ロードバイクで旅に出かけよう|おすすめ装備と便利グッズ

ロードバイクで旅に出かけよう|おすすめ装備と便利グッズ

2018.12.01

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ロードバイクで旅に出ると今まで感じなかった刺激に出会えます

近年、通勤利用のロードバイカーも増え街中でも、ロードバイクをよく見かけるようになりました。ロードバイクは、通勤などの日常利用したり、長距離を走行する旅に出ることも可能な自転車です。 ロードバイクで旅に出ると、車や電車での旅行では味わうことができない、自然や造形美、気付かなかった風景や街並みから、多くの直接感じられる刺激を受けることができます。 ここでは、刺激的なロードバイクの旅に出る前に、準備しておきたい装備や、あると便利なグッズをみていきましょう。

ロードバイクを旅仕様にするには積載バックをつける

ロードバイクで旅に出るためには、必ず必要な物が積載バックです。軽量をコンセプトに作られているロードバイクには、ママチャリのように荷台や荷物を入れるカゴなどの収納が付いていません。旅に出るために必要なグッズを積載するためには、収納できる積載バックが必ず必要です。 積載バックには、旅をする日数に応じた容量や大きさ、形状が異なります。ロードバイクで何日工程位の旅をする予定なのかによって、積載バックのタイプを決めましょう。 ロードバイクの積載バックの種類は、パニアバックやサドルバック、トップチューブバックなどがあげられます。パニアバックは、後輪や前輪の両サイドに取り付ける10L〜30L程度の、多めの容量が収納できるバックになり、サドルバックはサドルの後輪側に取り付けるバックで、別名シートバックとも呼ばれています。 サドルバックは縦に長い5L〜9Lの大容量の物や、小物を入れる少量用のタイプまであります。トップチューブバックは、その名の通り、ロードバイクのトップチューブに固定するバックで、最大でも1L程度の容量が少ないタイプが多く、カメラやチケット財布など収納すると取り出しやすく便利なバックです。

ロードバイクの旅に準備しておきたい装備

ロードバイクの旅に出る前に、準備しておきたい装備について調べておきましょう。あまり多くの装備を積載できない自転車での旅は、必要最低限揃えておきたい必須の装備があります。準備しておきたい旅の装備を解説していきましょう。

身に着けるもの

ロードバイクの旅では、身体一つとロードバイク一台での工程になるので、身に着けられるものは身に着けておくことで、狭い容量の積載バックの収納を少しでも減らすことができます。 身体に身につけられるものなら、紛失する心配も無くなり快適なロングライドを楽しめます。身に着けておきたい装備品を解説しましょう。

ゴミ除けになるスポーツサングラス

ゴミ除けや虫よけ、日差し除けになるスポーツサングラスは、身に着けておきたい装備品です。視界や視野を確保するためにも絶対に外せないアイテムです。 ロードバイクの旅では、木々が多い山の中や交通量が多い国道沿いなど、さまざまな場所を走行しなくてはなりません。森林の中の走行や夜間の走行では、飛び交う昆虫が見開いた目に入ってしまうことは、少なくありません。また国道など交通量の多い道沿いの走行では、埃や砂、砂利などが車に舞い上げられて目に入る危険性もあります。 長距離の旅の途中で目にゴミや昆虫が入って眼球が傷付き、走行できなくなる場合も考えたら、長距離、短距離に限らずロードバイクに乗る場合は、いつもスポーツサングラスが必須です。長い時間ロードバイクで旅をつづける場合は、目の乾燥や日焼け防止の効果もあります。身に着ける装備としてスポーツサングラスを、準備しましょう。

快適性も重要なヘルメット

ロードバイクは身体がむき出しのまま走行するため、何かの拍子で転倒してしまい頭を打って怪我をしてしまう可能性が高い危険な乗り物です。 同じように身体がむき出しのバイクは、ヘルメットを被ることは法律で定められています。被っていない場合のリスクを考えたら、ロードバイク走行時はヘルメットを被ることをおすすめてします。 軽量で通気性も良く長距離でも快適に被ることが可能な、ヘルメットが多く販売されています。形状も、本格的なスピードタイプやスポンジタイプなどさまざまな種類があり、色もカラフルでヘルメットでお洒落を楽しむこともできるほどです。

夏でも必須のサイクルグローブ

年間通して身に着けて装備しておきたいサイクルグローブは、冬の寒さから手を守るだけでなく、グリップ力の強化による疲労を補う効果もあります。夏でも冬でも装備することをおすすめします。 サイクルグローブは、ロードバイクの走行による道路からの衝撃を直接手に伝えずに、手と自転車の間のクッション代わりになる効果や、万が一の転倒時でも手の怪我を最小限にする効果もあります。たかが手袋と思わず、ロードバイクに乗る時はサイクルグローブを装備しましょう。

防寒にもなるレインコート

突然の雨降りなどでも防水効果が期待できる、レインコートを着用しておきましょう。レインコートは、防水性だけでなく、身体から発汗された汗や水蒸気を外に逃がす透湿性の効果もあります。防水性・透湿性に優れたレインコートなら、雨が降っても身体を濡らすことがなく、汗を掻いてもいつでもサラッとした状態を保つことが可能です。 雨降りでなくても朝方や日が暮れた夕方以降は、急に肌寒くなる場合もあります。そんな場合も、レインコートを来ていれば、防寒対策にも利用できるおすすめの装備です。

便利グッズ

ロードバイクで旅に出る場合、あると便利な装備品があります。何度もロードバイクで旅していると、こんなものがあったら便利だなと思うこともありますが、ここでは、初心者でも揃えておくと便利な装備品をピックアップしてみました。

ボトルゲージとボトルでしっかり水分補給

長いロードバイクの旅では、途中で水分補給しながら走行することが必要です。安全な走行のためには、適度な水分を補給する必要があります。しかし水分補給するたびに休憩していたら、目的地までたどり着くまでに長時間が掛かってしまいます。 走行中も止まることなく、水分補給することで休憩時間の短縮と、いつでも好きな時に簡単に水分補給が可能なボトルゲージやボトルを、トップチューブやフレーム、ハンドルなどに装備しておくと便利です。 ボトルゲージには、金属製のしっかりしたタイプからプラスチック製の軽量のものまで、材質や形状もバリエーション豊富にそろっています。走行中でも邪魔にならない自分の好きな場所に取付て、手軽に水分補給しながらロングライドを楽しみましょう。

速度や距離が測れるサイクルコンピューター

「サイコン」と呼ばれることが多いサイクルコンピューターは、速度や走行距離のみのシンプルなタイプや、バイカーの心拍数や1分間の車輪の回転数などを測定するケイデンス機能が付いたものまで、さまざまな種類が販売されています。 ロードバイクでの旅に装備しておくと便利なサイクロンコンピューターの目的は、旅の計画通りの走行を実現するために必要な走行ペースを、サイクロンコンピューターが記憶する数字から判断できるからです。それだけでなく、ケイデンスや心拍数から自分の身体の体調を知ることもできるので、装備しておくと便利です。

安全とセキリュティ対策

ロードバイクで旅に出る前だけでなく、ロードバイクに乗る時にはいつも装備したほうが良い、安全装備やセキュリティ装備をご紹介しましょう。案外、街中を走行しているロードバイカーは装備していないことも多いようですが、ロードバイクに乗る時には、いつ何が起こるか分からないことを想定して、いつも装備する必要があります。

事故にあわないためにライト

ママチャリなど一般的な自転車は、ライトが標準装備で装着されていることが普通ですが、ロードバイクには、ライトも付属されていない場合が多く、走行し始めたときは日中で気にならなくても日が落ちた夜間の走行には、ライトが必要であり、法律でも自転車の夜間走行はライト点灯が義務付けられています。 街中の夜間走行なら、街灯や店先の明かりが明るいのでそれほど気になることもありませんが、山林などでは街灯もなく真っ暗なこともあります。真っ暗な中ライトなしでは、対向車から気付かれない場合もあり、交通事故に起こる危険性もあります。 ロードバイクの旅に出る前には、付属済みのライトでも、ちゃんと点灯するか玉切れや接触不良で着かない場合が無いかなど、出発前点検を念入りに行いましょう。

万が一に備えてメンテナンス用品

ロードバイクは、1つ1つのパーツをバラして組み立てることも可能な自転車です。好きなパーツを組み合わせて、自分のオリジナルバイクに仕上げている人も少なくありません。 そこまでの知識を身に付けなくてはいけないわけではありませんが、パンクやブレーキなどの応急処置程度のメンテナンスは、できるようにしておくことをおすすめします。 万一バイク故障が生じても、山林などでは自転車屋さんを探すのは難しい場合もあります。パンク修理やブレーキ修理程度のメンテナンス用品を装備しておきましょう。 専用ドライバーやオイルなどを用意しておくだけで、応急処置できる場合もあります。ロングライドだけでなく、万が一に備えていつも携帯しましょう。

盗難されないようにカギ

ロードバイクは一般的自転車に比べると数倍から、数十倍、なかには数百倍の値段がする高級なバイクもあります。街中などでは、その高級バイクを狙って盗難される場合も多く、盗難防止のカギは必須アイテムです。 カギと言っても金属製の壊される心配がない頑固な物から、チェーンタイプの軽量なものまでさまざまです。金属製の強固なタイプは盗難防止効果は大いに期待できますが、重量が鍵だけで1kg以上する重いものが多いので、ロングライドには不向きです。 なるべく荷物をコンパクトに軽量にする必要がある、ロングライドではなるべく軽くて盗難されない最低限のレベルのタイプを選びましょう。軽量のチェーンタイプを複数本使用するのも良いアイデアですね。

荷物は現地調達の方が身軽になる

軽量に走行するロードバイク走行では、重い荷物は不向きです。いかに軽量にコンパクトに荷物を積載することができるかで、ロードバイクの走行にも違いが生まれてきます。何でも持参できれば不安は少なくなりますが、荷物が重ければバイク重量も重くなり、走行しづらくなります。 現地で調達できるものは、現地で調達すれば荷物が少なくて済みます。また、宿が決まっている場合は、宿あてに荷物を先送りしておくとか、帰る際には帰路で必要ないものを自宅に送ってしまうこともおすすめです。 消耗品などは、現地のコンビニやドラッグストアなどで買い足すことを考えて、あえてスタートから持参しないようにすることも良いでしょう。現代の日本では、山林でもコンビニや道の駅などが営業している場合も多いので安心です。

ロードバイクの旅ブログで細かな情報収集

ロードバイクで旅に出ようと計画したら、まず必要な装備などを用意します。でも初めてのロングライドだと何が必要か分からない場合もあります。ロングライド経験者の体験記やブログなど、実際に経験しなくてはわからない生の情報を調べておくことがよいでしょう。 気付かなかった必要な装備や走行方法、ロングライドのおすすめ情報など、沢山のロングライド経験者が体験した情報を見ておくことで、自分のロードバイクの旅に生かせるコツを発見できます。 ロードバイクの旅をつづったブログや体験記を見ていると、仲間が大勢応援してくれているような前向きな気持ちにもつながります。 タメになる情報や励まされる情報など、ロードバイクの旅に出る前には、先輩バイカーたちの情報収集も楽しみましょう。

旅の準備を入念にすることで楽しむことに集中できます

ロードバイクでの旅は多くの楽しい体験ができますが、それだけでなく、旅に出る前の準備も旅の楽しみの一つです。入念な準備で楽しい旅を倍増させましょう。 初めてのロングライドで不安な場合も、旅に出てみると不安はすぐになくなります。何度も経験していくうちに、自分にとって必要な装備が分かってくるはずです。さぁ、旅の準備を楽しんでロードバイクの旅に出かけましょう。

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