英会話をビジネスで使うときのために
学校での英語の成績はよかったのに、会話となると全く話せないという人がたくさんいます。または、日常会話はなんとかなっても「ビジネス英会話」となるとお手上げという人は多いようです。
「英語はダメ」という人が、ビジネス英会話を始めるにはまず「自分にもできるかも」という気持ちが大切です。ここではそのためのちょっとした基礎知識と、コツを取り上げていきます。
英語を勉強中だと知ってもらう事が大事
24時間英語を見聞きする英語圏において、若い柔軟な脳であっても満足に英会話ができるまで十数年かかります。さらにレベルの高いビジネス英会話を、日本人で成人してから学ぶには、さらに時間を要するのは仕方ないかもしれません。
社会人でこれからビジネス英会話を学ぶなら、その大変さを知っている同僚や先輩方、周囲の人たちに「ビジネス英会話を勉強中です」と知ってもらうことはとても有意義です。なにげない日常生活で英会話を意識するようサポートしてもらえますし、間違っていたら正しく教えてもらえ、上達は早くなります。
そしてだんだんと自信がついて、英会話に対する「苦手感」を克服するきっかけにもなるはずです。誰でも何事についても初心者からスタートします。恥ずかしい、情けないといったネガティブな感情は一旦脇に置いて、「ビジネス英会話をできるようになる」という目標だけを見つめ、利用できるものはなんでも利用しましょう。
ビジネス英会話スクールのおすすめ
街で出会う外国人と率先して話そうとする人はあまりいないでしょう。それは話しかけて、もし相手が全く日本語を話せなかったら、どうしようもなくなってしまうからです。
その原因は、自分とその外国人との「語彙(ごい)」の差です。また英語に限らず「単語」には、発音は同じでも異なる使い方や意味があることも多く、勉強する初心者を混乱させます。
それは主に文化・習慣の違いが原因ですから、英会話を勉強するなら単語の持つ画一的な日本語訳だけを暗記するのではなく、単語の持つイメージを柔軟に感じ取る必要があります。
「満足に話せる語彙」「単語のより自然な適した使い方」のためには、生まれた時から英語を使っているネイティブの知識や感覚、そしてわかりやすい道筋が必要です。その文化や習慣を知り、指導力のある講師に習えば、ビジネス英会話も非常に効率よく身につくに違いありません。
実践的にしっかりサポートするECC外語学院
ECC外語学院には、日常業務はもちろん海外出張や海外赴任まで、あらゆるビジネスシーンで通用する英語力を身につけるための、実践的な学習プログラムがあります。
英語でのミーティングにおけるディスカッションや電話対応、英文のメール、プレゼンやスピーチなど今後より重要度を増すビジネスシーンでの会話力や自分の考えをしっかり伝えられる表現力を身につけることができます。
レッスンでは、実際のビジネスシーンでのトピックを使い実践英会話力をつけ、さまざまなロールプレイでビジネスの各状況にふさわしい表現を学びます。リーディング・リスニングを通してよくある会話パターンの語彙や構成力を養います。
受講する前に、体験レッスンが用意されています。都合のよい時間に予約して実際のレッスンの様子を見ることもでき、個別のカウンセリングであなたにぴったりな学習プランがわかります。厳しい審査基準をクリアした講師による体験レッスンのあと、講師から学習についてアドバイスしてもらえます。
【参考:https://www.ecc.jp/cinfo/business/ 】
自由に予定を組めるベルリッツ
ベルリッツには、ビジネス英会話だけでなく旅行・プライベートや、年齢別によるその人のニーズに合わせたレッスンが用意されています。それぞれ、少人数制やマンツーマン制があり、8:30から21:10まで利用できる幅広いレッスン時間と、「平日は会社に近い教室で、休日は自宅近くで」といった複数教室での受講がとても便利と喜ばれています。
特にビジネス英会話は、商談や営業、電話やメール・社内会議・プレゼンなどさまざまなコミュニケーション形態に合ったレッスンを、仕事の状況に合わせてカスタマイズできるため、非常に実践的で効率よく身につけることができます。
しかも受講生の65%は初心者。そんな人もどんどんビジネス英会話が使えるようになっていますから、英語に自信がないという人でも安心して受講できます。もちろん受講前に体験レッスンを受け、自分に合うかどうかをしっかり見極めることができます。
【参考:http://www.berlitz.co.jp/ 】
ビジネス英会話のちょっとしたフレーズ集
とはいえ、ちょっとした挨拶や感謝・お詫びの気持ちくらいは自然に使えるようになっておきたいものです。ここではビジネスにも使えるフレーズのいくつかを集めてみました。
自己紹介のフレーズ
ビジネスだけでなく日常生活でもよくある「自己紹介」の場面について考えてみましょう。ここで必要なのは自分独特の情報、すなわち「自分の名前」と「簡単な経歴」です。
一番最初に伝える名前
「Hi」や「Hello」の後に続くのがこのフレーズです。日本人はよく「My name is 〜.」を使いますが、これはどちらかというと、やや仰々しい表現です。これよりも自然なフレーズは、
です。英語圏では日常生活なら「名前」だけ、ビジネスなら「苗字だけ」が一般的です。相手から尋ねられたときなど必要に応じてそれぞれ苗字や名前を伝えればよいと考えましょう。
自分の経歴の説明をする自己紹介
経歴や所属もビジネス英会話ではよく使います。名前の次は、
- 「I have been in this company for 7 years.(この会社に入って7年です)」
- 「I am in Sales Department.(営業部に所属しています)」
- 「I am the manager of this project.”(私がこのプロジェクトの責任者です)」
など、場面に必要な情報を伝えましょう。
挨拶のフレーズ
日本語でも、仲のいい友だちと初めて合う仕事の取引先担当者では挨拶だけでも表現を使い分けています。ビジネス英会話でもそれは同じです。
初対面の人への挨拶
初対面の場合は、以下のような挨拶が一般的です。
- 「”Nice to meet you.(お会いできてうれしいです)」
相手がこう言ってきたときは、
- 「Nice to meet you , too.(私もお会いできてうれしいです)」
と返しましょう。またこのフレーズは「会ったとき」にも使えますが、「別れるときの挨拶」としても自然に使えます。
会うのが2回目以上の人への挨拶
会うのは2回目、もしくはそれ以上という場合は、
- 「Nice to see you again.(またお会いできてうれしいです)」
と挨拶しましょう。初めてのときとは違う”see”になっていることに注意してください。またそのお返しは、
- 「Nice to see you , too.(私もお会いできてうれしいです)」
です。こちらも会ったときだけでなく別れるときにも使えます。
英会話をビジネスでスマートにこなそう
今「観光立国」として政府は外国人観光客を増やそうと取り組んでいます。そのため観光客だけでもその数は2015年時点で5年前の3倍以上と驚くほど増えており、特に観光に関わる仕事をしている人にとっては、ビジネス英会話は喫緊の課題です。
ビジネス英会話も、日本語と同じただの「コミュニケーションの方法」の1つです。それを身につけるには、言葉を覚えるだけでなく、英語圏の文化や習慣に敬意を払い、受け入れ理解することが欠かせません。
日本を快く受け入れてもらうためにも、まずはこちらから外国の文化を受け入れ、敬意を払い、スマートにビジネスに活かしたいものです。