プロテインとアミノ酸サプリの関係について|基礎から詳しく解説

プロテインとアミノ酸サプリの関係について|基礎から詳しく解説

2018.11.08

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アミノ酸サプリとプロテインの違いは

「アミノ酸やペプチドとはどんなものなのか知りたい」「プロテインとの関係とは」「効率的に摂取するにはどうすべきなのか」 上記のような人に提案させて頂くなら、プロテインが体内で分解されてアミノ酸となり、ペプチドと呼ばれる固まりなどで吸収されます。なお、摂取するなら紹介するアミノ酸サプリメントがおすすめです。 この他に、プロテインを飲んでいる場合にアミノ酸を摂取するメリットも解説していきます。最後まで読んで頂ければ、プロテインとアミノ酸サプリメントについての知識を得て、効率的な摂取が可能となります。

アミノ酸について

アミノ酸というとテレビなどで耳にした人も多いと思いますが、実際にどのようなものなのかよくわからない人もいるでしょう。実は、このアミノ酸は体のさまざまな機能を担っている大切な成分なんです。 特にアミノ酸の中でも、必須アミノ酸と呼ばれる物は体に必要なものですが、体内では合成することができません。ここでは、基本的なアミノ酸の2点について解説していきます。

アミノ酸は身体のさまざまな機能を担っている

なぜさまざまな機能を担っているのかというと、身体をつくるタンパク質は、20種類のアミノ酸からできているからです。そのため体にはなくてはならない成分なのです。 さらに、アミノ酸は食品の味、健康、スポーツ、医療、美容、カロリーセーブなどに役立つ栄養成分です。そのため例えばアミノ酸は調味料として、コンビニ弁当などでしらないうちに食べていたり、筋肉を効果的に付けられるためトレーニングの後に摂取したり、手術後の患者の人へ点滴として用いられています。このように広く使われています。

必須アミノ酸は体内形成されない

前述したようにアミノ酸は大切な成分であり、生活でも広く使われていますが、そのなかでも必須アミノ酸はさらに重要な成分です。なぜなら、必須アミノ酸(9種)は体内で形成されないので、食事等で摂取する必要があるからです。 詳しく解説するとBACC、分岐酸アミノ酸のことでロキシン、イソロイシン、バリンの3種は、他のアミノ酸と異なり肝臓で代謝されず、筋肉と脳のエネルギー源となります。 必須アミノ酸のうちいずれかかが欠乏すると筋肉、血液、骨などの合成ができず、BACCが不足すると体内のアミノ酸のバランスを崩し、肝硬変になる危険性があるといわれています。つまり、健康な生活をおくるために摂取する必要がある成分で、筋トレなどをしている人は、ぜひ利用したい成分です。

プロティンとアミノ酸の関係

プロテインとアミノ酸をセットで説明されることも多くあります。実はこの2つには関係性があります。アミノ酸とは、プロテインが体内で分解されて生成されるものです。そのため、アミノ酸を摂取したいならプロテインを飲めば大丈夫です。ここではこれらを解説していきます。

プロテインは体内でアミノ酸に分解される

簡単にいえば、プロテインはアミノ酸をいくつもつなげたもの。このプロテインに含まれるタンパク質は、体内で消化されアミノ酸に分解されます。具体的なイメージとしては、数珠を考えてください。数珠は108個の玉が糸で繋がっていますがこれがプロテインのタンパク質で、糸が切れて玉1つづつになったのがアミノ酸です。 ただし、全てが分解されたアミノ酸として吸収されるわけではありません。なかには、アミノ酸としてではなくペプチドと呼ばれる、アミノ酸の塊としての状態で吸収されるものもあります。

 プロテインを飲んでいればアミノ酸を摂取しなくても大丈夫

結論をいってしまえば、1gのプロテインは1gのアミノ酸と同等であるといってもよいです。なぜなら、プロテインは肉魚・大豆に含まれるタンパク質と違い、消化吸収率が高いからです。さらに、これにより効果的に摂取することが可能となっています。 また、飲んでいるプロテインの主成分が、植物性タンパク質であれば大豆などの豆類は摂取しなくてもよく、動物性タンパク質であれば肉類や魚類は摂取しなくてもよいです。 この点は食事を作るのがそもそも苦手の人には嬉しいでしょうし、トレーニングの時に食事を作る手間を省いてくれるので、時間の節約にもなります。まとめると、プロテインを飲めば時間と手間を省きながら効率的にアミノ酸を摂取することができます。

プロテインを飲んでいる場合にアミノ酸を摂取するメリット

上述したようにプロテインを摂取すればアミノ酸は、取らなくても大丈夫です。これを聞くと、アミノ酸の摂取は考えなくなる方がおります。しかし、トレーニングをしている、もしくは健康を考えるなら同時に摂取した方がよいこともあります。 なぜなら、アミノ酸はプロテインよりも吸収が速く、疲労感を軽減することが可能だからです。ここでは、この2点について解説していきます。

アミノ酸のほうが吸収が速い

解説したようにアミノ酸は、タンパク質のプロテインが体内で分解されてできる成分です。どのように分解されて吸収されるのかを簡単にいうと、通常は胃で分解されはじめて最終的には腸で吸収されます。このような手順を踏むためにタンパク質からでは時間がかかります。 しかし、アミノ酸を直接摂取すると消化の手間がかからず吸収速度が速いため、急速に血中アミノ酸レベルを回復できます。また、運動直後は血流が筋肉に行っているため、胃腸の血流が悪くなり、消化に時間が遅くなっているため、プロテインよりもアミノ酸摂取のほうが効果が高いです。 運動後ならアミノ酸の方がよいということです。なお、胃腸の具合が悪いときにも同様な理由からアミノ酸の方が効果が期待できます。

疲労感の軽減が期待できる

アミノ酸サプリは、BCAAを単体で摂取することができるため血液中にBACC濃度を高め、疲労感の原因となるセロトニンの分泌が抑制されます。結果として脳の疲れが軽減することができます。 一方で、プロテインは、いろいろなアミノ酸が混ざっているため、いま解説したような働きと逆の効果を持った成分によってアミノ酸単体の作用が打ち消されてしまうことがあります。これでは、疲労感を軽減することはできません。

おすすめアミノ酸サプリメント

アミノ酸のことや同時に摂取するメリットを学んで、ぜひアミノ酸を手軽にとりたいと思っている人もいるでしょう。そんな人のために、必須アミノ酸が含まれていながらコスパもよく、ダイエットや美容の栄養補助になるアミノ酸サプリを紹介していきます。参考にしてぜひ効率的にアミノ酸を摂取してください。

三黒の美酢

こちらは必須アミノ酸はもちろん、非必須アミノ酸もバランスよく含まれています。そのため、食事を毎日しっかり取れていないような偏りがちな食生活の方におすすめです。 使われている食材としては、にんにくや黒酢といった臭いがきついものが入っていますが、カプセルになっているため臭いが気になりません。さらにそのカプセルもDHC・EPAでできているので美容にも健康にもいいです。

発酵黒にんにく酢卵黄

こちらは、必須アミノ酸はもちろん、ミネラルや亜鉛、カルシウムもバランスよく含まれています。こちらもカプセルなのでにんにくと黒酢の臭いがしないので飲みやすくなっています。 栄養素を低分子化させるので吸収率がいいだけでなく、コスパも平均約3,000円に対し約2,000円なのもいいです。

杜のすっぽん黒酢

こちらは、必須アミノ酸と非必須アミノ酸がバランスよく含まれています。特にアミノ酸の含有量は519.73mgと、高アミノ酸サプリになっています。 同時に、すっぽんエキスも入っているため美容にもおすすめです。また、スポーツ選手が取り入れたい成分も天然成分として含有されています。

すっぽん小町

こちらも必須アミノ酸と非必須アミノ酸が含まれています。特色として、アルギニンやグルタミン酸など身体を元気にさせる成分も入っているためおすすめです。すっぽんが含まれているため美容にも期待できます。

摂取量に気をつけてプロテインとアミノ酸サプリを上手に使い分けよう

ここまで、プロテインとアミノ酸について詳しく解説してきました。アミノ酸が体のさまざまな機能を担っていることなどやプロテインが体内で分解されてアミノ酸になることなど。 プロテインを飲んでいる場合でも、アミノ酸を摂取する方が吸収に優れているために効果的なことなど解説しました。最後にはおすすめのアミノ酸サプリメントについても紹介しました。 ぜひ、得られた知識と紹介したサプリメントで健康的な体を手に入れてください。ただし、大量に摂取することはないようにしながら、上手に使い分けてください。

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