予算10万前後ロードバイクのおすすめ6選!価格帯による違い

予算10万前後ロードバイクのおすすめ6選!価格帯による違い

2019.03.10

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今からでも遅くない!ロードバイクについて

ロードバイクというと「スポーツマンがするもの」「なんだか厳しそう」といったイメージが先行しがちです。またロードバイクもは価格帯も高めで、趣味として始めるにはハードルが高そうに思えます。確かにロードバイクの世界は「スピード勝負&プロ志向」な面も強く、初心者には入りづらい世界です。

しかしロードバイク自体は、とても楽しい乗り物です。はじめるきっかけは人によって違いますが、楽しみを見つける方法はたくさんあります。春先の温かい時期や秋の走りやすい時期にスタートさせたり、新しいモデルが出回る8月以降を狙って新型に乗ったり、いつ初めてもロードバイクは遅くありません。自分に合うロードバイクを探してみましょう。

ロードバイクの価格帯による違い

ロードバイクは完成した状態で売られている完成車とフレームに合わせてパーツを購入するフレームセットの2つがあります。それらのパーツに応じて、さらに価格帯によって違いがみられます。

漕ぐ力を推進力へと変えるパフォーマンス

高価な商品ほど、小さい力でより大きな推進力が生まれる傾向にあります。小さい力で長い距離を走れるため、膝や足首など体への負担も最小限に抑えることができ、筋肉痛やケガの予防にも繋がります。安いからといってこうしたパフォーマンスが悪いわけではありませんが、安いものには限界があります。

しかし高価なパーツは、ある程度自分の方向性が決まってから購入しないと、後々負担になるリスクも備えています。たとえば楽しむ目的で乗りはじめたのに、せっかく高いパーツを買ったからと無理に乗る回数を増やしてしまう場合もあります。

特に高速で走行する際の操作性・安定性

ロードバイクは高速で風を切るように走れるその速さも、大きな魅力です。しかし操作性や安定性が低いと、転倒など怪我の要因になる可能性もあります。高価な商品ほど、スピードを上げてもふらつきにくい傾向にあり、操作性も高いとされます。

ロードバイクは時速30km/hくらいなら簡単に到達できる乗り物であり、初心者でも慣れれば時速20km/hで走ることは難しくありません。

長時間・長距離ライド時の快適性

ロードバイクは普通の自転車と比べると、たとえ価格帯が安かったとしてもスピーディーかつ軽やかに走ることができるため、長時間・長距離を走ってもそれほど疲れません。そのため、休日には200kmは走るような「走り続けることを目的とする」人もいます。

この時、長時間走っていても体への振動が少ないもの、こぐ力が少なくて済むものほど、値段的には高い傾向にあります。長時間でも疲れないロードバイクなら、飽きやすい人でも続けやすいです。

各パーツの安全性

高価な商品ほど、それぞれのパーツのグレードが高い傾向にあります。しかしそのパーツのグレードアップは、単純に値段が上がったからではなく、安全性を確保するために欠かせないからです。車でも、安く仕上げるためにパーツを減らすなど工夫が行われます。価格帯が低いということは、それなりの理由があります。

特に重要視されるのが「タイヤ」と「ブレーキ」です。スピードが出る分、タイヤやブレーキは特に確認が必要またつるつるとした路面を粗悪なタイヤで走れば、ブレーキが効かず安全に止まれないばかりか、事故に繋がるリスクもあります。高価な商品とは、毎回きちんとした操作性と安定性を発揮しやすい商品であるとも言えます。

10万円未満でおすすめのロードバイク 3選

45,000円〜90,000円で購入できる、インターネットで注文可能な派手すぎないシンプルなモデルを厳選しました。

BASSO LESMO

BASSO LESMO

イタリアのブランドであるBASSO(バッソ)は、メーカーとしては中規模でありレース向けのフレームがメインです。しかし初心者向けの安価なものもあり、LESMOはその1つです。まだまだ日本ではなじみがないものの、仕上がりや性能の良さは有名メーカー並みであり、品質を重視したい人におすすめと言えるでしょう。

1台78,030円で、身長に合わせて完全組立した状態で届けてもらえます。白と黒のシンプルなカラーが上品で、服装を選ばないため通勤や通学に使う目的で購入するのも手です。

FUJI NAOMI

1928年に創業した日本のブランドであるFUJI(フジ)は、現在もスペインのチームに機材供給を行っています。レーシングブランドとしての歴史が長く、レースという現場から得た実際の感触をフィードバックした、手ごろな値段ながら快適かつ速さを求められるバイクが特徴です。

定価は124,200円ですが、Amazonでは88,158円で購入できます。約9kgと非常に軽く、軽快に走ることができます。また外見はスタイリッシュなポリッシュ系カラーで、溶接個所も入念にスムース加工が施されているため、形状としてもスマートな印象です。

シマノ GRAPHIS

長く続けれるか不安という人や、まずはシティバイクよりグレードが高くて気軽に始められるロードバイクが欲しい、という人におすすめです。比較的新しいモデルでも、50,000越えも珍しくないロードバイクの中では32,800円とお手頃価格で購入できます。

シマノ自体も大手自転車メーカーであり、故障も少なく操作が比較的簡単で、普段使いから長距離まで充分こなせます。なおかつ、日本国内での補修部品流通度が高いので、万が一故障したり、新たなパーツが必要になったとしても細かい単位で入手できます。

10万円台でおすすめのロードバイク 3選

価格は少し上げて100,000円〜180,000円台の、インターネットで注文可能なスポーツにも通勤・通学にも活用できるシンプルなモデルを3つ厳選しました。

メリダ SCULTURA

メリダ SCULTURA

台湾で1972年に創業したメリダ(美利達自行車)は、2017年からはバーレーン・メリダ・プロ・サイクリング・チームを発足しています。また日本初の地域密着型プロサイクルロードレースチームである宇都宮ブリッツェンなど、日本でも採用されています。

本格的なレーシング仕様の作りが魅力であり、中でもSCULTURAは軽くて様々なシーンに適応するオールラウンダーであるため、初めての人にもぴったりです。モデルがいくつかあり、10万円を切るSCULTURA100(スクルトゥーラ100)のほか、119,980円のSCULTURA300 (スクルトゥーラ300) も手頃価格で手に入ります。

TREK 〜monda ALR 4

TREKmonda ALR 4

まだまだ長く続けるかどうかは分からないけれど、より爽快感と軽さのあるロードバイクが欲しい人におすすめの1台です。アルミ製ということで、カーボンロードバイクより手頃な価格ながら、実測でも1kg前後という軽さとしなりのある推進力を兼ね備えているのが魅力です。

カラーもグレー系の大人っぽいカラーリングと、鮮やかなブルーのカラーリングと、シンプルながら飽きの来ないデザインが魅力です。価格は145,800円ですが、店舗によってはより低価格で購入できるケースもあるようです。「どうせ買うなら悪い買い物はしたくない」という人にもおすすめです。

FELT FR40

アルミモデルならではの軽さがあり、直進方向に対しても柔らかさ、加速性と反応性が高いのが特徴です。レースで必要とされるトータルバランスを基本として設計されているため、リズミカルに楽しくペダルを踏むことができます。

FELTはHPにはパーツやアクセサリーの規格表があり、アフターサービスの充実度が非常に高いメーカーと言えるでしょう。そのためレース以外のシーンでも使える、手ごろな価格帯の扱いやすいバイク、もしくは長く愛用できるバイクが欲しい人におすすめです。価格帯としては定価は148,000円、店舗によって111,240円台で購入できます。

ロードバイクを乗りこなしてよりスマートな男性へ

ロードバイクの魅力は、走る本人だけが感じるものではありません。軽快な走りや、ロードバイクと合わさった時の男性的な魅力。それは憧れや良さとして、あなたをよりスマートな男性に見せてくれることでしょう。

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