バイクツーリング。楽しむための装備や服装とおすすめスポット13選

バイクツーリング。楽しむための装備や服装とおすすめスポット13選

2018.09.14

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バイクを買ったらツーリング

バイクを購入したら、ツーリングへ行くことが大きな楽しみの1つといえます。一人で知らない土地を走ったり仲間と一緒に走行したり、バイクツーリングを楽しむために必要な装備や、厳選スポットなど徹底的に調べてみましょう。 道

ツーリングとは

「ツーリング」とよく耳にしますが、ツーリングについてイメージ的には分かっても、はっきり説明することができない人も少なくありません。「ツーリング」とは何なのか、さまざまな角度から解説します。

バイクに乗って観光地などに行くこと

バイクを移動手段として、観光地や山や海などに行くことや、行くだけでなくその道中のバイク走行を楽しむ目的も含めて、ツーリングと一言で表わされることが一般的です。 バイクを購入するとツーリングに行きたくなるのは、バイクの乗り心地や操作感覚を長距離の運転で感じたり、プラスアルファとして日常生活と離れた場所で、山や海の自然を感じながら走行を楽しみたくなるからでしょう。

人数によって種類がある

バイクツーリングは、行く人の人数により呼び名の違いがあります。1人で走るツーリングを「ソロツーリング」といい、ソロツーリングは、誰かに気をつかわずに自分だけの走行や旅を楽しむことができるメリットがあります。ただし、事故や道に迷った時など対応してくれる仲間がいなかったり、心細かったりというデメリットもあります。 「マスツーリング」は「グループツーリング」ともいわれ、高速道路など複数台でツーリングすることをいいます。マスツーリングは、目的地を決めて大勢でツーリングする楽しさのメリットや、反対に、一緒に移動する仲間の走りに合わせなくてはならない気遣いや、自分の行きたい場所に勝手に行けないデメリットもあります。 その他に、カップルなどに多い2人乗りでツーリングを楽しむ「タンデムツーリング」などもあります。

距離や宿泊の有無でも呼び方が変わる

ツーリングの目的や、宿泊の有無や走行距離などでもツーリングの呼び方の違いがあります。 宿泊せずに観光地に行って日帰りする「日帰りツーリング」や、宿泊先を決めて泊りを目的とした「宿泊ツーリング」、キャンプすることを目的とした「キャンプツーリング」などは、目的別のツーリングになります。 時間や距離のツーリングの呼び名として、数十キロの走行や2〜4時間程度の走行時間の「プチツーリング」や、走行距離が約100km程度の「ショートツーリング」、数百kmや宿泊するようなツーリングスタイルを「ロングツーリング」と呼んでいます。 バイク

ネットを使ったツーリングの楽しみ方

インターネット上には、ツーリングをもっと楽しむためのさまざまなコンテンツがあります。ここでは、インターネットを利用した、ツーリングの楽しみ方を解説しましょう。

ブログでツーリングの記録をする

ツーリングの情報を記録したり共用できる、アプリやネットサイトが多くあります。 ツーリング先での写真やおすすめスポットや費用など、さまざまな情報を記録し共有することができるので、自分のツーリングの覚書に利用したり、他のライダーと情報交換して同じ趣味を持つ仲間と交流する目的としても利用することができます。 現在はスマホを使用した、ツーリング情報を共用するサイトも多くあり、誰もが気軽に楽しむことができます。

ツーリング動画を撮影して動画サイトに載せる

バイクのヘルメットなどにカメラを装着して、走行しながら撮影するウェアラブルカメラは、実際にツーリングしている動画を撮影し動画サイトに記録したり、共用して楽しむこともできます。仲間や同じ趣味を持った人同士で動画を見せ合ったり、録画した動画をツーリングから帰ってきて見返してみることで、風景や空気を思い出すことができる旅の記録として残すこともできます。 ウェアラブルカメラなどで撮影するときは、交通違反や撮影マナーに気を付けて撮影しましょう。違反を犯しているまま動画をアップした場合、その動画が証拠となり検挙されてしまう場合もあります。 バイク

ツーリングの時の服装

ツーリングを楽しむ際には、どんな服装がよいか、夏や冬の温度差による服装の違いもあります。ここでは、ツーリングに最適な服装を解説していきます。

ヘルメットは必ず着用する

バイクは体がむき出しになったまま運転する乗り物なので、転倒時には大きなけがをする場合が多い乗り物です。転倒時に頭を守るためにも、ヘルメットはバイクを乗る際には必需品です。日本の道路交通法では定められている法律なので、バイクに乗る際は必ず着用しましょう。 自動二輪車でなくても、原動機付自転車であっても必ずヘルメットは着用しましょう。ヘルメット選びには、SGマークの付いているもので、乗るバイクの種類や排気量、着用してみたフィット感などで決めることがおすすめです。

バイクツーリングに欠かせないグローブ

バイクツーリングには必須アイテムとなるグローブには、冬の寒い時期に活躍する防寒性の高いゴアテックス素材や、夏の暑い時期でも蒸れず通気性がよいメッシュ状の素材や、雨の日には撥水加工のあるレイングローブなど、シーンによってグローブも使い分けて使用しましょう。 グローブは、転倒時の手の怪我を防ぐだけでなく、むき出しとなる手の日焼け防止などのメリットもあります。バイク乗車には必須アイテムです。

防寒や怪我防止のためのライダースジャケット

寒い冬のツーリングは、冬の寒さとの戦いです。防寒対策となるライダースジャケットは、冬だけでなく他の季節でも、転倒時の怪我を低減させるためにおすすめなジャケットになります。 バイクツーリングの服装で露出が多い場合は、転倒時や寒さ暑さなどの気温差から考えても、危険である場合が多いので、なるべく露出の少ない服装がおすすめになります。ライダースジャケットには、肩やひじなどにプロテクターが縫いこまれているものもあり、怪我などの場合に安心なジャケットも多くありおすすめです。

パンツはライディングパンツがおすすめ

パンツは、ライディングパンツがおすすめです。ひざや腰などが厚みのある素材を使用されて作られているものが多く、転倒時の怪我防止に繋がります。 ライディングパンツ以外でもバイクに乗る場合は、長ズボンで裾が広がっていないタイプや、露出が少ないものを選びましょう。バイクは身体をむき出しにしたまま走行するので、転倒時の怪我は直接身体に衝撃をもたらすことが予想できるため、服装で怪我を軽減できるものを選んで着用することがおすすめとなります。

バイク用の靴を用意すること

バイク用の靴は、くるぶしまで保護された靴紐が無いタイプがおすすめです。靴紐があるシューズは、紐がほどけて引っかかって事故の原因になる場合や、シューズの場合は、素材が柔らかなためシフトチェンジがしづらかったり、雨が降った場合濡れて滑りやすくなる場合もあります。 急な雨などにも対応できるように、バイク用のライディングブーツや革素材のブーツなどがおすすめです。 バイク タイヤ

ツーリングの時のバイクの装備

ツーリングに行く際には、通常のライディングと違う特別な装備も必要になります。ツーリングにおすすめな装備を解説していきましょう。

スピーディーな取り出しが可能になるタンクバッグ

バイクは収納スペースが少ないので、なるべくコンパクトに走行中でも財布や駐車券などが、サッと取り出せる収納となるタンクバッグがおすすめです。 ボディバックやジャケットの内ポケットなどにお財布などを入れている人もいますが、すぐ必要な時にサッと出すことができず慌ててしまう事もあるため、サッと取り出すことが可能なタンクバッグを装備しましょう。 容量は大きくありませんが、必要なものだけ収納することができ、バイクにまたがりながらでも簡単に出し入れすることができます。 また、バイクから外すとリュックタイプになるものが多いので、ツーリング途中で観光を楽しむ場合も、外して持ち歩くことも簡単なのでとても便利です。

サイドバッグやパニアケースに荷物を入れる

ロングツーリングなどは、着替えやタオルなど荷物が増えることも予想されるため、サイドバッグやパニアケースを装備することがおすすめです。 サイドバッグはリアシートのサイドに、ベルトなどで固定するナイロン製などのソフトバッグで、パニアケースは樹脂製の蓋で開閉するハードケースになります。ナイロン製のサイドバッグは、雨水が浸みてしまう事も考えられますが、パニアケースは樹脂製で型崩れもなく、完全密閉タイプなので雨で濡れる心配もなく安心です。 サイドバックもパニアケースも、どちらもかなりの積載力があるので、キャンプなどの大量荷物の積載も可能になります。

長時間の走行には防風シールド

長時間走行や高速道路などの走行の際には、防風シールドをメーター部分に取り付けるだけで、風の直撃を身体で受ける負担が軽減するために、付けることで疲労の度合が全く違う便利商品です。 高速道路などでは、周りに走行している車の影響などからも、風の量も多く強いので身体に直接受けることでかなりの疲労を溜めやすくなります。高速道路や長距離走行には、防風シールドを装備しましょう。

ナビを見る時に便利なスマホホルダー

アプリのツーリング記録を記載するにも、ナビを確認するにも、便利なのでスマホホルダーを装備することをおすすめします。スマホのアプリには、バイクツーリング専用のアプリやナビ、その他の情報を得るために便利なので、スマホホルダーを装備してツーリング中も利用しましょう。 バイクに装備するスマホケースは、防水性のものが多く、急な雨が降っても安心して利用できるものが多く販売されているので安心です。

遠くへ行くならマップナビが便利

スマホのナビも利用しやすいですが、バイク用のナビも便利です。近年では、バイク専用のナビも各メーカーから多く販売され、便利に利用できるものが多くなっています。 知らない土地や遠くへ行く機会が多いツーリングの場合は、事前にナビをバイクに装備しておくことがおすすめです。

遠出する場合はETCも搭載しておこう

高速道路の利用で車も今では搭載しているのが当たり前となっているETCは、バイクにも搭載できます。料金所の度にお財布を取り出して小銭を出す必要なく、ETC通路でスムーズに通過することができるので、ETCは必需品といってよいでしょう。 高速道路に乗ってツーリングを楽しむ場合は、事前にETCを搭載しておくことが便利です。搭載するには、バイクショップやカーショップなどで搭載してもらう作業が必要になります。また、ETCで使用する専用のカードを、クレジットカード会社等で事前に申請し発行しておく必要もあります。 キャンプ

ツーリングにもっていくといい便利グッズ

日帰りや、泊りキャンプなどツーリングには、さまざまな目的があって出発しますが、どんなツーリングの目的でも、持っていたら便利なグッズがあります。ここでは、ツーリング前に装備しておきたい便利グッズを調べてみましょう。

雨だけでなく防寒にも効果的なレインコート

車と違い身体がむき出しとなるバイクは、突然の雨などで身体を濡らさないために、レインコートを装備しておくとよいでしょう。レインコートやレインスーツは、雨だけでなく冬など寒い時には、防寒着としても利用することができます。 服の上から着ても動きやすいもので走行時にバタつかないもの、防寒性や撥水性が高く通気性のよいものがベストです。バイクメーカーだけに絞らず、アウトドア用でも軽くて便利な機能のレインウエアが多くあるのでおすすめです。

テントなどキャンプ道具

キャンプツーリングの場合は、テントやキャンプ道具など用意することもおすすめです。ただし初心者の場合は、なにを用意したらよいのかわからないこともあるので、キャンプ場でレンタルできる場合は、慣れるまでレンタルすることもよいでしょう。 テントや寝袋などのキャンプ用品は、かさ張るものも多いので、サイドバックなどを事前に用意して邪魔にならない、コンパクトに収納できるキャンプ用品を揃えることもおすすめです。

会話しながら走ることができるインカム

グループやタンデムツーリングに行く場合は、インカムを用意することで楽しさが倍増します。走行中に仲間や後部座席の人と、ブルートゥースや携帯を利用して会話を楽しむことができるので、リアルタイムに同じ時間を共有している者同士の会話が楽しめます。 ツーリング中にショップに寄る場合や、休憩場所を決めるなどの場合も、インカムを利用していれば仲間同士で会話できるので、決めやすく安全に走行することができるので、複数人とツーリングする場合はおすすめの装備といえます。

いざという時のためのパンク修理キット

車の場合は、スペアタイヤを積んでいることもあり、タイヤがパンクしても何とかなることもありますが、バイクの場合は、万が一パンクした時にスペアタイヤなどがないので、走行不可能になってしまう事もあります。 万が一のために、パンクキットを用意しておくとよいでしょう。スペアタイヤを乗せることはできませんが、パンク修理キットなら応急的にパンクを修理することが可能なので用意しておくべき装備になります。 バイク タイヤ

ツーリングにおすすめのバイク

ツーリングの魅力は、バイク乗りなら誰でも1度は経験したことがある魅力的な走行です。ツーリングに行くために、おすすめのバイクを選んでみることもよいでしょう。大手メーカーのもので比較的人気があり、ツーリングに適したバイクを集めてみました。

スズキ V-STROM250

ツーリング用バイクとして人気が高いスズキV-STORM250は、一般道をメインに走行することに適しており、タフなアドベンチャーツアラーの充足感あるバイクです。タフなギアを連想させるランプ周りや、便利なDCソケットを搭載し、メカニカルなメーターバイザーやガード風ランプステーが、本格的アウトドア志向に仕上がっているツーリングにおすすめのバイクです。

カワサキ VERSYS-X250TOURER

カワサキのVERSYS-X250TOURERは、凡庸性あるアドベンチャースタイルのツーリングモデルで、男らしいデザインが人気となっています。「Any Load Any Time」がコンセプトのシリーズだけあり、未舗装での走破性や刺激的な走る喜びを実現したバイクです。 高速走行での防風性が抜群で、長距離ツーリングに特に向いているバイクになります。ツーリングを楽しむための純正オプションも多く、購入時からツーリング仕様のバイクに仕上げることができます。

ヤマハ トリッカー

初心者にもおすすめなヤマハのトリッカーは、車体も軽量で取り回しがよくコンパクトで、スリムなデザインが「気軽に乗りこなせるバイク」として人気があります。 小型のヘッドライトやコンパクトにまとめられたスピードメーターなど、シンプルでデザイン性があり、ツーリング向けのコンパクトバイクを探しいている人には、おすすめの1台です。

ホンダ NC750X DCT

このクラスで絶対に外せないギア・クラッチの操作を省き、走行モードには状況に応じた「ATモード」シフトスイッチにより任意に変速できる「MTモード」の、Dual Cluch Transmissionを搭載しているモデルになります。 バイクのAT走行は、通常走行のDモードと、自分好みの走行性能を記憶できるSモードがあり、Sモードにはスポーティーなレベル3から、中回転域をメインとしたレベル1など、好みの走行を設定できるトランスコントロール設定が可能なので、自分好みの走行方法が楽しめる人気のバイクになっています。

ホンダ VTR

ホンダのVTRは、PGM-FI採用ツインエンジンにより、街中走行からツーリング走行まで幅広く楽しめ、機敏なスロットレスポンスとなめらかな加速感を、感じることができます。軽快感あるスポーティーな走りと快適な乗り心地を追求した、サスペンションも採用しています。 デザインやカラーリングにこだわった大人の感性に響くVTRは、上質な走行性を実現する大人のためのバイクとして人気があります。ライダー自身が車体と一体となる、スポーツライディングを楽しむことのできるおすすめのバイクです。 富士山

関東のおすすめスポット

バイクを持ったら、行きたい関東のツーリングスポットを調べてみましょう。山や海、温泉地など関東地方にあるスポットで、都心から1時間〜2時間程度の距離にあり、日帰りツーリングにも可能で人気のスポットを集めました。

群馬県の絶景が楽しめる嬬恋パノラマライン

群馬県の嬬恋市を通る広域農道として開発された、北ルートと南ルートの2つのルートからなる全長約30kmの嬬恋パノラマラインは、浅間山の山裾を走行できる絶景スポットとして、人気のツーリングコースです。 特におすすめの北ルートは、交通量が少なめで緩やかなカーブとやや起伏があり、長い直線の両脇に広がるキャベツ畑は、北海道を走行している気分になれるほどの爽快感で、初心者にもおすすめのツーリングコースです。一方、南コースは標高のある山間部の急カーブを走行するワインディングコースとなり、上級者に人気があります。 嬬恋村の人気スポットには、北ルートにある愛の聖地ともいわれる「愛妻の丘」や、秘境温泉ともいわれる源泉かけ流しの温泉宿「紅葉館」は、宿泊者以外でも日帰り入浴も楽しめる温泉宿で、お風呂上がりの手打ち蕎麦が絶品という声も多くあります。 嬬恋パノラマラインは、夏はキャベツ畑の壮大な緑、秋には絶景の紅葉スポットとして、年間を通して楽しくツーリングができるおすすめスポットです。

走りやすくおすすめの日本ロマンチック街道

日本ロマンチック街道は、日本において最もドイツ的な景観を持つ街道として長野県上田市から栃木県日光市までの約320kmの距離があります。群馬県中条辺りから沼田に向かうコースは、日本の百名山にも選ばれている、赤城山や武尊山が広がる道幅が狭い走行しやすいコースです。 長野県、群馬県、栃木県をまたぐロマンチック街道沿いには、日本の屋根といわれる3,000m級の長野県の山々や、草津温泉など名湯も多い群馬県、世界遺産に登録される栃木県日光の社寺など、1日では廻りきれない絶景スポットが満載のツーリングコースになります。 ロマンチック街道にあるロックハート城の「怪物丼」や、街道沿いの「蕎麦の三国」「うどん・くれさか」「地粉そば処・みのり」など、数多くの人気ご当地グルメや、街道沿いの道の駅「吹割」や「草津運動茶屋公園」「八ッ場ふるさと館」は、24時間オープンしている場所もあり、休憩場所としての利用もおすすめです。 ロマンチック街道沿いには、国が指定する国立公園「尾瀬国立公園」や「金精峠」「暮坂峠」など、大自然の中のツーリングを楽しめたり、源泉かけ流しの日帰り温泉施設も豊富にあるので、宿泊ツーリングにもおすすめのスポットです。

太平洋が望める銚子ドーバーライン

銚子市を通る国道286号線は、別名「銚子ドーバーライン」と呼ばれる、日本のドーバーと呼ばれる景勝地になる屏風ヶ浦の上を走行する太平洋からの海風が心地よい絶景ツーリングスポットです。 銚子ドーバーライン近くにある「飯岡刑部岬展望観光と風」は、風ヶ浦と飯岡漁港と太平洋の絶景が一望できるスポットで、無料で利用できる展望台やトイレの設備もあるので、ツーリングの休憩におすすめです。 ドーバーラインの終点でもある犬吠埼には、日本で第2位の高さを誇る「犬吠埼灯台」や360度の絶景を楽しむことができる「地球が丸く見える丘展望台」など、人気の観光スポットもあります。 犬吠埼灯台から約3kmの場所にある「一心いけす」は、銚子で水揚げされた鮮魚の海鮮丼やお刺身に人気があり、ツーリング途中で寄りたいご当地グルメです。

緑豊かな房総半島

千葉県の房総半島は、内陸の山々の緑と青い房総の海を楽しむことのできる、自然美豊かなツーリングスポットです。半島の先端部分の館山から県道257号線を通りぐるっと半島を巡り国道410号線から太平洋沿いの千倉までのコースは、関東のハワイといわれるほど南国の雰囲気が漂うツーリングコースになります。 房総半島先端部分の「白浜フラワーパーク」や「房総フラワーライン」といわれる季節の花々を楽しむことができる「平砂浦」近辺も、海沿いの直線がつづく初心者にも運転しやすい道路になっています。 房総半島の内陸部にある君津市には、ジブリの世界を思わせると話題の「濃溝の滝」や、弘法大師ゆかりの光と闇の幻想的な素もぐりトンネルで評判の「燈篭坂大師トンネル」は、愛車のカッコいい写真が撮れると評判の人気スポットです。

富士山を眺められる伊豆スカイライン

日本一の富士山を眺めながらツーリングを楽しむことができる伊豆スカイラインも、初心者から楽しめるツーリングスポットです。 伊豆スカイラインは、傾斜の緩やかな丘が連なる地形を利用した有料道路になっており、平均的に標高が高いので、空を飛んでいるかのように爽快な気分を味わいながらバイクの運転を楽しめます。信号も少なく遠くには相模湾や駿河湾の海風景と、日本一の富士山が一望できるおすすめツーリングコースです。 伊豆スカイライン沿いにある「峠の茶屋」は、古民家を改造したの建物で自然薯料理や蕎麦がおいしいと評判のお店です。峠の茶屋から目と鼻の先にある「バニラビーンズ」では、疲れた身体をいやしてくれるスイーツがおすすめのカフェもあります。

自然の絶景が楽しめる渋峠

標高の高い絶景ツーリングコースには、群馬県と長野県を走る渋峠がおすすめです。横手山と白根山の間を通る峠は、標高約2,000m以上あることから、ツーリングを楽しみながら芳平湿地郡を一望できる絶景スポットです。 秋の紅葉シーズンには、色とりどりの紅葉のパノラマの中を走行できることから、人気の紅葉ツーリングスポットとしても有名です。また、早朝には運がよければ雲海を鑑賞することも可能なので、運試しに早朝のツーリングを楽しむこともよいでしょう。 池

関西のおすすめスポット

関西は近代的な観光スポットや、京都や奈良などの歴史ある街や建物が多く、観光スポットが多い地域としても人気の場所になります。関西地方にあるツーリングスポットは、有名な観光名所を巡りながら走行を楽しむこともよいでしょう。ここでは、関西のおすすめツーリングスポットを集めてみました。

海と空の爽快な青さを味わう兵庫県の淡路島

兵庫県にある淡路島は、大阪から高速で明石海峡大橋を渡れば、約1時間半ほどで到着するプチツーリングにおすすめのスポットです。世界最大の吊り橋といわれる約4kmの明石海峡大橋をバイクで走行すると、海の青さと空の青さの間を走ると、自分が風になった感覚をおぼえます。 瀬戸内海の島々の中で最大となる面積の約600kmの淡路島には、季節の花々を鑑賞できる「あわじ花ざしき」や、明石海峡を一望できる展望露天風呂が人気の日帰り温泉施設「美湯松帆の郷」や、日本誕生の地といわれて人気のパワースポット「絵島」があります。 淡路島の観光地をぐるっとツーリングして回っても日帰りで大阪に帰れる距離なので、長距離に不慣れな初心者にもおすすめのコースです。

日本最大の湖である琵琶湖

関西には、日本最大の湖の琵琶湖があります。琵琶湖は淡路島がすっぽり入れることができる大きさだといわれており、一周約200kmの琵琶湖を一周するツーリングもおすすめです。 季節によりさまざまな風景を味わえる琵琶湖のツーリングは、秋は紅葉やメタセコイヤの並木、夏は湖水浴とキャンプなど、1年を通して人気のあるツーリングスポットです。 琵琶湖に行ったら行きたいおすすめなスポットは、最近話題の比良山にあるびわ湖バレイの「びわ湖テラス」になります。 約1,100mの標高を活かした琵琶湖を一望できる高原リゾートで、天空のインフィニティとして、注目のスポットになっています。カフェも併設され、琵琶湖の絶景を楽しみながら琵琶湖で養殖されている、ビワサーモンを使用したフィッシュ&フレンチフライや地産にこだわった個性的グルメもおすすめとなっています。

世界遺産の高野山

関西エリア屈指のワインディングロードとして人気がある、世界遺産の高野山から日本三大美人湯の龍神温泉の間にある全長約42kmの、走りごたえのある「高野龍神スカイライン」は、和歌山県の最高標高付近の尾根筋を削って作られた道路や、低速から高速走行のコーナーが延々と続き、運転技術を楽しむ上級者向けツーリングスポットになります。 紅葉シーズンの高野龍神スカイラインは、赤や黄色に染まった紅葉を楽しめるので、多くの観光客も訪れる絶景スポットとしても知られています。観光名所に外すことができない「高野山」は、空海によって開かれた天空の宗教都市であり1,200年以上の歴史ある建物や、空海が眠るといわれる「奥の院の内部」は、必見の価値ある観光スポットです。

本州最南端の潮岬

南紀の海の大動脈といわれる、紀伊半島周遊道路の国道42号線は、バイク雑誌でもよく取り上げられる南紀エリアの中心ツーリングスポットとして有名です。日本のエーゲ海と呼ばれている白崎海岸の真っ白な石炭石による南仏を思わせる風景から始まり、白い砂浜で有名な白浜海岸リゾートを通り、本州の最南端になる潮岬が現れます。 潮岬の開放的な芝公園は、イベント開催時でなければ無料でキャンプ可能なエリアなので、キャンプツーリングの目的地として訪れるのもおすすめです。近隣では、日本三代古湯「崎の湯」で、海の中にできたようなワイルドな露天風呂や、岬を過ぎた那智勝浦で新鮮な地産海鮮料理を堪能することもできます。 道路

その他地域のおすすめスポット

関東や関西だけでなく、ツーリングにおすすめなスポットは、日本全国に多くあります。その中でも、選びすぐりのおすすめツーリングスポットを集めてみました。

東北地方おすすめの尻屋崎

本州の最北端大間岬を有する、青森県の下北半島の「尻屋崎」は、東北でも人気のツーリングスポットです。尻屋崎は、深い雪が降り積もる冬季の利用ができないため4月〜11月の解放であったり、放牧される寒立馬が逃げない様に、ゲートが開通される時間は日中のみになるので、訪れる期間や時間に気を付けましょう。 120年以上の歴史がある尻屋灯台は、珍しいレンガ作りの内部も見学が可能なので、訪れた際にはぜひ見学してみましょう。

中国地方おすすめ鳥取砂丘

日本を代表する砂丘がある鳥取県の「鳥取砂丘」へ向けて行くシーサイドルートは、海風も気持ちがいいツーリングコースとなっています。砂丘自体は、バイクで侵入することもできないので、鳥取砂丘付近にバイクを駐車して砂丘の海岸で海水浴を楽しんだり、砂丘付近の「砂丘温泉ふれあい会館」で日本海の海を見ながら日帰り入浴を楽しむこともおすすめです。 その他にも、砂丘からほど近い長期旅ライダー御用達の「柳茶屋キャンプ場」で、キャンプツーリングを楽しむのもおすすめです。砂丘付近に、多鯰ヶ池とよばれる金銀財宝をもたらすとされるパワースポットもあり、多くの観光客が参拝に訪れる人気スポットとなっている場所もあります。

九州地方おすすめやまなみハイウェイ

九州でおすすめの定番ツーリングコースといえば「やまなみハイウェイ」になります。大分県の水分峠と熊本県阿蘇市を結ぶコースで、由布岳や九重連山を望みながら走行するハイウェイは、日本百名道に選ばれているほどの絶景が楽しめる日本有数のツーリングコースです。 雄大な自然の中を走行するやまなみハイウェイには、「星生温泉」や「筋湯温泉」などの日帰り温泉や、「国立公園九重やまなみ牧場」や「三愛レストハウス」「飯田高原ドライブイン」などツーリング途中に立ち寄れる観光スポットも多いので、初心者でも楽しめるツーリングコースです。 バイク

バイク事故を予防するために

バイクツーリングを楽しむには、バイク事故を予防することから気を付けましょう。バイク事故を起こさないために必要な予防方法を解説します。

プロテクターを付ける

バイクは身体をむき出した状態で走行するため、万が一転倒するなどの事故を起こした場合は、車のようにエアバックで保護されることがないため、身体に直接大きなダメージがあります。事故によっては、生死に係る怪我になる場合もあり、ダメージを少なくするためには、プロテクターなどで事前に予防することがポイントになります。 頭にはヘルメット、肩やひざ、胸や肘にはプロテクターが含まれているジャンパーや、ベストなどを着用することが望ましいです。どんなに近い距離の走行でも、バイク事故はいつ起こるのか分かりません。ツーリング中にも最大限身体を守るプロテクターを身体につけることがおすすめです。

視界の車間距離をしっかり保つ

長時間の運転走行になるツーリングは、前方の視界が遮られるとぼーっとなったり、眠気に襲われることもあり、いざというときの危険回避のためにも、視界の車間距離をしっかり保つようにしましょう。 前方車とは適度な車間距離をとり、左右どちらかによって前方視界を確保することがバイクツーリングでは大事です。ロングツーリングで疲労を感じたら、無理して運転せず休憩をとることが肝心です。 バイク

ツーリングに行ってバイクを楽しもう

バイクの醍醐味は、そのスピード感や運転操作のほかに、ツーリングで知らない土地を訪れて自然の中で走行する爽快感などもあります。バイクを買ったら、ツーリングでいろいろな場所を訪れて楽しみましょう。

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