キャンプ場を選ぶときのチェックポイント
日帰りか泊まりか
キャンプ場を選ぶ際に重要なのは、キャンプに宿泊を伴うかどうかです。日帰りで手軽にデイキャンプを楽しみたい場合には、アクセスがよく、移動に時間がかからない場所を選ぶことをおすすめします。往復の移動に時間がとられてしまうと、せっかくのキャンプを楽しむ時間がなくなってしまいます。交通の便がいい場所にある、宿泊を伴わないデイユースプランのあるキャンプ場がいいでしょう。 泊りがけでキャンプにでかける場合には、都心の喧騒から遠のいて、少し距離のあるキャンプ場まで足を伸ばしてもいいでしょう。一言で宿泊といっても、キャンプでの宿泊方法はさまざまです。自分たちでテントを立てる方法もあれば、ロッジやコテージに泊まることもできます。宿泊可能なキャンプ場のなかから、自分たちの目指すキャンプに合った宿泊方法が実現できるところを選びましょう。キャンプの目的に合っている場所か
キャンプ場には、川や湖、山や森などさまざまなロケーションがあります。それぞれのキャンプ場に特徴があるので、キャンプで何をしたいのかという目的に合わせた場所を選ぶことが重要になります。 自然を満喫したい場合には、都心の喧騒から離れた場所で、大自然に囲まれているキャンプ場がおすすめですし、釣りやボート、ハイキングなどのアウトドアやレジャーを楽しみたい場合には、それぞれのレジャーができる設備のあるキャンプ場を選ぶことが必要になってきます。バーベキューなどの食事をメインに考える場合には、キッチンスペースが充実しているところがいいでしょう。 このようにキャンプの目的によって、選ぶべきキャンプ場はまったく異なります。まずは、目的を明確にするところから始めましょう。誰と何人で行くか
キャンプ場選びの際には、どのようなメンバーで何人くらいで行くのかも重要なチェックポイントとなります。家族連れもしくは子どもも含んだグループの場合には、子どもが安心して過ごすことのできる設備が整ったキャンプ場を選ぶことをおすすめします。子どもは遠くのトイレまで我慢できなかったり、洋式トイレしか使えないケースもあります。細かいようですが、トイレの数や和式か洋式かもチェックしておくといいでしょう。 大勢のグループで行く場合には、グループ向けに区画されたキャンプ場や、大人数に対応したスペースが確保されているキャンプ場を選びましょう。他のグループとある程度の距離が保てるくらいのスペースがあると、互いに気を遣うことなく盛り上がることができます。メンバーに女性が含まれている場合には、トイレやシャワーなどの設備を重視する可能性があります。設備が充実しているところを選ぶのがおすすめです。 少人数もしくは1人でキャンプを満喫する場合には、自分の好みでキャンプ場を選ぶことができます。情報が少ない未開拓のキャンプ場に挑戦してみるのも楽しみ方のひとつといえるでしょう。気兼ねしなくていい分、好奇心に任せたキャンプ場選びを楽しみましょう。設備や施設は整っているか
キャンプ場を選ぶ際には、設備や施設がどのくらい整っているかを事前に確認しておきましょう。キャンプ初心者の場合、当然あるものと思い込んでいる設備が、キャンプ場によってはないことがあるので、注意が必要です。 例えば、水洗トイレ。自然を満喫するタイプのキャンプ場では、水洗トイレがないところもあります。また、シャワーやお風呂といった設備も、キャンプ場によってはないことがあります。設備が整っていないキャンプ場がある一方で、逆にシャワーやお風呂などの設備が充実していることをウリにしているキャンプ場もあります。 一緒にキャンプにでかけるメンバーやキャンプの目的を考慮したうえで、必要な設備や施設が整っているかどうかを確認しましょう。東京で自然を満喫できるキャンプ場
大自然に囲まれたロッヂ神戸岩
http://kanotoiwa.com/ ロッヂ神戸岩は、島を除くと東京都で唯一の村である檜原村にあるキャンプ場です。東京都でありながら、自然が多く残っており、都心から2時間あまりの場所で、奥秋川渓谷の澄んだ空気と清流を体感することができます。 東京都指定天然記念物 神戸岩 KANOTOIWAに一番近いキャンプ場なので、最近ではパワースポットとしても注目を集めており、檜原村でも有名な観光スポットとなっています。大自然に囲まれたロッヂ神戸岩で、たくさんの自然と触れ合い、ゆったりとした楽しい時間を過ごすことができるでしょう。鍾乳洞がある大岳キャンプ場
http://otakecamp.web.fc2.com/ 大岳キャンプ場は、あきる野市にある大岳鍾乳洞に併設されているキャンプ場です。大岳鍾乳洞は、東京都天然記念物に指定されており、外とはまるで別世界の入り組んだ洞内ではヘルメット着用で探検気分を楽しむことができます。 周囲に家などはなく、静かな環境なので、東京にいるとは思えないほど、大自然を満喫することができます。周辺に照明がないので、晴れた日の夜には満点の星空を臨むことができます。真っ暗ななかで、焚火や灯りを楽しむのもいいでしょう。 また、大岳キャンプ場は、ペットを同伴することができるキャンプ場としても人気です。ただし、リードを使用し、他のお客さんの迷惑にならないようにすることが条件となります。ペットを同伴する際には注意しましょう。自然の静けさを満喫できる深沢渓自然人村
http://shizenjin-mura.com/ 武蔵五日市駅より徒歩で約20分のところにある深沢渓自然人村は、電車でも車でもアクセスしやすい環境にあるので、手軽に自然の静けさを満喫することで人気のキャンプ場です。 バーベキューの機材や設備が充実しているので、手軽に日帰りバーベキューができるだけでなく、近くの川で川遊びも楽しむことができます。また宿泊施設もバンガローやログハウス、テントサイトがありますので、キャンプ初心者でも安心です。ペットを同伴することも可能です。パン焼きや燻製、木工体験など親子で楽しめるイベントもたくさんあるので、日帰りでも宿泊でも自然のなかでのキャンプを満喫することができるでしょう。日帰りで行ける近場のキャンプ場
アクセス良好で自然も多い氷川キャンプ場
http://www.okutamas.co.jp/hikawa/ 都心から2時間半とアクセスがよく、奥多摩の自然を満喫できるのが氷川キャンプ場です。敷地内に多くの巨木や巨樹があり、キャンプをしながら森林浴気分を味わうことができます。ロッジやバンガローも木々に囲まれているので、マイナスイオンを浴びながら快適なキャンプを楽しめます。 キャンプ場の近くには、カヌーやカヤックの体験教室を始め、釣り場やバーベキュー場、温泉施設などの施設があります。日帰りでも充分にアウトドアを満喫することができるキャンプ場です。大人数のキャンプにおすすめな平和島公園キャンプ場
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/sports/camp/heiwajima_camp.html 大田区平和島にある平和島公園キャンプ場は、敷地が広く、大人数でもキャンプにおすすめです。キャンプ場にバーベキューエリアがあるので、日帰りでも宿泊でも利用することができます。 近隣の平和の森公園には、大田区内の貴重な文化財や史跡を模したフィールドアスレチックコース、テニスコート等のスポーツ施設があります。また、いろいろな種類の木々を配した樹林、流れる川、釣りの楽しめるひょうたん池など、自然も多くあるので、子どもからお年寄りまで楽しめる公園となっています。 平和島公園キャンプ場を利用する際には、事前予約が必要です。日帰りでの利用の場合にも予約が必要なので、利用する際には注意しましょう。アクティビティ豊富な葛西臨海公園バーベキュー広場
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/facilities026.html 葛西臨海公園は大空のもと紺ぺきの海が広がる東京湾に面した公園です。東京湾沿岸にあるこの公園では、ジョギングやバードウォッチング、サイクリングや遊歩道散策など、多くの自然と触れ合うことができ、都会での疲れをいやすにはもってこいの環境です。公園内にはドッグランもあり、ペットも連れていくことができます。 公園から徒歩5分程度に位置しているバーベキュー広場は、木々に囲まれた空間となっています。持ち込みでのバーベキューも可能ですが、食材から機材まですべてがそろったパッケージプランがあるので、手ぶらでバーベキューを楽しむことができます。完全予約制なので、利用を検討している場合には、早めに予約しましょう。サイクリングもできる若洲公園キャンプ場
http://www.tptc.co.jp/park/03_09/camp 江東区にある若洲公園キャンプ場は、区立の公園であることもあり、利用料金が安く、アクセスが良好な都会のキャンプ場です。若洲公園の外周にはサイクリングロードが設置されていて、海はもちろん、ディズニーリゾートや葛西臨海公園などを眺めながらサイクリングが楽しめます。 キャンプ場に併設された「若洲アウトドアセンター」では、バーベキューの食材セットの販売やキャンプ道具のレンタルをしているので、手ぶらでキャンプやバーベキューを楽しむことができます。コテージやログハウスのあるキャンプ場
ログハウスでのんびり過ごせる山田大橋キャンプ場
http://www.akiruno.ne.jp/vsm/logvillage/ 山田大橋キャンプ場は、あきる野市の西峰の森の自然のなかにあります。ログハウスとオートキャンプ場で構成されていて、ログハウスには宿泊に必要なものが一式取り揃えられているので、キャンプだけでなく、貸別荘や研修施設、パーティールームとしても活用することができます。 東京都内とは思えないほど自然にあふれていて、心穏やかな休日を過ごすことができます。野鳥やムササビも場内に生息しており、野鳥の楽園としても知られています。しつけができていて、他のお客さんの迷惑にならなければ、ペットを同伴して宿泊することも可能です。手ぶらで行けるコテージ森林村
http://shinrinmura.com/ コテージ森林村は、秋川渓谷にあるコテージ型キャンプ場です。緑に囲まれ静かな場内には、木の温もりが溢れるログハウスが立ち並び、都心からわずか90分のところで癒しの休日が実現します。全棟シャワー、トイレ、キッチンが完備されており、エアコンやお風呂などの快適な装備も備えられているので、優雅な時間を過ごすことができます。 目の前を流れる秋川は、東京とは思えないほどの清流で、河原では、バーベキュー、花火、キャンプファイヤー、釣りなどが楽しむことができます。手ぶらで気軽にコテージキャンプを満喫できるキャンプ場です。新しいコテージが嬉しい秋川渓谷リバーティオ
http://rivertio.com/ 平成27年4月にオープンしたばかりの秋川渓谷リバーティオは、木の香り漂う白壁の木造欧風コテージ宿泊施設です。全棟に浴室、トイレ、洗面所、キッチンを完備した、首都圏最高級のコテージで、まるで別荘のような感覚で過ごすことができます。 また、あきる野市で60年以上営業している松村精肉店直営の宿泊施設なので、手ぶらでも充実したバーベキューを満喫できます。首都圏からのアクセスもよく、最寄り駅からは徒歩圏内なので、車がなくてもキャンプに出かけることができるのも魅力的なキャンプ場です。山の中で自然を満喫キャンピングガーデンモク
http://hinohara-kankou.jp/kaiinpage/moku/moku.html 檜原村にあるキャンプンぐガーデンモクは、その名のとおり、キャンプ場というよりはキャンプガーデンと呼ぶにふさわしい、こじんまりとしたキャンプ場です。豊かな自然と共に、野菜の収穫体験、コンニャク作り等の体験教室ができます。 山腹の斜面を利用した段々畑式の場内からは、秋川渓谷を見下ろすことができ、絶景のロケーションです。川遊びや渓流釣りができる夏はもちろん、花が咲き始める春から、周囲の山々が紅葉で色づき始める頃まで人気のキャンプ場です。オートキャンプ可能なキャンプ場
アウトドアを楽しめる川井キャンプ場
http://www.okutamas.co.jp/kawai/ 大自然に囲まれた奥多摩にある川井キャンプ場は、都心から約2時間で気軽にアウトドアライフが楽しめる、とても広い河原が自慢のキャンプ場です。広い河原がテントサイトになっているので、キャンプ場付近は川の流れも穏やかで、水遊びや釣りにもってこいです。 川遊びだけでなく、カヌーやカヤックをはじめとするさまざまな体験プログラムや、バーベキュー、ドッグサイトなど、アクティビティも充実しています。シャワーや水洗トイレ、屋根付きバーべキュ―場など設備も充実しているので、初心者でも気軽にキャンプを楽しめます。自然の中でオートキャンプができる奥秋川ビレッジ
https://www.nap-camp.com/tokyo/12458/ 檜原村のほぼ中央、清流の美しい里にコテージを構える奥秋川ビレッジは、都心から車でわずか2時間で大自然を満喫できるキャンプ場です。北秋川の清流はどこまでも澄みきっており、川遊びや釣りには最適な環境です。緑もあふれているので、森林浴を目的に訪れる人も多くいます。 緑と川に囲まれたコテージは、6人棟と10人棟の2種類で、すべてのタイプに温水シャワー・トイレ・ガス・冷蔵庫・炊飯ジャーなどが備えつけられています。最大62人までの貸し切り利用も可能なキャンプ場です。飛行機が間近に見える城南島海浜公園キャンプ場
城南島海浜公園大田区城南島の端に位置する城南島海浜公園は、オートキャンプやバーベキューができるだけでなく、車椅子でも入場できるボードウォーク、砂あそびや散歩ができる砂浜、スケボー広場などがあり、幅広い世代で楽しむことができる公園です。また、東京港に出入りする大型船や羽田空港を飛び立つ飛行機を間近に見ることができるもの魅力のひとつです。 約440mの人工砂浜「つばさ浜」では、は水遊びや潮干狩りを楽しむファミリーで賑わいます。オートキャンプ場前の防波堤などの釣り場では、ハゼやシロギス、メバル、クロダイなどの魚を釣ることができます。キャンプ場は3カ所ありますが、予約が埋まりやすいので、空き状況を早めに確認することをおすすめします。