噂の新型ジムニーについて詳しく知りたい
巷で大人気となっている新型ジムニーの魅力はどのような点にあるのでしょうか?従来のジムニーはその利便性から多くの人に愛用されてきましたが、新型ジムニーは新たな魅力が加えられていますので、その意味で大きなインパクトを与えてくれています。
あまりの人気に生産が追い付かないという事態にもなっています。大きな人気を裏付けるだけの性能をジムニーは持っていますので、車の買い替えを考えているのであれば、検討をしてみても良いでしょう。新型ジムニーであれば、日本の社会情勢にマッチした満足度の高い走りを体感できるようになるはずです。
生産が追い付かない新型ジムニーの人気
新型ジムニーは発売以来大きな人気を博するようになっています。大きな人気であるために、その生産が追い付かないというような状況にもなっています。最近の状況では自動車の納車まで1年半くらい待つというかなり大変な状態になっています。
2018年11月1日に増産を発表
2018年7月5日に発売を開始して以来大きな人気を保っている新型ジムニーは、納車まで1年以上かかるという状況に対応するために、2018年11月1日に鈴木社長から増産計画が発表され2019年早々から、増産体制に移行することがきまりました。
軽自動車ながら納車まで1年待ちの熱狂ぶり
新型ジムニーは軽自動車ながら非常に大きな人気を博しています。納車まで1年以上待つという状態となっています。大きな人気の理由の要因としては、昨今のクロスオーバー人気が後押しをしていると言われています。また、20年ぶりにフルモデルチェンジをしたということもこれまでのファンの購買欲を高める結果となっています。
自動車研究科の山本シンヤ氏の分析によれば、「コンパクトボディで高機能という伝統のプロスペックを誰でも気軽に扱えるようになったから」という部分が多くの人に愛される結果になっているそうです。オフロードや悪天候への対応力にも優れた仕様というのも近年のオフロード人気に対応する車種ということになっています。
ジムニーという車の特徴
ジムニーという車の特徴はどのようなものなのでしょうか?一般的な自動車ということではなく、プロの方向けに作られた自動車という事で高い性能ということが大きな魅力となっています。今流行りのコンピューターに頼らない、ローテクというのもマニアからの支持を集めてきました。非常に丈夫に作られているという部分も車を愛する人からの共感をあつめるものとなっています。
始まりは土木現場で活躍するプロの道具
ジムニーの由来は遊具メーカーであるホープ社が、自動車メーカー「ホープ自動車」だった時代に開発した軽オフロード車「ホープスターON 4WD」であると言われています。初代のジムニーは土木・建設の測量、林業のパトロールなどの業務において、大きな活躍することを期待された「プロの道具:本格4輪駆動車」としてリリースされました。
ジムニーの伝統である、「FRレイアウト」、「副変速機付パートタイム4WD」、「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」は初代ジムニーから受け継がれてきました。アウトドアを自由に走行することが出来る仕様のくるまとして、一般ユーザーにも愛用されるようになり今に至っています。
軽自動車の規格に捉われないオフロード車
ジムニーは軽自動車であるのですが、悪路を走破するために必要は全ての機能を兼ね備えた本格4WDとして認知されています。ジムニーの持つ走破性は軽トラックレベルであると言われています。
コンピューターに頼らないローテク
ジムニーはコンピューターに頼らないローテクをモット―にしています。その理由は精密機器を搭載したハイテク車は故障が多いという欠点があるからです。ジムニーはシンプルな直結四輪駆動を採用していることもあって、故障の心配がほとんどないという特徴をもっています。それは、ジムニーが非常に高性能であるということを意味しているともいえます。
耐久性と走破性に優れた性能
ジムニーはシャシーとボディが別体であることもあって大きな耐久性と走破性をもっています。ボディにダメージがあったとしても、エンジンや駆動系、シャシー、タイヤに問題が無ければ確実に運行することができるという安定性がジムニーの大きな特徴となっています。高い耐久性と走破性を有した車であるにも関わらずお手頃価格で購入可能ということも大きな魅力となっています。
新型ジムニーの新たな魅力
新型ジムニーはこれまでのジムニーに更なる魅力を加味するものとなっています。高性能な車として、大きな人気を博してきましたが、新機能が加わることによって、さらなる魅力にあふれる車として新型ジムニーは多くのユーザーに注目されるようになってきています。軽自動車では実現することが出来ないと考えられていた新機能が実現されています。
合理的で無駄の無い機能美を追求したデザイン
従来のジムニーのもつ四輪駆動車としての魅力をさらに高めるためにその性能を進化させることを新型ジムニーでは実現しています。無駄を極力省いた合理的なデザインを実現しています。静粛性を実現することにも成功していますので、快適なドライブを楽しむことが出来るようになっています。
車体には機能的な美しさが備わっています。車を乗る人に大きな活力を与えてくれるデザインとなっています。
角張ったデザインになったことによる効果
新型ジムニーには角張ったデザインが採用されています。角張ったデザインを採用することによって、室内空間を拡大することに成功しています。ゆったりとした空間での快適なドライブを楽しめるようになるはずです。
角張ったデザインにすることによって、車の姿勢の状態を把握することが可能になります。安定した走行を可能にしてくれるということで人気を集めています。
更には、角張ったデザインを採用することによってルーフへの積載量が増加するというメリットも出てきています。
ドリップレールの装備
新型ジムニーには、ルーフから流れ出た雨や雪を側面窓に流し、室内へ雨水の侵入を抑えるための装備であるドリップレールが搭載されています。この装備によって雨や雪の日でも安心・安全に車を運転することが可能になります。
雪がたまりにくいエクステリア
新型ジムニーは従来のものに比べて角張ったデザインを持っていますが、結果として凸凹が少なく、雪がはけやすい仕様となっています。ボンネットも従来モデルにあったインタークーラー用の空気取り入れ口がなくなり、雪下ろしを容易に行うことが出来るというメリットが存在しています。
中見出し:冷却効率のアップ
新型ジムニーのインタークーラーはラジエーター裏に設置されていますので、走行風による風圧でも車内の冷却をすることが可能になっています。夏場の運転であっても快適なドライブを楽しむことが出来るということで人気となっています。
大型荷物収納への配慮
新型ジムニーは従来のタイプに比べて非常に大きな積載量をもっています。例えばゴルフバックを横積みできる横幅を確保しています。天井に釣り竿を固定するロッドホルダーを付けるネジ穴も用意されていますので、様々なアウトドアに対処することが可能な仕様となっています。
ジムニーシリーズ初のキーレスエントリー
多くの車で導入され人気を集めているキーレスエントリーシステムが新型ジムニーにも搭載されています。利便性がアップするということでこちらも大きな人気を集めています。
新型になったことでのマイナス評価
新型ジムニーは大型化されたということで多くの長所が生まれてきているのですが、短所が無いという訳ではありません。どのような点が短所となってしまっているのでしょうか?更には、それは工夫によって改善することが可能なのでしょうか?
重量アップにより軽快さが減少
新型ジムニーはその重量がおよそ60キログラムアップしたということでその軽快さが失われてしまっている部分があります。重量がアップしたということでスピードアップすることは難しくなってしまいますが、安定感のある走りを確保することができるようになりますので非常に便利です。
電子制御によるレスポンスの低減
新型ジムニーには従来のアクセルワイヤーが廃止され、電子制御システムによる加速システムになっています。そのためにアクセルを踏んだ場合のレスポンスがやや劣化してしまっています。急加速はある意味で危険な部分もありますので、安全運転のためにはプラスの意味があると考えてみてもいいでしょう。
新型ジムニーの価格とグレード
新型ジムニーの価格とグレーはどのようになっているのでしょうか?色々な価格帯のものが揃っていますので、自分の予算に合わせて新型ジムニーをお買い求めになることが可能です。
XCグレード
新型ジムニーのXCグレードは4WD・5MTタイプのもので1,774,200円(税抜き1,615,000円)となっています。燃料の消費量はWTCモード(国土交通省審査値)で16.2km/Lです。
同じく4WD・4ATタイプのもので1,841,400円(税抜き1,705,000円)となっています。燃料の消費量はWTCモード(国土交通省審査値)で13.2km/Lです。
豊富なカラーバリエーションが用意されています(12色)。全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,725mm。ホイールベース2,250mm、最低地上高205mmが車のサイズとして決められています。
XLグレード
新型ジムニーのXLグレードは4WD・5MTタイプのもので1,582,200円(税抜き1,465,000円)となっています。燃料の消費量はWTCモード(国土交通省審査値)で16.2km/Lです。
同じく4WD・4ATタイプのもので1,679,400円(税抜き1,555,000円)となっています。燃料の消費量はWTCモード(国土交通省審査値)で13.2km/Lです。
豊富なカラーバリエーションが用意されています(8色)。助手席シートベルト警告灯、助手席シートベルトリマインダー、後席シートベルト警告灯、後席シートベルトリマインダー、LEDヘッドランプ、ヘッドランプウォッシャーなどが、XLグレードでは搭載されています。これらの装備はXCグレードには装備されてはいません。
XGグレード
新型ジムニーのXGグレードは4WD・5MTタイプのもので1,458,000円(税抜き1,350,000円)となっています。燃料の消費量はWTCモード(国土交通省審査値)で16.2km/Lです。
同じく4WD・4ATタイプのもので,555,200円(税抜き1,440,000円)となっています。燃料の消費量はWTCモード(国土交通省審査値)で13.2km/Lです。
フロントディスクブレーキシステムが、XLグレードでは搭載されています。XGグレードには搭載されてはいません。
人気車種ジムニーシエラとの比較
新型ジムニーと従来の人気車種であるジムニーシエラはどのような点で異なっているのでしょうか?シエラは人気の車種ではありますが、本流のジムニーではなくその派生モデルであると考えておくことができます。
シエラはジムニーよりも一回り大きなワイドモデルととらえておくようにするといいでしょう。更には、シエラは普通自動車ですので、ジムニー(軽自動車)とは別の車種であると考えておくと良いでしょう。山道などでは小回りの利くジムニーの方が快適な走行を可能にするものであると考えてみるといいでしょう。
シエラは比較的大型の車両ですので、狭い山道などを快適にジムニーの様に走ることはできません。新型ジムニーシエラの価格は4ATタイプで2,019,600円(消費税抜き 1,870,000円)となっています。
人気の秘密は現代日本にマッチングした性能と実力
話題を集めている新型ジムニーは納車まで1年以上もかかるという状況が発売開始以来続いています。その人気の秘密は、現代の日本人の嗜好を十分に理解したデザインであるということにあります。軽自動車とは思えないような走行性に加えて、一切の無駄を省いた機能的なデザインは多くのユーザーの支持を集めるものとなっています。
従来から大きな技術を持った車種であったことに加えてアウトドアでの快適な走行を可能にしてくれる様々な機能が充実する用意なっています。しかも車内に大きなゆとりを産みだすことが出来るようになっている点も大きな注目を集めています。