインされたグリップで、実釣性能と機能美の両立を持ったおすすめのシーバスロッドになります。

シマノ ムーンショット

自転車部品の製作販売から始まったシマノは、1970年の釣具事業開始から約50年、新しい価値を創造し健康と喜びに貢献するため、常に技術向上に努め、使う人の感性に答え、そして感動をも提供する日本を代表する釣り具のトップブランドです。 シマノの定番ショアロッドは、幅広いルアーに対応しているので、初心者でも扱いやすく機能面では、ブランクスに独自開発された「マッスルループ構造」を採用し、真円性を高めるとともに軽さと強度の両立が可能となるクラスを超えたハイスペックなおすすめロッドです。

シマノ ソルティーアドバンス

1つひとつのアイテムに、専用設計を施したシマノのソルティーアドバンスは、全てのアイテムにSiCトップガイドを搭載し、多用するPEラインにも対応する使用感をアップさせるモデルです。「タフテック」のカーボンリッド穂先は、張りと高感度を実現し「ソフトチューブプラス」で、しなやかさをプラスしたハイコストパフォーマンスモデルのおすすめロッドです。

メジャークラフト ファーストキャスト シーバス

大阪に本社を置く2002年に設立された釣り具メーカーのメジャークラフト社は、海外製造することでコストダウンをはかり、ワンランク上の商品でもコスパのよい商品を販売するメーカーとして人気があります。 メジャークラフトのファーストキャストシーバスは「心地よい使用感」を、コンセプトに仕上げられたロッドになり、中間性カーボンをメインマテリアルに設計したブランク性能で、初心者にも扱いやすく、ファイト時のパワーも十分兼ね備えた入門用ロッドです。高機能なのに、コスパがよく手軽に入手できるメリットもあります。

アブガルシア ソルティーステージ KR-Xシーバス

スウェーデンの釣り具メーカーアブガルシアは、本国ではスウェーデン王室御用達の歴史ある老舗メーカーで通商「アブ」と呼ばれる日本でも人気のメーカーです。 全てにおいてハイスペック仕様に仕上がった、アブガルシアソルティーステージKR-Xシーバスは、ネジレや破損防止、トルクフルなブランクスに仕上がり、徹底的に無駄を省いた高感度仕様の次世代ロッドなのに、初心者でも手が出しやすい低価格設定もおすすめ理由の1つです。 釣り 竿

上級者におすすめの高性能シーバスロッド

初心者ロッドや中級クラスロッドで物足りなさを感じる、上級者のシーバスロッドには、高性能であり価格帯では、5万円以上の高価なおすすめのシーバスロッドを集めてみました。

ダイワ モアザン エキスパート AGS

釣り具大手のダイワ製モアザンエキスパートAGSは、モアザン史上、もっとも軽快な操作を達成した超軽量、高感度の新ハイエンドシリーズです。「AGS」の大口径リングタイプを搭載したことで、軽さと感度が際立ち、ブランクのSVFコンパイルFナノプラスを使用したことで、キャストの遠投性やピンスポットを確実に打つ、正確性が実現された最高級モデルのシーバスロッドです。

ダイワ モアザン ブランジーノ AGS

ダイワ製モアザンシリーズの中でも、ランカーにターゲットを絞った、ダイワシーバスロッドの最強ロッドブランシーノAGSは、「ブランジーノAGS」搭載でパワーを徹底的に重視しているので、ヘビーウェイトルアーを正確に遠投したい人におすすめのモデル。 荒れ狂う海でも圧倒的なロングキャストが実現できる、ダイワフラッグシップモデルモアザンの中でも、特別なパワーモデルのシーバスロッドです。

シマノ エクスセンス インフィニティ

シマノの最高級ブランド「エクスセンス」の中でもインフィニティは、シマノのロッドテクノロジーを高次元に融合させ、限界を超越する最高峰モデル。カーボンモノコックグリップは、軽量でありながらスパイラルXコアで超高強度を実現させた、ハイエンドクラスのシーバスロッドモデルになります。

アピア Foojin’AD

オフショアロッドメーカーとして人気が高いアピアのFoojin’ADは、東レの革新的技術である「ナノアイ」テクノロジーを導入した、アピアオリジナルブランクは、弾むような質感でベストなハイパフォーマンスを発揮します。 港湾や河川で使用するルアーに必要な、絶対的飛距離を実現、50m以上先のストラクチャーをピンポイントに撃つことに特化した、アピアハイエンドクラスロッドになります。

Gクラフト セブンセンス ミッドウォーター

和歌山県にある釣り竿を作り続けて約65年の歴史がある、株式会社魚心館のGクラフト事業部が販売する、Gクラフトセブンセンスミッドウォーターは、遠投性能を格段に向上させ、ウェーディング状態で振り抜ける46tというリミッド一歩手前の反発力で、フッキングスピードを格段に向上させ、どんな魚の引きも完璧に溜め続けるよう調整されている。 「流れセンサー」というべき超繊細ティップの搭載で、ハイスペックブランクスに生まれ変わった、ウェーディングスペシャリストです。

エバーグリーン ゼファー・アバンギャルド

大阪にある創業30年以上の釣り具メーカーエバーグリーンインターナショナルが発売する、4軸武装のゼファー・アバンギャルドは、感度、パワー、軽量化、バランス、トラブルレスの一切の妥協なしに作られた、こだわりのあるシーバスロッドで、過酷な状況下でもアタリがあったら全てを手中に収めるための、本物のシーバスロッドになります。

エクリプス ヴァリアント レクシータ

昭和18年創業の東京にある、株式会社ツネミのオリジナルルアーブランドになるエクリプスが、販売するヴァリアントレクシータは、ランカーハンター井上友樹が監修した、ランカーハンター向けのスペシャルロッドシリーズ。 「RexEater(恐竜を食らうもの)」の名前にふさわしく、開発段階においてモンスタークラスを捕獲するデータを、多く注ぎ込んだランカーハントウェポンです。パワーを持ちながらも小型ルアーも扱える繊細な操作性が特徴的なシーバスロッドです。 釣り 竿

持ち運びに便利なシーバス向けパックロッド

釣り場までの交通機関の利用でも、コンパクトに運搬でき、持ち運びに便利なシーバス向けのパックロッドを集めてみました。自転車でも電車やバスなどの交通機関の利用でも、邪魔にならずに便利なロッドです。

ダイワ ソルティスト MB SB

折りたたむと約60cmのコンパクト設計のダイワソルティストMBSB(MoBile SeaBass)は、いつでもどこでもシーバスフィッシングを楽しみたいアングラー向け。オールアラウンド仕様で、パックロッドだからとあなどれないロッドのネジレ防止に「X45」や「高密度HVFカーボン」の本格的仕様で、2ピースロッドに引けを取ることなく、実釣性能と携帯性を兼ね備えたモバイルパックロッドです。 専用のロッドバックは、小型タックボックスやペットボトルも収納できるショルダーベルト付きです。

ダイワ モアザン モバイル

ダイワのモアザンシリーズは、「もっと釣りたい」「もっと大きな魚を」という、アングラーに向けて「もっと」の言葉から生まれた「Morethan(モアザン)」から生まれました。サーフでも河川でも使い勝手のよいロッドは、モバイルシーバスロッドのフラッグシップモデルです。持ち運びに便利な携帯専用のショルダーバックが付属されています。

シマノ トラスティック

どこでも気軽にルアーフィッシングを楽しむことができる、シマノのパックロッドトラスティックは、2タイプのピースが用意され、状況に合わせてロッドレングスを1フィート調整可能にできているので旅先や出張先でも、さまざまなシチュエーションでバス釣りが可能です。専用ロッドケースと袋付きで、持ち運びにも困りません。

テイルウォーク アウトバック

東京に本社を置く、株式会社エイテックのオリジナルブランドとしてテイルウォークが販売する、収納寸法が、約51cm以下に設計されたているアウトバックは、富士工業社製のSicKガイドを搭載し、いつでもどこでも、あらゆる魚種に対応した並継ぎモバイルシリーズです。51cmとコンパクト設計なので、バッグにも携帯しやすいパッグロッドです。

アルファタック トラギア ティップトップ

テイルウォーク同様、株式会社エイテックのオリジナルブランド、アルファタックのトラギアティップトップシリーズは、オリジナルCS45−Tリールシートを採用した進化系モバイルロッドです。 待望のベイトモデルも追加され、活動範囲をさらに広げて楽しめるバッグロッドです。小継振り出し式でスタイリッシュなルアーロッドアクションはカッコイイと人気があります。

メジャークラフト クロステージ シーバスモデル

より行動的にお手軽にルアーフィッシングを楽しみたい人におすすめな、シャープで操作性のよい4ピースパックでありながら、2ピースパックと同じアクションと強度を併せ持ち、シーバスゲームからスーパーライトショアジギングまで対応するバッグロッド。出張先や旅先で、気軽に釣りを楽しめるメジャークラフトのクロステージシーバスモデルです。 岩肌 海

シーバス釣りを楽しむために大切なこと

これから釣りを楽しむ初心者や、楽しみ方を少し理解してきた脱初心者クラスの人も、覚えておきたい大切なポイントがあります。このポイントを抑えておくことで、よりシーバスフィッシングの楽しさが倍増します。

釣り場を確認する

シーバス釣りの楽しさの1つに、どこでも釣りを楽しむことができる点があります。海に面した湾岸部やサーフや河口、街中を流れる河川など、海や川が近くにあればどんな場所でもシーバスフィッシングを、楽しむことができます。 事前に自分がよく行く釣り場情報を確認しておくと、より一層バス釣りが身近に楽しくなります。また。出張先や旅行先などでも、出発前に釣り場所を確認しておくことで、出先でも気軽に楽しむことができるのでおすすめです。

シーバスの生態は季節で変化する

シーバスの生態を事前に理解しておくと、季節に合ったシーバス釣りを楽しむことができます。シーバスは季節により生息する場所に違いがあります。

1月〜3月

シーバスは産卵期に入るため深場へと移動するので、近場や浅瀬で釣ることができなくなります。産卵前にはエサをあまり食べなくなりますが、産卵後は体力を回復させるため活発にエサを食べるようになります。

4月〜6月

春を迎え水温が上がるこの季節は、浅瀬に移動してきます。「バチ抜け」と呼ばれるゴカイの産卵やアユの稚魚が、河川から海へ移動してくるため、シーバスのエサとなる生物が豊富になり活動が活発になります。エサとなる生物が岸辺近くに集まるので、それを狙ったシーバスも浅瀬に多くみられる時期です。

7月〜9月

この時期には、潮通しのよい外海で活発にエサを探すようになります。一方では、アユなどを追って河川に入ってくる時期となり、湾奥のイワシなどを追って活発に集まってくる時期です。

10月〜12月

広範囲でシーバス釣りが、楽しめるベストシーズンです。落ちアユを狙って河口付近では、大型のシーバスが集まることも多いので、この季節は大物のシーバスが釣れることもあります。水温が低下し、餌が少なくなると徐々に深場へ移動し始めます。

着水音をなるべく静かにする

シーバスはとても警戒心が強い魚なので、人の気配を感じたり物音を感じると、途端に釣れなくなってしまいます。釣り場についたら騒がず大きな声をあげず、水面に人影を落とさない様に気を付け、ルアーを見切られないために着水音は、なるべく静かにすることがポイントです。 ナイトゲームでは、常夜灯でうっかり人影を水面に落とすことがないように注意しましょう。

潮や天候も考慮する

シーバスは海水魚なので、潮の満ち引きや、天候によっても活動範囲が大きく変化します。それぞれのポイントを見てみましょう。

シーバスは満ちた潮が下がる時が狙い目

魚釣りは大潮がベストだといわれることが多くありますが、大潮は、潮が動くから魚も動き釣りやすい反面、潮の動きが大きいので、釣りがしづらいというデメリットがあります。 シーバスも大潮で餌を追って移動してきますが、大潮時は広範囲に狙う必要があるので、大潮から下げ潮に入る境目の時間が、シーバスを狙う一番のポイントになります。大潮から下げ潮になるタイミングで、シーバスのエサとなる生物の動きがあるので、その動きに反応しシーバスが一番釣れやすくなります。

一番釣れる天候は曇りや雨

水面の人の気配を警戒するシーバスは、晴れて水が澄んでいるときは警戒するため動かなくなることもあります。曇りや雨の日は、潮が濁り気配を感じ取られずらくなるので釣りやすくなるといわれています。また、風が吹いて波気が出ている場合も、シーバスの警戒心は緩くなり釣りやすくなります。

時間帯により釣れるポイントが違う

シーバスを釣る時間帯によっても釣りの成果に違いがあります。ここでは、時間帯別に釣れやすい釣り場のポイントをみてみましょう。

日中

警戒心の強いシーバスなので、澄んでいる水辺には日中は滅多に姿を現しません。日中は、岩影や深場、カケアガリや岸壁、桟橋、船の下、テトラなど、日陰になる場所に隠れていることが多くなります。活動もあまり活発に動きません。

夜間

シーバスは「夜行性」といわれ、夜になると活発に動くようになります。日の入りや日の出前後の「マズメ」と、呼ばれる時間帯に最も活性に動き、シーバス釣りのベストタイムといわれています。あたりが暗くなると深場にいたシーバスは、浅瀬や水面表層に現れることが多く、夜間でも常夜灯や街灯に照らされる部分の影になる暗闇に、潜んでいることが多くなります。 釣りあげられた魚

自分に合ったシーバスロッドで釣りを楽しもう

シーバスフィッシングを楽しむためには、自分の能力や釣りたい場所などの目的に合わせた、シーバスロッドを選ぶことがポイントです。 まず、自宅から近い釣り場を探して、その釣り場に合ったシーバスロッドを購入し、釣りを楽しんでみることから始めてみるのもよいでしょう。手軽に始められて、奥が深いシーバスフィッシングは、川でも海でも場所を選ばずに手軽に楽しむことができます。

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