【自転車旅の魅力】必需アイテムを下準備して快適に旅をするコツ

【自転車旅の魅力】必需アイテムを下準備して快適に旅をするコツ

2018.02.27

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気分転換に自転車旅がおすすめな理由

徒歩やランニングよりも楽に始められる

自転車旅をおすすめする理由は、なんといっても簡単で楽に始められることです。徒歩やランニングの場合は、体全体の筋肉を使ったり、上下運動が欠かせないので、必要以上のエネルギーを消費したり、膝や腰に疲れが出やすくなります。一方、自転車の場合は、ペダルの力を利用してスムーズに前進できるので、疲れが出にくく、楽に移動することができます。 また、自転車旅は短時間で長距離を移動することができるので、スピード感があり、景色を満喫しながら、もっと先にあるものを見てみたいという好奇心も駆り立てられます。

達成感が大きく料理などが美味しく感じる

自転車で旅をすることのメリットは、やはり得られる達成感が大きいことです。車や電車を使うと、何の苦労もなく辿り着ける場所が、自転車だと時間も体力も想像以上に使い、またちょっとしたトラブルを伴うこともあります。その分、目的地に到着したときに得られる達成感はすさまじく、「自分で何かを成し遂げた」という爽快感と自信を味わうことができます。 また、自転車旅はとてもお腹がすきます。消費するカロリーも相当なものなので、それもそのはずです。そのため、旅先での食事が各段に美味しく感じられます。汗をかいて適度の疲労感を感じながら食べる食事は、体を栄養ですみずみまで満たし、幸せな気持ちにしてくれることでしょう。

電車や車では気づかない景色を見られる

自転車での旅がおすすめの理由は、電車や車では気づかない景色を見られるからです。たとえば、電車や車で移動するときには、どんなに素敵な光景でも、一瞬で通り過ぎてしまうものです。それが、自転車での旅だと、ゆっくりと細部にまで目が行き、旅の醍醐味が増します。 旅の魅力はなんといっても、新しい未知の経験をすることです。自転車での旅は、目的地にたどり着くことを目指すだけでなく、移動自体を楽しむことができ、発見や刺激に満ちあふれているといえます。

気軽に寄り道ができる

自転車で旅をすることの魅力は、気軽に寄り道ができることです。車や電車を使っての移動だと、途中で気になる場所を見つけても、なかなか頻繁に立ち止まることはできません。駐車場がない、または車が通れない細道であったり、駅から徒歩で行くには遠っかたりなど、面倒臭さや困難が伴うことが多いものです。 一方、自転車での旅は小回りが利きやすく、旅の途中で気になる場所を見かければ、さっと足を止めることができます。駐車スペースもほとんど気にならないので、どんな場所でも気軽に立ち寄ることができることがメリットです。

体力がつきストレス解消できる

自転車で旅をすると、体力がつき、ストレス解消にもなります。普段あまり運動をしなくて、体力に自信がないという方は、まずは近場にある観光・自然スポットを自転車で旅することをおすすめします。週末の数時間を利用するなど、無理のないように始めればいいのです。 近場を旅して、自転車で旅をすることの楽しみや達成感を味わうことで、「もっといろいろな場所を旅してみたい」という気持ちが芽生えます。そうして、徐々に距離を伸ばしていくことで、体力も自然とついていきます。

他の手段と違い移動費を抑えられる

自転車旅の魅力の一つに、移動費を抑えられることがあげられます。旅行をしたことのある方なら分かると思いますが、旅をするときの三大出費は「交通費、宿泊費、食費」といわれています。特に、旅が長距離になるほど交通費がかかってしまい、ふところ事情によっては、旅を断念しなければならない場合もあると思います。 自転車で旅をする際には、ガソリン代は一切かからないので、交通費を大幅に削減することができます。もちろん、旅に適したそれなりに質のいい自転車を購入しなければならないという点はありますが、長期的に見ると、断然、自転車で旅をする方が経済的といえます。

自転車旅初心者の事前知識とポイント

初心者の目安はおよそ100キロ程度

自転車での旅の目安は、初心者であればおよそ100kmだと言われています。100kmと聞くと、「そんなの無理」と思ってしまう方もいると思いますが、坂道のルートが少ないコースであれば、実はそれほどでもありません。 体力に自信のない方や、自転車での旅の経験が浅い方は、無理をせずに、まずは10~30kmを目標に走ってみるといいでしょう。近場にある気になるスポットを訪れるなど、観光気分で楽しむことができると、自転車での旅が、より魅力的なものになり長続きしやすくなります。

初めての自転車旅には島がおすすめ

初めて自転車で旅をするという方には、島もおすすめです。なぜなら、島では自転車をレンタルしているところが多く、目の前に広がるエメラルドグルーンの海や、緑あふれた山に囲まれてサイクリングを楽しめるからです。島の規模によっては、数時間から1日で島を一周できるというところもあり、初心者にでも簡単にトライできます。 また、島旅を考えている方は、日帰りよりも一泊二日の旅を計画することをおすすめします。宿泊地があると、荷物を宿泊先に預けることができるので、手ぶらで身軽にサイクリングをエンジョイできます。

初心者は仲間と行くとトラブル時に安心

自転車旅の経験が浅い方は、一人旅よりも、仲間と行くと安心です。一人だと、何かトラブルが起きたときに、対応できないことがあるからです。特に、慣れない場所で旅をするとなると、方向が分からず道に迷ってしまう可能性もあります。また、自転車のメインテナンスに慣れていない方だと、旅先で自転車がパンクしたり故障してしまった場合に、対応できずに戸惑ってしまうことも出てきます。 家族や恋人、仲間と一緒の旅であれば、何かあったときに助け合って、危機的な状況を乗り越えることができます。また、仲間と旅先での経験を共有することで、旅先での思い出がより素敵なものとなるでしょう。

慣れてきたらマイペースな一人旅へシフト

仲間との自転車旅に慣れてきたら、一人旅へシフトすることもいいでしょう。一人旅の魅力は、なんといっても誰にも気を遣わずに、自分のペースでのんびりと旅をできることです。自転車旅を重ねるうちに、自然と体力もついてきているので、割と速いペースで旅を進めることができるでしょう。 一人旅は、行きたい場所や1日のスケジュールも、自分の都合や好みに合わせることができるため、一人時間を過ごすことが好きな方にはもってこいです。観光名所や絶景スポットなど、気になる場所へ、ぜひ足を運んでみましょう。

レンタサイクルの有無とアクセスで選ぶ

自転車旅においては、場所選びが肝心です。自転車に向いていない場所を選ぶと、あとでいろいろ苦労をすることがあります。旅先が自転車に向いているかどうかは、レンタサイクルの有無とアクセスの良さで判断するといいでしょう。 旅には、ぜひ愛車を使用したいと考えている方には、自転車を持ち運びしやすいフェリーを利用することがおすすめです。一方、新幹線や飛行機の利用を考えている方は、事前にレンタサイクルがある場所かどうかを、調べておきましょう。また、旅先にサイクリングロードがあるかどうか、コースの難易度はどのくらいかなども、チェックすることをおすすめします。  

おすすめの自転車旅のスタイル

長距離の場合は装備を備えたものを選ぶ

長距離での自転車旅を考えている方は、何かあったときのことを考え、装備の整った自転車を使用するようにしましょう。自転車は、重要な交通手段となるので、あまりに安いものを選ぶと、故障しやすく安全に旅をすることができなくなります。 おすすめは長旅に耐えられる、長距離専用自転車。走行効率に優れ、ギアやパーツの性能も良く、荷物に対する耐性も高いので、破損のリスクを気にすることなく、安心して旅をすることができます。

ロードバイクやミニベロは気楽に旅ができる

ロードバイクやミニベロは長距離向けの自転車で、持ち運びもしやすく、気軽に旅をすることができます。ロードバイクは、高速走行に特化した自転車で、空気抵抗が少なく、楽に走行することができます。また、ドロップハンドルがついているので、姿勢を多用に変えることも可能で、疲労がたまりにくくなります。 一方、ミニベロは、ロードバイクやクロスバイクに比べ車体が小さく、また車輪の幅も短いため、小回りが利きやすいという特徴があります。折り畳み式タイプもあり、持ち運びの良さを重視するという方には、ミニベロが断然おすすめです。

荷物を沢山積んで旅するなら旅用自転車

荷物をある程度積んで、本格的な旅をしたいという方には、旅用自転車を使用することをおすすめします。ツーリングバイクなどの旅用自転車は、ギアやパーツの性能が高度であるため、重い荷物に対する耐性があるからです。 また、荷物を積む際には、キャリアを取り付けて積載するほかにも、コンパクトで軽い、自転車旅行用のバックを使用する方法もあります。この場合は、サドルやフレーム、フロントにバランス良くバッグを取り付けることができ、重心のバランスを保って安定して走行することができます。

持ち物は必要最低限とし現地調達する

身軽で快適な自転車旅をするためには、持ち物は最低限に抑えて、必要に応じて現地で調達することをおすすめします。なぜなら、荷物が多くなることで走行スピードも落ち、車体にも負担がかかって、破損しやすくなるからです。 携帯電話や健康保険証、財布などの必要最低限の持ち物は必ず携帯し、かさばる洋服や身だしなみアイテムは、現地で調達するようにしましょう。コンビニでも買い足せるアイテムは、あえて荷物にする必要はないと考えていいでしょう。

テントで寝る場合はマットを用意する

自転車旅に冒険はつきもの。中には、テントで野宿をしてみたいと思っている方もいるでしょう。また、当初は、現地で宿泊先を確保しようと考えていても、計画通りに旅が進まず、野宿をしなければならない場合もあります。 そのような場合に備えて、コンパクトで持ち運びしやすいテントや、クッション力のあるマットなどをあらかじめ用意しておきましょう。地面やベンチに直接寝ると、身体を痛めてしまい、快適な旅を送れなくなってしまいます。

ウェアとフレームの色を合わせるとお洒落

せっかく自転車で特別な旅をするのだから、服装もファッショナブルにいきたいと思っている方もいるでしょう。そのような方には、自転車のフレームと服装をコーディネートすることをおすすめします。 たとえば、フレームの色や柄に合わせた帽子や靴を選んだり、ホイールの色に合わせたトップを着るという方法もあります。また、マイルドな蛍光カラーのトップを着たり、あえて大胆な柄物を選ぶという方法も、ユニークでお洒落なスタイルを発揮できます。  

自転車旅における注意点

冬の自転車旅では防寒対策をしっかりする

寒い時期に自転車旅を計画している方は、事前に防寒対策に向けた準備をしっかり行いましょう。特に、自転車での旅は、身体が風を受けて冷えやすくなるため、首・手首・足首をしっかりと温め、風の侵入を防ぐことが大切です。 冬の自転車旅に欠かせない防寒アイテムは、風を通しにくいウィンドブレーカーや、保温力の高い手袋です。また、頭や首元、足首の防寒対策には、ヘッドウォーマーやネックウォーマー、シューズカバーの使用をおすすめします。

事前に天候をチェックし当日は早起きする

自転車旅を予定している方は、事前に天候をチェックし、雨天時や急な気温の低下に対応できるように、準備をしっかりと行いましょう。チェーンやボルトなどのパーツは、雨や雪などの水分が付着すると錆やすくなるため、防錆スプレーなどを携帯しておくと便利です。 旅の当日は、早起きして、荷物や自転車のメンテナンス状態をもう1度チェックしましょう。特に、タイヤのエアチェックやブレーキの調整、チェーンのオイル状態は念入に確認しましょう。

盗難のリスクを忘れず常に施錠を心掛ける

自転車旅を経験したことのある方の中には、盗難の被害に遭ったという方が結構います。盗難に遭うことを防ぐためにも、自転車を離れるときには、必ず施錠するようにしましょう。 U字ロックは最も防犯性が高いといわれていますが、重量が重く持ち運びにくいという面があります。一方、チェーンやワイヤータイプの鍵は、細いタイプだと工具などで切断される可能性があるので、太く強度の高いものを選んだり、鍵を複数使用するなど工夫しましょう。  

自転車での旅で上手にリフレッシュしよう

自転車旅は、新鮮で未知の経験にあふれており、自分の足で目的地まで辿りつけたという、この上ない達成感を味わうことができます。日々の生活から離れ、心と身体をリフレッシュさせたいという方には最適です。これから自転車での旅を考えている方は、下準備を念入に行い、快適で安全な旅が送れるように備えましょう。

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