婚活に疲れを感じる人は多い 年齢も高くなってくると、婚活疲れを感じる人が多くなってきます。婚活さえ始めればすぐに結婚できると思っていたものの、うまくいかない。そこには結婚したいと出会える人になかなか出会えなかったり、婚活にかかる費用を捻出するのが難しくなったりとさまざまな理由があるでしょう。この記事では、婚活に疲れたと感じる理由や、考えるべきこと、対処方法などをみていきます。 婚活が疲れたと感じる理由 婚活が疲れたと感じてしまうのはどのようなときなのでしょうか。その理由をみていきましょう。 理想の相手に出会えず結果が出ない 結婚相手に対して理想が高い人ほど陥るのが、理想の相手に出会えないことに対する婚活疲れです。「婚活を続けていれば、いつかは理想の相手に出会える」という気持ちが強い人、婚活パーティーに参加するなど婚活に対して真剣に取り組んでいる人ほど、理想と現実のギャップに苦しんでいます。 彼らの場合そもそもの理想が高すぎることが、婚活疲れの原因かもしれません。容姿端麗、性格もよく、話も合って良妻賢母タイプなど、それらすべてを兼ね揃えている女性などなかなかいません。このタイプはどこかで結婚相手に対して妥協する必要があります。 費用ばかりかさむ 婚活はお金がかかります。一般的な結婚相談所では入会金だけでも3万円。初期活動費の相場が10万円。他に月会費やお見合い料、成婚料などがかかってくるため、一年間に40〜50万円程度かかるところも多くあります。それを何年も続けていれば、結婚資金用に貯めてきた貯金も底をついてしまうでしょう。 また結婚相談所に登録をしていなくてもデート代や婚活アプリ代、婚活パーティー代などの費用が発生します。このようにお金を費やしているのに成果がでないと、これから頑張って続けてもお金ばかりがなくなるだけだろうかという徒労感に襲われることがあります。 パーティーやデートの繰り返し 相手の女性と出会うためには、まず出会う場所に行かなければなりません。つまりパーティーやお見合いです。そして出会った後にはメールやラインで連絡を取りつつ、お互いのことを知るためにデート。そしてその流れは一度だけではなく、ダメだった場合には別の女性で繰り返されることになります。 何度も何度も繰り返される中で、それはまるでルーチンワークのようになってくることもあるでしょう。女性との出会いを楽しめる人ならよいのですが、もともと内気な性格だったり異性との交際に不慣れな人だと疲れてきてしまいます。 自分の自由な時間がない アラフォー近くまで独身でいる人は、いわゆる独身貴族と呼ばれる人が多いもの。自分のためにお金を使い、趣味や自分の好きなことに没頭してきた人たちです。そんな彼らが婚活を初めて思うのは「自分の時間がない」というもの。 婚活を始めれば、仕事帰りや休日に婚活パーティーやお見合いに出席したり、女性とのデートを繰り返さなければなりません。そうなるとこれまで楽しんでいた趣味の時間もなくなってしまいます。中には「結婚することのメリットってなんだろう。好きなことをして一人で生きていってもいいのではないか」と婚活を断念する人も出てきます。 婚活したらすぐに結婚できると思っていた たとえば「35歳で結婚しよう」などと年齢の目標設定をしていて、33〜34歳で婚活を始めたとします。しかし、婚活を初めてもなかなかお目当ての女性に会えない。思い切って35歳になったのを期に、大金を払って結婚相談所に登録。それでもすぐには見つからない。 そんなふうに結婚までの道のりを甘く見ていた人は、自分の結婚予定年齢を過ぎてしまった頃にがっくりと気落ちしてしまい、心が折れる人がいます。婚活はそれほど簡単には成功しない。最初からそう割り切って自分のペースで進めるのがよいでしょう。 出会ってもふられる 男性はプライドの生き物です。そんな彼らがデートに誘っても断られる、ラインをブロックされるといった仕打ちを女性から受けると、大きくプライドが傷つきます。 女性に対する不信感などを募らせ「もう独身でいい。女性と結婚するメリットなどなにもないではないか」と意地を張ってしまう人も多くいます。また謎のプライドが邪魔をするようになり、女性に対する理想像が高くなってしまいます。いずれにしろ自らを結婚から遠ざかってしまいがち。あらかじめ婚活は出会ってもふられるのが当たり前ということを肝に銘じておきましょう。 初対面の短い時間で会話を弾ませなければならない 婚活パーティーでは相手と話せる時間も短く、自己紹介で2〜3分。フリートークで10分くらいということも多いでしょう。その初対面の短い時間で、相手が結婚相手となり得るのかの判断を迫られます。自分のよさをアピールしつつ、相手を見極めなければならない。そんな緊張の連続に心が疲労してしまいます。 このように初対面の女性との会話が苦手という人は、一般的なお見合いや街コン、婚活パーティーではなく社会人サークルなどが向いているかもしれません。一緒にテニスなどのスポーツをしたりスポーツバーでテレビ観戦しながら飲んだりすると、自然な会話も生まれやすいものです。 女性とこれまで縁がなかった 男子校、女子の少ない理系学部、そして就職先も男性ばかり。そんな環境で育ってくると女性というものが異星人のように理解できない存在として目に映るもの。そんな男性が婚活をしようと思っても、なかなか女性と話ができません。慣れないことを行動を続けていると、気疲れしてしまいます。 そんな奥手な男性は、お節介な世話を焼いてくれるスタッフがいる結婚相談所を試してみてはいかがでしょうか。女性と上手に話すためのアドバイスをくれたり、デートやプロポーズをする際の後押しをしてくれます。 婚活に疲れたときに考えるべきこと もしもすでに婚活に疲れたと考えているのなら、自分の気持ちを見直してみましょう。 婚活をしている理由を考える まずは基本的なところ。自分自身が本当に結婚したいのか、また結婚したいのならばその理由は何なのかをもう一度見直してみてください。ゴールがわからずに闇雲に走っていても、迷走するだけで欲しいものは手に入りません。 仕事を頑張りたいから、専業主婦で家のことをすべて任せられる人がいい。もしくは給料が少ないから共稼ぎをしてくれる人がいい。そのように自分の気持ちを整理することでみえてくるものがたくさんあります。 結婚がすべてのゴールではない 人はみんな適齢期になったら結婚する。そんな義務感で婚活をしていると疲れてしまいます。結婚がすべてのゴールではありません。2015年に厚生労働省管轄部署が発表したデータによると男性の23.6%、女性の14.1%が生涯未婚だそうです。昨今では未婚は珍しくありません。 大切なのは自分が幸せな人生を送ることができるかどうか。生涯未婚でも幸せな人生を送る人もいれば、結婚生活に疲弊して離婚訴訟などで苦しんでいる人もいます。自分にとっての幸せを考えましょう。 条件を妥協すべきかどうか 婚活で魅力的な女性に出会えない。もしくは出会えてもデートを断られたりフラれたりして連敗続き。そのような場合は、異性へのハードルを少し下げるべきかどうかもう一度考えてみましょう。 とかく婚活では「素敵な相手がいい」「どのようなタイプがいいだろうか」と相手選びに力を入れやすいのですが、自分が選んでいるように相手もあなたを見極めています。高嶺の花はそれだけライバルも多く、なかなか手に入れることが難しい。そのため基準を見直す必要があります。 婚活をこのまま続けるかどうか 婚活を続けるかやめるかはあなたしだいです。 一度やめてみるのも手 婚活に疲れたまま妥協で相手を選んだとして、幸せになれるかどうかはわかりません。「もう誰でもいいや」という気持ちになってしまったら、一度婚活をやめてみるのも手です。 ただし結婚の可能性から遠のくことを覚悟する しかし婚活をやめるということは、出会いから再び遠ざかるということ。婚活を休止している間も、年齢は高くなっていきます。結婚から遠のくことを覚悟しましょう。 婚活に疲れたときの対処法 婚活に疲れた場合は、どのように気持ちや言動を変えたらよいのでしょうか。対処法をみていきましょう。 うまくいかなくてもノウハウは溜まると考える 初対面の女性と会話する、デートに誘う、告白する。それら一連の流れは、繰り返すことで上達するスキルです。女性関係の経験値をあげることで、本当に好きな人ができたときに相手をリードできる男になれるかもしれません。 繰り返される婚活に疲れ果てたときには、このように「女性経験のノウハウを得ることができる」と割り切って活動してみるのもよいです。 婚活の方法を変えてみる 失敗が続いているのは、婚活の方法が自分に向いていないからかもしれません。思い切って慣れた方法を手放し、新しい方法を試してみてください。婚活にはさまざまな方法があります。たとえば結婚相談所、婚活サイト、街コンや合コン、社会人サークル、友達の紹介、親族からのお見合い話など。 最近ではネットでの出会いも増えてきています。もしも利用するならば口コミなどを事前に確認し、サクラなどがいない優良なサイトを利用するとよいでしょう。 自分磨きをする 自分が選ぶ側だという意識を捨て、自分も選ばれる側なのだという意識を持ってみてください。自分を客観的に眺めてみることで、婚活を成功させるためには自分自身がレベルアップしなければならないポイントがみえてきます。女性からみて魅力的な男性となるためにできること。それをまずは探してみてください。 簡単にできることの一つに、初対面の印象をよくすることがあげられます。ファッションや髪型に気を遣うところから始めてみてはいかがでしょうか。 リフレッシュする マイナス思考のときは、なにをしてもうまくいかないものです。思い切って気分転換を図ってみてください。普段やらないようなことをするのがポイント。体を動かすためにジムに通ってみたり、ジョギングをするのもよいです。 運動が苦手ならば、あえて料理教室という手も。女性が多い上に、その女性たちからは「結婚したらよい旦那さんになりそう」という目でみられます。新しい場所に出かけることにより、もしかしたら新たな出会いがあるかもしれません。 婚活に疲れたら一度リラックスしてみよう 婚活も長期にわたれば、最初の頃のやる気に満ちあふれた気持ちも忘れ、疲弊してしまうもの。そうなってしまうと婚活のすべてが煩わしくなり、悪いほうへ悪いほうへと自体は悪化してしまいます。 そんなときには一度婚活を中断してでも、気分転換を図ってみてください。自分が本当はなにを望んでいて、どうしたら幸せになれるのかを見つめ直してみるとよいです。またジムに通って体を動かしてみたり、普段やらないことをしてみましょう。リラックスすることで肩の力が抜け、本当に進む道がみえてきます。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05