クロスバイクはどんな使い方が出来るの
ロードバイクとマウンテンバイクのいいとこどり
クロスバイクは、マウンテンバイク(登山道などの整えられていない道を走行できる自転車)とロードバイク(軽量であり、舗装された道での高速走行や長時間・長距離走行可能な自転車)の両方のいいとこどりをした自転車です。街中から未舗装の道まで、幅広い場面で使えるオールマイティな自転車になります。 クロスバイクの魅力の1つに、走行時の軽快さがあります。今まで乗ったことがあるシティバイクとは違い、クロスバイクは初めの漕ぎ出しで、その軽さとスピード感を強く感じられます。通勤時だけでなく、ゆっくり過ごしたいオフの日にでも、クロスバイクに乗って出掛けてみると、今まで感じたことがない爽快感を感じることができます。出勤にもピッタリのクロスバイク
通勤ラッシュからの解放や、さらに運動不足も解消をしたいと考えたときに、クロスバイクがその思いを叶えてくれるでしょう。クロスバイクによる爽快さが、日常のストレス発散にも繋がります。 さらに、自分好みにカスタマイズしたクロスバイクを颯爽と乗り、通勤コーデをカジュアル・スポーティにすることでお洒落に出勤することができます。思わず、他の女性がマネしたくなる通勤スタイルですね。お出かけやツーリングにも
お出かけやカップル・友人とのツーリングなど、のんびりとサイクリングを満喫されている方も多くいます。のんびりと楽しむサイクリングを、最近ではポタリングといいます。ポタリングは、要約すると自転車散歩という意味になります。このポタリングにも最適な乗り物が、クロスバイクになります。 ポタリングをするときには舗装された道だけでなく、ちょっと凸凹した道や段差も走ることがあります。クロスバイクは悪路や段差にも対応できるので、抜群の乗り心地と安定感があります。お洒落にカスタマイズしてお気に入りに
購入時にライトを付けよう
クロスバイクでも公道を走るときには、前後のライトが必要になります。一般的なシティサイクルと違って、クロスバイクには反射板は付いていてもライトは付属していない場合がほどんどです。暗い夜道やトンネルなどを走るときには、安全性を確保するためのライトは必須アイテムです。 ライトにもヘッド(前)ライトとリア(後)ライトがあります。乾電池からバッテリが主流に
以前は、乾電池をライト使うものが大半でした。けれども最近ではバッテリーを内蔵し、スマホと同じようにUSBコード式の充電が急速に普及しています。リチウムイオン電池などを内蔵することで、コンパクトな形状を実現し取り付けやすくなり、また持ち歩きもしやすくなっています。高輝度LEDタイプがオススメ
ヘッドライトで最も求められる機能は、車や周囲に対して存在をアピールすることです。さらに、意識しておきたいことは、路面を十分照らせる明るさかどうか。クロスバイクなどタイヤの細い自転車にとって、段差や障害物などを未然に発見できることは、事故やパンクなどのトラブル防止にも繋がります。 高輝度LEDタイプなら、相手に視認されるといった視認性が高く、その中でも30メートルくらい先まで照らせるライトがベストでしょう。後ろ側には反射板やリアライトを
通勤されている方のほとんどが、帰宅は夜になることがほとんどです。街灯がある車道でも、実は暗闇の中で走る自転車は、車から視認されにくい欠点があります。 そのため、購入時には附属の部品として、反射板が付いています。けれども、反射板が付いていても光の当たる角度によっては車から見えにくいのが実情です。夜間に、安全に走行するためにはリアライトが欠かせません。 リアライトはヘッドライトと異なり、アダプターなどでさまざまな所に取り付け可能なことが特徴です。一般的に、リアライトはサドル下のシートポストやフレームのステー部分といった、車体に取り付けられるようになっています。さらにサドルバッグやヘルメットなどにも取り付け可能なので、いくつか併せて使うことをオススメします。リアライトを複数個を使用することで、万が一のバッテリー切れといったリスク回避にもなります。通学や通勤は雨の日も考えてフェンダーを
クロスバイクも通常の自転車と同様に、フェンダー(泥除け)が必要になります。けれども、ほとんどのクロスバイクが、購入時にはフェンダーが附属していません。 ライトと同じように、フェンダーの用意も必要になります。その理由がクロスバイクゆえの高速回転にあり、路面のコンディションが悪い場合は水や泥を跳ね上げてしまい、頭の上にまでかかってしまう可能性が高いです。 フェンダーの使いやすいタイプは、着脱式になります。晴天時はもちろん、車や電車などで運ぶ際に外すことができるのは、とても重宝します。また、フェンダーの長さは、タイヤの直径ぐらいの長さが必要になります。クロスバイクの場合、50センチ以上あれば問題ないでしょう。駐車に便利なスタンドを付けよう
クロスバイクを通勤だけでなく、日常の移動手段にと考えているなら、スタンドは必須になります。スタンドがないと駐輪スペースに止められませんし、また誰かに倒されてフレームや車体が傷つく恐れがあります。 スタンドを付ける場合、通常の自転車では後輪部分を軸に1本足のスタンドを取り付けます。クロスバイクは後輪部分以外に、チェーンステーやセンター部分に取り付けることも可能です。 後輪部分に取り付けるスタンドは、安定感は他の取り付け部分よりも劣りますが、周囲の可動パーツに干渉す心配が最も少ないのが特徴です。取り付けも簡単なので、クロスバイク初心者にはオススメです。買い物をしたときに便利なカゴ
クロスバイクは走行性だけでなく、その美しいフォルムも魅力ですが、普段使いしていると、全く買い物をしないということは考えにくいです。クロスバイク自体には、やはりカゴも付いてはいませんので、後付けで購入することになります。 クロスバイクに取り付けできる、しかもワンタッチで付け外しができるタイプのカゴがあります。オススメがOGK技研のFB-005AX(ATBバスケット)。ドライバー1つで取り付けが可能なので、女性にも優しい製品になります。ただし1キロ以上の重いものになると、カゴのアタッチメント部分が壊れてしまう可能性があり、そこは注意した方がよいでしょう。長距離運転や夏の日にボトルフォルダー
夏の暑い日や休日でのポタリングに欠かせないのが、ボトルフォルダー。ボトルフォルダーはクロスバイクにのフレーム部分やサドル部分に取り付けて、ボトルを収納するアイテムです。このボトルフォルダーは基本的には専用ボトルが必要になりますが、専用ボトルとペットボトルの両方を載せられるタイプもあります。ミノウラ(MINOURA)
男女問わないシンプルな形のメタリック製のボトルフォルダーを販売しています。カラー数は豊富なため、お気に入りが見つけられます。また、重さも38gと軽量なので、使い勝手もよく重宝します。トピーク(TOPEAK)
専用ボトルにも、ペットボトルにもサイズ調整が可能な「モジュラーケージシリーズ」を手掛けています。同商品は、がっしりとした外見が多いのでクロスバイクに合わせやすい。オージーケー カブト(OGK KABUTO)
安心と信頼の日本ブランドで価格は少し高めですが、洗練されたシャープなデザインが印象的です。また、右利き用と左利き用があるモデルがあり、クロスバイクを楽しみたい方には有難い仕様になっています。タイヤをカラータイヤにチェンジ
普段使いだからこそ、デザインを他の人と一線を画したいと考える方もいるでしょうか。少し個性派な方に打ってつけなのが、ラインカラー入りのタイヤです。 タイヤにカラーを入れたい場合、タイヤ全体に色が施されているタイプではなく、サイドにラインとして色が施されているタイプをオススメします。その理由は、タイヤのグリップ力を損なわないためです。タイヤのグリップ力を実現しているのが、実はタイヤの黒さにあります。タイヤの原料であるゴムに、グリップ力を実現するための材料を入れることで、タイヤならではの黒さが表れます。つまり、タイヤ全体にカラーが施されているタイプは、このグリップ力を損ない晴天時も転倒しやすくなり、非常に危険です。 サイドのカラー入りタイヤで人気が高いのが、ミシュランのPRO4。サイドカラーはレッド、イエロー、ブルー、グレイとあり、お気に入りのクロスバイクに合わせて選べます。また、同商品はさまざまな状況下で保護性能、抜群の耐磨耗性と耐断裂性、そして高いグリップ力を発揮します。グリップをチェンジする
自分好みのクロスバイクにカスタマイズしたいとき、一番お手軽にできるのがグリップチェンジです。簡単に変えられるグリップですが、クロスバイクの印象も簡単に変えられので、いくつかバリエーションを持っているのもオススメです。たとえば、グリップのカラーだけでなく、性能の評価も高いのが、エルゴン(ERGON)のグリップシリーズになります。好みのベルを見つけよう
いざという時に必要になるのが、ベルではないでしょうか。クロスバイクにも、やはりベルをつけることが道路交通法上、義務付けられています。しかし、普段、あまり使うことがないのも事実です。 そこで、できればクロスバイクのデザインやフォルムのオシャレさを失わなものがいいでしょう。そんなベルのオススメがあります。キャットアイ(CATEYE)「OH-2400」
最大の特徴は、取り付け自由度の高さ。樹脂製バンド「フレックスタイト」を用いることで、さまざまな所に取り付けることが可能です。また、キャットアイは非常にコンパクトにも設計されているので、ハンドル周りにアクセサリーを付けている方にもオススメです。ノグ(KNOG) Oi CLASSIC BELL
ネットで話題になっている、ノグのベル・Oiは、今まで見たことのない革新的なデザインとこだわりの音を実現しています。 他にはない気品漂うデザインのOiは、一見するとベルには見えず、バイクハンドルのアクセントかのように馴染んでしまいます。クロスバイクに一つ上の品格を与えてくれるでしょう。サドルをチェンジする
せっかくのクロスバイクを楽しんでいるのに、走行中にサドルでお尻が痛くなってしまうのは勿体ないです。特に女性の場合、男性とは骨盤の形や大きさが異なるので、サドルの形状にも注意しておくことが大切です。 実は、女性用のサドルがあり、セラSMP(SELLE SMP) TRK レディースは、男性と比べて大きな骨盤を支えやすい幅広構造に、下半身を圧迫しにくいように凹みが作られているのが特徴です。また、可愛らしい色合いやデザインなので、オシャレを楽しみたい女性には嬉しい仕様になっています。クロスバイクの時の服装
動きやすい服装がオススメ
女性なら通勤するときにも、オシャレでいたいですよね。スカートだけではなく、トレンドのガウチョパンツやワイドパンツも活用している方も多いでしょう。 ただ、クロスバイクは、フレームの一部が高い位置にあるため、シティサイクルのようにサドルの前からまたぐことは非常に危険になります。つまり、クロスバイクは後輪の方に足をまわすことになるので、スカートで乗ることは難しいでしょう。また、裾が広がったガウチョパンツやワイドパンツなども、裾がチェーンに絡む可能性があります。 そこで、クロスバイクもオシャレも楽しみたいときに、オススメの通勤コーデを2つみていきましょう。1.ちょっと辛口、カジュアルすぎない大人のこなれ感を目指したコーデ
ボトムス:センタープレスの入った、チノパン。カラーは、汚れが目立ちにくいベージュがオススメです。 トップス:ざっくり編みのカーキのニット。パンツのベージュカラーを合わせることで、より一層オトナの女性に仕上げてくれます。 アイテム:柄ストールをアクセントに入れるだけで、ぐっと着こなしに深みが出ます。2.上品さと柔らかい印象のニュアンスコーデ
ボトムス:動きやすいセンタープレス入りのクロップドパンツ。カラーは、女性らしいライトピンクを選びます。 トップス(インナー):全体のトーンをまとめるためにも、ホワイトのフレアシルエットが印象的なブラウスがオススメです。 トップス(アウター):濃色ではなく淡いグレージュのレザーブルゾンで、甘すぎないコーデに仕上げます。カゴを付けないなら鞄にこだわる
クロスバイクの場合、通常の自転車のようにカゴが付いていないのが基本です。後付けでカゴを付けることも可能ですが、クロスバイクらしさが無くなってしまうと感じる方もいます。 そこで、クロスバイクが持つスポーティでアクティブさを残せて、リュックなど大容量で背中に背負えるものはオススメです。数ある女性用リュックの中で、通勤時に特に使い勝手がよいものをみていきます。ビアンキドンナ(Bianchi Donna)
カワフゾクコンビDパック
リュックにも本革を採用することで、高級感を出すことを実現させたリュック。A4サイズもすっぽりと収まるサイズになり、収納は背面にある端末用とメインの2層構造仕様になっています。メイン収納は、オーガナイザーになり、さまざまな小物類をキレイに入れることができます。シンプルなデザインなので、幅広い年代の方が背負えるリュックになっています。
異素材コンビリュック
イタリアの自転車ブランド「ビアンキ」が手がけたリュックは背面がメッシュ素材になっているため、クロスバイクの走行で汗をかいても、背中が蒸れにくく快適なつくりになっています。さらに、クロスバイクなどでの走行時だけでなく、普段に背負っているときの摩擦を軽減できるポリエステル素材を使い、質感を上質にするためにフェイクレザーも使用しています。