筋トレでダイエットすることができるのか 筋トレとダイエットは密接な関係にあります。一時的にダイエットに成功したとしても、すぐに元通りになってしまうのなら意味がありません。筋トレをすることで脂肪がつきにくくなるという最大のメリットがあります。ダイエットをしたいと思うのなら、筋トレを導入すべき理由はたくさんあります。 筋トレはダイエットの味方 筋トレはダイエットの味方であるのは間違いありません。筋肉が増強されると代謝が上がって基礎代謝が徐々に上がっていき、脂肪が燃えやすい体になります。ダイエットをするときには筋トレを中心にメニューを計画すると、長期的に見て利点が大きいです。 筋トレの効果が高い点としては、単純な食事制限のような減量ではリバウンドの心配があります。しかし、筋力がつくと毎日の生活の中でカロリーを消費することができるようになるため、体重増加の原因となっている脂肪を効率よく燃焼することがでいます。 短時間で効果があり取り組みやすい 筋トレは何も長時間行わないといけないわけではありません。一種目10分〜20分で問題ありません。また、一部位につき週2回程度でよいのも嬉しい要素です。無理をして筋トレをしなくてもよいのが、継続できる理由になります。ただ、同じ部位を毎日やらないようにするのが注意点です。 基礎代謝があがる 基礎代謝が上がる意味は大きいです。基礎代謝量は通常10代をピークに加齢とともに低下し、筋肉が増えれば基礎代謝量が増えます。 筋肉量が少なくて基礎代謝が低下しているのがダイエットがうまくいかない理由の人も少なくありません。急激なダイエットが失敗してしまうのは、脂肪量が減るとともに筋肉量も減ってしまうためです。基礎代謝を重視してのダイエットは基本といえます。 アプローチ箇所がたくさんある 金言の筋肉は全身に400箇所以上あります。それぞれの筋肉が骨と連動して身体を支えてさまざまな方向に動かす働きを持っています。目的別にアプローチすることも可能で、筋力増強や体力アップ、さらにはプロポーションの改善や肥満解消などの目的に合わせるのが大切です。 効率よくダイエットするには 効率的にダイエットをするためには筋トレは欠かせません。何も食べないというダイエットをしたとしても、多くの場合でリバウンドしてしまいます。どのようにダイエットをしながら筋トレをするかを考えないといけません。 筋肉の構造を理解する。 人間の筋肉は速筋と遅筋の2つの部分から成り立っています。ダイエットをするにあたって特に重要になるのが遅筋です。遅筋は脂肪を原料としており、蓄積された脂肪を燃焼させたいのなら、遅筋の量を増やして脂肪燃焼を促進させるのが効果的となります。 速筋を鍛えることは基礎代謝をアップさせることにつながります。どちらも鍛えることが大切ではあるものの、特に重要になるのが遅筋です。もちろん、鍛えるだけではなく、休息もしっかりとらないといけません。定期的なサイクルを作ることを意識しましょう。 有酸素運動と筋トレを組み合わせる 有酸素運動と筋トレを組み合わせることによって、効果的に脂肪が燃焼できます。筋肉量は落とさず脂肪量を落としたい場合は筋トレを行ってから有酸素運動を行うのが基本です。 筋トレで筋肉をつけることで基礎代謝が高まります。運動をしていないときにも脂肪分解を高める効果があり、有酸素運動と合わせると脂肪燃焼効率アップにつながります。 フォームが大事 筋トレの効果はフォームで大きく変わっていきます。メインターゲットの筋肉を刺激するという明確な目的を念頭に置いて取り組むのが大切です。一度間違ったクセがついてしまうと直すのが難しく、鏡を見ながらあるいはパーソナルトレーナーに指導してしまうなどして、フォームが正しいことを確認して行うようにしましょう。 ピーク時間を活用する 筋トレを行うときにはピーク時間を活用することを心がけましょう。体温が上昇している昼間から午後の方が筋肉に刺激が入りやすくなります。そして、筋トレに効果のある成長ホルモンの分泌は運動する時間帯によって分泌量が変わっていくものです。朝よりも夕方の方が運動によって分泌量が上がるデータもあります。 食事も大切 ダイエットには筋トレが大事であるとともに、食事も大切です。基本となるのは消費カロリー > 摂取カロリーです。タンパク質、炭水化物、アミノ酸、ミネラルをバランスよくとるようにしましょう。 特にたんぱく質は筋肉修復に影響を及ぼすため、運動後のしっかり補給することを意識すべきです。どの年齢であっても自分の体重×1.7gのたんぱく質をとるのが目安となります。 初心者向け効果的な筋トレメニュー 筋トレ初心者はまず初心者向けの筋トレメニューから取り組んでいくのがおすすめです。無理をせずに効率的に筋トレを行える理由にもなっていきます。 広範囲の筋肉に効果的なスクワット スクワットは広範囲の筋肉に効果的であるのが特徴です。腹筋50〜100回の消費量となるため、非常に効率的であるといえます。 大胸筋にはプッシュアップ 大胸襟を鍛えるのならブッシュアップが効果的です。さらに、上腕三頭筋も合わせて鍛えやすいです。手の幅によってどの部位をメインターゲットにするかを変えることもできます。大胸筋メインには手の幅を広くし、上腕筋メインにでは手の幅を狭くするのが基本です。 バランスボールで腹筋強化。 バランスボールの上に座って床から足を離して30秒〜60秒間お尻だけでバランスをとるというシッティングは腹筋全体の強化を目指す体幹トレーニングになります。腹筋の引き締めやぽっこりお腹の改善などに効果的です。 背筋で理想の逆三角形 逆三角形を作ることを考えるのならスーパーマンで背筋を鍛えるのが基本です。背中の下の筋肉を鍛えるのを強く意識した方がよいでしょう。姿勢の改善にも効果を発揮します。 ポイントを掴んで筋トレでダイエットしよう 筋トレはいかにしてもポイントを掴んで効率的あるいは目的に沿って取り組んでいくかが大切になります。ダイエットをするにあたっても筋トレは欠かせません。やみくもに筋トレをしても満足ができるだけの効果を発揮するのは難しいため、ポイントを合わせて行いましょう。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05