創業者の思いが詰まったバルミューダケトル
皆さん、バルミューダケトルというものをご存じでしょうか。バルミューダケトルとは、日本のプロダクトメーカーであるバルミューダ社が、美味しいコーヒーをいれる為に開発したケトルで、独自のこだわりと洗練されたデザインや造りに非常にこだわったい逸品です。このバルミューダケトルであれば、どなたでもきっと納得のいく、コーヒータイムを堪能できる事でしょう。
バルミューダ社は、2003年3月創業のプロダクトメーカーで、主に電気機器の開発から生産販売までを一手に手掛ける会社として知られています。社名をあまりご存じのない方でも、DC扇風機ブームの先駆けとなるGreenFanを作った会社といえば、ピンとくる方も多くいらっしゃるはずです。
DC扇風機は従来の扇風機よりも、かなりの省エネ扇風機として知られ、現在もなお新シリーズを開発し続けています。バルミューダ社のモットーは、最小で最大をを理念をしており、このバルミューダケトルも、そうした創業者の思いが一杯に詰まった商品として、大切に扱われています。
バルミューダキッチンシリーズ第2弾として誕生
バルミューダ社は、創業以来デスク周りの製品を開発・販売していましたが、リーマンショックを機会に大幅な事業転換を行い、空調家電メーカーとして知られるようになりました。そして、念願であったキッチン家電の分野にも足を踏み入れ、スチームトースターに続く第二弾のバルミューダケトルを開発したのです。
バルミューダ創業者「寺尾玄」の家電に対する思いは、使うたびに嬉しくなるような楽しい家電といったコンセプトで、さらにすべてのご家庭に感動を与える家電を作りたい。そうした意味でも、このバルミューダケトルは、そんな創業者の思いがたくさん詰め込まれた家電と言えるものなのです。
使いやすさへのこだわり
バルミューダケトルには、開発当初からこんなこだわりがありました。バルミューダの創業者でもある、寺尾玄氏の話しによると、きっかけは一つのハンバーグレシピだったといいます。気がついたのは、有名店のハンバーグを作りたかったのではなく、週末を家族で過ごすひと時を思い描いていたのでした。
そこから、スチームトースターが生まれ評判となり、続いて『ハンドドリップでコーヒーを淹れてみたい』という思いから、注ぎやすさ・湯切れの良さをとことん追求したバルミューダケトルを、開発するきっかけともなったのです。
バルミューダケトルの魅力
ケトルとは、英語でやかんを意味する言葉で、お湯を沸かす為に使用するものです。日本では、もともと漢方薬を煮出すのに使用された薬かんがその語源とされています。現在のケトルは、ガスで直接火で沸かすものと、便器によってお湯を沸かす二つのタイプが知られています。バルミューダケトルは、家電として開発されたもので、その使いやすさとシンプルなデザインは、バルミューダケトルの最大の魅力とされています。
しかし、バルミューダケトルを語るには、そんな簡単な言葉では言い現わす事はできません。つまり、バルミューダ製品としての優れた技術力がなければ、このように完成された商品として、表現できなかった事でしょう。
オシャレなインテリアに合うデザイン性
バルミューダ社は、その優れたデザインに定評があり、2005年のグッドデザイン賞を受けて以来、2012年度から連続してドイツのred dot design awardを始め、 iF product design awardやiFゴールドアワード、 iF Design Awardなど数々の賞を受賞してきました。
2015年には念願のグッドデザイン賞金賞を受賞し、このバルミューダケトルも、2017年のグッドデザイン賞を受賞しました。口コミなどでも、特に評価が高いのはこのバルミューダケトルのデザイン性で、置いておくだけで部屋のインテリアになるスタイリッシュなデザインが、とても魅力的です。ほかのケトルと比べてみても、抜群のデザイン性は、来客をもてなすのがつい楽しくなってしまいます。
とことん追求した注ぎやすさ
2017年のグッドデザイン賞を受賞したように、デザインに関して言えば、無駄のないフォルムとシンプルな色遣いは、どこのキッチンにでも合うようになっています。しかし、バルミューダケトルのこだわりはそんなものではなく、実は独自の細い注ぎ口に合ったです。
特にコーヒーをいれる場合、ハンドドリップに大事な要素は、注ぐスピードと注ぐ位置です。バルミューダ社では、実際のバリスタにも意見を貰い、狙った場所に最適で的確なスピードで注げるよう、スマートな細いノズルを再現しています。バランスを考えた作りで、ノズルは本体とバランスを取るように細くしなやかで、思い通りにお湯を注ぐ事ができます。
こだわり抜いた持ちやすさ
バルミューダケトルの洗練されたデザインは、単にデザインが先行していたわけではなく、ノズルとハンドルの圧倒的バランス性による集大成なのではないでしょうか。
実際に、同社のデザイナーが試作品を何度も繰り返し、持ちやすいハンドルになったといった経緯ですが、これはノズルとのバランスの折り合いが取れた事で、お湯のスピードや場所がコントロールしやすくなったとも、言えるのではないでしょうか。また、このケトルのハンドルには、ほんのりと光る灯台のような電源ランプが印象的で、これまでの電源ランプの在り方を示すものでもあります。
重すぎず小さ過ぎない大きさ
実は、このバルミューダケトルは、かなり実用的ともいえる容量で、コーヒー一杯分から手軽に沸かす事ができます。沸き時間もかなり早く、200ml程度であればほんの1分少々でお湯を沸かす事ができ、最大で0.6L程度まで保有を沸かす事ができます。
これは、コーヒー3杯分や、カップヌードル2杯分の容量に相当するもので、水を一杯に溜めたとしても、ハンドドリップした時に非常にバランスが良く、重すぎない為簡単に片手で持つ事ができ、手が疲れにくいといった特徴を持っています。特に注ぎ口が細いので、カップヌードルなど、少しのすき間さえあれば、簡単に注ぎ入れる事ができます。
安心の安全機能搭載
バルミューダケトルの特徴は、安心の安全機能が搭載されている事にあります。例えば、勘違いして水が入っていない状態であっても、自動的に電源がoffになる、空焚き防止機能がついている為、安全に使用する事ができます。これは、水が少し入っており、少なくなって蒸発してしまった時などにも機能し、未然に火災などから守ってくれる仕組みとなっています。
バルミューダケトルの電源ランプは、ハンドル部分にあり、どの角度からも見えやすい設計となっています。また、お湯が沸いた際には、自動的に消灯しますので、消し忘れてしまう心配もありません。
バルミューダケトルのスペック
家電としても、お部屋のインテリアとしても、好評なバルミューダケトルですが、気になってくるのはその性能や品質などではないでしょうか。そこで、このバルミューダケトルの仕様と性能の一部を紹介します。
《バルミューダケトルの商品スペック》
パッケージ内容 | ・本体 フタ 電源ベース 取扱説明書 |
保証期間 | ・お買い上げ日から1年間(保証書付) |
カラー | ・ブラックor ホワイト |
本体寸法 | ・電源ベース込み : 幅 269mm × 奥行き 142mm × 高さ 194mm |
本体重量本体 | ・約0.6kg +電源ベース : 約0.3kg |
容量 | ・0.6L(リットル) |
電源 | ・AC100V 50Hz/60Hz日本国内専用 |
定格消費電力 | ・1200W 電源コード長さ1.3m |
本体素材 | ・内容器(ステンレス) フタ及びハンドル(ポリプロピレン) |
沸騰時間の目安 | ・空だき防止機能or自動電源OFF機能付 温度設定及び保温機能なし |
バルミューダケトルでハンドドリップに挑戦
バルミューダケトルの真骨頂は、なんといってもコーヒーをいれる事に特化した注ぎ口の性能で、本体自体があまり重くありません。その容量も満タン状態で600mlという事もあり、どなたでも手軽に入れることのできるタイプのケトルとなっています。この重量をあまり感じさせないのが、しっかりとした握りを体感できるハンドルにあります。
握ってみてお分かりのように、グリップ力に優れており、そのバランスの良さは、さすがに専門家のアドバイスを取り入れただけの事はあります。でも、どうせなら、実際にコーヒーの入れ方をしっかりと学んで、周囲が驚くようなコーヒーをいれてみませんか。
用意するもの
バルミューダケトルを使用してのコーヒーの入れ方には、ドリップ方式といった方法でコーヒーを入れる事になります。コーヒーを入れる為に用意するものは、基本的に次の通りです。
- ペーパーフィルター
- ドリッパー
- サーバー
- コーヒーカップ&ソーサー・コーヒーの粉(1杯分:約10~12g)
- バルミューダケトルで沸かしたお湯
- メジャースプーン
- お好みでスプーンと砂糖ミルクなど
予めコーヒーカップにお湯を注ぎ入れておき、温めておきましょう。
セットしたペーパーフィルターに粉を入れる
コーヒーを美味しく飲む方法として、コーヒーの入れ方が挙げられますが、コーヒー豆の選別にも気を使わなければなりません。なぜなら、煎ったコーヒー豆は、煎り立後から直ぐに酸化が進み、コーヒー独自の香りやうまみが時間と共に失われてくからです。
したがって、最上の状態でコーヒーを楽しむ為には、煎りたてのコーヒーを1日ほどなじませて、翌日に粉に挽いて使用するのがベストと言われています。粉末にしたコーヒー豆は、フィルターとドリッパーに隙間が産まれないように、サイズの合った物を使用し、コーヒーの粉が平らになるように入れておきましょう。
一度コーヒーを蒸らす
コーヒーの入れ方には、サイフォン式やエスプレッソ、アイスコーヒーに最適な水出しコーヒーなどといった方法がありますが、日本人に好まれやすく手軽な方法として、ドリップ方式を上げることができます。ドリップ式は、豆を煮立ちしすぎずに、純粋なコーヒー豆のうまみと香りだけを楽しむ方法として、繊細な日本人の舌にマッチしたの味方と言われています。
特にドリップ方式では、蒸らしの工程は美味しいコーヒーの為に必要不可欠な工程とされ、お湯を数滴したたるようにゆっくりと全体に含ませた後に、30秒ほど蒸らすのがコツと言えるでしょう。
2~3回に分けてお湯を注ぐ
蒸らしの工程が終われば、後はゆっくりと弧を描くように、真上からまっすぐとお湯を注いでいきます。この時、焦ってドボドボとお湯を入れてしまわないよう、ゆっくりとお湯を注ぎ入れていきます。この時、フィルターにお湯を当てないように、やんわりと入れていきます。
コツとしては、お湯を注ぐとコーヒー豆がふんわりと広がっていきますので、8割方膨らんできたら、この状態を維持するようにゆっくりと注いでいきます。注意事項としては、コーヒーに使用するお水は、純粋にコーヒーの味を抽出できる軟水を使用していきます。
温めたカップにコーヒーを注ぐ
コーヒーを抽出し終わったら、早速いれたての味を楽しんでみましょう。抽出方法に際して、一つ注意しておかなければならないのは、急いでいるからと言って、スプーンなどでフィルターの中のコーヒー豆を、絞ってしまわないようにしましょう。
無理に絞ってしまうと、コーヒーの雑味が液体の中に溶けだし、コーヒーの味そのものを台なしにしてしまいます。温めたカップに、抽出したコーヒーを注ぎ込めば、あとはひたすらコーヒーの味を堪能してください。この方法で、コーヒーを入れていただければ、きっとご満足のいく仕上がりが期待できます。
バルミューダケトルの上手な活用法
ドリップコーヒーを入れるのに、最適なバルミューダケトルは、お湯を入れる量も手ごろとあって、かなり使いやすいといったのが実感です。更に、ワンランクアップのドリップコーヒーを目指すのであれば、ペーパードリップではなく、ネルドリップをお勧めします。
しかし、バルミューダケトルの利用方法は、決してコーヒーだけに溶かしたものではありません。では、バルミューダケトルの上手な活用法として、いくつかの活用術を実際に体験してみましょう。
美味しいチキンラーメンを作る
チキンラーメンが生まれたのは、戦後間もなくの1958年の事でした。以来2018年の今日まで、根強い人気を誇るチキンラーメンは、一度食べたらその懐かしさのせいか、無償に食べたくなるのはなぜでしょう。
そこで、バルミューダ推奨レシピですが、チキンラーメンのたまごポケットに入れた後に、卵の白身にかかるように、ゆっくりお湯を注ぎ込み、蓋をして3分待つだけです。すると、見事にCMのような白い白身ができるのも、お湯の注ぎ具合をコントロールしやすい、バルミューダケトルだからこそできる作り方と言えるでしょう。
お茶を美味しく淹れる
季節の肌寒さを感じると、途端にこれまで美味しいと思っていた冷たい飲み物よりも、暖かな飲み物が非常に恋しい季節となります。日本を代表する飲み物として、まず日本茶が挙げられますが、日本のお茶と一言で言っても、最高級の玉露から庶民にも手軽な緑茶まで、様々なお茶が販売されています。
基本的に、日本の茶葉は、高級な茶葉ほど少しぬるめのお湯で入れるのが基本ですが、私たちが一般的に飲むお茶は、熱いお湯を注ぎ込むといった方法が、一番おいしく飲める方法と言います。
ほうじ茶
ほうじ茶は、日本茶の中でも、煎茶などよりも下位とされ、番茶や玄米茶と庶民の飲み物として、長い間親しまれてきました。しかしほうじ茶は、決して安もののお茶などではなく、京都のブブ漬けを代表するように、京都ではほうじ茶を飲む習慣がすでに定着しており、専用の高級茶葉まで売られています。
最近では、福岡発祥のほうじ茶を使ったレシピで、話題ともなっていますが。バルミューダケトルは、このほうじ茶を入れるのに最適で、湯切れがよく手軽に入れられる適した温度がその決め手となっています。
ミルクティー
日本茶は、その香りやほのかな渋みを味わいで、食事の合い間や甘味を食べる際に、非常に適した飲み物と言えるでしょう。一方で、洋風の飲み物である紅茶は、発酵タイプの熟成茶で、普段飲みには最適な飲み物と言えるでしょう。
その中で、ミルクティーは、子供や女性にも受けがよく、クッキーなどをつまみながら、談笑のひと時は、また格別な時間なのではないでしょうか。バルミューダケトルの特徴は、入り口が狭いティーポット等にもお湯が入れやすく、高温のお湯が必要な紅茶などの飲み物にも、最適な温度で最大限の香りを楽しむ事ができます。
バルミューダケトルはプレゼントにも最適
これまでの解説をご覧いただき、その性能や機能性はもちろんの事、一番目を引くのは周囲の景色になじむ、デザイン性ではないでしょうか。バルミューダケトルのデザインは、グッドデザインにも選ばれているほど、かなり洗練されており、口コミなどの評価でも、このデザイン性がかなり評価されているようです。
また、ケトルとしても、なかなかコンパクトな設計の為、台所などにおいてもあまり邪魔にならないという事が言えます。もちろん、知人などのプレゼントにも最適な贈り物で、贈られた方もきっとお喜びになる事でしょう。
5種類のメッセージが選べる
バルミューダ社では、バルミューダの公式サイトから、お客さまから直接ご贈答用のプレゼント発送が可能となっています。これは、専用のギフトラッピングでの発送ができるもので、ラッピング用の外箱もかなりお洒落な作りになっています。
また、内側のプレゼント用の箱にも、お祝いの種類によって貼るシールの文字が5種類から選べ、それぞれ目的に合わせてHappy birthdayやHappy Wedding、Gift for you、Enjoy!あるいは、いつもありがとう!といった専用のシールを選択する事が可能となっています。価格は800円と手ごろで、製品を専用のギフトラッピングボックスで梱包し、さらに透明なフィルムで包みますので、雨に濡れる心配もありません。
バルミューダオリジナルドリップセット
バルミューダケトルだけでも、喜ばれるのは間違いありませんが、さらにワンランク上のご贈答をお考えなら、ぜひこのバルミューダオリジナルドリップセットをお勧めいたします。
このセットでは、世界でもコーヒーのプロたちに愛されるハリオ社製のV60を含む、オリジナルドリップセットとなっており、ケトルと一緒にプレゼントする事で、さらに喜ばれる事は間違いありません。コーヒー豆さえ用意すれば、届いたその日に美味しいコーヒーを楽しむ事ができます。
バルミューダケトルで最高のひとときを演出
バルミューダケトルの素晴らしさは、機能性や使いやすさだけではなく、機能美あふれたデザイン性が、かなり印象的に眼に映るのではないでしょうか。たった一杯のコーヒーでも、適量をすぐに沸かす事ができますので、朝の忙しいひとときにも、かなり活躍してくれること間違いありません。