キャリーカートで荷物を楽々運搬してもっとキャンプを楽しくする

キャリーカートで荷物を楽々運搬してもっとキャンプを楽しくする

2019.03.14

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カッコよくて便利なキャリーを選ぼう

キャンプで荷物を運ぶとき、どうしていますか。オートキャンプ場なら車をテントのすぐそばまで寄せられますが、そうではないキャンプ場だと車から何度も荷物を出し入れする手間や時間がかかり、その分だけでも折角のキャンプの時間が奪われてしまいます。

カッコよくて便利なキャリーがあれば、一度に荷物を運ぶことも可能です。またキャンプ場の奥まった場所にサイトが割り振られても、帰るときも気軽に片づけられます。日常生活にも役立つ便利なキャリーを、新たなキャンプギアに加えてみませんか。

キャリーを選ぶポイント

まずはキャリーを選ぶポイントを「ワゴンのタイプ」と「収納性」「タイヤ」「手入れ」の4つの視点からあなたの得意とするスタイルに合うキャリーを選びましょう。

キャンプに使うキャリーにはワゴンタイプがおすすめ

アウトドア向けのキャリーを選ぶ場合は、台車部分が荷台のワゴンに固定されていてコンテナ状になっているかどうかに注目しましょう。一般的な台車やキャリーは荷物を固定する必要があるのに対し、荷台のワゴンにコンテナ状のボックスが搭載されているキャリーは荷物が格段に積みやすく、適当にどんどん荷物を入れて持ち運びができます。

またワゴンタイプのキャリーは、傾いたところに止めることになっても、荷物が転がり落ちる心配が少なく、キャンプ場では簡易的な荷物置き場にもなります。利便性も普通の台車に比べると、キャンプにおいては遥かに高いのです。

折り畳みができると便利

なんでもたくさん乗せられる荷台の大きいものは、確かに便利です。しかしキャンプ場まで行くことを考えると、収納場所が心配です。折り畳み式ならコンパクトに収納可能で、荷台の材質によってコンパクトカーにも乗せられるほど小さくできます。

ただし、同時に耐荷重にも注意しましょう。耐荷重とはそのキャリーに乗せられる重さの指標であり、これを超えると壊れるリスクが高まります。折りたたみできるコンパクトなキャリーは便利ですが、いつも持ち運ぶギアの総量より耐荷重が低いと壊れるリスクが高まります。

タイヤが大きいと砂地や草むらでも楽々走行

タイヤのサイズや材質も、キャンプ場で使うならしっかりチェックしましょう。硬いタイヤは地面からの衝撃を伝えやすいが丈夫です。悪路でも動かしやすい太く大きいタイヤがより良いでしょう。大きいタイヤは砂を噛んだり、ぬかるみにはまったりするリスクが小さいため、オフロードでも安心です。

ワゴンの荷台部分の丸洗いができると清潔

アウトドアには汚れはつきもの、それを踏まえて荷台部分の材質や取り外しの不可を選びましょう。たとえばプラスチック製で取り外せるものなら、洗濯ができるため手入れしやすく、長く使いやすくなります。また生地製の商品でも、取り外して水洗いできるものや、錆びにくいものもあります。

キャンプギアをたっぷり積めるおすすめのキャリー

機能的なのはもちろん、デザインも重要視されているキャリーで、なおかつ積載重量が100kg以上あることを条件におすすめのキャリーを紹介します。

DOD(ディーオーディー) キャリーワゴン

キャリーワゴンと名前にあるように、容量150L、最大積載重量100kgの大容量タイプです。折り畳み可能で、折りたたんだ状態だと高さは80cm、幅が20cm、縦が30cmサイズです。通気性の良いメッシュ生地タイプと砂ぼこりに強いノーマルタイプの2つがあり、メッシュタイプなら本体生地を取り外しして水洗いも可能です。

斜面でも止まれるようにタイヤロックが付いており、フレームを開きながらワゴン底面を押し込むだけで簡単に開けます。大型のラバータイヤで砂を噛みにくく、悪路も楽々移動可能です。

OUTPUT LIFE GRANDE CARRY WAGON アウトプットライフ グランデ キャリーワゴン

もっとたっぷり入るものを、と考える人におすすめの容量188L、最大積載重量100kgのデカさが印象的なキャリーワゴンです。インパクトある迷彩柄に太いタイヤのゴツい見た目も好印象、アウトドア以外にも活躍してくれます。本体は折り畳み可能で、さらにタイヤも取り外せるためよりコンパクトに収納できます。

素材はポリエステルとスチールで、耐久性も抜群です。また別売りにはなりますが、キャリーワゴンの上にセットすることででテーブル化させてくれるウッドロールトップも発売されています。サイトまでワゴンを運んだあと、たたむ手間なくテーブルを1つ増やせる優れものです。

Coleman(コールマン) アウトドアワゴン

最大積載重量100kgで折り畳み可能、さらにストッパー付きタイヤとDリングで荷物を固定できる安全仕様のキャリーワゴンです。価格帯も1万円前後からと手に入れやすく、なおかつ耐荷重も期待できるコスパ高めの商品です。

また底板を単体で取り寄せることもできるため、長く使えるのもポイントです。収納時は高さ77cmとやや高めですが、荷物を多く持っていく人にはおすすめです。また別売りのアウトドアワゴンテーブルを設置すると、荷物に埃がかかるのを防げます。

LOGOS(ロゴス) Tradcanvas 丸洗いカーゴキャリー

LOGOS(ロゴス) Tradcanvas 丸洗いカーゴキャリー

容量145L、最大積載重量105kgと大型の大容量タイプです。折り畳み可能で本体生地はポリエステル製で汚れてもふき取りが簡単、さらに生地を取り外してキャリーの枠組みなど本体部分を丸ごと水洗いできます。生地自体も取り外せば洗濯機の弱水流や手洗いで丸ごと洗えます。

ホイールベースが長く、安定した走行が可能です。タイヤサイズも大きく悪路にも向いています。たたむときは底にある取っ手を引き上げると、簡単に折りたためます。折りたたんだ後も比較的ビッグサイズで、やや持ち運びの良さは劣ります。

小回りの利く小さめ台車のキャリーカートも便利

容量50L以下、コンパクトに折り畳みができるキャリーなら、荷物を少なくしておきたいアウトドアやキャンプにもぴったりです。小回り重視の人向けのおすすめキャリーカートを厳選しました。

Angel one キャリーカート

容量33Lで、最大積載重量25kg、コンパクトながら重い荷物も楽に運べる頼もしさがあります。台車自体は小さめなものの、静音性能に優れているため、たとえばアパートやマンションの廊下を荷物を載せて移動する場合にも周りを気にせず使いやすいです。

ハンドルは伸縮式で、パタパタと折りたためば荷物と荷物の間にしまえる厚さ8cmというコンパクト仕様です。価格も3,000円台とお手頃で「もしかしたら使うかも」と予想の元、用意しておきたい人におすすめです。

FIELDOOR 折りたたみキャリーカート

可愛らしさと持ち運びの良さ、コンパクト性を求める人におすすめのキャリーカートです。2Lのペットボトルが12本縦に入り、最大積載重量は35kgと活躍シーンも多そうな性能を持っています。箱の側面にあるロックを外し、カゴを完全に広げたら、ロックパーツを側面にはめ込むことで固定できます。

ハンドルは伸縮式で別売りの蓋を付ければ小さなテーブルにもなり、蓋の上にさらに荷物を載せて引くことも可能です。「あまり大きなキャリーカートは無くても良い」「普段使いもできるデザインが良い」という人におすすめです。

荷物をたっぷり載せられるキャリーでキャンプを何倍も楽しくしよう

テントまでの荷物の持ち運び時間が短縮できれば、組み立てや道具の設置、料理にもっと時間を割くことができます。キャリーカートをキャンプギアに加えて、荷物をお手軽に運んでキャンプや日帰りのアウトドアをもっと気軽に、何倍も楽しんでみませんか。

ただしキャリーカートを車に乗せたことで、必要なキャンプギアが乗らなくなっては本末転倒。必要なキャリーカートのサイズをしっかり把握することも、持っていく荷物が限られるシーンではとても重要です。普段の荷物や運びたいものの重さ、サイズを把握して、最適なキャリーカートを選びましょう。

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