自作したりコンビニで買う補給食はどれが自分に合っているのか 長時間のロングライドを楽しみたいという人にとって、自分に合った補給食を見つけることは重要です。 自分の好みにあった補給手段が見つかるだけで、ロードバイクの楽しみは一層と広がっていきます。最適な補給食を見つけて、一層とロードバイクにのめり込みましょう。 ロードバイクの補給食はなぜ必要なのか 全身運動のロードバイクは、想像以上のカロリーを消費します。体内のエネルギーが枯渇し、低血糖状態になると、思うようにペダルが漕げなくなったり、手足が痺れたり、最悪の場合ハンガーノックと呼ばれる体を動かせなくなる状態になりかねません。 そういった症状を避けるためにも、こまめに補給食を摂ることが大切です。また、補給食を摂っても、すぐにはエネルギーに還元されないため、空腹を感じる少し前からエネルギー補給をしていくことが必要です。 距離や目的で補給食のタイプを変える どれだけの距離を走るのか、また目的地がどういう場所なのかによって、補給食を変えることがおすすめです。 補給食に対する見方を変えるためにも、近距離ライド、長距離ライドそれぞれで、どのように補給食を取り入れて行けば良いのか解説していきます。 近距離なら目的地で食事を楽しむ サイクリングを楽しみながら、目的地の場所で美味しいものを食べたり、ご当地グルメを堪能して回ることをグルメサイクリングと言います。美味しいものを食べることを目的とすることで、ロングライドでもモチベーションを維持することができます。 また、店内で食事をするということだけでなく、景色の良い場所で食事をするなど、ロードバイクならではの楽しみ方をすることもできます。 ロングライドでは途中での補給食が必須 最後まで楽しみながらロングライドをするためにも、エネルギーが切れないよう、こまめに補給食を摂ることが大切です。 道中のお店に立ち寄ったり、コンパクトな補給食を携帯するなど、自分に合ったやり方でエネルギー補給をしていきましょう。 道中のお店により食事を楽しむ サイクリスト御用達の店や道の駅を利用することで、満足度の高い栄養補給にありつけます。 今まで気になっていたけれど立ち寄れなかった露店や、ロードバイクだからこそ見つけることができたお店に立ち寄り、ロングライドならではのロードバイクの楽しみを見つけていきましょう。 ライドしながら効率的にカロリーを摂取する 補給食はこまめに摂取できるものを選ぶことが大切です。ポケットに入れられるよう個包装になっているものや、自分の舌に合うものを見つけていくことがポイントです。 ライド中に補給食が切れないように、いくつも持ち歩ける携帯性の優れたコンパクトなものを選びましょう。 ロードバイクの補給食のおススメは食べるタイミングで変わる 補給食は、むやみやたら食べるより、適切なタイミングで食べることが大切です。また、固形タイプや液体タイプなど、様々な形状のものがあるので、形状によって食べるタイミングを考える必要があります。 補給食のタイプを知って、適切なタイミングでエネルギーを補給することを意識しましょう。 ライド中は携帯性が高く高カロリーなもの ライド中にかさばり、走行の妨げになるような補給食は避けることが無難です。出来るだけコンパクトで、補給食に適しているような、高カロリーのものを選びましょう。 固形タイプは腹もちがいい 噛むことができる固形タイプの補給食は、腹持ちがよく満足感を得やすいのがポイントです。 また、羊羹やおにぎり、パンなど様々なラインナップから選べるので、飽きずに栄養補給をしていくことができるのもおすすめです。 しかし、固形タイプの補給食は消化に負担がかかるため、疲労が蓄積されているライド終盤では避けたほうが良いでしょう。 疲れていても食べやすい液体タイプ ゼリー飲料などの液体タイプの補給食は、補給してからすぐ体内に吸収され、エネルギーに変換することができます。ライド終盤や、エネルギーがすぐに欲しいというタイミングで重宝します。 また、片手で握りつぶす形状のものが多いので、走行中でも飲みやすく手軽に栄養補給することができます。 ライドが終了後は炭水化物とタンパク質 ライド終了後は、炭水化物やタンパク質がまかなえるようにエネルギーを補給することが大切です。タンパク質は、ライドによって傷ついた筋肉を修復する働きがあり、炭水化物は筋肉を修復する働きを促す働きがあるからです。 おにぎりやプロテインなどで補給し、しっかりと体のケアをおこない次回のライドにつながる準備をしていきましょう。 ロードバイクの補給食を自作する 値段が高くて買いづらいという人、補給食を食べ慣れていない人、味が苦手という人には、自分で補給食を作ることをおすすめします。自作で補給食を作ることで、市販のものよりも安く作ることができたり、こだわりの補給食が作ることができるからです。 それでは、自作で補給食を作る際のポイントを見ていきましょう。 安く作れる スポーツの場面で使用されるアスリート用の補給食は、様々な栄養素が盛り込まれていたり、食べやすい形状にしやすいよう工夫がされていたりと、価格が高くなっている傾向にあります。 ただ、自作でも十分に補給食の要点をおさえた高カロリーな補給食を作ることはできます。また、自分で作ることで値段を安く抑えることもできます。 味や成分にこだわれる 一から作ることで、自分の体に合ったこだわりの補給食を作ることができます。添加物を配合していない、甘すぎない、欲しい栄養素が十分に補給できるといったように、好みに合った補給食を作ることができるのです。 初めて補給食を自作するという人には補給食用のレシピ本もありますので、参考にしつつ自分に合った補給食を作ることもできます。 水分補給と塩分も忘れずに 多量に汗をかくことで、水分と一緒に塩分やミネラルがどんどんと失われていきます。体内の塩分濃度やミネラルのバランスが崩れてくると、脚つりや熱中症の原因になります。 塩分やミネラルは体内で合成できないので、不足しないよう適宜摂取していく必要があります。また、水分不足によって汗がかきずらくなると、体温が上昇し脱水症状になる可能性もあるので、水分補給も忘れないようにしましょう。 補給食はエネルギーの補充だけではなく旅の目的にもなります。 旅先での食事は一つの思い出です。目的地の美味しい食事を食べたり、自作した補給食を景色の良いところで食べたりなど、補給食に対する考え方を広げることで、ロードバイクの楽しみはどんどんと増やしていくことができます。 今一度、補給食について再考し、自分に合った方法で楽しいサイクリングをしていきましょう。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05