神奈川のおすすめキャンプ場|今人気のキャンプ場とその特徴を紹介

神奈川のおすすめキャンプ場|今人気のキャンプ場とその特徴を紹介

2019.01.19

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神奈川にはどんなキャンプ場があるの

都心へのアクセスが良好で人口密度も東京や大阪と並んで高い神奈川県は、政令指定都市を3つも保有する近代都市としての一面と、山や河あるいは海といった豊かな自然に囲まれた、観光都市としての一面を持っています。

マリンスポーツが楽しめるスポーツ公園やオートキャンプ場はもちろん、家族や仲間内で手軽に楽しめるコテージ付きのキャンプ場や自然公園、それ以外におすすめの観光スポットも多種多様にありますので、きっとお気に入りの場所が見つかることでしょう。

今回は特に人気のあるキャンプ場をタイプ別にご紹介します。

海の近くのキャンプ場

釣りやダイビングなどマリンスポーツを楽しみたい方向けに、海の近くの評判の良いキャンプ場を紹介します。約430kmにもおよぶ長い海岸線上には、風光明媚な景勝地も多く心身ともにリフレッシュできます。

茅ヶ崎市柳島キャンプ場

茅ヶ崎柳島キャンプ場は11時から17時まで滞在できるため、日帰り利用でものんびり楽しむことができます。通常日帰りの利用料は3000円から、宿泊の場合は3500円から施設を利用できます。春と秋は1000円程安くなります。

季節ごとのお楽しみイベントもあり、魅力の1つとなっています。

ガンダーラ真鶴シーサイドキャンプ場

太平洋に面した海岸沿いにあり、日本有数の夕日の名所となっています。また東京から近い位置にありながら山奥のような環境を堪能できる事でも有名です。周囲に民家が無く音に関して気兼ねする必要がないため、音楽を楽しみながらキャンプをしたい音楽好きの集まりにおすすめです。

キャンプ設備も整備されており、レンタルも可能なので手ぶらでもOKです。10時から22時まで長時間利用できるのも魅力です。30人以上から貸し切りにもできるのでグループ利用したい人には特におすすめのキャンプ場です。

なみのこ村

相模湾に面した海辺に位置するなみのこ村は、オートキャンプを楽しみたい人におすすめのキャンプ場です。軽食がとれるカフェテリアも併設されており、遊び疲れた時に一休みできます。午前11時から午後10時まで利用でき、一泊二日シャワー付きで4000円から利用できます。

すぐ目の前が海なので、ダイビングを楽しむこともできます。また最寄り駅から徒歩10分程度とアクセスも良好です。

神奈川の子供が遊ぶ施設があるキャンプ場

家族サービスを考えるなら、注目したいのは子供が自由にのびのびと遊びまわれる空間があるかどうかです。特に小さいお子さんをお持ちの方は気になるところでしょう。神奈川県内にはファミリー向けに整備されたキャンプ場も豊富にあります。その中から特に人気のキャンプ場をご紹介します。

パディントンベアキャンプグラウンド

相模湖リゾートプレジャーフォレスト園内の一角にあるキャンプ場です。広大な敷地内にはオートキャンプの他露天風呂や遊園地、コテージ、ログキャビン、テントハウスあるいはバーベキューサイトなども隣接しており、多種多様なタイプのアウトドア体験を満喫できます。

例えば遊園地でたっぷり遊んだ後、キャンプ場でのんびり自然を満喫しながらキャンプを楽しむといった使い方もできます。たっぷり遊んだ後に温泉でリフレッシュできるのも魅力です。宿泊費用は6000円代からで、ペット同伴もOKです。

通年で様々なイベントをやっているので、ぜひ公式ホームページで確認してみてください。

ソレイユの丘オートキャンプ場

山と海に囲まれた三浦半島の先頭に位置し、自然豊かな環境に恵まれた、見て、遊んで、触れて、食べて、感じて楽しめるテーマパークとして、地元内外から親しまれています。オートキャンプ場は横須賀市営の長井海の手公園の敷地内にあります。

広大な敷地内には小さなお子様向けの遊園地や、野生動物と直接触れ合えるエリア、富士山を仰ぎ見る花畑、レストランやバーベキューエリア、温泉施設などがあり、一日中楽しむことができます。オートキャンプ場は244名収容できる広さがあるため、ゆったりした気分でキャンプをすることができます。

コテージは一泊二日3000円から利用可能で、用具レンタルがあるので手ぶらでもOKです。

神奈川のケビンやコテージのあるキャンプ場

自力でテントを張る本格的なキャンプも魅力的ですが、手軽にキャンプを楽しみたいという人には、コテージやケビンが充実している施設がおすすめです。ホテルのように快適に利用できて、なおかつしっかり自然やキャンプ体験も満喫できるキャンプ場情報をご紹介します。

御所の入森コテージ

文字通り周囲を森に囲まれた中に、山小屋風のコテージが10棟立ち並んでいます。山の中腹にあり、自然を満喫できるのが最大の魅力です。コテージごとにバーベキュー施設を完備されており、食材以外は持参する必要がありません。

基本料金が12000円と比較的高めですが、障がい者手帳を提示できる本人と介助者は半額で利用できる他、市内在住だと割引が利くなどの各種割引制度があります。

仲の良い仲間同士や、子供会、家族での利用、小グループで野外パーティをしたい時にもおすすめです。

滝沢園キャンプ場

日本百名山にも選ばれた丹沢山脈を望む、大山国定公園内にあるキャンプ場です。近隣に表丹沢水無川渓谷があり、四季折々で移り変わる自然の姿を堪能できるのも魅力です。登山やハイキングまたは沢渡りの足掛かりとしての利用もできます。

バンガローやログハウスおよび山荘が常設されていますが、持ち込みテントやオートキャンプでの利用もできます。キャンプグッズや猪鍋セット、バーベキューセットおよび寝具の有料貸し出しもあり、手ぶらでの来場も可能です。ペット同伴は不可となっています。

近くには民宿があり、お風呂を利用することができます。利用の際には事前に予約をしておきましょう。

芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ

芦ノ湖畔にあるキャンプ場です。目の前に広がる美景と手つかずの大自然に癒されながら、自然体験ができます。四季折々の表情を堪能できる点でも人気を呼んでいますが、一番の魅力は初心者でも安心のケビンが充実している点です。

大人数でのグループ活動でも余裕の広さがあるため、社内研修や学校行事の一環としての利用もできます。オートキャンプや持ち込みテントでの利用も可能です。ケビンの利用料は20000円から、オートキャビンや持ち込みテントなら1000円代からとなっています。

キャンプ場では珍しい麻雀セットやレンタサイクルなどがあり、キャンプにプラスアルファの楽しみ方もできます。

青野原キャンプ場 野呂ロッジ

絶景を楽しみながら清流沿いでのキャンプが体験できると人気を集めています。とりわけ通称天皇様大岩からの飛び込み体験や、神奈川の名滝16選に選ばれた大滝の散策は冒険心と創造力をくすぐる人気スポットとなっています。

持ち込み可能なテントサイトやバンガローが利用できます。テントサイトは基本4000円から、バンガローは6000円から、さらにデイキャンプは500円から利用できます。おひとり様キャンプを楽しみたいという人も、1000円から利用できます。

周辺には買い出しに便利なスーパーや天然温泉、さらに病院もあるため、キャンプ初心者の方でも安心です。川遊びもできる本格的アウトドアを探している人におすすめなキャンプ場です。

神奈川の川遊びができるキャンプ場

釣りや魚のつかみ取りあるいは飛び込みや遊泳など、川遊びが満喫できるキャンプを体験したいという人のために、神奈川県内で特に川遊びで人気があるキャンプ場をいくつか集めてみました。

西丹沢大滝キャンプ場

新宿からたった1時間というアクセスの良さや、風光明媚な大自然とまじかで触れ合えるという事で、登山客からの人気を集める西丹沢大滝キャンプ場は、自然探索や登山の拠点としてもおすすめの場所です。

名前の由来にもなっている大滝は見ているだけで癒されると評判です。秋になるとキャンプ場から大滝へ向かう道のりで、鮮やかな紅葉を目にすることができます。特に首都圏から日帰りでキャンプを楽しみたい人に人気あります。また、大滝キャンプ場名物のピザ作り体験は必見です。

バンガローはログハウスも含めて10棟以上あり、6人用から40人用までのスペースが準備されているため、合宿や社内研修、子供会または家族だけのファミリーキャンプなど多種多様な用途での利用が可能です。

青野原オートキャンプ場

清流の道志川べりでのオートキャンプやデイキャンプが楽しめます。車の収容台数400台、収容人数1500名の広さを誇る青野原オートキャンプ場は、文字通り青い空と水、そして大自然を満喫できます。

バーベキューや川魚のつかみどり、川釣り、秋の紅葉と菊まつりに春の桜、そして5月のこいのぼりなど1年中様々なイベントが開催されています。キャンプにプラスアルファの楽しみを味わいたい人は、ここなら大満足できるはずです。

ペット同伴もできます。多目的小屋がいくつか設置されており、用途に合わせた利用が可能です。

秋山川キャンプ場

相模湖上流に位置する秋山川べりに広がる広大な敷地内にオートキャンプサイド、バンガローやレイクハウス、持ち込みテントサイド、民宿が配置されています。目の前に広がる川はそのまま飲料水にできるほどの清流で、泳ぐことはできませんがキャンプ場常設のボートやカヌーを浮かべて遊ぶことができます。

炊事場は屋根付きのため雨天でも安心して利用できます。オートキャンプは一泊二日で普通車なら5000円代から、宿泊は最低3900円からの利用料になります。ペット同伴OKですが様々規約があるため事前の確認が必要です。

ウェルキャンプ西丹沢

国内最大級の総面積を誇るウェルキャンプ西丹沢の敷地内には、コテージやログハウスなどの施設の他、露天風呂や天然プール、釣り堀など各種リゾート施設が完備されており、まるでテーマパークのようです。もちろん持ち込みテントのためのスペースもあります。

ペット同伴OKなドッグランや、野のうさぎと触れ合えるうさぎ広場、冬季にソリ遊びができるゲレンデが装備されており、キャンプ以外の遊びを盛り込みたいという人はおすすめです。宿泊希望の場合は一泊二日で4000円から利用可能です。

テントから出てすぐ目の前が川なので、水遊びをたっぷり楽しみたいという人にもおすすめです。

BOSCOオートキャンプ場

林業の専門業者が運営する私設キャンプ場で、天然の渓流を山林が取り囲んだ立地にあります。自然そのままに触れられるキャンプ場として人気を集めています。渓流の川べりにキャンプサイトやテントサイトが立ち並び、山荘もあるためサークルや社内研修で利用したい時にも便利です。

サイト目の前の川は清流ですが、おすすめは上流を少し上ったところにある、天然の湧水です。飲料用にも調理にも使えます。またアユ釣りなど思い思いの川遊びができるのも魅力の1つです。

各サイトに用意されたベンチや椅子、ハンモックやグリルを利用すれば、ゆったりと時間を過ごす楽しめます。宿泊は1泊2日で6000円から利用できます。

緑の休暇村青根キャンプ場

道志川は国内でも有数の清流で周辺には樹齢100年以上の大木や野生動物、多数多様な高山植物が群生しています。そんな豊かな自然の中にあるキャンプ場の1つが緑の休暇村青根キャンプ場です。

キャンプ場敷地内には6帖のバンガローが47棟、30帖のバンガローも8棟配置され、合間に炊事場やコテージ、天然温泉、多目的ホールといった建物が常設されています。ファミリーキャンプはもちろん、社内研修やサークルあるいは町内会など、各種目的に応じた利用が可能です。

川では魚のつかみ取りや遊泳など水遊びが堪能できます。デイキャンプや宿泊はそれぞれ6700円からの利用となります。

神奈川でデイキャンプのできる場所

キャンプを手軽に楽しみたい、近場で日帰り利用したい場合には、デイキャンプがおすすめです。神奈川県内には豊かな自然を満喫しながら、施設も道具も手軽に貸してくれるキャンプ場が豊富にあります。おすすめのキャンプ場をピックアップしてご紹介します。

海の公園バーベキュー場

キャンプの醍醐味は、やはり大自然に囲まれた環境でバーベキューをする事ではないでしょうか。バーベキュー専門のキャンプ場も県内にはいくつか常設されており、海の公園バーベキュー場もその1つです。四方を海で囲まれていて、晴れた日は遠方の島々も望める絶景を堪能できます。

周囲は緑の木々に囲まれており、海からの心地よい風と緑の木々に癒されながら、家族や友人知人同士で、バーベキューパーティを楽しめます。近隣には食材や備品等、買い出しに便利な売店もあり安心です。

金沢自然公園バーベキュー場

動物園と隣接しており、日中に動物たちとの触れ合い楽しんだ後にバーベキューパーティーを開催するといった過ごし方ができます。家族サービスを検討しているなら、ぜひ選択肢に加えてみてください。

およそ60万㎡もの広大な敷地内は動物エリアと植物エリアとに分かれており、バーベキュー広場は植物エリアの一角にあります。1テーブルにつき2000円で利用できる他、バーベキュー用具や食材は園内売店で入手できます。

野島公園

デイキャンプ、宿泊キャンプいずれも基本2000円で体験できる総合タイプのキャンプ場です。キャンプサイトは大小あわせて40箇所以上、研修センターもありファミリーの他社内研修や子供会、サークルでの利用も可能です。

食材および用具一式を売店で買い揃えられるため、手ぶらでの来場もOKです。予約制になりますがキャンプファイヤー用サイトもあります。バーベキューだけの場合、基本的に10時から16時まで利用できまるため、撤収まで焦らず過ごすことができます。キャンプサイトの利用は翌朝9:30までです。

神奈川の無料で利用できるキャンプ場

どこのキャンプ場も基本的に2000円から8000円程度の利用料がかかります。しかし中には無料で利用できる場所もあります。神奈川県内で無料利用できるキャンプ場をいくつかご紹介します。

泉の森ふれあいキャンプ場

青少年の心身を育成する事をコンセプトに運営されているキャンプ場ですが、大人も利用できます。周囲を緑のに囲まれた自然豊かな環境にあり、内外かまど16基と野外テーブル8基、共同炊事場、および木製のアスレチック道具などがあり、9時から16時まで利用できます。

食材以外はすべて無料貸し出し、駐車場も無料です。炊事場は屋根付きのため雨天決行も可能です。ステージが常設されており、子ども会やサークル活動のイベントや催しなど様々な用途で利用できます。ただし日帰り利用のみで宿泊はできません。

予約なしでも利用できますが、休日は特に混み合うことが予想されるため、事前に空き状況を確認しておいた方が安心です。

田代運動公園 中津川河川敷

神奈川県民から気軽にできると愛用されているのが、田代運動公園中津川河川敷です。キャンプ場として設定されているわけはないため、立て看板も広告は無く、炊事場はやかまどもありません。

河川敷というだけあってすぐ近くに水遊びができる場所やプールもあります。基本的にプール利用者と共用で利用するスペースのため、特にプール開きをしている季節は混み合います。

キャンプ場を選ぶときのコツ

神奈川県にはキャンプ場が多種多様にあるため、どこを選ぼうか迷う方も多いのではないでしょうか。適切なキャンプ場を選ぶためのコツや注意点を抑えて、ベストなキャンプ場を見つけましょう。

自分の希望に沿ったキャンプ場を選ぶ

キャンプ場に共通しているのは豊かな自然とバーベキュー施設があること、炊事場やかまどがある点です。最低限度これだけあればキャンプができるということになります。

キャンプ場を決める際は、自分がキャンプをやる目的やこだわりたいポイントなどを、ある程度まとめておくと選びやすくなります。デイキャンプをしたいなら、デイキャンパーが満足できるような要素が豊富に満たされている方が良いですし、海があって美景を堪能できる事にこだわっているなら、地域を絞る必要があります。

家族サービスを充実させたいなら、小さい子どもが楽しめるようなアイテムが充実しているかどうかがポイントになります。

ルールや設備を事前に確認

キャンプ場には利用者が気持ちよく過ごせるようにと一定のルールが設定されています。チェックインとチェックアウトの時間や、ペット同伴の可否、レンタルできるグッズの種類など要チェック項目がいくつかあります。

基本的に1泊2日の宿泊を定めているところがほとんどですが、延長可能かどうかあるいは延長料金はどれくらいになるかなど、事前に確認をしておきましょう。チェックアウトの時間が設定されていれば最低30分前には片付けを済ませる必要があります。

キャンプを気持ちよく楽しむためには、事前の確認が大切です。できる準備はしっかりしておくと当日も安心です。

神奈川には色々なタイプのキャンプ場があるので楽しもう

神奈川県内にあるキャンプ場の中でも人気の場所をピックアップしてみましたが、他にも多くの隠れ家的キャンプ場があります。同じ海岸線上あるいは河川上に並ぶキャンプ場でも、それぞれに特徴や雰囲気あるのは興味深い所です。

気になる場所があったら直接キャンプ場に確認してみてください。ペットブームの影響もあってかペット同伴OKというところも増えており、食材を含めてキャンプ素材を持たなくても参加できるお手軽なキャンプ場もあります。

県内のタイプの違うキャンプ場を巡って、違いを体験してみるのも面白いかもしれません。これまでキャンプをしたことがないという人も、ぜひキャンプの醍醐味を楽しんでみてください。

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