バギーの楽しみ方。かかる費用を理解して趣味を増やしましょう

バギーの楽しみ方。かかる費用を理解して趣味を増やしましょう

2018.02.27

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四輪バギーの特徴と基礎情報

原動機付の小型車両

四輪バギーは、ATVと呼ばれています。ATVとは、All Terrain Vehicleの略で、英語で全地形対応車を略した言葉です。そのため、さまざまな地形を進むことができる原動機付きの小型車両のことを指しています。 米国規格協会の定義では、全幅50インチ以下、重量600ポンド以下のサイズです。そして、低圧タイヤを装着し、跨座式シートと棒形ハンドルで操縦される車両とされています。日本では、バギーや四輪バギーと呼ばれ、海外ではクアッドやクアッドバイクとも言われています。 原付の四輪車のような形なので、二輪が安定感が取りづらかったり、転倒するのが怖かったりする場合に乗ってもよいでしょう。

海外ではクアッドと呼ばれている

クアッドの意味として、「4つの」や、「4倍の」などの意味があります。そのため、4輪のバイクとして、クアッドバイクと呼ばれるようになりました。海外では、パフォーマンスとして人の上を飛ぶなども流行っています。危険なので、真似するのはやめましょう。 また、さまざまな地形を走ることができるので、自衛隊などにも使われているところもあります。私有地では、免許を持つことの義務がないため、私有地で子供から大人まで楽しんでいる人もいるようです。 そのため、海外の観光スポットには、バギーの楽しめる施設が充実していたり、自然の中に走行できる場所を作ったり、さまざまな工夫がされています。海外の地形を楽しむことも一つの楽しみですね。

車体構成はオートバイに類似している

車体構成としては、オードバイと似ています。オートバイを丈夫にしたようなイメージです。ハンドルやシートなどの乗車装置がオートバイと同様の構造であるので、乗車姿勢もオートバイに似ています。 三輪が主流だった頃もありましたが、転倒事故が続出してアメリカで訴訟問題に発展したことをきっかけに四輪のバギーが増えています。車のように屋根が付いているわけでもなく、エンジンが車体におさまっている訳でもありません。 アクセルに関しては、右手のグリップのところに、親指でレバーを押すタイプのものが主流になっていて、簡単に操作することができます。ブレーキは、レバーとフットの二つが付いています。 部品が全て外にむき出しなので、改造もしやすいです。自分オリジナルに改造して、世界に一つだけのバギーを作るなんてことも憧れですね。

変速操作がついている

変速操作は、ペダルでできるものや、ハンドレバーでできるもの、オートマ車のように無段変速機が付いているものがあります。ペダルでできるものは、二輪車のマニュアル車のようにややこしいものではなく、簡単にできます。 大体のバギーが5段階になっていて、一回踏むとカチッと一速ずつ上がっていくシステムになっています。一番上が、最も速く走れるようになっているので、踏み続ければロウにも戻るので、わからなくなったら何回か踏めば元に戻ります。 無段変速機は、スピードに合わせて勝手に変速してくれるので、シフトチェンジが苦手な人でも楽しんで乗ることができます。バギー初心者の方には、おすすめです。

スポーツ型とユーティリティ型に分けられる

バギーは、大きく分けてスポーツ型とユーティリティ型に分けられます。スポーツ型は、主にモトクロスやラリーレイドなどの競技に用いられる車種として作られ、ダカール・ラリーなどの国際競技への登録や、出場が可能な車種もあります。 ほとんどのバギーがリアの二輪を駆動し、作動装置を持たない作りです。レジャー用に排気量50ccのエンジンを搭載した車種も増えています。ユーティリティ型は、農林業で荷物を運んだり、移動手段として広く利用されています。 牧場で家畜を追う際に用いられたり、レジャーに用いられたりすることもあります。四輪駆動の車種の他に、より多くの荷物を載せるために積載能力の高い六輪の物や水陸両用などの特殊な構造のものなどがあります。

日本では運転に年齢制限を設けている

私有地などの限定された敷地内では、運転免許や年齢制限などの運転資格は特に必要ではなく、アメリカでは一定の条件を満たせば16歳以下の子供でも公有地を運転することが許可される州もあるほどです。 日本では、バギーを体験操縦できる施設や、競技組織では年齢制限を設けています。メーカーによっては車種ごとに対象年齢を指定しているものもあります。ほとんどが16歳以上などがありますが、12歳以上のものもあり、大人が見ていればよいなどの特約付きのものまで幅広いです。 年齢に関係なく、危険予測や交通ルールを守る勉強はしておきましょう。自分の身を守ることにつながりますね。

価格は50?で30万円前後

価格は、新車で基本的に50ccで30万円前後が相場です。中古では、10万円前後で購入できるものもありますし、ピンからキリまであります。新車は、オプションが付いていたり、保証が付いていたり、手厚いところがほとんどです。 中古だと保証が付いていなかったり、前の人の乗り方の癖があるなどのリスクがあり、そういったリスクがあった時に対応することが難しい時は、新しいものを購入しましょう。中古でも前のオーナーが改造するのが好きでやっていた場合は、上出来なものも市場には出回っています。

ヤマハのバギーは現在生産されていない

ヤマハのバギーは現在生産されていません。ヤマハのATVは、生産台数が2000年8月28日の四輪バギー車YFM660Rの生産で、生産累計200万台を達成し、記念式典を行っているほどです。 生産をやめた理由としては、景気が悪くなり、二輪を主に行っているヤマハとしては、AVTまで手が回らなくなったためです。その代わりと言ってはなんですが、ヤマハの二輪人気は衰えませんね。

四輪バギーの魅力

悪路を走ることに特化している

悪路を走る車などをオフロード車と言いますが、バギーもオフロード車に含まれます。オフロードとは、舗装されている道路以外の場所を車両で通行する場合にその場所のことを指しています。 どんな道を言うかというと、舗装されていない林道から自然のままの地形までと幅広いです。オフロードを走行することをクロスカントリーと呼ぶ場合もあり、これと対比して、舗装された道路はオンロードと呼びます。 悪路を走ることは、危険なことですが、慣れてくるとバギーで走ることが楽しいと感じる人も多くいます。スリルがほしい人には特におすすめです。海外では、崖が何個も連なっているところを走る人もいるほどです。 あくまで無理をすると怪我や事故の原因になるので、リスクを回避できるように最初は学びましょう。

自然を走る爽快感がある

山道や、でこぼこの道などを走ることもできるので、自然を走る爽快感があります。自然を走ることで、車体自体が跳ねたり、障害物を交わしたり、冒険心をくすぐりますね。 ある程度の水なら走れるものもあるので、山の中で浅い川を渡れるものあり、楽しめるでしょう。あまりに激しい動きがある場合、転倒する可能性もあるので、少しずつ感覚をつかみ事故がないように気をつけましょう。 また、夏の暑い季節は、森林などは涼しく風が吹いているところが多いので、涼むためにバギーに乗って行くのも楽しみの一つですね。

操作が簡単で覚えやすい

操作は非常に簡単なので覚えやすいです。ハンドルは、バイクや自転車と同じ形のハンドルなので、左右に動かすことで行います。エンジンは、ハンドルの真ん中に鍵を挿す部分があるので鍵を回します。 アクセルは、右手の部分にあり、グリップを握ることでスピードが出て、ブレーキはハンドとフット両方にあります。シフトがあるものも無いものもありますが、バイクよりも簡単に操作できるようになっているため、乗りやすいです。 シフトは、バイクと違い足と手両方でやるものではなく、足のみで行うことができます。クラッチが苦手な人でも問題なく楽しむことができます。

季節を通して楽しめる

雪上でも走れるものまであり、季節を通して楽しめます。夏は、水に強いバギーで浅い川を走ってみたり、春先や秋口は、紅葉など、自然の景色を楽しみながら走らせることができるのです。 自然の中を走らせることができるため、その時期に合わせた楽しみ方を見つけることができ、毎シーズン楽しみ方が変わります。ドライブなどで、景色に飽きてしまうなんて経験がある方は、特におすすめです。季節ごとに季節を楽しむことに抵抗がなければ、バギーでのドライブは新鮮なものになることでしょう。

リアキャリアに荷物を積むことができる

リアにキャリアがついているため、荷物を積むことができます。そのため、荷物を運ぶ用途で、使う人もいます。畑や山の中での作業を行う人では、キャリアとして使う方もいるため、さまざまな場で活躍しています。 雪の日や地盤が悪いところで歩きにくいところなどに使うことも可能。荷物を積むことを活かした使い方ができるということです。悪路を重い荷物を持ち歩くのはとても大変なので、仕事の能率を上げるために使ってもよいでしょう。

女性や子供でも楽しめる

バイクと違い安定感があるため、女性や子供でも楽しめます。バギーには年齢制限があるので、年齢制限に応じて使用しましょう。バギー用に道が作られていて、走れるようになっている場所などもあり、楽しみやすくなっています。 急斜面で段差が多くある場所などは、横転してしまう可能性があるため、気をつけて走行しましょう。ゆっくり進めば横転する可能性は減りますが、スピードを出していると、横転する可能性は高くなります。

車ではできない走行ができる

前輪タイヤを上げて走るウィリーや、片輪走行をすることが可能です。競技として、行っているところもあります。やりすぎると、転倒や横転などの可能性があるので、注意して行わなければなりませんが、楽しみとして行えます。 車の運転が好きで、ドリフトなどを経験したことがある人や、バイクの運転が好きでよく走っている人などは、特にはまりやすいものとも言えます。また、バイクや車でのパフォーマンスに挑戦するのが怖い人は、バギーで挑戦してみるのもよいでしょう。

部品のカスタマイズが可能

バギーの部品は、カスタマイズすることができるため、自分が好きなようにいじることができます。そのため、デザインもカッコよく自分らしくすることができる点も楽しみの一つです。 また、走りたい場所によって、部品を変えたりすることもできるため、自分が走りたい地形に合わせてカスタマイズすることで、走れる場所の幅も広がるため楽しめる範囲も広がります。飽きてきたら、違うデザインや性能にするとさらに楽しめることでしょう。

四輪バギーを選ぶ時のポイント

購入前に試乗させてもらう

バギーによって、乗り心地やスピードの出方などが違います。試乗することで自分がどの大きさが運転しやすいのかや、タイヤのサイズや太さが楽しめるのかなどが出てきます。試乗することによって、乗った感じがわかります。 出しているメーカーによっても、エンジンの音や、スピード感、アクセルの雰囲気、ブレーキの軽さなど、細かな部分が違います。乗らなければわからないことがたくさんあるので、試乗できるところでは積極的に試乗しましょう。

始動の簡単なセルスターター付き

セルスターターとは、セルモーターとも言います。カギを差したり、スタートボタンを押したりすると、エンジンが回る音がしますが、その音を出している部品のことです。要するに、エンジンをスタートさせるときに使用するモーターのことです。 正式には、セルフスターターモーターといい、自身でスタートを行うモーターというような意味になります。何もエネルギーがないところから動力を起こし、エンジンを動かすのです。セルモーターがなかった頃の古い車は、エンジンをかけるために専用のレバーを手で回してエンジンをかけていたため、セルスターターが付いているとよいです。

前後にサスペンションがついている

サスペンションが付いていることによって、車体への負担が減ります。サスペンションは、自動車の基本動作である、走行、右左折、停止の性能を高めてくれるパーツです。 サスペンションは、バネになっている部分だけがサスペンションだと思われがちですが、バネの先の丸い部分までがサスペンションに含まれます。サスペンションがあるのとないのでは、衝撃の度合いが違うので、凹凸が多い道を進む場合は、特にサスペンションは大切です。

車体のサイズを確認する

バギーの中でも車体のサイズが違います。車幅が広いものから狭いもの、長さが長いものから短いもの、タイヤが大きいものから小さいものまで、さまざまあります。タイヤは、大きくて太いものを選ぶと、凹凸の道を走った際に安定感が出つつもスリルを味わえます。 小さいものでは、小回りが利くため、パフォーマンスとして行うこともでき、車体の大きさによってできることがさまざまです。自分の体型と、用途にあったものを選び、バギーを楽しみましょう。

アフターサービスが受けられるか確認

新車でバギーを買う場合、保証などのアフターサービスが受けられるものが多くあります。いろいろな道を走るため、故障したときのためにすぐに対応してくれることが大切です。 中古だとアフターサービスが付いていないものがほとんどですが、新車だと多くあります。そのため、アフターサービスの内容も変わってくるため、アフターサービスの範囲も把握しておくことが大切です。選ぶ際のポイントとして、アフターサービスも視野に入れましょう。

中古の場合は年式や走行距離を確認する

中古の場合は、年式や走行距離を確認しましょう。年式が古いと、それだけエンジンも古いため、痛んでいます。エンジンを載せ替えていれば、エンジンに関しての問題はありませんが、車体のサビや腐食がないかなども見ておくとよいです。 走行距離は、改ざんをしていなければ見ると一つの目安になります。エンジンは、走行距離によって、どれだけ痛んでいるかが大体わかるので、どれだけ走ったかが重要なのです。そのため、走行距離は、車体の痛みに間接的に関係しています。

中国製のものはなるべく避ける

中国製のものは、日本製に比べて、作り方が雑です。できる限り中国製のものは避けましょう。作りが雑なため、壊れやすく、不良品が多いのです。材料も適合していないものをはめてしまったりしている場合があるため、エンジンが煙を吹くこともあります。 できる限り国産のものを選ぶようにし、万が一他の国のものを乗るのであれば、晴れた日を選んだり、子供も雨具を着せるなどの工夫をきたしましょう。中国製に対する日本の対応もはっきりしていますが、はっきりしていることでうまくいくこともあります。

公道走行が可能なバギーの条件

エンジンの排気量が50?以下

公道走行が可能なバギーは、ミニカー登録ができるバギーです。そのため、エンジンの排気量が50cc以下になります。ミニカーとは、道路交通法では普通自動車と同じ扱いで、道路運送車両法では第1種原動機付自転車として扱われます。 自動車扱いのため、ヘルメットの着用義務もありません。原付の最高速30?/hの制限は解除され、二段階右折もないのです。ミニカー登録をする条件として、排気量が50cc以下であることや、車室の有無を問わず輪距が500mmを越える3輪又は、4輪車か、車室を有し輪距が500mm以下の3輪又は4輪車であることが条件とされています。

保安装置が装備されている

保安装置であるブレーキランプやウインカー、ヘッドライトがついていることも条件になります。保安装置が付いていないと、周りの車への合図ができないため、走行する際に大変危険な状況になってしまいます。 自分自身を守るためにも、必ず保安装置が装備されているもので乗りましょう。また、中古で購入する場合は、保安装置が壊れている場合もあるので、買う前に確認し壊れていたら直してから乗るようにしましょう。

バギーを運転する時のルール

道路交通法では普通車扱いになる

バギーは、道路交通法では普通車扱いになるため、普通自動車免許が必要になります。原付の免許では運転できません。原付は税金が1000円ですが、ミニカーは2500円になるので、やや高くなります。 制限速度に関しては、60?/hです。普通車扱いではありますが、自動車の普通車よりも縛りが強いため、安全に走行するためにも確認しておきましょう。普通車扱いにはなりますが、できないことも多いのです。

普通免許とナンバープレートの取得が必要

バギーは、普通免許とナンバープレートの取得が必要になります。ナンバープレートは、水色のナンバーになり、市区町村役場で第1種原付自転車ミニカーで登録可能になります。ナンバープレートを取得することで公道を走ることができます。 ヤマハATVは、ナンバープレートの取得ができないため公道を走ることができません。車種によってナンバープレートを取得できず公道を走れないものもあるので、公道を走る目的で購入する場合は、ナンバープレートが取得できるか確認しましょう。

自賠責と任意保険への加入が必要

自賠責保険は、必ず入らなければいけないので加入します。値段は原付と同じです。任意保険に関しては、任意なので、何かあったときのために備えたい方は、加入しましょう。加入する際に、任意保険でのバギーの扱いは原付と一緒になるため、自動車よりは安くなります。 車体に保証を付けられる任意保険もあるので、車体価格が高いバギーを買う場合などは、あとあと何かあった時に高額な修理でも保険でまかなえる場合がありますよ。

安全のためにヘルメットをかぶる

ヘルメットをかぶることは義務付けられてはいませんが、安全のために推奨されています。バイクのように身体が露出しているので、転倒や衝突など危険な場面命にかかわることもあります。できればヘルメットをかぶりましょう。 ヘルメットは、対応しているエンジンのサイズがあるので、大きさを見る必要があります。ミニカー登録の50cc以下であれば、原付対応のものと同じで大丈夫です。 ジェットタイプのヘルメットは、内装生地が吸水性・吸湿性に優れているので被り心地がよく、内装の洗濯も可能なものが多くあります。ヘルメットは、蒸れがちですが洗えるものなら綺麗に保つことができますね。

公道での二人乗りは禁止されている

ミニカー登録自体が一人乗りでの登録になります。そのため、公道を二人乗りすることは禁止されています。公道以外の場所を走る場合は、自己責任になるので、自分たちの責任下で行いましょう。 原付の二人乗りも禁止されていますが、バギーも一緒です。公道でのマナーは自分の身を守ることにつながるので、危険運転にならないように決められたことは守りましょう。ルールを守ることが、自分自身を守ることにつながることもありますよ。

車検や車庫証明の必要はなし

車検や車庫証明に関しては、原付と同じ扱いになるため、車検や車庫証明はいりません。250cc以下のバイクも車検や車庫証明は必要ありません。そのため、車庫証明がないと購入できないなどのトラブルにはなりません。 駐車場がなければ、先に駐車場を契約して車庫証明をとったりなどの手間やお金をかける必要がないのです。そのため、購入の際の労力は車と比べると少ないとも言えます。車庫証明は必要ありませんが、保管する場所は必要なので、買う前にどこに置くかを決めておきましょう。

運転するには普通免許が必要

バギーを運転する際に、公道を走るときのみ普通免許が必要になります。公道以外の道は、自己責任であり、免許の必要はありません。そのため、バギーを貸し出して遊べる場所や、山の中などバギーを誰でも楽しめるところもあります。 私有地で使うために免許はいらないため、農業の荷物の運搬や、凸凹な道を進むための手段などとして使っている方も多くいます。色々な道を走るから楽しめる乗り物でもあるので、バギーの楽しさを最大限出すには、いろいろなタイプの道を走らせると楽しめますね。

最高法定速度は60?

原付の法定速度は30?ですが、ミニカー登録のバギーの法定速度は60?です。そのため、一般道は走ることができますが、高速道路や自動車専用道路の走行はできません。また、ミニカー登録は、原付と同じ50cc以下でしているため、原付よりも車体が重いバギーはスピードが出にくいです。 そのため、まっすぐで平地なら60?でるものも多いですが、上り坂や馬力が必要な道に関しては、スピードが出ません。原付よりも出なくなる場合もあります。同じ50cc以下でも自分の用途に合わせて選び、自分にあったエンジンの大きさを選びましょう。 実際60?出にくいので、一般車両と走っていたら『自分が遅いかもしれない』と思うことも多々あると思います。道を選ぶことはとても大切です。

高速道路の走行はできない

最高法定速度が60?のため、高速道路の走行はできません。高速道路の法定速度は、80?のためです。近年では、高速道路に間違って入ってしまったなどのトラブルも多くあるので、自分の乗っている乗り物が走っていい場所をしっかりと把握しておきましょう。 高速道路に間違って乗ってしまっては、大変危険な事態になりかねません。間違っても乗らないように気をつけましょう。最近では、高速道路の逆走なども話題になりがちですが、公道を走るのであれば、標識などを見逃さないように心がけることが事故防止につながります。 自動車専用道路なども走行できない場合があるので、自分が買いたい車種がどこまでできるのかを把握しましょう。把握しておかないと、楽しめることを知らずに終わってしまったり、逆に把握しておくとで最大限に楽しむことができますよ。

初心者は初心者マークが必要

普通免許を取りたてで初心者の場合は、バギーにも初心者マークを張らなければなりません。初心者マークは、周りに運転が慣れてないことをアピールし、周りにも気をつけてもらえるように示すものなので、とても大事なものです。 運転に慣れていない間は必ず初心者マークをつけましょう。初心者マークをつける義務があるのは一年間です。この期間は必ずつけるようにします。その後も運転が心配であれば、継続してつけていることも問題はありません。 初心者マークは決して恥ずかいいものではありません。最初から何でもできる人はいないのと同じで、これから頑張る人のためのアピールするためのものでもあります。早く一人前になるために技術をあげましょう。

シートベルトの着用義務はなし

普通車扱いではないので、シートベルトの着用義務はありません。そのため、バギー自体シートベルトを設計に組み込んでいません。シートベルトは、普通自動車では必須ですがバギーでは必須ではないので、ついていなくて問題ありません。 シートベルトがない分、事故が起きたときには危険が多くあるので、転倒や追突などは特に気をつけましょう。体が放り出されて怪我をしてしまう原因になってしまいます。ヘルメットの着用義務もないので、危険の可能性が高いということを頭に入れておきましょう。

公道走行におすすめの四輪バギー

DF 50?バギーX1412W

高性能な4ストロークエンジンを搭載しています。4ストロークエンジンは、走行に安定性があり、乗りやすくなっています。排気量は、48ccなのでミニカー登録が可能です。燃料はガソリンで燃料タンク容量は、約6.7L入ります。 車両寸法としては、全長約195cm、全幅約115cm、シート高約75cm。購入前に、この大きさでも停めておける場所を確保しておきましょう。

DF 50?バギーX1412W

運転を楽しめる変速ギアを搭載しています。オートマとは違い、道の形状に合わせた走行でギアを変えることによって、パワーの調整を行い走行を楽しむことができます。マニュアル車ならではの楽しみ方。 急な坂道や、下り坂、アップダウンの激しい道などは、特に変速ギアがあると走行に強弱が出てバギーの良さを一層楽しめるでしょう。

公道走行できないバギーの活用方法

バギー専用のコースを走らせる

バギー専用のコースとして、道を作っているところもあり、バギーを楽しむことができます。場所によっては免許がいらないところもあるので、バギーに年齢制限がなければ子供でも楽しめるところもあります。 バギー専用のコースで、バギーを貸し出していて乗ることができるところもあるので、バギーがどんなものかわからず、購入を迷った場合は、バギーを乗せてくれるところで体験するのもよいでしょう。 バギー専用のコースは、競技用などになっているところもあり、バギーの良さを最大限に出せる道をデザインしているところもあるので、行ってみても楽しいですね。

森林や悪路走行に使用する

森林や、山道などの私有地がある場合は、自分の責任下でバギーを走行させることができます。山の中で農業を営んでいる方や、自分の山や森林を持っている方などは、歩いて目的の場所まで行くことが大変で、その交通手段としてバギーを使う場合があります。 バギーは四駆でタフな面もあるので、こういった場合に重宝します。若い頃は歩いて行けていた道も、年齢とともに難しくなってきたときに活用している方もいらっしゃいます。また、スリルを味わうためにさまざまな悪路を選んで楽しむ方法も。転倒に注意しながら楽しみましょう。

重いものを運搬する

バギーは、荷物を置くところが大きいものもあるので、悪路やアップダウンが激しく、歩いて行くには大変な場合などに使うことも便利です。農業で広い範囲にわたって重いものを持たねければならない場合など、重いものを運搬するのに重宝します。 悪路に強く荷台が大きいバギーもたくさんあるので、用途にあったものを選ぶようにすることで、バギーを最大限に使うことができます。 重いものを持っている上に、道も凸凹としていたら体力的にも大変になってきます。バギーのような乗り物があることを知り、自分の私生活で活かすとよいですね。

乗用の玩具として扱う

さまざまな道を楽しむための常用の玩具として楽しむことができます。バイクでは、転倒することが怖い方でも、四輪の方が安定感が取れるため、跳ねたり、急な山道やガタガタと地盤の悪い道を楽しんだり、多くの道を楽しむことができます。 スリルを味わうための玩具として使うことも楽しみの一つ。アトラクション感覚で楽しむこともできるので、走れるところがあるのであれば、さまざまな楽しみ方を見つけられるでしょう。 大きい玩具なので、子供と一緒に楽しみ、子供はすごく喜ぶ場合が多いです。車よりは危険が少ないので、大人の管理下で遊んでもよいでしょう。

牧場で家畜を追う際に用いる

牧場で、家畜を追う際に用いている人もいます。敷地が広く、アップダウンが激しい道などは、歩いて家畜を追うのが大変です。家畜は、量も多く力が強く大変な種類もいます。そのため、バギーを使って家畜を追うことで、効率よくできるということです。 バギーは、比較的運転も簡単なので、家畜を追いながらでも運転しやすいです。スピードもそんなに出ないため、万が一家畜に当たったとしても家畜の方が力が強い場合などが多いことも家畜を追う際に用いられている理由の一つです。 家畜は、牛や豚、羊などがいますが、集団行動をするため、一番偉い身分の1頭を追うことで、その他の動物も付いてくる習性になっています。そのため、家畜を追うには1頭にターゲットを絞り追いかけることがよいのです。

バギーに乗って自然を満喫しよう

バギーは、自然の中を走ることができるので、四季に合わせた楽しみ方ができます。春先の草花がきれいな季節から、夏の暑い季節での川遊びや、秋の紅葉、冬の雪など、季節に応じた楽しみ方があります。 急な道や凸凹な道、ある程度でしたら水に入っていても大丈夫なものなどさまざまあるので、自分が楽しみたい場所を見つけて、自然を満喫しましょう。スピードは出ませんが、車と違い色々な道を走ることができるので、スリルを味わうこともできますよ。 バギーの使い方は、運転して走りたいなどの楽しみや、実用面での荷物を運ぶことや、いろいろな道を走ってみたい、など好きなようにやることもとても大切なことです。趣味を極めて、楽しめる方法を探していきましょう。

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