ロードバイクの事故を防ぐ運転
安全運転の基本を再確認
通勤・通学や買い物、または趣味のロードバイクなど、自転車は子どもから大人まで、日常生活に欠かせない乗り物。自転車の運転には運転免許が必要なく、自動車やバイクに比べて、安価であり広い駐車スペースも不要で、経済的にも優しいです。その一方で、交通違反や安全運転マナーに反し自分勝手で自己中心的な運転になってしまう方もいるようです。
警察庁の統計によると、2015年に起こった全国自転車事故は年間98,700件にものぼります。その大半は、安全不確認や信号無視など自転車の交通ルールを守っていなかったために起こりました。自転車は、免許は不要ですが、立派な「車両」。一歩間違えれば、被害者にも加害者にもなるため、安全運転の基本と交通ルールを再確認しましょう。警察庁は以下のような「自転車安全利用五則」を定めています。
●自転車は、車道が原則、歩道は例外
●車道は左側を通行 ●歩道は歩行者優先、車道寄りを徐行 ●安全ルールを守る ●子どもはヘルメットを着用