ロードバイクの種類を目的別に紹介|自分にあったバイクを選ぼう

ロードバイクの種類を目的別に紹介|自分にあったバイクを選ぼう

2019.01.16

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購入するロードバイクの種類でもう迷わない

自転車には乗れるけど、本格的なロードバイクには尻ごみしてしまうといった方も、意外と多いのではないでしょうか。ロードバイクの魅力は、その走りだけではなく、ご自分の利用状況に応じてパーツを自由に選びだす事ができることにあります。ロードバイクの本質とその種類の豊富さを知る事によって、目からうろこが落ちる事になるでしょう。

普段使いにおすすめのロードバイク

ロードバイクを単なる自転車と思いの方は、まずその認識を改めておく必要があります。なぜならば、ロードバイクの世界は、私たちが衣服を購入するときと同じように、自分の体のサイズに合わせて選択していく必要があるからです。

しかも、グリップやサドル、また重要な要素となるフレームなどは、衣服に例えてみればサイズのような物で、普段着や外出着など利用者のニーズに合わせて選択する必要もあります。初心者であればまずは、普段使いにおすすめのロードバイクをまずはチョイスしてみましょう。

初心者向け「ロングライドタイプ」

まず初めて、ロードバイクを乗る際に気をつけて欲しい事は、一般自転車とは乗り方がかなり異なっているという事です。極端な話、一般自転車では、左右のハンドルをまっすぐに握り、姿勢もサドルにお尻をのせ、背筋を伸ばしたようなフォームになっています。

ロードバイクは、走る事に特化した自転車で、基本的には前傾姿勢になって走行します。特に、こうした初心者におすすめしたいのは、ロングライドタイプのロードバイクで、フレームやフロントフォーク部分の構造で振動を吸収し乗っていて疲れにくい為、非常に乗り心地が優れています。

坂道を良く走るなら「ヒルクライムタイプ」

ヒルクライムとは、ロードバイクを用いて行われている自転車競技の一つで、山や丘陵など上り坂を設定して、タイムトライアルで行われるレースを指しています。ロードバイクで、このヒルクライムタイプといえば軽量で知られるロードバイクをさらに軽量化へと特化しているもので、こうしたヒルクライムを得意とする選手は、クライマーと呼ばれています。

ヒルクライムタイプのロードバイクは、それなりの価格ですが、快適に坂道を走る事に特化している為、疲労度が全然違うといわれます。

楽な姿勢で乗れる「フラットロードタイプ」

フラットロードとは、急激な登り坂や下り坂のない平坦な道を示しているもので、ロードバイクのレースなどでは、密集した塊となって走行する事が多いものです。私たちが一般車道などで見かける道路も、こうしたフラットロードが多く、負担が少ないのでどなたでも無理なく走行できる道路と言えるでしょう。

このフラットロードタイプは、ハンドルがドロップハンドルではなく、フラットハンドルである為、姿勢が前傾になりすぎないので乗りやすく、周囲を見渡しやすいというのが特徴となっています。

限界に挑戦する人向けのロードバイク

ロードバイクを続けていると、その楽しさや仲間も増えていき次第に自分自身の限界に挑戦したいと願うのは、ロードバイク愛好者のロマンというものではないでしょうか。

実際に、こうしたロードバイク愛好者たちを集めたレースも開催されており、自ら鍛えた肉体と精神力を試してみる為に、多くの中年男性陣がこうした競技に挑戦している姿もみられます。まさに、これはロードバイクの魅力の一つで、限界に挑戦する為の競技に適応したロードバイクも発売されています。

勝負を挑むための装備「ロードレースタイプ」

ロードレースとは、いわゆる自転車競技に分類されるサイクルロードレースの事で、特定の競技場などで行われるトラック競技と、実際にコース設定された一般道路を走るロードレースがあります。

競技はタイムトライアルで勝敗の基準が定められ、数日間かけてレースが行われるステージレース、短期の1日でレースを行うワンデー(クラシック)レースなどがあります。ロードレースタイプは、ライトや泥除けなどを始めとする、不要なパーツを全て除けたレースの為のモデル車となります。

単独走行を意識した「トライアスロンタイプ」

過酷なレースで知られるトライアスロンとは、水泳と自転車ロードレース、そして最後に長距離走の3種目で争うスポーツ競技で、世界一過酷な耐久競技レースでも知られています。基本的には、一人のアスリートが、連続してこの3種目を行えますが、現在では競技ごとに分担するトライアスロンレースなども開催されています。

とはいえ、一般的なロードレースのように、チームで走る事がありませんので、トライアスロンタイプのバイクには、空気抵抗の対策として、様々な工夫がなされています。

高速の走行が安定「タイムトライアルタイプ」

ロードバイク競技における、タイムトライアルレースとは、一般的なロードレースとは違い、純粋にタイムを競うものです。タイムトライアルレースには、一定時間の間に選手が一人ずつスタートを行いゴールタイムを争うもので、ほかにもチームトライやるなども行われています。

スピードを重視している為、ロードバイクのタイムトライアルタイプは重心を下げたり、空気抵抗をなくしたりする構造で、高速でも走行が安定するように作られています。ヘルメットも、専用のエアロヘルメットが使用されます。

長距離走行を楽しむロードバイク

もともとロードバイクは、競技用に作られている為、非常に堅固に作られてはいますが、素材がアルミやグラスファイバーなどで作られている為、初めてロードバイクに触れる方は、その軽さに驚いてしまいます。こうした競技用とは別に、ロードバイクの楽しみの一つとして、長距離走行を楽しむといった選択肢ももちろん存在しています。

ただし、基本的にはレース仕様ではありませんので、ツーリングを楽しんだり、小旅行を楽しんだりするのに向いていると言えるでしょう。

旅のための装備が万全「ランドナータイプ」

ロードバイクの特徴として、非常に軽量だということが言えますが、ツーリングや小旅行を楽しむ為に作られたロードバイクも存在しています。その名もずばり、ランドナータイプというロードバイクで、その特徴は太めのタイヤや泥除けなどが付き、荷物を積む事を考慮して、頑丈な作りになっているところにあります。

かなり、強固な作りが特徴のランドナータイプは、寝袋やリュックなどある程度の荷物を積む事ができますが、左右のバランスを考えてしっかりと積む必要があります。

走る場所を選ばない「シクロクロスタイプ」

ロードバイクの特徴の一つに、タイヤが非常に細く、レースにも使用できる専門のタイヤが付けられている事は皆さんご承知の事でしょう。こうしたタイヤの構造は、舗装された平らな道に対応している為、でこぼこ道や荒れた道などでは、非常にパンクしやすいという特徴を持っています。

しかし、ロードバイクのシクロクロスタイプには、ブロックタイヤやディスクブレーキが装備されていますので、整地されていない所でも非常に走りやすく、バンクもしにくい構造となっています。

ロードバイクはパーツの種類にもこだわる

ロードバイクの愛好者の年齢層が比較的高いのも、趣味の一つとしてその奥深さにあると言えるでしょう。ロードバイクの魅力は、当然走る事にありますが、走り方やスタイルは人それぞれなのです。

そして、最も奥が深いといわれる所以は、ロードバイクのパーツの豊富さにあります。ロードバイクの楽しさには、同じベースでも異なるパーツの組み合わせで、様々な自分だけの好みのオンリーワンロードバイクに、仕立てられるところにあるのです。

走行に直結するパーツ

ロードバイクのパーツの話しになると、一晩中でも語り明かせないほど、愛好者の間では話しに花を咲かせるものでフレームやコンポーネント、ホイールにタイヤやハンドルなどの話題は、当然常識の範疇にあります。

さらにこだわりのペダルやサドル、シートピラーやステムなどの話題になると、さらに話しがヒートアップする事もざらで、自分だけのオリジナルパーツでくみ上げたロードバイクを、誰しもが自慢げに語ってしまうもので、実はそこがロードバイクの魅力でもあったのです。

アクセサリーでロードバイク生活が変わる

多くのロードバイクユーザーの間では、特にアクセサリーにこだわるといった方も少なくありません。自分のスタイルやニーズに応じて、自分だけのオリジナルロードバイクを作り上げる事ができますので、スタンドやカバー、あるいはライトや燐光袋、空気入れやスマホホルダーなど、細部にわたってこだわりを見せるロードバイクユーザーも増え続けています。

それというのも、ロードバイクの楽しみ方はツーリングだけではなく、日常生活にも生かす事ができるからです。

目的に合ったロードバイクを購入しよう

ロードバイクが、非常に楽しいと聞くと、あまり興味のない方にとっては、アウトドアスポーツが好きなんだな程度にしか思わないものですが、実際はそうではありません。ロードバイクの奥深さは、パーツ一つ一つをユーザー自身が吟味していき、それを組み上げていくといった過程も、非常に重要な要素だったのです。

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