釣れるルアーでエンジョイバス釣り。適材適所で春夏秋冬を制する

釣れるルアーでエンジョイバス釣り。適材適所で春夏秋冬を制する

2018.02.27

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バス釣りルアーの選び方

ソフトルアーのほうが釣れる

バス釣りをするにあたってかかせないのがルアー選びです。バス専用ルアーといっても種類は16種類もあります。そのなかで大まかに分けると、「ハードルアー」「ソフトルアー」の2種類になります。 どのように選べばよいか、それはアングラー(釣り人)自信が決めます。その2種類のルアーで釣りやすいのが「ソフトルアー」だといわれています。 ソフトルアーはその名の通りソフトでやわらかく、ミミズやエビ、小魚などの形に作られているのでバスが主食としている食べ物そっくりなように作られています。それをアングラーが水中のなかでアクションさせたり水の流れで勝手に動いてくれ、バスにアピールして口を使わせます。 ソフトルアーといってもまた種類、形、色が数あるメーカーから販売されています。自分の好みで選んだり自分の好きなメーカーの動画を見たりして決めます。大手の有名なメーカーが販売しているバスルアーは何度も試行錯誤を重ねて開発されています。 ハードルアーよりもソフトルアーは、よりバスに本物に見せれるよう作られているため、釣りやすいルアーとなっています。しかし、アピール力が強いかというと、そうでもないのでバスの目の前に落とし、気づいてもらう努力をします。警戒心はソフトルアーのほうが薄れやすいので、バスがスレていたら効果的です。

ハードルアーは感覚がよい

水中に入れたときに水をつかみやすく、慣れてくるとどういうアクションをしているかなどが、ラインとロッドを通して手元に伝わってきます。 トップウォータールアーは、目で見ればどういう動きをしているのかわかりますが、水中のなかで巻いて動かしたりして、アクションを加えるルアー(巻物系やラバージグなど)は目視できないので感覚に頼るしかありません。 感覚と同時に大事なのがイメージです。水中がどんな状況なのか、慣れてくれば感覚とイメージで水深がわかり、そこにはどんなストラクチャー(バスが身を隠せる障害物)があるかなど水中の様子がわかるようになります。感覚とイメージはバス釣りに限らず、集中するうえで大事なことですので、経験を積んでスキルを磨きます。

場所に合ったルアーを使う

ルアーの種類は細かく分けると何百種類とあります。それをすべて持っていくのは無理です。仮にですが、すべて持って行ったとしても野池や河川、湖の場合は大事なランガンができません。バス釣りの効率がとても悪くなります。 ではどれを持って行けばよいのか、簡単なことです。16種類あるルアーのなかからそれぞれ1種類づつ選びます。それでも多いので、自分が使いたいルアーや、絶対外せないルアーを選びます。あとはラインブレイクしたり、使いすぎてボロボロになったりした場合などを考えて予備のルアーは忘れず持っていきます。 野池や河川、湖で岸からバス釣りをする場合、場所はそれぞれ違います。草が生い茂っていたり、木の枝が邪魔で思いっきりキャストできなかったり、はたまた何も回りに障害物がない場所などいろいろあります。 こういった状況をルアーの特性をいかして自分で判断して使います。今立っている場所からあそこまで投げたい、そこの枝の下の奥にルアーを落としたい、などいろいろな考えが生まれてくるのでたくさんイメージをもってルアーを選ぶように心がけます。

バス釣りにおすすめのハードルアー

エバーグリーン ワイルドハンチSR

清水盛三プロがこだわりぬいて開発、プロデュースしたあのワイルドハンチから「SR」が登場しました。究極にこだわり貫いて誕生したこのシャロークランクは、障害物で針のひっかかりを抑えて、なんなく乗り越えてくれます。 バスに本物の餌だと思わせるような巻くだけアクションで、バスを引き寄せる力と迷わず捕食させる力を向上させました。びっくりするほどアピール力抜群です。この岸釣りに特化したシャロークランク、しっかり泳ぐ優れものです。 http://www.evergreen-fishing.com/goods_list/WildhunchSr_11700018_1.html

レイドジャパン レベルバイブ

レイドジャパンプロスタッフが飛距離、早巻きを改善して遠投良好、至近距離の早巻きでもすぐ体制をキープします。とても飛距離がでますので広範囲をくまなく探れます。アクションでは、まるで小魚が追いかけられているかのような動きでバスにスイッチを入れさせます。 バイブレーションの苦手とする根掛かり、障害物でのひっかかりを極限まで改善しました。レイドジャパンがこだわりぬいた努力と汗の結晶、それがレベルバイブです。 http://raidjapan.com/?product=level-vib

ジャッカル TN60 トリゴン

バイブレーションルアーシリーズでは、まさに定番のTNシリーズ。あの有名なジャッカル加藤誠司プロが手がけたアピール抜群の釣れるルアーです。アウトメタルシステムの長所をさらに伸ばして、驚くほどに飛距離がだせます。いままで届かなかったあのポイントへキャストが可能になります。 ボトムに落としたときに、倒れこまず安定姿勢のままアクションを開始できるため、非常にスムーズに巻けます。また、障害物でひっかからないよう工夫設計されていますのでアングラー(釣り人)のストレスも軽減できます。 http://www.jackall.co.jp/bass/products/lure/vibration/tn506070-trigon/

バス釣り初心者におすすめのルアー

ダイワ ピーナッツ2 SSR

初心者からプロまで幅広く活躍しているルアーの1つです。小粒なシルエットですがアピール力が素晴らしく、キャストして巻くだけなので初心者でも非常に使いやすいです。岸釣りの際は必ずといっていいほどバックに入れておきたいルアーです。 「SSR」とはスーパーシャローランナーの略で、浅場にいるバスをターゲットに狙えるのが「ピーナッツ2SSR」です。小さいながらこのクオリティーなのに手頃な価格で購入できます。 http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/bass_le/peanut2/index.html

メガバス POPX

本物の小魚かのように、かっこいいシルエットに仕上がっています。突然スイッチが入ってしまうようなオリジナルな機動性、ドックアクションがデカバスをも魅了します。オリジナルフェザーが水面で艶かしく動きバスを誘います。 ジャパンオリジナルの信頼性を忠実に再現できたこのPOPXはアングラー(釣り人)の想像をはるかに超えたフォルムとアクションを生みだしました。バスのボイル発生時は迷わずキャストしましょう。 http://www.megabass.co.jp/site/products/popx/

ラパラ CD9

プロも信頼するほどの、ラパラ CD9(カウントダウン)シリーズ。9はボディの長さ(9cm)で素材は天然のバルサ材で軽いのに強度はしっかりあり、救命具や飛行機の床材料として幅広く使われています。重さは12gと軽いですが、しっかり飛びます。 また、注目すべきは沈下姿勢にあります。安定した姿勢でフォールするのでじっくりバスにアピールできます。ソフトルアーでは食いが浅いときや、クランクベイトでは巻くスピードが速いときなどのに投げてみると効果があります。 http://rapala.co.jp/rapala_lures/cd.html

DAIWA シーバスハンターバイブ 70S

広範囲を探りたいときにおすすめなのがこのシーバスハンターバイブ 70Sです。超遅巻きでもしっかりとバイブレーションしてアピールします。また、名前が「シーバスハンターバイブ」でシーバスだけではなく、バス釣りにも大いに使用できるのでおすすめです。 音がしないサイレントタイプのため、しっかりバイブレーションさせてバスに威嚇しましょう。きっとバスも怒って口を使ってきます。 http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/sea_le/s-hunter_vib/index.html

DAIWA モアザン ソルトペンシルF

こちらは元祖「ペンシルベイト」とよばれるルアーです。このペンシルベイトはアングラー(釣り人)がアクションを加えると弱った小魚を演出してくれます。バスに餌を食べれるチャンスと思わせます。 誰でも簡単にアクションができるのでおすすめです。もはや、誰しもがリアルな小魚にしか見えないシルエットです。細身で食べやすいのでフッキングしやすく設計されています。 http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/sea_le/mt_saltpencil_f/index.html

ジャッカル デラクー

ジャッカルファンならご存知の、水野浩聡プロが岸釣りアングラー(釣り人)の気持ちになって開発したのがこのデラクー。使い方は、キャストして巻くだけ。とっても簡単です。重さは4分の1オンス~1オンスまで対応でき、その場の状況で使い分けできます。 注目すべきは後ろについているブレードです。キャストして巻いているときに光がブレードに反射してバスにアピールします。ただ巻くだけなのにこれほどよいアクションをしてくれるルアーは他にはみません。 http://www.jackall.co.jp/bass/products/lure/deracoup/

四季別釣れるルアーの選び方のポイント

春は手早く探せるルアー

春のバス釣りでの醍醐味として、プリスポーン(プリスポーニング)とよばれる一大イベントがあります。プリスポーン(プリスポーニング)とは、産卵をするための準備をする時期の状態になります。産卵は、浅場の底が固いところを好むため、産卵するベットを探したり、餌(栄養)をいっぱい貯えたくて、小魚、エビ、ミミズなどを頻繁に追いかけています。この時期は冬と比べると岸にバスが寄ってくるので釣りをするうえでチャンスとなります。 浅場を意識しているバスを狙って広範囲を探れる巻物系ルアーはバックに何種類か入れておきたいです。バイブレーション、クランクベイト、スピナーベイト、シャッド、ミノー、スイムベイトなどがあります。 シャッドとはミノーと似ていて、魚の形をしているのですが、ミノーよりもリップとよばれる部分が長く、より水をかきわけて潜ります。ただ巻いているだけでも十分よい動きをしてくれるのですが、ここぞというときにはアングラー(釣り人)がアクションを加えることによって、よりバスを引きつけます。春のバス釣りは豪快な引きを楽しめて自分の最大記録を更新できる時期です。

秋は広範囲を探せるルアー

秋は一年間のなかで一番といっていいほど快適に釣りができる季節です。基本的に広範囲に散らばっていてなかなか狙いどころがつかめません。しかし、広範囲に散らばっているということはどこのポイントでも釣れる可能性があるということです。 まだ夏の余韻が残っていれば夏のポイントを探ってみるのもよく、寒くなってきたと感じれば巻物系ルアーで広範囲を探ったりして、いろいろなルアーで、さまざまなことを試せる時期ですので自分のスキルアップのために経験を積める時期となります。

夏と冬はアピールする力の高いルアー

夏のバス釣りはなんといっても、とにかく暑いです。人間も暑さを避けようと涼しい場所や日陰を探します。バスも人間と同じで涼しい場所や、日陰を好むため必然的にポイントは絞れます。水面でのバスのバイトシーンが目で見れてとても興奮します。夏のバスは水面(上)を意識していますので水面アクションで誘ってみます。 冬のバス釣りは、一年間で一番釣れない時期といわれています。理由は寒くて深場でじっとしているからです。もちろん日中のあたたかい時間帯は浅場にあがってくるバスもいますが、動きが夏や秋に比べて遅いです。追ってきてもなかなかルアーに追いつかない場合は、アクションなどで止める工夫をしてみましょう。

状況に合ったルアーをいくつか持っておこう

ルアー選びはバス釣りにとって決して難しくありません。適材適所でルアーを選んで考え、失敗を改善していき、いろいろなルアーを使ってみれば、きっとベストなものがみつかります。 ルアーの知識や経験を重ねて、その場、そのときの状況をイメージしながらルアーを選択すれば結果はついてきます。春夏秋冬のバスの動きを理解して、自然に癒されながら、しっかりとマナーを守れば自分自身が最高に楽しめるでしょう。    

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