個人年金保険の選び方を徹底解説
個人年金保険はいろいろあるけれど、どのようにして選んだらよいかわからないという人は多いです。そこで、今回はその選び方について、分かりやすく解説します。個人年金保険の加入などで悩んでいる方は必見です。
自分にぴったりの個人年金保険の選び方
自分の状況にちょうどよい個人年金保険を選ぶのは難しいものですが、年金の種類、受け取り方、支払方法を見て選ぶのもよいでしょう。自分に合う個人年金保険が、きっと見つかります。ご家族と一緒に考えるとよいです。
年金の種類で選ぶ
定額個人年金保険、変額個人年金保険の年金保険の2つのタイプがあり、年金選びの目安になります。つまり、その2つを見比べて自分に合うものを選ぶのです。それぞれの特徴を踏まえ、どちらが良いか考えましょう。
定額個人年金保険は加入時に受け取れる額が決まっていますから、わかりやすいですし、資産計画も立てやすいです。一方、変型個人年金保険ですと、資産運用になります。つまり、株式や債券と言った資産を運用するため、結果次第で資産が増減するのでリスクはつきもの、いい時も悪い時もあります。
年金の受け取り方で選ぶ
受け取り方もその種類によって、さまざまです。まず、終身年金は生きている間ならば、ずっと受け取れます。そして、確定年金は生存死亡に関わらず、決められた期日に受け取れる年金なのです。老後の生活を安定夷させるためのどちらがよいかの選択は人それぞれなので、よく考えましょう。
年金を生活費にしたいと思うのであれば、生きている間もらえる終身年金がちょうどよいです。それにくらべ、たとえば10年ならば10年、5年ならば5年もらえるという期間限定となる確定年金は生活費というよりは何かあったときのための蓄えとなるでしょうから、今後のために蓄えておきたいという人にはよいかもしれません。このように、いろいろなことを想定して受け取り方を考えて選びましょう。
支払方法を選べる保険がおすすめ
支払方法は人それぞれでしょうから、それが選べる保険というとおすすめです。例えば、満期年齢までの保険料というとかなりの金額ですが、蓄えがあれば払ってしまうと一括割引が受けられてお得でしょう。その上、返戻金ももらえます。
しかし、いくら一括払いがお得でも、そんなに大きなお金は出せないという人は年間払いや半年払いなどができるとお得で払いやすいです。このように、支払方法が選べる保険は自分自身の払えるスタイルを探ることが出来ます。こういった保険の支払いは払いやすい方法で、いかに得するかをよく考えましょう。
おすすめの個人年金保険
では、ここで具体的にどんな個人年金保険がおすすめなのか、挙げてみます。選定基準は3つです。まずは満期年齢設定が可能なこと、受け取る方法が自分で選べること、支払方法も自分で選べることでしょう。これから、個人年金保険を考えている人、興味のある人はよい参考になります。
ソニー生命 変額個人年金保険
こちらの個人年金保険は日本株式・世界株式・債券型など8つの種類から選べます。この中から自分でどこに運用するか決め、お金を預けます。一つでも、複数決めてもよいようです。
うまくいくと利率が高くなり得をしますが、いつもうまくいくとは限りません。リスクは当然、高いので、その辺りを覚悟の上で始めるとよいでしょう。株式価格の変動などに詳しい人なら、むいているかもしれません。
マニュライフ生命 こだわりの個人年金保険
こちらは、海外の保険会社のものなので、外貨建て個人年金保険になります。金利の変動に対応するために積み立て利率は毎月ごとに更改され、日本のインフレにも対応可能です。また、契約後の見直しもできますので、家計の状況などにおいていつでも変更できます。
比較的高い年齢でも加入できる保険です。インターネットで資料請求もできますし、近くに代理店があれば、直接行って相談することもできます。その場合、ホームページで近くに代理店があるかどうか確認してみるとよいです。
JA共済 ライフロード
こちらは5年間は金利固定なので、安心できる共済です。農協共済に会員登録するのみで、誰でも加入できる年金保険なので、正社員でなくても、仕事をしていない専業主婦でもOKという保険になります。18歳から50歳までが加入対象年齢です。
年金の増加も期待でき、一度増加したら減額なしというのは嬉しいメリットです。また、よくある保険加入のための医師の診査はなく、自分で告知するのみというお手軽さも入りやすいところでしょう。また、条件を満たせば個人年金保険料控除も受けられます。
明治安田生命 年金かけはし
こちらは0歳から70歳まで加入できます。満期を迎えた後、据置期間を1年から5年設定すると返戻金が増額するというプランがあるので、老後にお金の面での心配事をなくしたいという人は考えてみる価値があるかもしれません。返戻金増額は大きなメリットでしょう。
老後の蓄えとして、備えておくためには返戻金増額のプランはうれしいものです。払えるうちに払っておくと、年齢が高くなってからはお金の面で安心できます。資料請求や問い合わせの電話で詳細を調べておくとよいでしょう。
日本生命 みらいのカタチ 年金保険
こちらは、7歳~65歳まで加入できます。払込の期間は自分で決められるため、家計状況に応じて考えるとよいです。確定年金にすることもできますし、10年保証の終身型にもできます。老後の蓄えとして、わかりやすい円建ての個人年金を希望している人には最適です。
若いうちは、老後のことなどはわからないものですが、老後には蓄えが必要です。若い時のように働けないということも考えられますので、こうした年金保険を少しでも若いうちから備えておくとよいでしょう。日本生命というと保険の老舗ですから、安心できるかもしれません。
ライフプランに合った個人年金保険を選ぼう
いかがでしたか。それぞれのライフプランを見直し、自分に合う個人年金保険を選ぶようにしましょう。ご家族ともよく相談して、家計の負担にならない程度に老後の蓄えを取っておくとよいです。少しでも蓄えがあれば、老後も安心できます。