クロスバイク用ヘルメットの選び方のポイントとおすすめの商品

クロスバイク用ヘルメットの選び方のポイントとおすすめの商品

2018.02.27

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クロスバイクにヘルメットが必要な理由

万が一の事故で頭を衝撃から守るため

クロスバイクは「バイク」ではなく「自転車」に分類されます。法律では自転車に乗るときのヘルメット着用は義務付けられていないので、クロスバイクに乗る際にヘルメットを着用するか否かは、自分で決めることになります。ヘルメットを着用せずに、クロスバイクに乗っても違反行為ではありませんが、着用することで、万が一の事故の際、頭を衝撃から守ることができます。 自転車に乗っているときの事故では、地面や車のボディーに頭部を接触することが多く、頭部を損傷することで、死亡事故につながるリスクが増えます。ヘルメットを着用していれば助かった命もあります。死亡事故やケガから身を守るためにも、ヘルメットは着用することをおすすめします。

スピードが出やすいため

クロスバイクは、スポーツ自転車なので、一般的な自転車よりも走行スピードが速くなります。クロスバイクで走行するときの平均速度は時速20?程度といわれています。加速すれば、さらに早いスピードを出すこともできてしまいます。 車のスピードを比較すると遅く感じるかもしれませんが、クロスバイクの場合、車ほどの装備がありません。万が一、加速している状態で転倒や接触などの事故に遭ってしまうと、地面に頭部を強打する恐れがあります。ヘルメットがない状態で頭部を強打すると、死亡のリスクが高まります。自分が気を付けていても、接触事故や追突事故に巻き込まれる可能性は充分にあります。スピードが出ることを意識し、もしものときに自分の身を守る方法を考えましょう。

車の運転手へのアピール

道路交通法上、自転車は軽車両として扱われます。そのため、クロスバイクで走行する場合、歩道と車道の区別があるところは、原則として車道を走行しなければなりません。車道を走行することで、車に近い位置で、車との接触事故や追突事故の可能性が高くなります。 ヘルメットを着用していると、近くを走る車の運転手に対して、ルールを守る安全性への意識が高い自転車のライダーであることを伝えることができます。その意識があることをアピールすることで、車の運転手も安全性を意識した運転を心がけ、接触しないように気を付けてもらえる可能性があります。 また、夜間走行時には、ヘルメットのカラーなどで、前方に自転車が走行中であることをアピールすることができます。視界が悪くなる夜間は、車からは自転車の存在が見えづらく、事故が起きやすくなります。ヘルメットや洋服の色を明るくしたり、光沢のあるものを着用することで、車の運転手に存在をアピールしましょう。

直射日光から頭皮を守れる

クロスバイクを愛用する人は、一般的な自転車の利用者より、長距離を走行する傾向にあります。そのため、クロスバイクに乗っている時間は長くなります。日中、日差しの強いなかでヘルメットを着用していないままクロスバイクに乗っていると、頭皮は直射日光を浴び続け、大きなダメージを受けます。 頭皮が紫外線を浴びると、炎症を起こしやすくなり、皮膚も毛根も弱くなります。薄毛の原因にもつながるので、ヘルメットをかぶり、頭皮をダメージから守りましょう。ただし、ヘルメットを長時間着用し続けていると、ヘルメットの中が汗で蒸れてしまいます。蒸れも頭皮にはよくありません。通気性のいいヘルメットを選ぶことをおすすめします。

風による空気抵抗が減る

クロスバイクに乗る際の抵抗には大きく分けて3種類があります。1つはタイヤと路面の摩擦によって起きる路面抵抗、2つめがチェーンやギアなどが引き起こす機械抵抗、そして3つめが体や自転車が受ける空気抵抗です。この3つの抵抗のうち、一番大きいのが空気抵抗です。空気抵抗を少しでも抑えることで、走行速度を上げることができます。 ヘルメットには、風による空気抵抗を減らす機能の備わったエアロタイプという種類があります。ただし、エアロタイプのヘルメットを装着を着用しても、ある程度のスピードがでていないと空気抵抗を減らす機能は発揮されないので注意しましょう。

髪形の乱れが防げる

ヘルメットをかぶると髪形が乱れる、という理由でヘルメットの着用を敬遠する人もいるでしょう。たしかに、ヘルメットをかぶることで、髪形によっては崩れてしまうこともあるかもしれません。しかし、ヘルメットを着用していれば、ヘルメットに収まる髪型であることが条件にはなりますが、ヘルメットに守られているので必要以上に崩れることはありません。 ヘルメットをかぶらない状態でクロスバイクに乗ると、髪の毛は風を受けます。クロスバイクはスピードが出るので、想像以上に強い風を受けることになります。そのため、風の影響でヘルメットを着用しているとき以上に髪形が乱れることにつながります。ヘルメットをかぶった方が、予期せぬ髪形の乱れは防ぐことができるでしょう。

クロスバイク用ヘルメットの選び方のポイント

おしゃれで自分の好みに近いデザイン

自転車に乗るときにかぶるヘルメットというと、なんだかダサいというイメージを持っている人も多く、かぶった方が安全だと分かっているのに、ヘルメットをかぶりたくないという意見もよく耳にします。しかし、クロスバイク用のヘルメットには、ダサいというイメージを払拭するくらいおしゃれなものもたくさん発売されています。 いくら安全とはいえ、気に入らないデザインのヘルメットをかぶっていては、いい気分はしません。クロスバイク生活を楽しむためにも、ヘルメットは自分の好みに合ったおしゃれなデザインのものを選びましょう。持っているクロスバイクの色やデザインと似たものを選び、コーディネートしてみるのもひとつです。お気に入りのヘルメットで、クロスバイクに乗るときの気分を盛り上げましょう。

頭のサイズに合っている

ヘルメットを選ぶ際に重要になるのは「サイズ」です。靴を購入する際に、靴屋さんで試着して自分のサイズに合った靴を選ぶのと同じように、ヘルメットも試着をして、自分の頭のサイズにぴったりフィットするものを選びましょう。 ほとんどのメーカーのヘルメットにも、サイズを調整する機能はついていますが、正しいサイズを選んでいないと、転倒したときや、強い衝撃を受けたときにヘルメットが外れてしまうことがあります。自分の頭にジャストフィットするものか、フィットさせることができる機能がついたものを選ぶことをおすすめします。

長時間かぶっても負担のない軽さ

クロスバイクは長時間乗ることがあるので、その場合、必然的にヘルメットも長時間着用し続けることになります。長時間かぶると首に負担を感じるほど重いヘルメットでは、クロスバイクに長時間乗ることはできません。 短距離しか走行しない場合には、ヘルメットの重さで違いは感じにくいかもしれませんが、長距離を走行する場合には、少しでも軽い方が疲れが軽減されます。着用しても違和感を感じないほど軽いヘルメットもあります。長距離を走行したい人は特に、首や肩に疲れを感じない軽さのものを選びましょう。

汗をかいても蒸れにくい素材や形状

クロスバイクは、発汗量の多いスポーツです。風の中を走るので、あまり汗をかいている感覚を持たないかもしれませんが、体だけでなく、頭も汗をたっぷりかいています。ヘルメットをかぶると心配なのは、頭皮の汗や蒸れです。クロスバイク用のヘルメットは、長時間かぶることを想定して、いたるところに穴があいています。この空気穴を通じて、空気の出入りを促しています。 また、ヘルメットの内側も風が抜ける作りになっているものがあります。頭にかいた汗をそのままにしないためにも、少しでも通気性がよく、蒸れにくい素材や形状のものを選ぶとよいでしょう。

カラフルで目立つカラーリング

ヘルメットはダサい、というイメージを覆すように、クロスバイク用のヘルメットにはカラフルで目立つカラーリングのものがあります。おしゃれであることはもちろん、カラフルなカラーリングは、安全性を担保する意味ももっています。 カラフルなヘルメットは、クロスバイクと同様、車道を走る車に注意喚起を促す効果があります。転倒や事故の衝撃から頭を守るだけでなく、目立つことで車の運転手に存在をアピールし、事故を抑制することにつながります。黒いヘルメットを否定するわけでなありませんが、ビビットなカラーのヘルメットで自分の存在を大いにアピールしましょう。

JCF公認で安全基準が満たされている

「JCF」は、日本自転車競技連盟(JAPAN CYCLING FEDERATION)のことで、日本における自転車競技界を統括しす公益財団法人です。JCFが公認しているヘルメットは、自転車競技の安全と競技としての特質を考慮して、自転車競技連盟および加盟団体の主管する自転車競技大会に使用が認められたものです。 JCFの公認を受けるには、安全基準におけるさまざまな条件があります。その条件をすべてクリアして公認を受けることができます。少しでも安全性の高いヘルメットを選びたいと考える場合には、JCFの公認を受けている、安全基準が満たされたヘルメットをおすすめします。

あまりにも価格が安いものは避ける

ヘルメットにかけることがでくる予算には限りがあるかもしれませんが、あまりにも価格が安いものは避けた方がいいでしょう。クロスバイク用に発売されているヘルメットの大半が、安全性には考慮して作られていますし、高ければ高いほど安全というわけではありません。価格が良心的なヘルメットでも丈夫なものはあります。 しかし、あまりにも安いヘルメットでは安全保障がないケースがあります。命を守る目的もあって着用するアイテムですので、JCF公認あるいはJCF推奨ヘルメットがおすすめです。また、JCF推奨ヘルメットに選ばれるために必要なSG、CE、CPSCマークがあれば、安全基準をクリアした安全な製品だといえます。価格が安い場合には、安全基準をクリアしているかどうかを確認してみましょう。

クロスバイク通勤におすすめのヘルメット

IZUMIYA 自転車用ヘルメット

IZUMIYAの大人用の自転車用ヘルメットは、スポーツカーを意識した美しい流線型で、空気抵抗を抑えたモデルです。重さは約200グラムと超軽量で、長時間装着していても重みをほとんど感じないほどです。アジャスターダイヤルで、頭囲(頭囲54-62cm)に合わせて調節可能なので、ジュニアから大人~シニアまで、幅広い年代で使うことができます。 前頭部・側頭部・頭頂部・後頭部・合わせて18個の通気孔付きなので、さまざまな角度から風を通してムレにくい設計になっています。内側とバックルには柔らかなクッションが付いているので、肌あたりが柔らかく、付け心地は快適です。 JCF公認なので、安全性の基準が満たされており、サイクリング、街乗り、自転車通勤はもちろん、スケボーやスケートなど、多様なアウトドアスポーツシーンで活躍してくれるヘルメットです。

Karmar ASMA サイクリングヘルメット

Karmar(カーマー)は、欧米人に比べて前後に短く横幅が広いというアジア人の頭の特徴を踏まえて、アジア人が最適なフィットを感じられるよう、見た目もスマートになるシェルデザインを追求したヘルメットブランドです。 ダイアルで上下にも微調整できるリアホールドシステムや、前面の空気孔からの紫外線や異物侵入をカットするUVカットライニングなどを備えています。ダブルシェル構造で、20個の通気孔からは風が積極的に取り込まれるため、熱が通り逃げしやすく、通高い通気性が保たれます。 そんなKarmarの「ASMA サイクリングヘルメット」は、JCFの公認を受けているだけでなく、厳格な安全規格で知られている欧州のCE規格もクリアしているので、高い安全性が認められています。

OGKKABUTO GAIA-R

多くのサイクリストを魅了した「GAIA」のリニューアル版として発売された「GAIR-R」は、GAIAの頭を守る機能は残したまま、大幅に軽量化されたヘルメットです。ダイヤル多段階による長さ調整、かつ4段階の高さ調整が可能な新型のアジャスターシステムである「XF-3アジャスター」を搭載することで、軽量化を実現しました。 エアインテークからの虫の侵入防止を主な目的として採用したA.I.ネットは、メッシュネットとクッションパッドのハイブリッド構造で、頭全体を包み込むので、フィッティング重視を求める方にも最適です。 飽きの来ないストレートな造形デザインを利用した、新たなグラフィックラインなどを加えたGAIA-Rは、サイズはM/LとXL/XXLの2サイズ展開。これまで通常のヘルメットサイズでは入りきらなかった頭周サイズの人にも高い割合でフィットすることでしょう。

ヘルメットで安全なバイクライフを送ろう

ヘルメットを着用することで、守ることのできる命があります。自分が気を付けていても、事故に巻き込まれてしまうことがあります。万が一のときにヘルメットを着用しているだけで、死亡事故やケガを防ぐことができる可能性があります。 スピードを出して走行することの多いクロスバイクは、常に危険と隣り合わせであることを意識しましょう。そして、ヘルメットをかぶることで、安全なクロスバイクライフを楽しみましょう。

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