「キャンプテントのおすすめが知りたい」失敗しない目的別の選び方

「キャンプテントのおすすめが知りたい」失敗しない目的別の選び方

2018.02.27

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失敗しないテントの選び方

使用目的で選ぶ

テントにはさまざまな種類があり、使用目的によって特徴が変わってきます。テントタイプとしては、ドーム型、ツールーム型、モノポールテントの3タイプが有名です。ほかにも、テントの設営の仕方によって、いくつか種類はありますが、テントを選ぶ大切なポイントとしては、1.設営時間、2.機能面、3.コストパフォーマンスの3点を重視して、購入を検討することをおすすめします。 テントの購入目的が、ピクニックやフェスでの使用なのか、または、キャンプやツーリング、登山なのかによっても、重視するポイントが変わってきます。どんなものがよいかは、最も使うシーンに合わせて、機能や値段から選ぶことをおすすめします。

使用人数で選ぶ

テントの大きさは、使用する人数で選ぶようにしましょう。ドームテントは、JIS企画で一人分のスペースが55cm×180cmと定められています。この一人分のスペースは、決して広いわけではなく、テント内に荷物を置くのであれば、かなり手狭になってしまいます。 購入するときは、表示人数よりもマイナス一人分の余裕を考えておきましょう。実際に寝ることを考えれば、65cm×210cmを一人分のスペースとして計算しておくと、かなり快適に過ごすことができます。また、テントの中でも、就寝スペースとリビングスペースを分けた2ルームのものなど、かなり大型のものもあります。

軽量でコンパクトなものが便利

テントは、持ち運びには軽量でコンパクトなものが便利です。特に、車での移動ではなく、登山やツーリングといった、荷物が必要最小限のほうがよい場合、いかに荷物を軽くできるかが勝負となります。重量の目安としては、2~4kgのものがよいでしょう。 これ以上重たいテントだと、背負っていて、かなりの重量感を感じるようになります。特に、登山のときのテントであれば、荷物すべてを自分で背負って歩いていかなければならないため、テントが軽量であることは重要となってきます。 しっかりしたテントになればなるほど、それなりの重さのものになってしまいます。そのため、使い勝手のよいものを選んで、購入するようにしましょう。

初心者でも簡単設営できるワンタッチテント

袋から出すと自動で立ち上がるポップアップタイプ

袋から取り出すと、ワイヤーが元に戻る反動で、簡単に立ち上がるのがポップアップタイプのテントです。ほぼ自動的に立ち上がるので、家族で使用する場合にも、短時間で設営ができます。簡単な作りのものが多いため、本格的なキャンプには向いていませんが、ピクニックやビーチには適しているタイプです。 ただし、テントそのものが軽すぎるため、強風にあおられて飛ばされてしまう危険性があるので、最低限、ペグで固定ができるタイプを選ぶことをおすすめします。また、ポップアップタイプは設営は一瞬ですが、片付けるときに慣れていないと、時間がかかる場合があります。

傘のように開くワンタッチタイプ

傘を開くように、上へ引っ張るだけで立ち上がるワンタッチタイプのテントは、初心者や女性でも簡単に設営することができます。テント本体を地面に広げて、骨組みのロープを上に引っ張るだけなので、ツーリングに用いている人が多いです。 天候が悪くなってきたときや、次の場所で移動するときに、すぐに片付けることができ、部品をなくしにくいことも、ワンタッチタイプのメリットです。ポップアップタイプよりも、値段は少しあがりますが、よりしっかりとした素材のものをというのであれば、ワンタッチタイプがおすすめです。

ワンタッチテントの注意点

構造が一体化なのでバラバラにはできない

ワンタッチタイプは、その構造上、中の部品が一体化しているので、修理に出すときには、テントごと出さなければならなくなるというデメリットがあります。また、フレームが一つ曲がっただけで、きちんと設営できなくなってしまうため、扱いには注意が必要です。 破損した部位によっては、即時使用不可能となってしまうため、キャンプをする前に、必ず状態を確認しておくようにしましょう。簡単に設営ができ、部品をなくさないですむというメリットは大きいですが、同じくらいのデメリットがあるため、購入するときには、どこで使うのかをよく考えておくべきかもしれません。

通常のテントより耐久性が低い

気軽なキャンプやフェス、ピクニックには、簡単に設営できるワンタッチタイプのテントはおすすめです。軽量のため、持ち運びも簡単で、時間がかからずに片付けまででき、家族で使うときでもストレスにはならないでしょう。 ただし、通常の組み立て式のテントに比べると、耐久性が低く雨や風にも弱いため、本格的なキャンプをするには不向きとなります。あくまでも、簡単に設営できる程度であり、夜露をしのいで宿泊ができるほど、高性能ではないという点は覚えておくようにしましょう。

簡単設営でかっこいいおすすめのワンタッチテント

フィールドア フルクローズサンシェードテント

幅160cmと幅200cmのテントの2種類があり、カラー8種から好みの色が選べるテントがあるのは、フィールドアのテントです。サンシェードテントという名前のとおり、遮熱性・高耐水・UPF50+のスペックをを兼ね備えたテントです。 裏に施されたシルバーコーティングにより、温度の上昇を5℃抑えることができます。耐水圧1,500ミリ以上の試験結果もあり、強い雨にも耐えられる加工がされています。

キャプテンスタッグ シャイニーリゾート ポップアップシェルターUV

かたつむりの殻のようなテントの中は、1.5畳の広さがあり、ビーチには最適なテントです。シルバーコーティングによりUVカットがされていて、風があっても飛ばされないように砂袋がついています。 テントサイドは、両面にメッシュ窓があるため、風通しもよいつくりになっていながら、フルクローズもできるため、周りを気にせず着替えをすることができます。片付けが少し難しいため、慣れるまでは、動画などを見て練習するようにしましょう。

ドッペルギャンガー ワンタッチビッグダディ

超大型のワンタッチ2ルームテントで、リビングスペースと就寝スペースが、分けられるようになっています。5人で寝ても十分な広さがあり、さらに別売りのインナーテントを追加すれば、最大10人まで寝ることができます。 テントはオールシーズン仕様で、UVカットのための二重幕の天井や、フルメッシュウィンドウが360°備えられています。大型のテントでありながら、設営、撤収も5分足らずでできるすぐれ物です。また、重量も2.4kgと軽量のため、持ち運びにも適しています。

ケシュア 2 Seconds FRESH&BLACK 2人用

自立型のテントで、設営に2秒とかからないため、どこでも簡単に設置できます。UV加工もしてありながら、遮熱遮光の加工がされているため、テントの中で快適に過ごすことができます。 風圧耐性、ウォータープルーフテストもされており、ペグをきちんと打って設営すれば、ある程度の悪天候にも耐えられる作りとなっています。また、折りたたみの方法にも独自のガイドシステムを採用しているため、誰でも簡単にできるようになっています。

キャンプ場で注目されるおすすめのお洒落なテント

ノルディックス Alfheim 12.6

高さのある円錐型の、おしゃれで機能性の高いデザインとなっているテントで有名なのは、ノルディックスのテントです。大人6人が寝ても十分な広さがあり、円錐形のため、デッドスペースが生まれにくくなっています。 幕の素材がポリエステルとコットンの混紡なので、ストーブはもちろん、中で料理や小さな焚き火をすることもできます。この混紡の素材のため、結露しにくい作りとなっていますが、雨への耐性はほかのテントに比べると、低くなっています。

ノースイーグル ワンポールテント300

ワンポールテントでありながら、ほかのものより格段に安く手に入れられるのが、ノースイーグルのワンポールテントです。十分に広さがあり、ワンポールテントで有名なノルディックスのテントより、遥かに値段は低く販売されていますが、機能は決して悪くありません。 中が吊り下げ式のインナーのため、タープフォルムとテントフォルム、どちらでも使用可能です。UVカットが施されており、耐水圧も3,000mmのため、スペックとしては高いテントです。ワンポールタイプなので、組立が簡単で、軽量なため、収納して簡単に持ち運べます。

ドッペルギャンガーカマボコテント2

大人10人がくつろげる、2ルーム型のトンネルテントです。リビング全体をメッシュにすることが可能なため、オールシーズン使うことができます。テント生地の下部に、防風スカートがついているので、冬には冷たい空気にさらされることはありません。 台風並みの風速基準の環境下で、テストを行っているため、大型のテントでありながら、悪天候の中でも安心して使うことができます。収納サイズも、テントの大きさに比べると、かなりコンパクトとなっています。  

定番テントのスノーピークとコールマン比較

スノーピーク アメニティドーム M

スノーピークのテントはテント高が150cmあり、3つの出入り口があるため、使い勝手のよい作りとなっています。耐水圧も1,800mmと、悪天候にも耐えられるようになっています。スノーピークのテントは初心者でも扱いやすく作られていることが特徴です。組み立てやすいようにポールの色とスリーブの位置の色を合わせてあるなど、説明書なしでも組み立てられるような配慮がされています。キャンプシーズンにしかテントを使わないというひとや、キャンプ初心者でも安心して扱うことができるのはこのスノーピークのテントです。

コールマン タフワイドドーム4/300

コールマンのタフワイドドームは、テントが高185cmもあるため、背の高い男性でも、閉塞感なく快適に過ごすことができます。居住性が高い作りとなっており、耐熱対策や耐水圧も2,000mmと強固なテントです。独自の通気システムを搭載しているため、熱中症になる可能性も少ない作りとなっています。コールマンのテントはスノーピークのテントと比べると初心者よりもキャンパー向けのテントです。これからキャンプを趣味にするというひとにもおすすめできるテントといえるでしょう。

自分が何を重視するのかで選ぼう

どちらのテントを選ぶのかは、どんな頻度でテントを使うのかや、キャンプ慣れを重視して考えるとよいでしょう。テントは、一生ものの買い物になる場合も多いものです。初心者やキャンプ慣れしていない人であれば、簡単に設営でき、十分な機能のあるスノーピークのテントは魅力的です。年に一度しか使わないという人でも、スノーピークのテントであれば、難なく長年使うことができるでしょう。 将来的には、キャンプの頻度も高くなるという人や、キャンパーらしさを重視するという人であれば、コールマンのテントは大活躍することでしょう。テントとしての機能や住居性も高く、キャンプグッズとしても老舗のため、満足できる買い物となるでしょう。  

お洒落なテントで快適なキャンプを楽しもう

テントは、機能性やデザイン性、値段もさまざまです。ものによっては、何十万円と簡単には購入を決められないようなテントも存在します。キャンプ地であれば、なんといってもまず目に付くのは、そのお洒落なデザインです。 快適な非日常空間を購入することで、家族や友人と休日で充実したキャンプをすることができるのです。また、値段の高いテントは、一生ものにもなり得るものです。自分のお気に入りのデザインのものを購入し、快適なキャンプを楽しみましょう。

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