原付はどんな乗り方に向いているの 自転車より遠くバイクよりも手軽 原付とは、一般的に排気量が50cc以下の原動機付自転車のこと。自転車のように自分で漕ぐ必要がなく、自転車よりもより広範囲を移動することが可能です。また、普通二輪などと呼ばれるバイクに比べ、免許取得にかかる費用や期間、維持費なども抑えることができます。 スクータータイプなど、乗りやすいものも多いので、バイクよりも手軽に乗ることができるでしょう。大きなバイクに乗るのは不安だけど、徒歩や自転車よりも行動範囲を広げたり、移動時間を短縮したりしたいという場合に便利です。 デザインが豊富でお気に入りを見つけられる 原付は、その乗りやすさや手軽さなどから、利用する女性も増えてきています。デザインやカラーバリエーションも豊富。男性に人気のあるバイクならではのデザインのものから、女性のファッションにもマッチしそうなかわいらしいデザインまでさまざまです。 豊富な種類の原付は、自分好みのものを見つけやすいのが女性にうれしいポイント。乗ることが楽しくなるようなデザインで、ファッションの一部として楽しみたいですね。 通勤や買い物にも乗り回しが出来る 一般的なバイクに比べ、小回りがきき、乗りやすい原付。他の乗り物に比べるとサイズ感も小さく、大きな駐車スペースも必要ないので、通勤手段としても便利です。また、スクータータイプなどの場合、足元などに荷物を置くスペースも。 通勤以外にも、買い物など、荷物が増えがちな女性も安心です。車や自転車、徒歩などに比べて、使用するシーンや行動範囲が限られないので、さまざまなシーンで活用できる便利な乗り物です。 原付で必要なものは何があるの 乗るためには免許が必要 便利に乗ることができる原付ですが、他の車と同じように道路を走ることになるので、乗るためには免許が必要です。原付の免許取得に必要なのは、学科試験。基本的な交通ルールをしっかりと理解し、道路でのさまざまな危険について把握しておきましょう。 また、学科試験独特の言い回しなどもあるため、過去問などで問題に慣れておくと安心です。試験自体は1日で終えることができますが、実際に道路に出たときに困ることがないよう、しっかりと学んでおくことが大切です。 ヘルメットで大切な頭部を守る 原付やバイクに乗るためには、ヘルメットの着用が義務付けられています。原付購入の際には、頭に合わせたヘルメットも用意し、必ず着用しましょう。原付やバイクなどの場合、自動車とは異なり、頭や身体がむき出しの状態。 スピードも出やすく、他の乗り物と同じように道路を走行するため、転倒や事故などのときに大きなケガにつながりやすくなってしまいます。万が一のために、ヘルメットを必ず着用し、大切な頭部を守りましょう。 冬だけじゃなくグローブを付けよう 原付やバイクに乗っていると、寒い時期には手が冷えやすいため、グローブを着用している人も多いでしょう。しかし、防寒対策だけでなく、安全に乗るためにも、グローブは欠かせません。グローブをつけておくと、転倒時などに手を守ることができます。 また、原付やバイクは、グリップをまわすことで発進します。グローブをはめておくことで、グリップをしっかり握ることができ、汗などにより滑ってしまうのを防ぐことができます。寒い時期以外にも、安全のためにグローブを装着しておきましょう。 ナンバーを登録をしよう 公道を走るためには、原付もナンバー登録が欠かせません。ナンバーが登録、表示されていない原付は走ることができないので、気をつけましょう。販売店などで手続きをしてくれる場合もありますが、それ以外の場合には自分で手続きを行う必要があります。 区役所や市役所などで申請することができるので、必要書類を揃えておきましょう。このとき、原付自体は必要ありません。販売証明書や印鑑などが必要になりますが、市区町村によって異なるため、事前に調べておくと安心です。 原付でのファッションの注意 いざという時のためのファッションを デザイン性が高く、おしゃれに興味がある女性にも人気のある原付。しかし、乗車中のファッションは、見た目重視ではなく、安全面を考慮して選ぶことが大切です。スクータータイプなどの場合、バイクを跨ぐことなく乗れるため、何気ない服装で乗ってしまいがち。 ハイヒールやミニスカートなど、不安定で動きにくい服装で乗っていると、いざというときにバランスを崩しやすく、思わぬ事故や大ケガの原因に。できる限り肌の露出を抑え、動きやすい服装で乗ることで、危険から身を守ることにつながります。 お出かけできたい衣服は到着して着るなど工夫を 安全面を考慮したい服装ですが、移動手段として原付を利用している場合には、思うようにファッションを楽しめず、物足りなさを感じてしまうことも。お出かけで着たいけど、安全面で不安な服装のときには、原付を降りてから着るなどするとよいでしょう。 すべての服装を着替えるのは大変で、荷物も増えてしまいますが、部分的であれば取り入れやすいもの。動きにくいスカートや露出の高い服装などの場合には、安全面を考え、足首までしっかり隠れるパンツや上から着れるアウターなどを持っておくと安心です。 風や雨など天気に対応できる服装 原付やバイクの場合、天気の影響が大きく、風や雨などを身体で思いきり受けることになります。風や雨など、天気が変わっても安全に乗ることができる服装にしておくと安心です。特に、寒い冬など、無風であっても走行することで風を受け、身体が非常に冷えやすい状態に。 風を通さない素材のアウターを着用するとよいでしょう。また、急な雨で服や荷物が濡れてしまうことを防ぐために、普段からバイク専用のレインウェアを用意しておくのも便利。天気に左右されやすい原付に乗るときには、天気の変化に対応できる服装を心がけておきましょう。 夏でも長袖がオススメ 寒い季節には、原付に乗っていなくても自然とアウターを着る機会が多いもの。自然と肌の露出を抑えることにつながり、転倒や事故の際のケガを防ぐことができます。しかし、暑い夏などの時期には、半袖や短いパンツ、サンダルなど、肌の露出が増えがちに。 ちょっとバランスを崩しただけでも大きなケガにつながりやすいため、注意が必要です。原付に乗るときには夏でも長袖がおすすめ。転倒などのときのケガを防ぐことができます。さらに、紫外線対策にもなるため、女性だからこそ改めて意識しておきたいポイントです。 靴はローヒールで脱げにくいものがベスト どんなに服装面で気をつけていても、サンダルやヒールのある靴で乗ってしまうと危険性が高まります。靴は、安定感のある、ローヒールで脱げにくいものを選びましょう。動きやすいスニーカーは、おしゃれなデザインのものも多く、ファッションに取り入れやすいでしょう。 また、スニーカー以外でも、秋冬のブーツもおすすめ。丈夫で、足の動きが妨げられないものであれば、足を守りながらファッションも楽しむことができます。さらに、防寒対策にも。靴は履き替えることもできるので、原付を降りてから好きな靴を履くこともできるでしょう。 ツーリングの時はさらに服装に気を付ける ツーリングなど、長い時間バイクに乗る場合には、さらに服装に気をつける必要があります。バイクに乗っている時間が長いと、天気が急変したり、場所によって環境が変化したりするため、機能性の高い服装を選んでおくと安心です。 雨や風を通さない防水、防風性のあるアウターや、足をしっかり守る靴など、バイクに適したものを選びましょう。ヘルメットや手袋なども、普段使用しているものでは安全性が足りないことも。安全面を意識し、使用する道具や服装についてしっかり準備しましょう。 見た目や乗る目的で原付を選ぼう 通学や通勤に使う 原付にはさまざまな種類がありますが、乗りたい目的に合わせて選ぶとよいでしょう。通学や通勤など、毎日の移動手段として使う場合には、とにかく自分の身体に合ったものがおすすめ。足がしっかり着き、倒れても自分で起こすことができるかどうかを確認します。 日常的に乗ることになるため、安全に、安心して乗れることが重要。学校や仕事に必要な荷物をどうやって持ち運ぶかも考えておきましょう。荷物が多い場合には、リュックなどを活用するのも手。できる限り購入する前に実際に乗ってみるなど、乗りやすいものを選びたいですね。 買い物など街乗りに 買い物など、さまざまな用足しに使いたいという場合には、買ったものをしっかり載せられるスペースがあるかどうかが重要。前かごが付いているタイプのものや、トランクスペースが広いものなど、荷物を収納するスペースがついた原付も販売されています。 スクータータイプの場合には足元に置くこともできますが、あまり荷物が多いと走行の邪魔になり、バランスを崩しやすくなってしまうことに。できる限り、しっかりと収納して置けるタイプのものを選ぶと安心して乗ることができるでしょう。 レトロなデザインやファッショナブルな原付 原付は、他のバイクに比べると、デザインの種類が豊富で、女性向けのデザインも多く販売されています。丸みや角ばりのあるレトロなデザインやカラー、おしゃれな形のものなど、男女問わず、ファッション感覚で選ぶ人も少なくありません。 合わせて使うヘルメットにも、安全性とデザイン性を兼ね備えたものが増えてきており、ファッションの一部として選ばれるようになりました。原付は、乗りやすさだけでなく、おしゃれに楽しみたい人にとっても人気の乗り物になってきています。 運転に気を付けて原付を乗りこなそう 乗りやすさとおしゃれが両方楽しめる原付。他の車やバイクなどに比べ、気軽に乗り始める人も多いですが、実際には危険もあり、事故も多い乗り物のひとつにもなっています。デザインを楽しめる原付ですが、常に安全を意識して乗ることが大切です。 まずは基本的な知識をしっかり身に付け、学ぶことが重要。安全面に気をつけて利用することで、快適に楽しむことができるでしょう。 RELATED POSTS 関連記事一覧 筋トレ効果が出始める期間を知ろう|筋トレの目的別効果も大公開 | 2020.04.06 人気の「ダンベルスクワット」で鍛えよう。正しいフォームや効果とは | 2020.04.06 男性用の白髪染め初めての方は必見|どこから見ても隙のない男へ | 2019.09.05