ロードバイクのハンドル交換方法と自分にあったハンドル幅の見つけ方

ロードバイクのハンドル交換方法と自分にあったハンドル幅の見つけ方

2019.01.19

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ハンドル幅を自分に合ったものにしよう

ロードバイクに慣れてきたら、乗りやすさにこだわって、本格的に楽しむようになります。それまで特に不自由を感じずに乗ってきた、完成車のロードバイクにもこだわるようになり、よりよいポジショニングにしたいと考えるようになります。特に、ハンドルはポジショニングに大きく関わるパーツになり、ハンドルによって乗り心地の良し悪しが決まるとも言われています。

ここでは、ロードバイクのドロップハンドルの特徴や交換時のポイント、さらに交換の方法までまとめています。ハンドルによって乗りやすさが全く変わってきますので、これからロードバイクのハンドルから、自分仕様にカスタマイズしようと検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ロードバイクで使われるドロップハンドルについて

ドロップハンドルの特徴を知っておくと交換の際に役立ちます。ドロップハンドルとは、主にロードバイクに装着されており、自転車ハンドルの中では、使い方が難しいというイメージがあるハンドルになりますが、実際には、その形状により握り方において自由度の高いハンドルになります。

形状の特徴から色々な場所を握ることができる

ドロップハンドルは、「フラット」という一番手前部分にあたる一文字になっている部分、「ブラケット」という基本のポジションに入る時に握る部分があります。さらに、フラットの位置とブラケットの位置のちょうど真ん中にあたる「ショルダー」、最も力が入る位置とされる「下ハンドル」の4つの位置を握るロードバイクに適したハンドルです。

フラットの位置は、前傾姿勢に疲れた時に有効なハンドルポジションで、ブラケットは、ロードバイクに乗る時に最も多く使用することが多いハンドルポジションになります。ショルダーはフラットでは近すぎる、ブラケットでは遠すぎると思ったら握りかえる部分です。下ハンドルは、前傾ポジションに適した部分のため、一気に加速したい時に握るハンドルポジションとなります。

握る場所が多いので自由度がある

ロードバイクのドロップハンドルには、その形状により握る場所が4つもありますので、好みの姿勢に大きく変えることができます。難しいというイメージがありますが、実はとても使いやすい形となっていて、握る場所も多いため、自由度が非常に高いハンドルということが言えます。

登りの時にはゆったり走れるフラットの位置、基本ポジショニングの時はブラケット、前傾姿勢に疲れて少し休みたい時にはショルダーの位置、一気に加速したい時には下ハンドルの位置と使い分けを可能にします。基本的に、ロードバイクのライダーは、4つの握る位置を使い分けてライドすることで、疲労の軽減に繋がります。

ハンドルを交換する際のポイント

ロードバイクのハンドルを交換する際のポイントについて紹介します。ドロップハンドルならどれでも装着できるわけではないため、しっかりとポイントを踏まえた上でハンドルを交換してください。

ステムに合わないクランプ径のハンドルは取り付けられない

ドロップハンドルは、ステムというパイプ状の部品でロードバイク本体のフレームに取り付けられています。ドロップハンドル中心部分のパイプの厚さをバークランプ径と呼びます。バークランプ径のサイズは、25.4ミリ、26ミリ、31.8ミリの3つが基本です。ただし、ほとんどのロードバイクは31.8ミリが使用されていて、バークランプ径を間違えてしまうと、ステムと合わずに取り付け不可能となりますので注意が必要です。

ポジションに影響するサイズは3か所

ロードバイクのポジションに影響してくるのは、「ハンドル幅」「リーチ幅」「ドロップ幅」の3種類です。端から端までの長さをハンドル幅と言い、リーチ幅とは、一番近い持ち手から一番遠い持ち手までの幅のサイズで、ドロップ幅とは、上ハンドルと下ハンドルの幅を指します。これらの3サイズを測ってから現行のものと比較検討をします。

ハンドル幅を決める基準

ハンドルを交換するなら、ハンドル幅を決める必要があります。ハンドル幅を決める判断基準について紹介します。ハンドル幅の表記の仕方は2種類混在しており、購入時にはどちらを採用して表記しているか、きちんと確認してから選択してください。

ハンドル幅は大きく分けて4サイズ

ハンドル幅は4つのサイズがあり、メーカーによっては最小と最大のサイズが異なることがありますが、380、400、420、440ミリが基本となります。ドロップハンドルの端の幅を測ったサイズがハンドル幅です。一般的には肩幅に合わせることが基準です。ハンドル幅が肩幅より広くなってしまうと、上半身の重さを支えている背中と方に大きな負担がかかってしまい、また、狭くても安定性に欠けてしまいます。

芯―芯(C-C)と呼ばれる測り方

測り方の1つに「芯―芯(C-C)」と呼ばれる方法があり、ドロップハンドルのエンド部分の中心同士で測るものです。日本で販売しているメーカーの日東も、芯―芯表記のみを使用しています。メーカーによって異なりますので、自分が欲しいと思ったハンドルについて、しっかり表記方法を確認するようにしてください。

外-外と呼ばれるはかり方

もう1つの測り方は「外-外」と呼ばれる方法になります。欧州のメーカーに多い測り方で、エンド部分の外側から外側を測るため、同じ420ミリでも「芯―芯(C-C)」と「外-外」では長さが異なります。ドロップハンドルを見るときには、どちらの測り方で表記されているか、確認することが大切です。

リーチを決める

ドロップハンドルには、ハンドル幅以外にも、ハンドルを真上から見て上のフラット部分から前に伸びている部分、リーチがあります。リーチとは、上ハンドルの奥行きサイズのことになります。長いものでは約120ミリとなり、ノーマルでは75ミリ、短いもので60~70ミリ前後です。リーチが長くなると前傾になりますので、直進安定性が高まりレース向きのハンドルになります。

ドロップ幅を決める

ハンドル選びには、ドロップ幅も影響しますので、きちんと確認します。ドロップ幅とは、ハンドルの上下の落差のことを指しています。140ミリ以上の場合は深いことになり、前傾姿勢が深くなりますのでプロ向きになります。ロードバイク初心者の場合は、120ミリを目安にすることをおすすめします。

ハンドルの交換の仕方

ロードバイクのハンドル交換の方法を紹介します。それほど難しい作業ではありませんので、慣れてくれば1時間もかからず終えることができます。ロードバイクのハンドルは、ロードバイクの操作性を左右する重要なパーツとなります。手軽にカスタマイズできますので、自分に合ったものを色々試してみることをおすすめします。

作業の流れ

ハンドル交換の基本的な作業の流れは、至って単純です。まずバーテープを外し、デュアルコントロールレバーを抜いたら、ステムからハンドルバーを外します。装着する際には、この流れの逆をすればOKです。最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れるまでは慎重に、丁寧に行います。

必要な道具

ハンドル交換に必要な工具もそれ程多くを必要としません。アーレンキーとバーテープを切るハサミのみとなります。5ミリのT型アーレンキーがあると、デュアルコントロールレバーの脱着がかなり楽になりますので、1つあると良いと思います。

ハンドル幅によりロードバイクの扱い方が違ってくる

ロードバイクは完成車のまま最後まで使うという方や、ハンドルバーを取り付けたら一生そのままという乗り方をする人を多く見受けられます。しかしながら、ハンドル幅によってロードバイクの操作性や扱い方が大きく異なりますので、乗り方やシーンに合わせてカスタマイズすることをおすすめします。

方法はとても簡単ですので、ここで紹介した交換方法をぜひ試してみてください。ロードバイクのライドが気持ちいい季節には、より走りやすいハンドルに変えれば、自分だけのオリジナルの爽快感を楽しめます。

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