ロードバイクが邪魔だと思われてしまう原因や対策方法を検証

ロードバイクが邪魔だと思われてしまう原因や対策方法を検証

2019.03.12

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車道では邪魔だと思われがちなロードバイク

通勤のため、あるいはプライベートでロードバイクを乗っている人は少なくありません。乗っている側は快適に走行できるものですが、周囲の人は邪魔に感じて、不快感を抱いていることもあります。本記事では、そんなロードバイクが邪魔だと思われる原因について紹介していきます。

また、それだけではなく、ロードバイクで守るべき交通ルールやマナー、交通事故にならない方法もみていきましょう。より安全に、そして快適にロードバイクを乗るために、ぜひこのページを参考にしてください。

ロードバイクが邪魔だと思われる原因

なぜロードバイクの走行は、邪魔だと思われてしまうのでしょうか。まず原因となるのは、車よりもスピードが遅いことです。そもそも車側がルール自体を把握していないことも考えられます。マナー違反する運転者がいることも原因になるでしょう。このようなロードバイクが邪魔だと思われる原因について、深く掘り下げていきます。

車よりスピードが遅いため

ロードバイクが車道を走っている際、自動車の走行スピードと同程度の速さを出すこともできますが、基本的には、遅いです。そのため、自動車を運転している人は、その遅さで抜くことができず、邪魔に感じることがあります。道路の幅が狭いケースでは、渋滞になってしまうことも考えられるでしょう。

ひとりであればまだしも、集団のロードバイクチームが走っている際は、より一層邪魔に感じられます。なかなか追い越すことができず、車側はストレスが溜まります。30〜40キロメートル程度のスピードは、自動車と比較すれば、速いわけではありません。

車道を走るルールなどを知らない人もいる

基本ルールとして、ロードバイクなどの自転車は車道を走るものです。この規則を知らない運転手は、車道を走るロードバイクを邪魔だと感じることがあります。シティサイクルも原則車道を走るルールですが、多くの人が歩道を走行しているため、基本的なルールはあまり浸透していません。

マナー違反をする運転者がいる

平気で交通ルールやマナーを破ってしまう人がいるからこそ、ロードバイクが邪魔だと思われている可能性もあります。道路の真ん中を走ってしまったり、無灯火やスマホを見ながらの走行は、非常に危険です。急な割込みも、自動車運転手からしたらかなり迷惑な行為。一部のマナー違反者によって、「邪魔」というイメージがついてしまっています。

ロードバイクで守るべき交通ルールやマナー

「ロードバイクは邪魔」と思われないためには、交通ルールやマナーを守る必要があります。片手運転や夜間の無点灯などは、絶対に避けてください。また、信号待ちのマナーについても理解を深めましょう。車道の左側を通ることも重要です。これらのロードバイクで守るべき交通ルールやマナーについて詳しくみていきます。

片手運転や夜間の無点灯などのルール違反をしないこと

ロードバイクに限った話ではありませんが、自転車の片手運転は非常に危険です。片手で傘を差していたり、スマホをいじりながらの走行は、交通ルール違反。傘差し運転は、路面が濡れていることもあり、操作ミスで転んでしまうかもしれません。スマホを見ながらの走行も、運転が定まらないでしょう。

雨の日に自転車に乗る際は、傘ではなくカッパを着ることをおすすめします。スマホは、ポケットやカバンの中にしまっておきましょう。また、夜間の無点灯も大変危険です。他の人から走行姿がまったく見えない状態ですので、事故につながる確率が非常に高まります。

信号待ちの時のマナー

信号のルールを守るのは当然として、信号待ちのマナーもあります。それは、自動車の横に入り込まないことです。横についてしまうと、再度抜かすことを手間に感じる運転手は少なくありません。後ろにつけることで、運転手を安心させることができるでしょう。

また、信号が変わった際は、自動車を先に行かせることをおすすめします。遅れて走行することで、運転手は迷惑に感じません。基本的には自動車の方がスピードが速いので、できる限り先に行ってもらい、事故防止につなげましょう。

ロードバイクは車道の左側を通ること

車道を走らなければならいロードバイクですが、左端での走行も忘れてはいけません。日本では左側通行と定められていますので、当然といえば当然ですが、右端での走行は逆走になり、自動車と正面衝突してしまうリスクがあり、非常に危険です。安全面を考慮しながら、車道の左側を必ず通るようにしましょう。

交通事故を起こさないために気を付けること

交通ルールやマナーを守るだけではなく、交通事故防止についても気を配りましょう。ロードバイクの定期的なメンテナンスは欠かせません。また、あまりにもスピードを出しすぎてしまうと事故率が上がってしまいます。交通事故を起こさないために気をつけることはさまざまありますので、その詳細を紹介していきます。

ロードバイクのメンテナンスは定期的に行う

ブレーキが効かないと、止まりたいときに止まれません。あるいは、効きすぎても危険です。ブレーキだけではありませんが、ロードバイクのメンテナンスは定期的に行うようにしましょう。自身で対応することも可能ですが、プロに任せてしっかりメンテナンスすることもおすすめです。

スピードの出しすぎには気を付ける

自転車は、自動車と同じ速度制限となりますが、サイクリングロードなどであれば、スピードに制限はありません。しかしながら、スピードの出し過ぎは、歩行者にぶつかってしまったり、急なブレーキがうまく対応できなかったり、何かと危ないです。

そもそも自動車のように速く走行することはできませんが、事故を未然に防ぐためには、できるだけスピードを出しすぎないようにしましょう。

交通ルールをしっかり守ってロードバイクを運転しよう

ロードバイクが邪魔だと思われる原因は、自動車よりもスピードが遅く、マナー違反をする運転者がいることです。もしくは、自動車の運転手自身、ロードバイクが車道を走るルールなどを知らないケースも考えられます。

「邪魔」「危ない」と思われないためには、片手運転や夜間の無点灯禁止などのルール、信号待ちのマナーなどをしっかりと守るようにしましょう。そして事故を起こさないように、定期的なメンテナンスを怠らないようにしてください。併せて、スピードの出しすぎにも注意しましょう。

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