皆さんは、普段どんなワックスを使っていますか?
髪質や、なりたい髪形によって選ぶワックスは様々ですが、自分は立体感や束感を出したアレンジが好きなので、クレイワックスを使うことが多いです。でも正直、どのワックスが一番いいのかわからない…
なので今回は、Amazonでも手軽に買えるクレイワックス4種を徹底比較!
実際にさまざまな検証を行い、独断と偏見で本当に使うべきワックスを選んでみました。
今回検証した、Amazon人気ランキングでも上位のアイテム4種を紹介!
今回ピックアップしたのは、Amazonのランキングで人気のクレイワックス4種。まずは商品の特徴をざっとおさらいしよう。
#01 WELLA(ウエラ) セバスティアン クラフトクレイ 50g
¥1,296
キープ力 ☆☆
操作性 ☆☆☆
洗い流しやすさ ☆
ツヤ感 ☆☆☆☆
なじませやすさ ☆☆☆☆☆
【商品説明】
アメリカ生まれの商品だがセット力が強く、ツヤのない、マットな感じに仕上がるので、高い人気を誇っているワックス。ナチュラルクレイ成分配合で、髪にも優しい。ホールド力も強く何度でもスタイルのつくり直しが可能だ。
◆テクスチャーはこんな感じ!
天然由来のナチュラルクレイが配合されているので、まさしくやや硬めの泥っぽいテクスチャー。クレイといえども4種の中では一番やわらかく、髪になじませやすい。
ウエラ セバスティアン クラフトクレイ 50g
#02 GATSBY (ギャツビー) パーフェクトホールドワックス エクストラハード 60g
¥972
キープ力 ☆☆☆
操作性 ☆☆☆
洗い流しやすさ ☆☆
ツヤ感 ☆☆☆
なじませやすさ ☆☆☆☆
【商品説明】
最強レベルの超硬いハードな仕上がりで、根元からしっかりクセづけできる。非常にセット力の高いクレイワックスはベリーショートヘアに最適。自然な無造作スタイルが自在&持続します。またスプレー成分配合し、作ったスタイルが一日中持続するのも特徴。スプレー成分、ヘアケア成分も配合されているので、作ったスタイルを1日中キープしながら、髪の傷みを抑えツヤとうるおいを与えてくれる。すっきりとしたラ・フランスの香りもさわやか。
◆テクスチャーはこんな感じ!
クレイなのに、意外にと硬固さはないテクスチャー。なじませやすさでキープ力を高めているのだが、つけすぎてるとやや重めの仕上がりになってしまう。見た目どおり、髪へはスッとなじむ。
GATSBY (ギャツビー) パーフェクトホールドワックス エクストラハード 60g
- マンダム
- ¥ 646
#03 DEUXER(デューサー) ドライペーストワックス 6 80g
¥1,728
キープ力 ☆☆☆☆☆
操作性 ☆☆☆☆☆
洗い流しやすさ ☆
ツヤ感 ☆
なじませやすさ ☆☆☆
【商品説明】
強いセット力がありながら、ドライで軽やかな質感を表現するクレイワックス。ボリューム感の演出に最適で、無造作な動きにポイントで使用するのも効果的。キープ力も高く、スタイル崩れはほとんどナシ。なめらかに髪になじみ、毛先までうるおいを与えながらスタイリングしてくれる。
◆テクスチャーはこんな感じ!
手に取ってみると、まるで固形物のような固さがあるのだが、伸ばすとしっかり髪になじむ。使用後に手を洗うとき、非常に落ちづらく、手に油感が残るのが玉にキズ。
ナンバースリー DEUXER(デューサー) ドライペーストワックス 6 80g
- ナンバースリー
- \ 1,260
#04 OCEAN TRICO(オーシャントリコ)ヘアワックス(クレイ) 80g
¥1,620
キープ力 ☆☆☆☆☆
操作性 ☆☆☆☆☆
洗い流しやすさ ☆☆☆
ツヤ感 ☆
なじませやすさ ☆☆☆☆
【商品説明】
ホットペッパービューティーアワード3連覇(!)で話題のヘアサロン、OCEAN TOKYOプロデュースのワックス。サロンで人気の”束感スタイル”を再現できるよう、プロのスタイリストのリアルな声をフィードバックして作られたワックスは、セット力、キープ力ともに高く、クレイワックスながら、なじませやすさも兼ね備えている。つけた感じも軽く、べたつかないドライな仕上がりで立体感を1日中キープしてくれる。
◆テクスチャーはこんな感じ!
このワックスは固さがあるものの、スッと伸びて髪にもなじませやすい。「クレイワックス=固い」という概念を覆すテクスチャー。使用後、洗い流しやすいのも高ポイント!
オーシャントリコ ヘアワックス(クレイ) 80g ボリューム×キープ
【検証➀】実際にワックスをつけてアレンジしてみた!
1つ目の検証は、実際に髪の毛につけてスタイリングし、セット力やなじませやすさなどをレビュー。※あくまで個人の感想です。
●ワックスのつけ方レクチャー
【01_適量を手に取り両手になじませる】
適量を指ですくい、手のひらに乗せ、両手でなじませる。
【02_重めのバングを手ぐしで分ける】
マッシュスタイルがトレンドだが、バングが重たいと幼い印象になりがち。ワックスをなじませた手のひらで、バングを握るようにつかんで分け目を作っていく。
【03_毛先をつまんで毛束を作る】
ワックスを髪の毛になじませたら、毛先を指でつまんで、ひねることで毛束が作れる。毛束を多く作れることでナチュラルな無造作感と軽さが演出できるのだ。
●ワックスをつける前はこんな感じ
FRONT
SIDE
BACK
直毛感のあるマッシュ。バングもやや重めなので、ワックスをつけて毛束を作り、軽くしたいところ。
#01 WELLA(ウエラ) セバスティアン クラフトクレイ 50g
●FRONT
●SIDE
●BACK
【総評】
セット力はやや高めで毛束感もしっかり作れる。クレイワックスなのになじませやすいが、その反面、ベチャっと仕上がってしまうのでつける量の調節が必要。また、泥っぽいニオイがきつく感じてしまうことも。手に残ったワックスもかなり油っぽく、流すのが大変だった。
#02 GATSBY (ギャツビー) パーフェクトホールドワックス エクストラハード 60g
●FRONT
●SIDE
●BACK
【総評】
テクスチャーが固すぎないので、髪になじませやすいが、サイドカットを見てわかるように束にはなりにくいのが弱点。まとまりがいいワックスではないので、バングが割れて見えてしまう。クレイなのに一番ツヤが出たので、ドライに仕上げたい人にはあまり向いていない。
#03 DEUXER(デューサー) ドライペーストワックス 6 80g
●FRONT
●SIDE
●BACK
【総評】
テクスチャーが固いので、手のひらで伸ばしにくい。ダマにならないように、適量をつけるのが難しいく、洗い流すのも大変だった。ただ、セット力は高くて、柔らかく見える束感が演出しやすいのも特徴。香りも好き嫌いがありそう。
#04 OCEAN TRICO(オーシャントリコ)ヘアワックス(クレイ) 80g
●FRONT
●SIDE
●BACK
【総評】
セット力、キープ力ともに文句なし。髪全体になじませやすいテクスチャーで、ふんわりとした空気感の演出や自然な動きを作りやすい。他のワックスと違い、さわやかな良い香りと洗い流しやすさも高評価!
【検証②】実際に洗い流してみた!
クレイ系ワックスの弱点ともいえるのが、髪を洗う時になかなか流れ落ちないこと! セット力は強くても、流れ落ちづらいと毎日髪を洗うのが億劫になってしまう。ここでは、意外とわかりにくい洗い流しやすさを、実際にお湯で流して検証してみた。
●01 まずは黒のアクリル板にワックスを適量塗りつける。
わかりやすいように黒のアクリル板に適量を塗ってみた。順番は左から、デューサー、ギャツビー、オーシャントリコ、ウエラ セバスティアン。
●02 頭を洗う時と同じ約40℃のお湯を黒アクリル板へ流す
シャワーの温度は、普段使うシャワーの温度と同じ約40℃で検証。
それぞれ満遍なく、シャワーを1分間かけ続けた。
●03 クレイはどれも流れ落ちにくい!
●Before
●After
結果はご覧の通り。
一番洗い流されていたのは、ギャツビー。テクスチャーが柔らかいので落ちやすさもある。
惜しくも僅差の第2位がオーシャントリコ。オーシャントリコは流れるというよりも、お湯に溶けていた感じ。
デューサーとウエラ セバスティアンは、お湯を流しても全く落ちていないという検証結果が!
【検証③】キープ力を試してみた!
3つ目の検証は、カットウィッグに4種のワックスをつけてみて、時間経過とともに高さと角度を測ってみた。これで、各ワックスのキープ力がわかるはず!
#01 WELLA(ウエラ) セバスティアン クラフトクレイ 50g
●1h後
●3h後
●5h後
【総評】
1時間後まではかなり形をキープしていたが、3時間後から急に立ち上がりが弱くなり、5時間後はほとんどペタっとなってしまった。キープ力はかなり弱めという結果に。
#02 GATSBY (ギャツビー) パーフェクトホールドワックス エクストラハード 60g
●1h後
●3h後
●5h後
【総評】
ギャツビーも立ち上がりのセットでは1時間後まで形をキープしていた。しかし、時間を重ねていくごとに割れてきてしまったので、キープ力は弱いと言わざるを得ない。
#03 DEUXER(デューサー) ドライペーストワックス 6 80g
●1h後
●3h後
●5h後
【総評】
セット力は高めという評価を得ていたデューサーは、その評判どおり、確かなキープ力を見せてくれた。3時間後、5時間後も前出の2種のワックスよりも立ち上がり力があるところを証明した。
#04 OCEAN TRICO(オーシャントリコ)ヘアワックス(クレイ) 80g
●1h後
●3h後
●5h後
【総評】
テクスチャーの滑らかさから、キープ力は期待できないと思われたが、実際には確かなキープ力を見せた。1時間後も立ち上がりがつけはじめと変わらず、時間が経過しても根元の立ち上がりが変わらないところを実証してみせた。
【検証結果発表】
一番おすすめなマット系ハードワックスは
OCEAN TRICO(オーシャントリコ)ヘアワックス(クレイ)
3つの検証を行った結果、総合的に評価が高かったクレイワックスは「OCEAN TRICO(オーシャントリコ) ヘアワックス(クレイ)」でした!
【評価ポイント】
①髪になじませやすく、手ぐしがしやすい!
②手を洗うときも髪を洗うときも、洗い流しやすい!
③キープ力が強く、束感・立体感が出しやすい!
④ワックス特有の臭さがなく、清潔感のある香りがいい!
クレイワックスは少し重たくなるイメージがありますが、かなり軽い質感で、実際につけたときもペタっとならずボリューム感が出せて立体的なヘアスタイルを演出できました。
手ぐしで簡単にスタイリングできて、再セットもしやすいキープ力の高さも高ポイント。
そして、洗い流しやすさもダントツ!お湯に弱いというところから、シャワーで簡単に洗い流せることも実証されています。
また、人気メンズ香水「ライジングウェーブ フリー ライトブルー」の香りを使用しているので、万人に好かれるさわやかな香りに仕上げてくれます。
クレイワックスなら、絶対「OCEAN TRICO(オーシャントリコ) ヘアワックス(クレイ)」がおすすめです!