fujiロードバイクで運動を|2018年最新モデルもご紹介

fujiロードバイクで運動を|2018年最新モデルもご紹介

2019.03.15

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fujiのロードバイクは気軽に買える

ロードバイクの種類は豊富で、本格的なロードバイクの購入を検討されている方はどれを選んだら良いのか分からないと言うのが正直な気持ちなのではないでしょうか。

また、どうせ買うのなら自分にぴったりの一台を見つけたいとも思われることでしょう。そんな、ロードバイク購入を検討されている人におすすめの、fujiブランドのロードバイクを解説して行きます。

長く付き合える、自分にとって最高の一台を見つける手掛かりに、老舗fujiメーカーのロードバイクを見ていきましょう。

fujiというメーカーについて

そもそもfujiとはどのようなメーカーなのか、成り立ちから現在の自転車ブームにおける立ち位置まで解説します。

日本生まれの老舗ブランドFUJI

100年を超える老舗自転車メーカーのfujiは、さかのぼれば元々は日本の自転車メーカーです。戦前から自転車製造を手掛け、当時の物価でリーズナブルな価格の冨士覇王号の販売や、70年代に子ども心をくすぐるような装飾をほどこしたデコチャリを販売するなど時代の先端を走る自転車メーカーでした。

その後も、日本初となるスポーツ自転車のフェザーを販売や、チタンフレームの自転車を世界で初めて開発するなど意欲的な自転車製造を手掛けていましたが、2000年ごろにアメリカの会社に買収され、FUJI BIKESと名前を変えます。

現在では、老舗ブランドとしての卓越した技術をそのままに、幅広いラインナップの自転車製造に邁進して、レース用だけでなく日々の暮らしに華をもたせるようなおしゃれなデザイン車や、子ども用の自転車まで目覚ましい活躍をする人気ブランドとなっています。

また、公式ホームページでは日本全国の取り扱い店舗の検索や、自転車プロチームのTeam UKYOの紹介、コアな自転車愛好家のための自転車オーダーメイドの受付なども行っています。

fujiのレースのブランドモデル

上述のようにfujiメーカーでは、幅広い自転車愛好家を対象とした商品ラインナップを展開しています。大別すると、レースモデルとライフスタイルに合わせたストリート用の2つに分かれます。

レースモデルでは公道を走破することに特化したSLシリーズ、TRANSONICシリーズ、ROUBAIXシリーズ。トラックレースやタイムトライアルレースに特化したTRACKシリーズ、NORCOM STRAIGHT。未舗装レースに対応するアクションロードのJARIシリーズ。

そして、伝統的な技術をほどこしながらも洗練されたデザインに包含されたSINARIなど、レースに特化したモデルだけでも様々なニーズに応えるシリーズを展開しています。

ライフスタイルに合わせたロードバイクモデル

現代の自転車ブームの要請に応えるように、fujiメーカーでは多種多様なライフスタイルに合わせたロードバイクを手掛けています。定番のシングルスピードFEATHERシリーズやTRACK ARCVをはじめ、フラットバー仕様のROUBAIX AURA、RAFFISTA、PALETTE。

また、エントリーモデルとして最適なBALLADシリーズ、STROLLから、2018年から新たにラインナップ化されたNAOMI。ハイグレードモデルのBALLAD Ωなど、多岐に渡る要望に応えた自転車製造を展開しています。

その他、ミニベロモデルのHELIONシリーズや、お子様も安心して乗れる作りのキッズモデルも各種販売しています。

2018年に発売されたレース用のロードバイク

ここでは、2018年に発売されたレース用のロードバイクシリーズをご紹介します。

フレームセット

フレームとフォークだけのフレームセット販売シリーズについて解説していきます。

SL 1.1

fujiメーカ—が販売するSL1.1は、世界最軽量のバイクを作るというコンセプトのもと開発されました。中でも特筆すべきは、多角断面化されたダウンチューブに仕様されている超高強度カーボンです。

fujiメーカーが新開発した独自のカーボン技術により、従来モデルと比較して剛性度11%アップ実現させつつも、10%の軽量化に成功しました。また、フォークにも超軽量のC15カーボンから作られたフルカーボンを使用し、徹底した軽量化に挑んでいます。

険しい山道を走破するクライマーにとって、とても魅力的なモデルとなっています。

TRACK ELITE

流線的なデザインのTRACK ELITEは、高速巡航を得意とするエアロダイナミクスに加えて、最良のジオメトリーを組み、世界一のトラックバイクを創造することをコンセプトにしています。素材強度に重点をおき、従来のC15を上回る高剛性フレームが開発されました。

また、トラックバイクとしては初のステアリングコラムとヘッドチューブが採用されている点も大きな特徴です。

その他、C10ハイモジュラスカーボンをベースにしたダウンチューブと、fuji特許技術のフォークブレード内にRIBテクノロジーを採用するなど、世界一のトラックバイクを謳い文句とするにふさわしい最高品質の一台です。

SL 3.1

SL3.1は、新型のシマノアルテグラを標準装備した完成車となっています。フレーム部分には、SL1.1の下位機種にあたるC5ハイモジュラスカーボンフレームを採用していますが、チェーンステーからBB、ダウンチューブ剛性は十分に上位機種に匹敵する実力をもち、優れた加速性能を発揮します。

また、ライドフィールに関してはSL1.1を上回る振動吸収性をもっているので、レースはもちろんのこと、長旅でも体に負荷が少ないのでロングライドでも活躍します。

TRANSONIC 2.5

TRANSONIC2.5は、シマノ105を標準装備した完成車となっています。フレーム部分には、SL3.1と同様の優れた軽量性に高剛性、そして柔らかさをあわせもったコストパフォーマンスが高い素材のC5ハイモジュラスカーボンを採用しています。

上位モデルのSL1.1と比べると重量は増加していますが、同様のジオメトリーとフレーム各部の剛性度は同じ値を示し、優れた直進性に、高い巡航性を備えています。また、フレーム構成に使用されている素材やレイヤリングの違いから、優れた振動吸収性を実現させています。

2018年に発売されたライフスタイル用のロードバイク

ここからは、2018年に販売された主に日常使いを想定したロードバイクシリーズをご紹介します。

TRACK ARCV

TRACK ARCVは、前下りフレームとなるパシュートジオメトリーを採用した公道でも走れるストリート仕様のトラックバイクです。注目に値するのは、溶接部を限りなく少なくする為に採用されたスムースウェルド仕様の大径チューブ、A2SL軽量アルミフレームです。

そして、フォーク部分に搭載されたストレートカーボンフォークによって、乗り心地に一層とダイレクト感が加わったライドフィールが味わえます。シングルスピードだからこそのスタイリッシュさと、ダイレクトな乗り心地が味わえるfujiの真髄が込められた製品となっています。

FEATHER

シングルスピードバイクとして、もはや定番ともなっているfujiのFEATHERは、長年に渡って手掛けてきた経験から洗練されたシンプルなデザインに定評があります。

初めてスポーツバイクに乗ろうとするエントリーモデルとしてはもちろん、シンプルな作りから自分好みにカスタマイズがしやすいので、長く付き合っていく一台としてもおすすめです。また、クロモリバテッド管技術により、強度を落とすことなく軽量化に成功しています。

もちろん、クロモリフレームとしての特性はそのままにあるので柔らかな乗り心地も健在です。

NAOMI

NAOMIは、2018年より新たにラインナップされた本格アルミロードバイクです。フレーム部分には、厳選された素材を使用した軽量のA2SLアルミニウムを採用しています。

そして、振動吸収性に優れている伝統的なホリゾンタルフレームには、溶接箇所の丁寧なスムース処理がなされ、ケーブルはフレーム内に内臓される仕様となっています。また、フォーク部分には、高剛性ストレートカーボンフォークが搭載されています。

そのため、高速コーナリングでもライン争いに打ち勝てる性能をもっています。総重量が9kgを切るので、レースはもちろんのこと、シンプルかつスタイリッシュなデザインであることから日常使いにもマッチする一台となっています。

BALLAD Ω

BALLADΩは、アーバンクロモリバイクの定番バラッドシリーズの最上位モデルとして製造されました。注目したい点は、プラットフォームにバテッドクロモリ管を採用し、頑丈なすっきりとした作りのシマノ・ソラを搭載していることです。

これにより、軽量化に成功しつつも高い耐久性のある一台となっています。また、サイズ展開が幅広く、全6サイズの中から自分の体型にぴったりの一台を選ぶことができるのも魅力的です。

使用用途に合わせてfujiのロードバイクを選ぼう

fujiロードバイクの特徴は何と言っても、長年の自転車製造に裏打ちされたシンプルなデザイン。そして、幅広いニーズに応える、様々なシリーズ展開です。初めてスポーツ自転車の購入を検討される人にとって、自分にぴったりの一台を見つけるのに最適なメーカーと言えるでしょう。

また、無駄な装飾を省いた洗練されたデザイン性から、長年に渡って付き合う一台を見つけるにも、fujiはおすすめの自転車メーカーです。本記事でご紹介してきたことを参考に、自分にとって最高のロードバイクを見つけましょう。

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