自分に合ったシュラフを選んでキャンプをより快適に楽しもう

自分に合ったシュラフを選んでキャンプをより快適に楽しもう

2019.01.27

Share :

シュラフは季節ごとに選ぼう

シュラフはデザインが様々で利用されている素材によって暖かさも違うのです。1年中、キャンプを楽しんでいる人はシュラフも季節ごとに替えて楽しんでいます。どのような種類があり、どんな素材が利用されているのか、どれが自分にとって最適なのか、知識を持っていることでキャンプはもっと素敵な時間になるのです。

シュラフの選び方

シュラフは色々なタイプがあるので、まずは自分が利用する季節に合ったものを選択しましょう。3つの種類に大別できますが、それぞれデザインも利用されている素材にも違いがあります。デザイン、素材、それによる特徴を理解してシュラフを選ぶと失敗がありません。

シュラフは3種類ある

シュラフはキャンプなどでテントで寝る時に利用するものです。小学校や中学校でキャンプに行って寝袋に寝た経験がある方もいると思いますが、自然の中で睡眠をとるために、厳しい環境にも適応できるように作られています。

地面に近い所で寝ることになるので、地面からの冷気を伝えない構造や素材があり、気温の低下から人の体を守ってくれるのがシュラフです。冬山登山では命を守るものにもなりますし、運ぶことが必要なのでよりコンパクトで高機能なものもあり、いくつかの種類に分けられています。

大きく分けると3つの形状で、一つは長方形で上から下まで同じ幅、封筒のような形で布団により近い寝心地のあるタイプ、身体に密着して無駄なく体温を逃しにくいマミー型、保温性が高く着用して動ける人型、この3つに種類が主流です。

中綿は2種類ある

シュラフの中綿に何が利用されているかによって、保温性、利便性など変わってきます。形とともに中綿の素材は重要なポイントです。

主にダウンとポリエステルに分けられます。ダウンは空気を沢山夫君てくれる特徴があり保温性が高いという魅力があるシュラフです。デメリットとしては水分に弱く、選択する時に専用洗剤が必要になるという点になります。

ポリエステルは乾きやすく洗濯もしやすいので手入れが楽というメリットがありますが、ダウンと比較すると重さが2倍程度になってしまうという点がデメリットです。

サイズで選ぶ

利用されている素材、デザインがよくても運ぶということを考える必要があります。サイズもシュラフの比較検討材料として重要事項です。

ミイラの形に似ていることからマミー(ミイラ)型という名前がついているマミー型は、隙間ができにくいので保温性に優れているシュラフといわれています。ザックにシュラフを入れる必要があっても、コンパクトに収納できる利便性も兼ね備えているタイプです。

封筒型は布団のように利用できる便利さがあり、同じタイプなら連結できるというメリットももっています。リュックに入れるにはちょっと大きいサイズです。持ち運ぶ際には単体となります。保温性がマミー型よりも劣るので寒くない時期に利用したいシュラフといえます。

シュラフの適用季節

シュラフは適用季節があり、夏用、3シーズン用、冬用に分けられるのですが、特に耐久温度は要チェックです。耐久温度が記載されている場合、記載温度に対してプラス5度から10℃くらいを目安に考える必要があります。

秋口でも山に行けば気温は街よりもかなり低いことが予想されますし、冬であってもキャンプする場所によってはそれほど気温が低くならないこともあるのです。しっかり睡眠をとることもキャンプを楽しむ要素となりますので、耐久温度が記載されているようなら確認し、季節に合ったもの、場所にあったものを選択しましょう。

モンベルのシュラフの特長

シュラフといえばやっぱりモンベルというキャンパーは多いです。機能性も高く非常にこだわった作りとなっているため、安心して利用できると評判になっています。モンベルのシュラフを利用する時、チェックしておきたい部分はどこか?よく理解しておきましょう。

こだわりの繊維

モンベルのシュラフは様々な種類があり、本格的な冬山登山に利用するものから、家族で楽しむキャンプまでモンベルで探せば目的にあったシュラフを探すことが出来ます。

モンベルのシュラフの特徴として特に魅力的な部分が利用している素材、繊維です。中綿に関して、品質が高くモンベル自慢の繊維といわれている高品質ダウンを利用したモデルと、手入れが楽で扱いやすい化学繊維「エクセロフト」を利用したモデルから選べるという利点があります。

モンベルで利用しているダウンのFP値(フィルパワー 使っているダウンの保温力の値 数字が大きい方がより高い保温力があり軽量化も増す)は650から900という幅があり、行く場所、季節によって中綿の質を考えることが出来るのです。

使用する季節で選ぶ

モンベルのシュラフを見ると何か番号のようなものが記載されています。この番号のような数値は大きい数字になるほど夏向けです。

冬 #0>#1>#2>#3>#5 夏という数値になっていて、夏山はだいたい#5から#7くらい、冬山であれば#0から#1、その他の季節の登山なら、#2、#3くらいを選ぶといいでしょう。夏シーズンに行く登山なら#5から#7がおすすめです。

モンテル独自のストレッチシステム

アウトドアシーンでも快適な眠りは必須、特に登山する方は睡眠の質が登山成功の秘訣となるため、シュラフのストレッチ性、「伸び」も確認する必要があります。

モンベル独自開発のストレッチシステムは、非常に高い評価を受けていて、スーパースパイラルストレッチは伸縮性が135%と非常に高く、質の高い睡眠ができると人気です。こちら、身長170㎝以上に適応します。

スパイラルストレッチシステムの場合は、ゴムなどの伸縮素材を利用していないため軽さもあるタイプで伸縮率が120%、軽くて自然なストレッチ性を持っているタイプです。

夏にお勧めのモンベルのシュラフ

夏も自然の中に入ると気温が低くなることが多く、特に朝方はかなり気温が低くなります。そのため、シュラフの最低使用温度、素材なども確認する必要があるのです。夏にお勧めのモンベル シュラフを紹介します。

モンベル(mont-bell) 寝袋 アルパイン ダウンハガー800 #5 [最低使用温度5度] ブルーリッジ

モンベルのシュラフで夏にお勧めできるタイプがこのシェラフとなります。重量が416g、帯電と静電気を軽減できる加工が施されているタイプです。温度帯はリミット温度が5度、コンフォート温度が9度、撥水加工も施されているので水分にも強いタイプといえます。

モンベル(mont-bell) 寝袋 ダウンハガー650 #5 ブルーリッジ

超耐久撥水加工が施されているモンベルのシュラフです。総重量が684g、40デニールスーパーマルチ・ナイロン・タフタという素材が利用されています。リミット温度が6度、コンフォート温度が10℃、スーパースパイラルストレッチシステム採用で伸縮性も豊かです。

冬にお勧めのモンベルのシュラフ

冬は昼の気温も低いのですが、夜になるとより一層冷えることを予想しなければなりません。冬のキャンプを楽しむために、また冬山登山をする方にお勧めできるモンベルのシュラフをいくつか紹介します。

モンベル(mont-bell) 寝袋 UL.スーパースパイラル ダウンハガー 800 #0 ロング サンライズレッド 右ジップ

総重量が1310g、中綿は800フィルパワーEXグースダウンが利用されているシェラフです。快適睡眠温度域が-16℃から、使用可能限界温度が-31℃、冬山にも適しています。超軽量で強度を持っているバリスティックエアライトを利用、LRジッパー付きで連結もできる高機能商品です。

モンベル(mont-bell) 寝袋 アルパイン バロウバッグ #1 オレンジ

コスパに優れ尚且つ、保温性も速乾性も備えている、またメンテナンスも楽な優れものとして人気があります。スパイラルストレッチシステム採用で伸縮性も軽量性も確保、冬山登山にも安心なタイプです。

リミット温度は-8℃、コンフォート温度が-1℃の商品となります。ちなみにコンフォート温度は寒さに耐性が低い人がリラックスでき寒さを感じずに眠れる温度、リミット温度は寒さに大勢が低い人が寝袋内で丸まって寒さを感じず眠れる温度です。

モンベルのシュラフで快眠を得よう

キャンプを楽しく過ごすためにも、また冬山登山をより安全に過ごすためにもシュラフは重要や役割を持っています。夏でも寒くて眠れないということがありますし、冬の寒さを侮っていると死に直結してしまうこともあるのです。

モンベルのシュラフは用途、目的、状況に応じて非常に高い品質を持っています。こだわり抜いた商品だからこそ自然の中で安全に利用できるのです。

category

記事カテゴリー