キャンプ用の石油ストーブのおすすめは?特徴を知って温かく過ごそう

キャンプ用の石油ストーブのおすすめは?特徴を知って温かく過ごそう

2018.02.23

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石油ストーブの特徴

火力が強い

石油ストーブのいいところは、火力が強いこと。寒い時期のキャンプにはうれしいポイントです。火力が強いので広い範囲を温めてくれます。上部が平らなので、鍋ややかんを置いて簡単な調理ができるというのもメリットの一つです。 いろいろな暖房器具がありますが、最も効率的に暖が取れるのは石油ストーブだといえます。比較的リーズナブルな価格で販売されているものも多く、しかも自宅と兼用で使えるということを考えるとより経済的。キャンプらしい雰囲気作りにも一役買ってくれます。

サイズが大きいものが多い

石油ストーブにもいろいろな種類がありますが、サイズに関していうと大きいものが多いことが特徴。しかし大きいものほどパワーがあり暖をとるには申し分ありません。 石油ストーブを使用したいけれどサイズが大きいのが嫌だというのであれば、石油ストーブの中でコンパクトなものを選ぶという手段もあります。ただしコンパクトになるほど大きなサイズのものと比べるとパワーが小さくなるので、サイズを優先するか、パワーを優先するかをよく考えましょう。

重くて運びにくいものもある

石油ストーブで気になる点があるとすれば、重くて運びにくいということ。燃料の灯油も重くてかさばるというのがデメリットとして挙げられます。 重量は気になりますが、石油ストーブにもいろいろなタイプのものが販売されているので、持ち運びやすさを重視するなら軽量でコンパクトなタイプの石油ストーブを選びましょう。最近では本体重量が10kg以下のものがたくさん販売されています。

使用前の準備が必要なものもある

石油ストーブは火力が強く広範囲を温めてくれるので、大人数のキャンプにも向いています。石油ストーブの大きさや重さが気になるのであればガスストーブ(ガスヒーター)ならコンパクトで軽いので持ち運びはしやすいのですが、火力が弱いので大人数には向きません。 広範囲を温めたいのであれば、石油ストーブがおすすめ。ただし油漏れ等の点検や燃料・ファンフィルターの掃除など、使用前の準備が必要なものもあるので取り扱いに注意して正しく安全に使用しましょう。

石油ストーブの種類

一方向への暖房効果の高い反射式

石油ストーブで一般的に家庭でよく使用されているタイプが反射式です。大型の燃焼筒の奥に多面反射板があり、反射板による一方方向への暖房効果が高く、機器正面は比較的遠方まで暖房効果はあります。 灯油を気化させる芯は使用すると先端が炭化するので、時々灯油を抜いた状態で点火し、点火部分を燃やし切る「空焼き」といわれるお手入れを行う必要があります。さらに芯は消耗品なので、予備として替え芯を購入しておき、芯が短くなったらすぐに交換できるようにしておきましょう。

全体を温める対流式

反射式の石油ストーブは、部屋の隅などにおいて使用することが多いのですが、対流式の石油ストーブは、熱が全体に広がるため、部屋で使用するなら中央に置くと空気の対流がよくなるので、効率よく温まります。価格面では、反射式よりも対流式の石油ストーブのほうが高額です。 それぞれの特性を考えると、キャンプで使用するなら対流式がおススメ。対流式の石油ストーブ全周にわたり熱が放射されるので、全体を温めてくれます。 【画像ページhttp://www.toyotomi.jp/design/cl/】  

おすすめの石油ストーブメーカー

信頼性の高いフジカ

昭和22年創業の老舗である株式会社フジカの石油ストーブ「フジカハイペット」は、コンパクトで高品質、そして安心の日本製ということで多くのキャンパーたちが愛用しています。圧倒的な信頼性の高さがあり、アウトドアでも大活躍です。 コンパクトなのに優れた暖房能力があり、ニオイや煙が少ないということも魅力。高度3,000mで燃焼実験もされており、標高の高い登山やキャンプなどで優れた耐久性と信頼性を発揮します。対震自動消火装置が装備されていたり、転倒しても燃料がこぼれない設計になっているなど、安全が考慮された構造になっているとこともポイントです。 http://fujika.co.jp/html/products01_kheater.html

持ち運びやすい武井バーナー

持ち運びしやすい軽い石油ストーブをお探しなら、武井バーナーのパープルストーブがおススメ。種類はいろいろありますが、軽量で携帯性に優れた石油ストーブがあり、車への積載という面でも助かります。 少し着火に手間はかかりますが、それもキャンプらしくて楽しいという意見もあり、キャンパーにとって憧れのストーブです。コンパクトなのに火力が強く、冬の寒いキャンプには大きな味方となります。火力が強いので調理をするときにも役に立つことでしょう。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~takei/html/annai/annai.html

キャンパー御用達のアラジン

美しい青い炎が特徴のアラジンのブルーフレームは、約80年ほどの間で少しずつアップデートをしながら基本的なモデルチェンジはなく完成されたフォルムと性能を維持しているストーブ。キャンパー御用達のロングセラー商品です。 燃焼中・点火・消化の際にはいやなニオイは発生しません。その理由は、いやなニオイの原因となる未燃焼ガスが発生しにくくなっているからです。万が一の時の対震自動消火装置の装備、排ガス浄化触媒搭載により一酸化炭素やニオイのもとになる炭化水素を低減するなど、機能性も優れています。 http://aladdin-aic.com/

コンパクトなトヨトミ

特殊ガラスの燃焼筒が7色に輝くレインボーストーブの明かりがとてもきれいなので、間接照明のような使い方もできます。コンパクトなところも魅力です。 デザイン面で人気が高いのがトヨトミのレインボーストーブ。お洒落キャンパーたちの支持が高いです。対流型のストーブになっていますが、遠赤外線の効果はないので暖気が天井方向に向かいます。そのため、サーキュレーターを上につるしてセットで使用すると効果的です。 http://www.toyotomi.jp/  

石油ストーブで作れるレシピ

お湯を沸かしてインスタントヌードル

寒い時期のキャンプで食べる温かいラーメンは最高です。石油ストーブがあれば、お湯を沸かすだけで簡単においしいインスタントヌードルが作れます。 必要以上にラーメンの具にこだわらなければ、食材が少ないので準備も簡単。プラスひと手間で卵を入れたり、ねぎを入れたりするとよりおいしく食べられます。バーベキューで余った野菜をラーメンの中に入れるのもおすすめです。

アルミホイルを敷いて焼きウインナー

石油ストーブの上にアルミホイルを敷けば、簡単に焼き調理ができます。おすすめは焼きウインナー。ビールのおつまみにもぴったりです。 ウインナーと一緒に野菜を焼くのも良いでしょう。アルミホイルがあれば、ホイル焼きができるので、ウインナーだけでなくジャガイモなどの野菜、鮭などの魚、ニンニクのホイル焼きもできます。

置いておくだけのおでん

寒い時期のキャンプにおすすめなのが温かいおでん。石油ストーブがあれば上に置いておくだけでいいのでお手軽です。 じっくりコトコト煮込んでいくので、味がよくしみこんでいきます。暖を取りながらそのままおでんの鍋を置いておくだけで、ずっと温かいおでんが食べられるところが魅力。じっくり時間をかけて煮込まれたおでんは、すごくいい香りがして箸がとまりません。

コトコト煮れるポトフ

石油ストーブで作る鍋料理は最高です。置いておくだけでいいというお手軽さと、コトコト時間をかけて煮込むので味がよくしみこんでおいしいというのもポイント。鍋料理といえばポトフがあります。 ポトフはジャガイモやキャベツなどの野菜とベーコンを入れて、コンソメなどで好きな味付けにして煮込むだけ。温かいスープを飲むと体がポカポカと温かくなり、冬のキャンプ場で食べるとよりおいしく感じられます。

フライパンでダッチパン

石油ストーブで作るレシピの定番といえば、焼き料理や鍋料理。どちらも寒い時期のキャンプにぴったりでおいしいのですが、少し定番から外れたおしゃれなレシピに挑戦したいというのであれば、フライパンでダッチパンがおすすめ。 強力粉、ドライイースト、塩、砂糖、ぬるま湯、牛乳、バターがあればできます。キャンプでコネコネとパン生地を練る作業も楽しいものです。おいしいパンの香りが漂うので、それだけでも幸せな気分になります。

じっくり温めるオニオンスープ

石油ストーブ料理の魅力はじっくり温めて調理できること。じっくり時間をかけて温める調理法に最適なのがオニオンスープです。パンにもご飯にも合うので、スープだけでもおかずとして楽しめます。 オニオンスープは、あめ色になるまで玉ねぎを炒めてからするという方が多いのですが、もし面倒であれば炒めることなく玉ねぎを煮込むだけでもOK。石油ストーブの上に鍋を置いておけば、じっくりと煮込まれてクタクタになります。

次の日はオニオングラタンスープに簡単アレンジ

オニオンスープが余ったら、次の日はパンを入れてチーズをのせるだけで、オニオングラタンスープに早変わりです。次の日はもっと味がしみこんでいておいしさが倍増。さらりとしたオニオンスープとはまた違うおいしさです。

冬でも温かいキャンプをしよう

冬の寒いキャンプには石油ストーブがあると助かります。一番の目的は暖をとることですが、石油ストーブは調理器具としても活躍。焼き料理や鍋料理など、体が温まるおいしい料理が簡単に作れます。 石油ストーブにもいろいろな種類があり、サイズや重要もさまざまです。コンパクトなものは持ち運びが楽ですが、火力が低く少人数向け。サイズが大きいものが重量があり持ち運びが少し大変ですが、火力が強く大人数向け。石油ストーブを選ぶ際には、キャンプに行く人数に合うものを選ぶことが大切です。最適な石油ストーブを選んで、冬でも温かいキャンプをして楽しみましょう。  

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