料理もできる焚き火台を選ぶコツ。キャンプ の雰囲気の盛り上げに

料理もできる焚き火台を選ぶコツ。キャンプ の雰囲気の盛り上げに

2018.02.23

Share :

焚き火台が必要な理由

暖をとれる

焚き火台のポピュラーなものは、オートキャンプの際に焚き火としてもBBQの火としても使えるものです。冬キャンプでは囲んで暖をとるための必須アイテムで、放熱効果の高いものも販売されており防寒対策としても用いられます。冬にキャンプと思うかもしれませんが、虫がいない冬は星空を見たり静かな空間で屋外にいるにはうってつけなのです。 焚き火を中心として座り、暖をとりながら語り合うシーンが冬キャンプと言われると思い浮かぶのではないでしょうか。熱いコーヒーもその火で淹れて理想の冬キャンプを満喫しましょう。

灯りになる

冬であれば暑さを感じることがないため焚き火は灯りの代わりにすることができます。簡易電灯などを持ってこなくでも焚き火だけで雰囲気のよい空間を演出することができるのです。炎は近くにいればかなり明るいため夜でも問題なく過ごすことが出来るでしょう。焚き火台を使えば火の周囲をうまく調整することができるため高さなども調節することができます。 冬キャンプの醍醐味といえば、焚き火の灯りを囲んでの語らう時間や星を見上げている時間です。もちろん庭先などでもその雰囲気を十分に楽しんでいただけます。

調理に使える

焚き火台はそのまま網を被せたり、ダッチオーブンを使うことで調理のための火としても活躍します。焚き火はその上に調理台を組むことは難しいので焚き火台最大の利点です。BBQはもちろん、ダッチオーブンを使ってさまざまな料理をすることができます。BBQ台の持ち運びやレンタルを考えるとよりコンパクトで持ち運びもしやすく、扱いやすいのは断然焚き火台となります。 キャンプでの使用はもちろんのこと、ホームパーティーでのBBQでも活躍できます。少し前にダッチオーブンが流行ったことにより凝った料理のレシピも豊富です。ダッチオーブンを使ったレシピはコールマンのサイトなどにも掲載されているので買い出しの前に調べていきましょう。

環境保護のため

焚き火と違い、焚き火台を使った場合は後片付けもとても楽です。また、地面に直に火を起こしているわけではないので地面を焼くようなこともなく、その場所の微生物を守ることもできます。 直火の焚き火後は回収がしにくいため燃えかすを川に流したりして処理するひとも後を絶たないようです。焚き火台であればその上のものを適切な処理で捨てるだけで済みます。キャンプ場のマナーを守るにも苦労が少なく済み、設置も簡単なので焚き火台を使うリピーターは多いのです。 場所によっては焚き火が禁止の場所や、焚き火台を使用しているのであれば許可してくれる場所があります。キャンプ場で指定の場所で使う以外の場合は事前にきちんと許可を取った上で使用するようにしましょう。

定番のおすすめの焚き火台

設営が簡単なsnow peak

焚き火台というジャンルの先駆者的存在といえばスノウピークです。設置は折りたたみ椅子を広げるかのようにして設営するだけの簡単な作りとなっています。逆さピラミッドのような形のため空気もよく通り燃え続けることができるのです。 調理の際には付属で用途によって買える調理台があります。厚さ1.5ミリのステンレスで作られているためとても丈夫で高温にも対応している頑強なスペックです。しかし焚き火台そのものは重たすぎるわけではなく使い心地がよいため、一生ものとして使っているひとも多い焚き火台です。

雰囲気がでるColeman

コールマンの焚き火台はお洒落な外見に特化しているものがとても多いです。焚き火が見えやすい形のものや、丸型など魅せる焚き火を計算して作られたフォルムとなっています。ステンレス製でコンパクトに折りたためて軽いため持ち運びにもとても便利です。耐重性を兼ね備えたUNIFLAMEで作られているため安価のもののなかでは最も人気な商品となっています。 放熱性の高い作りとなっており、調理もできるように付属品を多く販売もしています。キャンプ用品の大御所ですから安心して使え、雰囲気を味わうとなるとコールマンがやはりおすすめです。

安定感のあるCAPTAIN STAG

キャプテンスタッグの焚き火台はステンレス製で安定感のある構造をしています。もちろんダッチオーブンを使っての調理にも適しており、10インチのダッチオーブンをそのまま焚き火台の中に入れ込んだとしても周りに炭を置くことができます。お洒落な六角形のものが有名で、かなりお手頃な値段で手に入れることが可能です。組み立て方もシンプルなので、初心者の方にもわかりやすく、収納もコンパクトです。ひとまずそんなに高くないものを買いたいというひとにはおすすめできる商品です。

新参のおすすめの焚き火台

コンパクトなプリムス

北欧デザインで作られたプリムスは、いたるところがデザイン性に特化した商品となっています。値段は他の焚き火台に比べると少し高めではありますが、お洒落を求めて焚き火台を買いたいというひとにはうってつけの商品です。小型のデザインですが、6kgと焚き火台としては少し重ためにつくられています。折りたたむ時にもそのデザイン性は発揮されており、今までの焚き火台では飽きたというひとにも楽しんでもらえるようなデザインとなっています。

小型なSOTO

火器メーカーがつくった焚き火台がSOTOの焚き火台です。小型でスタイリッシュなデザインですが、最も特化しているのは火気メーカーらしく独自の着火システムを導入しているところです。エア アシスト スタートシステムと呼ばれ、着火をより簡単にするために作られた部品が焚き火台の底に組み込まれています。中心が筒状になっており、そこに詰め込んだ小枝を燃やすのですが下から上への空気の通り道があるため他の焚き火台より簡単に着火することができます。 また、完全燃焼するので片付けにも手間取りません。外で本格的に使える焚き火台から、灯りをとるためのミニ焚き火台のような手頃なものまで販売しています。

スタイリッシュなモノラル

ワイヤフレームの焚き火台を作ることで「連れて歩くことができる焚き火」を目指したのが、スタイリッシュなモノラルの焚き火台です。収納がとてもコンパクトで、実際に畳んでみると折りたたみ傘くらいの携帯性の高さでありながら頑丈な作りとなっています。ツーリング先で焚き火を楽しむひとたちに愛好家が多く、焚き火も完全燃焼する作りとなっているため後片付けにも手間取りません。ワイヤフレームが蓄熱しないため沈下したらすぐに触ることもできます。 もちろんオプションのアタッチメントを使えば料理をすることもできるので荷物を少なくしてキャンプへ望むひとへはおすすめできます。登山のシーンにも重宝されている焚き火台がこのモノラルです。登山先での使用も考えているひとにはうってつけの商品でしょう。

焚き火台の選び方

調理可能なタイプかどうか

今や焚き火台のほとんどは調理ができることを前提で作られています。中には値段も安く、焚き火のみを楽しむために製造されているものもありますが、どのシーンでも使えるようなものを買っておくべきでしょう。どれだけコンパクトに収納できるものでも調理可能になっている焚き火台は多いものです。登山やソロキャンプといったシーンでも快適に温かい食事をとることはできるのです。 直接網をかけてBBQを楽しめる簡易的なものは勿論、中にダッチオーブンを入れ込むことができたり、扱いやすい付属の天板がついているものがおすすめです。季節は勿論、家の庭での調理も可能にしてくれるので、ちょっとしたホームパーティーなどにも重宝できます。

着火が簡単なもの

初心者がつまずくところといえば火起こしです。さまざまな種類の着火剤も販売されていますが、焚き火台は構造上着火が簡単で、長時間燃えることができるものがあります。SOTOの商品のように着火に特化しているデザイン性の優れたものもあるため検討してみるようにしましょう。 特に冬キャンプでの使うとなるとどれだけ早く着火できるかどうかで暖をとるスピードが変わってきます。人を待たせることなく着火を終えることによって段取りの良い雰囲気が流れることは間違いないでしょう。

高さがあるか

焚き火台は低すぎないものをおすすめします。特に調理をするときには自分の身長にあっているものでなければ火傷や怪我の原因にもなるからです。扱いやすい高さのものを選ぶことは同時に危険も少なくすることができます。また、高さがあるもののほうが焚き火の見た目がよいという点もあるでしょう。 サイドが格子状や網目になっているものは焚き火が燃えている状態がよく見えます。この形状のものは放熱効果が高いものも多いので、少し高さがあるもののほうが暖をとるにも効果的です。デザインや形状が目に入りやすい焚き火台ですが実際に組み立てて使いやすいかどうかも確かめてから購入しましょう。

収納サイズが小さいもの

どれだけスタイリッシュな焚き火台を使っていても場所をとってしまうのであれば持ち運びは勿論、家の中でも邪魔もの扱いされてしまいます。コンパクトに畳むことができ、場所を取らないものを選ぶようにしましょう。焚き火台によって収納の仕方もさまざまです。使うときにはしっかりとしていて高さがあるものでもコンパクトに収納できるものはたくさんあります。 そのギャップは実際に見て購入を検討するほうがよいかもしれません。車に積んだままでも邪魔にならない大きさのものもたくさん販売されています。

お洒落なもの

焚き火台をリサーチする時にまず目がいくのはそのデザイン性です。オートキャンプらしいがっしりとした作りのものもあれば、新しく参入した会社はデザイン性に特化しスタイリッシュなものを生み出しています。焚き火台として準備したときにお洒落なものが出てくれば盛り上がるのは必須です。 値段もピンキリでどんなものが欲しいかで変わってくるのでじっくりと悩むようにしましょう。焚き火台とはいえ長いあいだ使うことができるものです。一生ものとして検討し、愛着の沸くデザインのものを買うようにしましょう。

気に入った焚き火台を見つけてキャンプを楽しもう

焚き火台はキャンプの雰囲気の中心となるものです。デザイン性や機能性のどれもがそのときの雰囲気を高めてくれることでしょう。一番は気に入った焚き火台を見つけるということです。さまざまな種類があり金額もピンキリなので満足のいくものを見つけやすいのではないかと思います。 料理をするための付属アタッチメントも数多く出ているため、趣味の一つとして凝ることもできます。きっかけは気軽なものでも、使い心地のよさから一生ものの購入だと満足するひとも多いのが焚き火台です。アウトドアライフをより素晴らしいものにするためにもお気に入りの一品を購入しましょう。

category

記事カテゴリー