葉山ボート釣りの魅力と近隣のおすすめボート釣り店を紹介

葉山ボート釣りの魅力と近隣のおすすめボート釣り店を紹介

2019.03.01

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葉山ボート釣りは大物と出会える

東京からも近く神奈川の人気観光地でもある葉山は、ボート釣りが楽しめる人気のレジャースポットです。太平洋の海流に乗って魚種も豊富で、大物のゲットも期待できます。ここでは、ボート釣りについての基本的な情報や、葉山にあるボート釣り店の詳細、ボート釣りに行く際に準備しておきたい装備など、これから葉山へボート釣りに行く人のために必要な情報を解説していきます。

浜から出て沖で釣るのがボート釣り

釣りを楽しむには、磯釣り・防波堤釣り・釣り船など、多くの釣り場となるスポットで楽しめます。中でもボート釣りは、磯釣りや防波堤釣りより捕獲範囲が広がり、釣りあげる魚の種類も豊富になる方法です。一度は試してみたいボート釣りについて、詳しく解説していきましょう。

ボート釣りの概要

ボート釣りは、平均2名〜3名定員のボートを、浜から自分で漕いで、沖に出て釣りを楽しむ方法です。

ボートの利用料は、一日一艘平均4,000円〜5,000円程度なので、2人で割っても1人当たり2,000円ほどで利用できます。浜から出る際には、波が強くなかなか沖に出られない場合もあるため、別料金を支払うことで沖にある釣り場ポイントまで、レンタルボート店が船外機付き船で曳いてくれるサービスもあります。

釣り方法は、浜から近い沖の釣りポイントで、ボート上から仕掛けを海中に投入して釣りを楽しみます。オキアミやイソメなどの餌で、沖釣りと同様におもりの仕掛けを使用して、海中に沈めて魚を捕獲します。イワシなどの小魚をボートであらかじめ釣っておき、生餌にして泳がせて釣る(泳がせ釣り)も可能です。

ボート釣りの魅力

混雑している防波堤や磯釣りは、隣の人との糸のからまりなどのストレスを感じる場合もありますが、ボート上では自分たちだけのスペースで釣りを楽しめ、海上移動も好きな場所へ移動して釣りができる、気ままで自由な釣りを楽しめます。

釣りポイントが限られる陸釣りと違い、ボート釣りでは釣りポイントが広いため、好成果が望めます。沿岸付近では釣ることができないような、大物の魚も釣りあげられる期待を持つことが可能です。

ボート釣りに比べた他の海釣り

ボート釣り以外の釣り方法には、無料で手軽に楽しむことができる堤防釣りや、釣り公園などでの釣り、砂浜から投げて釣る投げ釣りなどがあげられます。

堤防や釣り公園では、週末や大型連休になると釣り人が多く混雑するため、釣りをしていてもストレスを感じたり、砂浜釣りの場合は、思い切り投げる爽快感のある遠距離キャスティングがポイントになるため、専用の釣り具を用意する必要がありますが、その反面大きな成果が望めないことが多く、難しい釣り方法です。

有料の本格的釣り方法には、釣り専用船による船釣りや、海上に設置されたイカダ製の海上釣り堀がありますが、船釣りや海上釣り堀の場合は、利用するために費用が約10,000円前後掛かってしまうため、たびたび利用するにはコスト面でも負担が大きくなってしまいます。

なぜ葉山なのか

葉山のボート釣りが人気を集めている理由を考えてみましょう。葉山だからこそのボート釣りが楽しめる、4つの理由があります。

その1、三浦半島ではボート釣りができる場所が限られており、タイ、イナダ、オオアジのポイントで釣りをしてはいけない決まりがあります。その点葉山は、浜からそれ程離れていない沖合でも、ボート釣りで狙いやすい魚の釣りを楽しめます。葉山には4軒ボート屋があり、ボート釣りがしやすい環境も揃っています。

その2、葉山は大島西水道から流入した黒潮分流が、大島東水道に抜け、反時計回りに循環流となって流れているため、海流に乗ってやってくる魚の種類も多いので、他の地域のボート釣りより魚種も多く、大きな成果に期待がもてる地域だからです。

その3、葉山沖で釣りが楽しめるボート釣りは、近くに裕次郎灯台や菜島があり、三浦半島を海から眺める景色は絶景です。遠くには江の島や、晴れた視界の良い日には富士山も一望することができるので、ボートで釣りを楽しみながら、同時に絶景も楽しむことができます。

その4、葉山沖で釣れる魚の種類は豊富なことが、人気のポイントです。春にはアオリイカ・シロギス・メジナ・クロダイ、夏にはイシモチ・キス・アジ・メジナ、秋には、カワハギ・マゴチ・シーバス・カマス・青物、冬にはヒラメ・メバル・カワハギ・カサゴ・マダイなど、季節によって釣れる魚や、年間を通して釣れる常遊漁も豊富です。

葉山のボート釣り店は4軒

葉山にはボート釣り店が4軒あり、それぞれのボート釣り店でサービスや料金などに違いがあります。店舗別にサービスの違いや、おすすめ情報を解説していきます。

各ボート店サービス概要

それぞれのボート店で利用できる、駐車場やレンタル品の違い、沖までボートを曳いてくれる曳き舟サービスの違いなどを紹介します。

  • オオモリボート 公共有料 ライフジャケット・バケツ・ザル あり(有料)
  • 小松ボート 公共有料 ライフジャケット・竿(500円) あり(無料)
  • 葉山釣り具センター 専用有料 ライフジャケット あり(有料)
  • 一色ボート 公共有料 ライフジャケット・竿(1,000円) あり

女性でもトイレの心配不要

海の上で釣を楽しむボート釣りの場合、一番の気がかりはトイレに行きたくなった場合。海の上ではトイレにすぐに行くこともできないため、各ボート釣り店でのサービスを事前に調べておきましょう。

オオモリボートでは、女性客のみ無料送迎可能で男性でも別途500円支払えばトイレ送迎をしてもらえます。小松ボートでも、女性客の場合は1回のみ無料送迎が可能。

葉山釣り具センターの場合は、レンタル開始時に曳き船サービスのプランで参加していれば無料で1往復可能であり、手漕ぎボートのみのプランの場合は別途500円支払えば送迎可能です。一色ボートでは、トイレなどの緊急の場合、連絡することで送迎してもらえます。

前もって予約して出かけよう

葉山でボート釣りを楽しみたい場合は、事前に予約してから行くことをおすすめします。当日受付可能の場合もありますが、遅くても前日の夜までに予約を取ることで、天候の変化で中止が決まった場合など、直前の情報を知ることもできます。

4軒の葉山にあるボート釣り店の中で、葉山釣り具センターと一色ボートでは、オンライン予約もできるので、釣りに行きたい日程が決まっている場合は、スマホやPCから予約しておきましょう。

ボート釣りの持ち物とお得情報

ボート釣りに出かけることを決めたら、事前に持ち物を準備しましょう。最低限の必要な持ち物を揃えておく必要があります。また、船に酔いやすい場合や、魚釣りで揃えておいたほうが良いお得な情報を解説していきます。

釣具を一式そろえよう

ボート釣りで必要な釣道具は、コンパクトなタイプの竿やリールや、船釣りで使用する仕掛け一般のほかに、日中の日差しや防寒対策になる帽子、タオル、ウェットティッシュ、海面からの日差しの反射から目を保護するためのサングラスを用意しましょう。

釣れた魚や、餌を入れておくために必要なクーラーボックスは、本格的で大きなタイプでなくても、コンビニや百円均一ショップなどで調達できる、発泡スチロールタイプでも十分です。ボートの中は大きな物を置くスペースが確保できないので、なるべくコンパクトな装備を揃えることが良いでしょう。

ライフジャケットは絶対着用しよう

持ち物以外に着ていくものにも注意が必要です。朝晩と日中の寒暖差の激しい季節には、防寒着や手袋、小型保温材などの用意もあると便利です。

万が一船から落ちた場合に救命着となる、ライフジャケットは必ず着用しましょう。手漕ぎボートは小型船舶でないため着用の義務はありませんが、万が一を考えて必ず着用しましょう。各ボート釣り店でもライフジャケットの着用を推奨にしています。レンタルのライフジャケットの用意も各店舗であるので、持参しない場合はレンタルを利用しましょう。

酔い止めを持っていこう

乗り物に酔いやすい体質の場合は、酔い止めを持っていきましょう。ボートに乗る前に飲んでおくことで、釣りを楽しむことができます。いつも酔うことがなくても、体調の変化でボートに乗っている最中に酔いが激しくなる場合も考えられます。その場合には、酔い始めてからでも効果がある酔い止めもあります。普段酔わない場合でも、万が一を考えて酔い止めを用意しておきましょう。

ボート釣り最中に船酔いしてしまい、酔い止めを持参していない場合などは、ボート上で吐いてしまう事も対処法の一つです。その場合は、無理してボート釣りを続けるのでなく早めに下船しましょう。

消臭剤をもっていこう

魚釣りで一日楽しんだあと、帰り道で手や服に付いた魚の匂いが気になる場合があります。そんな時には、事前に消臭剤を用意しておくと便利です。匂いが強いオキアミなどは、一度触るとなかなか生臭い匂いが取れないので、匂いの元となるアンモニアやトリメチルアミンを、元から分解してくれる消臭剤がおすすめです。

消臭剤を用意していない場合は、使用後のお茶の葉やコーヒー豆のカス、塩や柑橘系の果物の皮などで手をごしごしこすることで殺菌効果や消臭効果があり、生臭い魚の匂いが取れる場合があります。

気軽に葉山のボート釣りに出かけてみよう

神奈川のお洒落なランドマークとしても観光客の多い葉山。観光だけでなく、気軽にボート釣りを楽しむために出かけてみましょう。都心から近く、魚種漁獲豊富な本格派フィッシングが楽しめる葉山のボート釣りは、一度体験すればその魅力にハマってしまう人も多い、誰でも手軽に始められる人気のレジャーです。

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